河越、鎌倉、そして水戸の三都物語：03北鎌倉の散策

2023/03/10 - 2023/03/10

初日は川越市を散策し、夕方には今回の旅の拠点。蒲田まで戻り宿泊した。
そして二日目、朝から鎌倉へと赴いた。まずは東京方の北鎌倉で下車し円覚寺から散策をスタート。そして鎌倉方面へと歩いていく。丸一日かけても足りないほど魅力があり、朝６時には蒲田を発っておけば良かったと思ったほど。
今回は北鎌倉周辺の寺院を紹介。

エリア 鎌倉(神奈川)

川越市内の散策を終え、レッドアローで東京に戻ることに。

特急レッドアロー号 乗り物

東京の新橋、飲み屋街に位置する位置する居酒屋さん。この界隈は客引きが酷く、落ち着いて店も探せないのがとても残念だ。

鉄火場 グルメ・レストラン

まだ新宿のほうがここ最近落ち着いてる気がする。庶民的な居酒屋なので値段はリーズナブル。意外と人が少なかった。

今回はスーパーホテル蒲田駅西口に宿泊した。

スーパーホテル東京 JR蒲田西口 宿・ホテル

このホテルの良いところは、大浴場が完備されており、時間帯によってはゆっくり浸かる ことができる。

そして良いのはご飯。おかずは特段普通だが、お茶漬けとパンの美味しさは他のビジネスホテルの追従を許さないのではないだろうか。そして夜にはフリードリンクが用意され、なんとアルコールもいくつかレパートリーがある。これはホンマに嬉しいサービスだ。

翌日は鎌倉へ。先ず北鎌倉で下車し円覚寺に向かった。円覚寺は言わずと知れた鎌倉五山の一つ、無学祖元により開山された寺院。

円覚寺 寺・神社・教会

階段を上がったところにある小さな門。円覚寺にしては小さいな、と思ったら更に大きな門があとに控えているとは

円覚寺らしい立派な山門。こんな大きな上屋をよく細い柱で支えていると感心させられてしまう

円覚寺 寺・神社・教会

文永の役・弘安の役で元軍を何とか撃退した北条時宗は無学祖元に依頼し1282年に円覚寺を創建した。

鎌倉五山の第二位の寺院だ。

本堂

円覚寺にある選仏場は茅葺屋根だ

選仏場の内部

こちらは百観音霊場

観音さまが立ち並ぶ

観音さまが立ち並ぶ場所に北条家の家紋を記した瓦がある。

並ぶ観音さま

お地蔵さんにも見えるものも。。

こちらは立派な方丈だ。

国宝の一つ、舎利殿がある。

惟位以上先に入ることができない。

右手の茅葺が正続院

白鹿が群れをなして無学祖元の説法を聞いた場所と言われる

黄梅院は北条時宗の夫人が建立した。

黄梅院 観音堂

佛日庵

円覚寺の開基廟

居士林

寺院内の門

山門まで戻ってきた。

こちらは円覚寺塔頭 桂昌庵だが、閻魔堂ともいわれ創建は1400年前後であったと言われている。焔魔堂と言われるということはこのお堂には閻魔さまが祀られている。円覚寺の中にあるのでついでに見学してみよう。

桂昌庵 寺・神社・教会

円覚寺に続いて訪れたのは１２８５年に創建された歴史ある寺院の東慶寺。円覚寺から線路を挟んだ向かい側に位置する。松岡宝蔵は有料だが、拝観自体は無料だ。こちらには後醍醐天皇の皇女の墓がある。

東慶寺 寺・神社・教会

松岡宝蔵。東慶寺は無料だが、こちらは有料

後醍醐天皇の皇女の墓

北鎌倉から鎌倉方面に歩いていき、続いて訪れたのが浄智寺。

浄智寺 寺・神社・教会

鎌倉五山第四位の寺院で、1283年に創建された寺院だ。

鐘楼門

他の鎌倉五山と比べるとコンパクトにまとまった建物が多い印象だが、北条時宗が創建に関わっていることを考えると当時は非常に大きな寺院だったのではないだろうか。

1924年（大正13年）に創建された書院

静寂な竹林

浄智寺の茶室

書院の様子

書院

入口の池にかかる石橋

つぎに訪れたのは明月院

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

名月院は1160年に名月庵として創建された。

あじさい寺としても知られる寺院だ。

この寺院で有名なものといえば、あじさい以外にもう一つある。それが北条時頼の墓だ。

北条時頼の墓 名所・史跡

北条時頼といえば鎌倉殿の13人で一躍有名になった３代執権の北条泰時の孫に当たる人物で5代執権を努めた。明月院の傍らでひっそりと佇むように墓碑が立つ。

坂道に作られた庭園

注目したいのは明月院の方丈だ。

方丈には見事な生花が飾られており、部屋が色鮮やかに演出されている

明月院 開山堂

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

瓶ノ井は鎌倉十井の一つに数えられる。

方丈の外観。明月院に訪れたあと、いよいよ建長寺へ。