2023年 バルト三国＋北欧 (22 days) =DAY 2= ～part 2: タリン～

2023/04/19 - 2023/04/19

・4月18日：名古屋 ⇒ ソウル＋水原
・4月19日：ソウル⇒ヘルシンキ⇒タリン
・4月19日～21日：タリン
・4月21日：タリン ⇒ リガ
・4月21日～23日：リガ
・4月23日：リガ ⇒ シャウレイ
・4月24日：シャウレイ ⇒ カウナス
・4月25日：カウナス ⇒ ヴィリニュス
・4月25日～27日：ヴィリニュス
・4月27日：ヴィリニュス ⇒ ベルゲン
・4月28日：ベルゲン ⇒ ソグネフィヨルド ⇒ オスロ
・4月28日～30日：オスロ
・4月30日：オスロ ⇒ フェリー泊
・5月1日：フェリー泊 ⇒ コペンハーゲン
・5月1日～3日：コペンハーゲン
・5月3日：コペンハーゲン ⇒ マルメ ⇒ ヨーテボリ
・5月4日：ヨーテボリ ⇒ ストックホルム
・5月4日～6日：ストックホルム
・5月6日：ストックホルム ⇒ フェリー泊
・5月7日：フェリー泊 ⇒ ヘルシンキ
・5月8日：ヘルシンキ ⇒ ソウル
・5月9日：ソウル ⇒ 名古屋

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日の前半、ヘルシンキ編はこちら・・・
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11850807

ヘルシンキから乗船した船は14:00定刻にタリンへ到着。

タリンク シリヤ ライン 船系

人生初のクルーズ旅行を終えて、バルト三国の旅がスタート！

タリン港 船系

反対のターミナルには同じタリンク社の別の豪華客船が停泊していた。

側に目の錯覚を利用した橋が架かっていて、新手の歓迎を受けた。
ターミナルから見た時は斜めに曲がっているのか？と思いきや・・・

・・・まっすぐでした。その橋梁の上部がおろし金のようになっているのだが・・・

・・・照明だった。

14:30にホテルへ到着。

ノルディック ホテル フォーラム ホテル

船のターミナルからは徒歩10分くらい。

ホテルのロビー。

チェックインを済ませ7階へ。エレベーターを降りるとオシャレな空間が広がる。

とりあえず2日分たまっていたメールを処理。

エレベーターを降りたところ同じく丸い鏡。

シャワールームもいろんな意味で〇。

部屋から見える景色。

遠くに聖オラフ教会が見える。

ホテルを出る前に8階へ向かう。

ホテルのジム、プール、サウナをチェック。お客がいなかったので写真も撮らせてくれた。

帰ってきて元気があれば行ってみたいと思える景色の良いプール。

奥の方にはジャグジーも付いている。

ホテルの前にはトラムが走っており、このレトロな感じの車体は素敵！

17:12にヴィル門到着。夕方ということで逆光。

14世紀に建設されたタリン旧市街を囲むトームペア城の城壁の一部で、新市街と旧市街をつなぐ門でもある。

ヴィル門 建造物

タリン市内のいたるところにこのようなボードがあり、それぞれの観光名所に関する説明書きがされている。

日の当たり方によって印影がはっきり分かれた門。

旧市街側からは順光で撮影が可能。

塔の上には1684年と記された風見鶏変わりの板が設置されている。

世界遺産に登録された旧市街を城壁に沿って歩く。

雰囲気としてはフランスのカルカソンヌではなく、ドイツのローテンブルクに似ている。

パステルからの外壁の上に城壁がある素敵な街並み。

ローテンブルクに似ているなと思った理由の1つがこのような看板。

また外壁には十字架や番地を示していると思われる数字が埋め込まれている。

またとても雰囲気の良い小道もあるが・・・

・・・残念ながらゲートが閉じられていて入れない。

散策していると先ほどゲートで閉じられていたのと同じような小道を発見！

こちらもやはり、とても雰囲気が良く、トンネルを抜けると・・・

・・・ザ・ヨーロッパの田舎！な小道が伸びている。

聖カタリーナ通り 散歩・街歩き

ドミニコ修道院とカタリーナ・ギルドの間に通る小道で聖カタリーナの小径と呼ばれているらしい。

通り沿いの壁には巨大な石が並べられている。

何かと思ったら、近くにこのプレートがあり、墓石だということがわかった。

通りに並ぶ墓石は、1303～1503年のものと先ほどのプレートには書かれている。

小道を抜けると修道院の入口があるが閉まっていた。

ドミニコ修道院 博物館・美術館・ギャラリー

こちらにもプレートがあり、修道院に関しる記述がある。

少し大きな通りに出た。

旧市庁舎のあるラエコヤ広場に17:30到着。
広場の北東にあるのがこちらの薬局。

市議会薬局 史跡・遺跡

1422年には既に存在していたヨーロッパでも最古の薬局の1つ。

そしてこちらがタリン旧市庁舎。

タリン旧市庁舎 史跡・遺跡

旧市庁舎の西側の尖塔のてっぺんには1996年の旗を右手に持った人形・トーマスおじいさんがある。

一方で東側の屋根のてっぺんには熊が支える装飾が施されている。

1404年に増築された北欧で現存するゴシック様式の市庁舎。

ヨーロッパ各地で見られる市庁舎を中心としたタイプの広場。

ラエコヤ広場 広場・公園

パステルカラーの建物が並んでいるのも4年振りのヨーロッパを感じさせてくれる。

ピック・ヤルク門を抜けて丘の上へと向かう。

下から見上げるピック・ヤルク通り。

ピック ヤルク通り 旧市街・古い町並み

上から見たピック・ヤルク通り。両側を壁に囲まれた石畳、これもまたヨーロッパ！

雨どいが長靴になっている。

坂の向こうに玉ねぎ型の建物が見えてきた！

1300年代の建築物があるのでこちらもさぞ古いのかと思いきや、1901年に作られたロシア正教の教会。

その名はアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。

アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

入口正面上部には金色のモザイク画。

更にその上部にも金色のモザイク画。

そして3つの玉ねぎ型のドームとロシア正教の十字架。

17:50トームペア城到着。思っていたよりかなり小さい。

トームペア城 城・宮殿

トームペア城は現エストニアの国会議事堂でもあり、国旗が掲揚されている。
そして下部には3匹のライオンが描かれた国章もある。

トームペア城から北に歩くと聖母マリア大聖堂に到着すると工事中。

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

大聖堂の西に公衆トイレを発見。

1回?0.20の利用料がかかる。有料の公衆トイレも久しぶりなヨーロッパを感じさせてくれる。

タリン旧市街周辺の地図。赤い枠で囲まれた範囲の茶色い部分が世界遺産に登録された旧市街。

その後、西・東・北の展望台からタリンの街を眺める。
こちらは大聖堂の西にある西の展望台。

西の展望台の麓にはサッカーコートがある。

そこで少年たちがサッカーをしていた。
日本でもいつか、土じゃなく、芝のグランドで自由に遊ぶ子供たちを見ることができる日が来るだろうか？

西の展望台から見える風景。

展望台から振り返って見える大聖堂。

てっぺんの塔の部分は上れるのだが、工事の為、上れなかった。

続いて向かったのが東の展望台。

東の展望台から見える風景。

北東は聖オラフ教会を中心に赤茶色の屋根が続く

聖オラフ教会の左側に城壁と思われる円形の塔がいくつか見える。

聖オラフ教会の先頭部分は黒と緑がつぎはぎ状態。昔からこうだったのだろうか？

東には新市街の高層ビル群が見える。

しかしその手間には旧市街の建物があり・・・

・・・風見鶏ならぬ風見龍？もあった。

新市街と旧市庁舎の尖塔のコラボはタリンの街の新旧のコラボでもある。

続いて北の展望台へと向かう。

こちらが北の展望台から見える風景。

バルト海にはタリンク・シリヤラインの船が確認できる。1日に複数回、ヘルシンキとタリンを往復している。

3つの展望台の中で、個人的にはこの北の城壁と塔と聖オラフ教会のコラボが一番良かった。

城壁の塔と聖オラフ教会とタリンク・シリヤラインの船のコラボ。

15:20に北の展望台脇の階段を下りる。

こうして見上げてみるとトームペアの丘の断崖絶壁ぶりが良くわかる。

4年振りのヨーロッパのスタートの地としては最高だ！

ヴィル門が旧市街の東側の門だとすればここは西側の門にあたる場所。

かなりの高さがある城壁。

城壁の外側を城壁沿いに歩いていく。

一番手前の太い塔のてっぺんには・・・

・・・1964年と比較的新しい年代が記されている。修復した年代だろうか？

城壁と一体化している各塔にはこのように名前が付けられている。

コロナなのか？時間なのか？城壁には上れなかった。

せっかくの城壁ウォーキングの機会だったが、仕方ない。

18:40に太っちょマルガレータに到着。実物を見て素敵なネーミングだなと思った。

太っちょマルガレータの城門の上に施されたレリーフ。
1529とも1532とも読める数字が記されている。

そして太っちょマルガレータの東には公園があり、エストニア号という名前の船が沈没した1994年9月28日を刻んだ石碑があった。

沈没船の慰霊碑としてだろうか？巨大な十字架も公園内にはあった。

その公園から見た旧市街。太っちょマルガレータの大きさが良くわかる。

太っちょマルガレータの壁面にはところどころに被弾した跡が確認できる。

ヴィル門にもあった銀のプレートがここにもある。そのプレートの右上には・・・

・・・在りし日の城壁が描かれている。

太っちょマルガレータは海洋博物館となっており、外壁には帆船型のライトが付けられている。

3人姉妹と名付けられたこちらの建物。

三人姉妹 史跡・遺跡

屋根の近くにつけられたでっぱりはクレーンの滑車代わりに、2階や3階に荷物を運ぶのに使われたもの。

これらの建物は15世紀に建てられた集合住宅で、現在はホテルになっている。

そしてホテルの部屋からも見えた聖オラフ教会に到着。

聖オラフ教会 寺院・教会

高さは123.7mでタリンでは最も高い建物で、中世には159ｍの高さがあり、1549年から1625年までは世界一高い建造物だった。その後落雷や火災で3度消失し、現在の高さになっている。

入口の側にあるプレートだが、英語表記がないのでなんと書いてあるかわからない。

聖オラフ教会からライ通りを南に歩いていくと先ほどの3人姉妹・・・ではなく、3人兄弟に出くわした。

三人兄弟 史跡・遺跡

言われてみれば先ほどの姉妹に比べるとがたいが良い？

ただし3人なのか？4人なのか？という疑念は残る。

そのまま歩いていくとひときわ豪華な建物がある。

スウェーデン国旗が掲揚されている。

スウェーデン大使館だった。

その後、ドイツのローテンブルクのプレーンラインと似たような場所に到着。
　https://4travel.jp/travelogue/11662602
1つの道が左右に分かれ左の道は上へ、右の道は下へと向かう。

続いてたどり着いたのはこちらの建物。

KGB強制収容所 博物館・美術館・ギャラリー

ソ連時代のKGB本部の拘置施設。

19:35にヴィル門のすぐ西のマックで夕食。
日本時間では25時半過ぎで、ヘルシンキ到着の朝6時過ぎから動いていることもあり、さすがに眠い・・・。

デラックス・チキン・バーガーとナゲットにミルク・シェイクを注文。これで?6.35≒950円と日本よりやや高いくらいの金額感。

向かいにいた現地の男の子が「こんにちは」と「ありがとう」と日本語で声をかけてくれた。

夕食を終え、再びヴィル門を抜ける。

ヴィル門 建造物

ヴィル門の東側には花屋が並んでいる。

これだけたくさんの花屋がこんなにも並んでいて、果たしてどれだけ売れるのだろうか？

色とりどりのバラが並んでいる。中には生産が難しと言われていた青いバラもあった。

最後にヴィル門を振り返り、ホテルへ向かう。

変わった形のモニュメントを発見！

人魚のようにも見えるが一体？

1980年の作品で「Merineid」というタイトル。
マーメイドと読めないこともない・・・。

ホテルの隣のスーパーRimiで水を購入。1.5lが0.58ユーロ(≒87円)と安い。マックの値段は日本より少し高かったが、水は安い。

20:30にホテルへ戻り、先ほどのペットボトルの水でお茶を作成。21時にプール&サウナへ。最深部には温水ジャグジーもあり、50分程滞在し、部屋へ戻る。
シャワーを浴び、日記を入力し、24時10分就寝。

ノルディック ホテル フォーラム ホテル