2023/06/29 - 2023/07/05
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2023年6月29日神戸発、大分から北九州へ北上、北九州からバスで大阪へ。7月5日帰宅。
別府地獄めぐりと博物館めぐりは別の旅行記にしたてたので詳細はそちらに記載。
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1日目、19:00、神戸からフェリーさんふらわあに乗船、大分へ。
寝ている間に移動できるから効率がいい。夜行バスでは広い座席をとってもほとんど眠れたためしがないが、フェリーはある程度眠れるので好き。 -
2日目、06:40、大分港着。しっかりした雨が降っている。
バスでJR大分駅前へ移動。駅前は賑やかそうだ。
マクドナルドが見つかったので朝食。早朝からあいているのはありがたい。 -
大分駅前から臼杵石仏へバス移動。
08:40のバスに乗るつもりでいたのだが、実際にバスが来たのは09:20だった。雨の影響で遅れたのだろうが40分はひどすぎる。
しかもこの案内表示がいい加減。08:30にここに着いた時には10分遅れの表示だったが、これがどんどん遅れた。しかもいつの間にか表示が消えた時には、バスを見逃して乗り損ねたのかとびっくりした(のちに、他のバスを表示するためのスペースをあけるために一時的に削除したのだとわかった)。 -
10:20、臼杵石仏。
平安後期から鎌倉時代に岩山に彫られたという仏像群。1000年もたっていると思えぬほど、見事に造形が残っている。今は雨除けの屋根が取りつけられているが、昔は野ざらしであったろうに。 -
こちらの仏像は色が残っている。それもかなり鮮やかに。創建当時の色なのだろうか、後世に塗られたものだろうか。
多くの石仏が数ヶ所に分かれて存在しているが、やわかい表情の仏様が多かった。
臼杵石仏はおすすめ。 -
同じエリアにある満月寺の仁王像。大きな目玉とえぐれた鼻がどことなくひょうきんに感じた。鼻の部分は病気に効能があるといういわれがあって、削っていく人がいて失してしまったのだとか。
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臼杵石仏をあとにバスで臼杵市街へ着いたのは12時、昼食時なのに人がいない。
雨のせいか皆さん外出を控えているようだ。
雨宿りもかねて昼食。 -
昼食の間に雨が止むことはなかった。天気予報を見ても今日は一日中、雨からのがれることはできなさそうだ。
せっかくだから臼杵市内観光。雨中を歩きまわる。旧市街をうろうろし、いくつかの神社仏閣を見て回る。 -
臼杵は落ち着いた町並みが残っている。なかでも二王座歴史の道というエリアがよかった。雨がにあうしっとりした寺町だ。昔の道はほそく、適度な坂とカーブがあり、歩き進めると目隠し効果で見え方が変化する。
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蔵に描かれていたのは南蛮絵巻風のアズレージョ。海外との交易をすすめた大友氏の地元らしい題材だ。
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雨の中、城にも上ってみた。核となる建物はなく、靖国神社があるだけで、本丸があったと思われる場所にはなにもない広場だ。
眺望を楽しめる天気でないことははなからわかっていたから失望はしなかったが、ここは疲れただけだった。 -
JRで大分へ戻る。JR九州の優等列車は水戸岡デザインで有名だが、普通の車両もいい。この車体は赤と黒のコントラストがシャープで精悍な印象だ。
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15:30、大分に戻る。
歩いて大友氏の館跡とこれに隣接する南蛮BVNGO交流館を見学。雨は覚悟の上だったが、旅行用に持ち歩いているコンパクト傘では歯がたたない。
このあと県立美術館(19時閉館と遅くまであいている)に行きたかったのだが、余りの雨で気力をうしなってしまった。 -
2日目、09:00、大分駅前。
この日は湯布院をまわるつもりにしていたのだが、久大本線が止まっていた。昨日の雨の影響が相当大きかったみたいだ。日豊本線は動いていて、別府へなら移動できる。
急遽予定を変更し別府へむかうことにした。 -
09:40、別府到着。
別府は3日目にまわる予定にしていたので行きたいスポットは漠然とは調べていたが、その順番や交通機関についてまでは調べがついていない。観光案内所で助けてもらう。 -
別府といえば地獄めぐり。
血の池地獄から見学開始。もうもうと湯気があがる。近くによると熱いのかと思っていたが、さほどでもない。厚い雲はとれないがなんとか雨は降りやんだ。このあと龍巻、白池、鬼山、かまど、海、鬼石坊主と七つの地獄を見て回る。 -
途中軽く昼食をはさみ、7ヶ所の地獄を見終えたのは13:30。ちょっと拍子抜けの地獄もあったが、それぞれに個性というか営業努力というかを競い合っていて、それなりに楽しめた。
一度は体験してみるといいが、リピートはないかな。 -
鉄輪を散策。メインエリアは人が多いが、少しはずれると温泉街の風情がある。
町なかの排水溝?からも蒸気が吹きあがっていた。 -
14:30、町の公衆温泉にはいってみる。
ただ浴槽があるだけのシンプルな温泉。町内会で管理しているといった感じのもので、原則としては住民用らしい。この場所の維持管理には労力がいるだろうに、観光客にも安価(なんと100円)に開放してくれているのがありがたい。 -
15:15、湯けむり展望台。
観光案内所で「意外と曇りの日もいいんですよ」といわれて足をむける気になった。温泉街からあがる湯けむりとわきたつ雲。ダブル水蒸気。 -
15:45、大分香りの博物館。内容については別の旅行記に仕立てたので割愛するが、なかなかよかった。
見学後、別府大学駅からJRで別府駅に戻り、駅前のホテルに投宿。湯布院に行けなくてあわててとったビジネスホテル。別府は宿泊施設が多いから、泊まるだけなら当日でもなんとかなった。 -
3日目、晴。別府からバスで湯布院へ日帰り観光にむかうことにした。前日は止まっていたバスだが今日は動いた。道路状況が確認できたのだろう。
一方、久大本線は今日も運休している。昨夜は大分に泊まらず、別府にしたことがが吉とでた。 -
08:20のバスで湯布院にむかう。別府から湯布院へむかう人は少ないのか、貸し切り状態だ。途中、由布の山並みが車窓に広がった。
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09:40、湯布院のメインストリートを歩く。人がいない。
朝早すぎるというのもあるが、JRが止まっているからそもそも観光客が少ないのであろう。 -
金鱗湖。
なんじゃここは?。湯布院でいちばんの観光名所ときいていたのだが、ただの池である。湖ではない。池だ。池の規模だ。
湖岸を歩いてみたが、風光明媚でもない。
なぜここが人気なのかまったく理解できない。 -
湯布院の公衆温泉に入ってみる。
下ん湯。こちらも300円で観光客にも開放している。
他に人がいない間に浴槽の写真を一枚。生垣の先は金鱗湖で、対岸を観光客がうろうろ歩いている。距離があるからか気にはならない。むこうからも見えそうで見えないってやつか。 -
湯布院には小規模な博物館が多く、これも僕の趣味にあっている。
なんとなく気になっていたギター博物館、コミコアートミュージアム、それと通りすがりにふらりと入ってみた鄭東珠作品室の3館を訪問。 -
午後になって人が増えた。JRが止まっているとはいえ日曜で天気が良いとなるとマイカーの人が押し寄せたようだ(それに海外からの団体さん)。
湯布院は、静かな温泉街という漠然としたイメージがもろくも崩れ去った。さして広くない道の両側に食べ歩きできるデザートや串ものカップものを提供する店が並ぶ。インスタで一発あてようというビジュアル先行の品物が多い。商売っ気が強すぎる。
それに、なんちゃって西洋風の施設は温泉街にはにあわないと思うのだが…。 -
湯布院で一日過ごすつもりだったが、居心地が悪いので早めに別府に戻る。
15:30、竹細工伝統産業会館訪問。
この日は亀の井バスの一日乗車券を買ったので、効率性よりも行きたい場所(営業時間の入れる順)優先で動く。 -
16:50、明礬温泉。
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18:10、別府タワー。足元まできてはみたが、上る気にはならず。
このあとお土産などをのぞきつつ、ホテルに戻る。 -
4日目、8時の列車で別府から宇佐へ。
今日も天気予報は大雨。 -
宇佐にきた目的は宇佐八幡。八幡宮の元祖的お宮だ。本家とあればさぞやご利益も濃かろうと、前々から訪ねてみたかった神社だ。
神社は立派で森の雰囲気もあった。特級の神社であることは間違いない。
が、いかんせん、この雨ではどうにもならぬ。
宇佐神宮参りのネックは交通機関だ。自家用車ならいいのだが、公共交通となると不便だ。バスは本数が少ない。今回のスケジュールでは宇佐神宮で1時間半をとることにした(というか、バスの関係でこうなった)。この雨では散策は無理だし、かといって喫茶店も見あたらない。 -
バスで宇佐駅に戻りJRで中津へ。到着したのは昼頃。
ようやく雨はやんだ。本当は耶馬渓とか磨崖仏を見たかったのだが、午前中の大雨で目算がはずれてしまった。
とりあえず中津の町を歩いてみる。
中津では中津城と福沢諭吉記念館を見て、あとは寺町あたりをぶらぶら。残念ながらおもしろいものにはであえなかった。 -
5日目は北九州へ。
09:30、JR西小倉駅。松本清張記念館、小倉城、TOTOミュージアムを見学し小倉駅へ。TOTOミュージアムはおもしろい。
このルートはへたに電車やモノレールを利用するよりも歩いた方がはやい。 -
途中、旦過市場を通る。小さな店がぎっちり詰まっていて、戦後復興期の市場の様子が残っているのは貴重で楽しい。
数年前の火事が全国ニュースで報じられていたのは記憶に新しい。火事には弱そうな構造なので一旦火の手があがったら消火は大変だろうなあと思う。通路の右側、カラーパネルの裏が焼けてしまった部分。現在の消防や建築基準にのっとって建物を建てると左側のような雑然とした雰囲気は壊れてしまうだろうし、復興するにしても町づくりが難しそうだなあと感じた。 -
小倉駅からJRで関門海峡をぬけて下関へ移動、駅前は素通りし、バスで唐戸地区へ。
14:00、赤間神宮。平家終焉の地を見たかった。唐戸地区では他に壇ノ浦などを見学。 -
関門トンネルを歩いて門司へ。
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15:10、門司側で地上に出る。大きな橋の下に神社。特異なロケーションがおもしろい。
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門司港レトロ地区ではいくつかの建物に入り土産物を物色した。
水辺の気持ちのいい場所で絵にはなる。 -
19:30、門司港駅。
レトロな佇まいの素敵な駅舎だ。照明器具や駅名板などのこまかなディテイルにこだわりが感じられる。 -
このあと小倉まで移動し、夜行バスで帰宅することに。北九州から神戸へはフェリーもあるのだが、海が荒れると嫌なのでバスにした。
やっぱりバスは眠れなかった。
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