2023/07/04 - 2023/07/04
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walkingmanさん
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磨崖仏が見たくてにやってきたのだけれど、近くで線状降水帯がかかるほどの豪雨で、交通不便な磨崖仏見物が難しくなり、急遽、予定変更。九州最終日は北九州市に移動しました。
北九州には訪ねてみたかった博物館がいくつもあるのです。
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JR西小倉駅から徒歩10分の距離にある松本清張記念館。
僕のなかでは松本清張は推理小説作家というイメージなのだが、歴史小説や邪馬台国論など幅広い著作を残した作家であります。
主な館内展示は著作本、年表、自筆原稿、書斎書庫など。
大阪の司馬遼太郎記念館を訪れたときその蔵書の多さに驚いたけれど、清張氏もすごい量です。
こちらの展示でいちばんおもしろかったのは彼についた出版社編集者の証言ビデオ。清張氏の意外な性格がかいまみれます。
館内撮影不可なので、写真は外観だけ。 -
小倉城。
松本清張記念館は小倉城の敷地にあるので、つでに天守閣も訪ねました。
もともと城内に立ち寄るつもりはなかったのだが、清張記念館で共通入場券をすすめられて買ってしまった。100円の追加で小倉城天守閣と庭園に入れるのはお得。 -
天守閣に入るといきなりゆるキャラがおでむかえ。
小倉城天守閣はいわゆる再建もので、城っぽいのは外観だけである。建物の中は展示エリアでした。その意味では博物館といえなくもない。 -
子供向けのやさしい展示が多い。これは「軍議に参加してみよう」というコーナーで武士が軍議をおこなっている設定。人形の間に空間がとってあって、ここに座って写真を撮ってくださいというものです。
他には和服を着て江戸の庶民になったテイで写真を撮るコーナーとか、流鏑馬(もどき)体験とかがありました。 -
2階にあがるとうってかわって大人向け展示。
藩主の紹介やゆかりの展示品が並びます。 -
これは花押。
花押は昔の人の手紙などにみられるサインで、戦国武将の手紙の最後に記号のようなものが書かれているのを見て知ってました。が、こちらの展示品は木彫りのスタンプです。
江戸時代には手書きからハンコへと変化していったんだって。へー。 -
3階にはいきなり、巌流島の戦いのオブジェ。
その上の階ではギャラリーで地元に人のいけばな展をやっていたり、さらにその上は展望室がありました。
小倉城はフロアごとに展示内容が異なっていて、老若男女がそれなりに楽しめるようにされている気がした。その反面、なんだかとらえどころなない、記憶に残らない展示だった。 -
TOTOミュージアム。
ウォシュレットで有名なTOTOの企業ミュージアムです。
小倉城からは徒歩25分。モノレールを使うと歩く距離は短縮されるのだが、待ち時間などを考えたら歩いてしまった方がはやい。 -
衛生的な生活を市民に提供したいと陶製トイレの開発をすすめたTOTO。発売後しばらくは時代がおいついていなくて売れなかったが、その間、会社の利益を支えたのが食器だったそうだ。
TOTOだけでなく、昔の経営者には社会のためとか国のためとか信念を持った人が多い。明治大正の人は人としてのレベルが昭和平成の人より高いと感じるのは僕だけだろうか。 -
子供の頃の自宅のトイレを思い出した。
タンクの形、手洗いの水盤、そうそう、こんな感じだったね。 -
洋式トイレ。
そういえば今はO字型の便座が主流で、U字型を見かけなくなった。ストッキングみたいな便座カバーも懐かしい。座ると見た目よりゴワゴワなんだよね。 -
トイレはどんどん変化している。環境に配慮して節水対策がすすんでいる。デザインもおしゃれ。
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蛇口の種類もこんなに多い。地味に変化している。
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尿意はなかったけど、館内のトイレにはいってみた。
照明にまで気が使われていておしゃれ。
TOTOミュージアム、これは大当たりでした。 -
TOTOミュージアムから徒歩で小倉駅、さらにはJRで下関へと移動しました。
下関のマンホールはふぐだった。ふぐをかこんでいるのは穴子?うなぎ?。
下関にきた目的は唐戸市場と赤間神宮だったんだけど、その赤間神宮の隣に博物館(というか展示館)を見つけた。 -
日清講和記念館。
日清戦争の講和条約を下関条約というのは知っていたが、まさにこの場所で締結されたのですね。 -
日本国と清国の代表がこのテーブルについて講和条約にサインしたのだ。
日本側の全権大使は伊藤博文。彼は山口の人だから、講和の地に下関を選んだというのは、地元民へのPRという気がしないでもない。政治家の地元への利益誘導というのは明治のころから連綿と続いているのかも。 -
関門トンネルを通って門司へ。
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門司電気通信レトロ館。
NTT西日本が運営する博物館。 -
手回し式やダイヤル式など、時代をおって電話機が並ぶ。
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こんな変わり種電話機。オフィスで二人で一台の電話機を使ったらしい。事務机が並ぶ会社の光景が浮かぶ。
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黒電話って意外に単純な構造なのだと思った。
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公衆電話の使い方を解説した展示。①受話器をとって、②テレホンカードを挿入して…と手順が書いてある。
そうか、最近の子供はかけ方がわからないんだってね…。 -
ポケベルが鳴らなくて~。
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電話交換機。昔は多くの女性が電話交換手として雇用されていた。
この機会は実際にさわることができ、係の人が解説してくれた。
この博物館は懐かしい展示でいっぱい、四十代より上の人は楽しめるんじゃないかな。 -
旧門司港税関。
煉瓦造りの昔の建物が復元されている。 -
旧門司港税関内にあるのが税関広報展示室。ここは期待外れだった。
旧税関の建物は広い二階建てなのだが、その片隅に小さくつくられた展示コーナー。内容がうすっぺらで展示品も古い。 -
本をくりぬいてそこに拳銃を隠して密輸してましたって…。これを見てホホウって感心する人が令和の時代にいるのだろうか。
もっと最新の手口とか、高度な科学を用いた検査設備とかが見たかった。 -
大連友好記念館。
上海租界とかを想起させる煉瓦の建物。
期待して入ったのだが…。一階は中華レストランで、二階は休憩室のような場所。
門司港レトロ地区の建物は外観の整備に中身が追いついていない。展示品は貧弱である。
門司港レトロ地区はそぞろ歩きは楽しいんだけれど、見るべきものは意外と少ない。楽しんで写真を撮るスポットと割り切った方がよさそうだ。 -
門司港駅。
5年前にきたときは工事をしていたが、自動改札を取り付けていたんですね。 -
レトロなホームは健在で、実際に利用されている。
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二階の貴賓室。
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トイレの手洗い場。
リニューアルしているが、蛇口が昔のままだったりする。
門司港駅は使われている博物館だね。
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