旅行二日目は鎌倉を終日散策する。今回は鎌倉五山で最後に訪れる浄妙寺へ。浄妙寺は第五位だが、銅葺きの屋根が美しく、バランスが整った本堂の姿はとても美しいかった。そして浄妙寺の枯山水の庭園を見ながらお茶をすすることもできた。意外と見ごたえ、訪れ甲斐ある寺院であった。<br />その後は報国寺で竹林を見ながらお茶を楽しむといった、少しペースを落とした散策だ。

河越、鎌倉、そして水戸の三都物語：05鎌倉五山、浄妙寺を巡る

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2023/03/10 - 2023/03/10

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#鎌倉

旅行記グループ河越、鎌倉、そして水戸の三都物語

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2023/03/10

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旅行二日目は鎌倉を終日散策する。今回は鎌倉五山で最後に訪れる浄妙寺へ。浄妙寺は第五位だが、銅葺きの屋根が美しく、バランスが整った本堂の姿はとても美しいかった。そして浄妙寺の枯山水の庭園を見ながらお茶をすすることもできた。意外と見ごたえ、訪れ甲斐ある寺院であった。
その後は報国寺で竹林を見ながらお茶を楽しむといった、少しペースを落とした散策だ。

エリア

鎌倉(神奈川)

鎌倉五山の最後の寺院、浄妙寺を目指して歩いている途中、杉本寺という寺院があったので訪れてみた。

杉本寺寺・神社・教会
杉本寺は天平自体の734年に行基により創建された。
　山門に立つ仁王像。
小さな寺院だが、歴史は鎌倉で一番古い寺院でもある。
一見そのように歴史があるとは思えないが、驚きだ。

本堂に続く階段
杉本寺を発ち、次の寺院へ。
鎌倉五山で最後に訪れたのは鎌倉五山の第5位、浄妙寺だ。

浄妙寺寺・神社・教会
1188年に足利義兼により創建された寺院で、代々足利家の菩提寺でもあった。
戦乱に巻きこまれたり幾度も火災に見舞われ、仏殿は1756に再建されている。

本堂の銅葺屋根がとても印象的な寺院だ。
方丈
鎌倉五山のひとつ、浄妙寺にあるお茶を呑みながら時間を楽しむ事ができる喜泉庵。

喜泉庵グルメ・レストラン
お菓子は生菓子か干菓子により値段が異なる。抹茶を立ててくれる。
茶菓子には足利氏の家紋が入っている。

枯山水庭園を見ながら一時の時間を忘れてお茶をすする。
心地よい風が入ってくるのでぼーっとするのに良い場所
庭園には桜が咲く
浄妙寺には足利貞氏の墓がある
足利貞氏は室町幕府初代将軍、足利尊氏の父親にあたる鎌倉幕府の御家人でもある。足利貞氏は鎌倉幕府が滅ぶ2年前に亡くなったと言われる。

浄妙寺から立ち去り鎌倉市内中心部へ
中心部に戻る途中、報国寺という寺院があったので行くことにした。

報国寺(竹寺) 寺・神社・教会
1334年に創建され、竹寺としても知られている。
創建は足利尊氏の祖父足利家時だともいわれている。
報国寺では拝観料はお茶料を含めた金額と、庭園だけを楽しむ拝観料の金額の支払いがある。
静寂な竹林
庭園もきれいに整備されている。
川をイメージして作られているのだろう。
桜が咲く庭園
竹の庭を見ようと多くの観光客が訪れる。

竹の庭を見ながら抹茶をすすることができる休耕庵へ。
鎌倉の報国寺にある休耕庵は入園料を支払うときにお茶代を含めて支払い、お茶屋に行くことになる。

休耕庵竹の庭の茶席グルメ・レストラン
半券を渡し席に座ると干菓子とお茶が出される。干菓子は砂糖菓子２つ。足利の家紋がえがかれている。報国寺は足利にゆかりがあるのだろうか。竹林を見ながらお茶をすするなんて風流だ。
報国寺方面に向かう橋。この橋の上から見る滑川は意外と良かった。
滑川は、鎌倉霊園から相模湾へ流れており、いくつかの支流が合流し、この大きさになる。滑川というくらいなので、その昔は周囲に被害を与えるような氾濫も起こしていたのかもしれない。報国寺へ向かう橋から見る滑川の姿は穏やかだ。護岸工事がなされ意外と趣を感じさせる。

滑川自然・景勝地
鎌倉の報国寺から中心部に歩いている途中にあった地元のお寿司屋さん。

八重寿しグルメ・レストラン
外国人が多いのか注文しやすいように写真も出ているので、我々も助かる。
今回は生バラちらしどん。量も多いうえ、魚の種類も豊富で１２００円はお得感がある。
鎌倉の中心部に戻ってきて訪れたのが宝戒寺だ。
1335年(建武2年）に新田義貞が鎌倉を攻め、北条一族は滅んでしまった。