シニア夫婦　バルカン半島旅行８　ドブロブニク②スルジ山頂からの旧市街

2023/07/01 - 2023/07/02

　4年ぶりの海外旅行をバルカン半島に決め、現地ツアーで３か国を巡ることにしました。日程は以下のとおりです。現地ツアーは２日目のウィーンから旅行10日目のリュブリアナまでです。

６月26日　自宅→地方空港→羽田空港
　　27日　羽田→ドーハ→ウィーン泊
　　28日　ウィーン→マリボル(スロベニア)→ザグレブ(クロアチア)泊
　　29日　ザグレブ→バニャルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)→ヤイツェ
(ボ)→サラエボ(ボ)泊
　　30日　サラエボ→モスタル(ボ)→メジュゴリエ(ボ)→ドブロヴニク(ク
ロアチア)泊
７月１日　終日ドブロヴニク
　　２日　ドブロヴニク→スプリット(ク)泊
　　３日　スプリット→プリトヴィツェ(ク)→オパティア(ク)泊
　　４日　オパティア→ポストイナ(スロベニア)→ブレッド(ス)→リュブリ
アナ(ス)泊
　　５日　リュブリアナ→ウィーン→ドーハ
　　６日　ドーハ→羽田
　　７日　羽田→地方空港→自宅

　午前中は、もう一人の日本人女性と我々夫婦の３人がガイドさんと一緒にドブロブニクの旧市街を巡りました。天候の関係でツアーに入っていたスルジ山へロープウェイで上がることは不可能になりました。その代わりに、この後の日程にあるブレッド湖でランチが設定されました。もう一人の女性はツアーがドブロブニクで終了し、帰国するというので２０ユーロが返還されました。
　その後、天候は劇的に変化し、青空が広がりました。私たちは、女性、ガイドさんと別れたのち、紹介されたカフェでランチを取り、城壁ウォークを楽しみました。スルジ山へのロープウェイも再開されたので今から向かいます。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

　城壁ウォークを終え、ふたたび旧市街の中へ。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

　総督邸。アーチが素晴らしい。夜はこのアーチを入れて撮る写真が素敵なのだとか。残念ながら私たちは夜はあまり出歩きません。

総督邸 史跡・遺跡

　総督邸近くにあるマリン・ドルジッチのブロンズ像。ドブロブニク出身の劇作家だとか。

マリン ドルジッチの家 博物館・美術館・ギャラリー

　ロープウェイ乗り場まで歩きます。プラツァ通りより北側は傾斜があり、階段で上がるようになります。

　ここがロープウェイ乗り場への入り口だったのですが、私たちは気づかずに右へ曲がってしまいました。この失敗が後で悔やまれることになりました。

　右に曲がってどんどん歩きます。　

　途中、人も少なくて、尋ねてもよくわからなくて、相当、無駄足しました。

　やっとのことでロープウェイ（ケーブルカー）乗り場に到着しました。ケーブルカーとありますが、日本でいうところのロープウェイです。空中を進みますから。ヨーロッパでは、日本でいうケーブルカーのことはフニクラと呼ぶらしい。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

　大勢の人が並んで順番待ちをしています。並んでいる人の中にはチケットをもっている人がいて、係員に呼ばれて次々に乗り込んでいきます。この列は、チケットを買うための列でした。あそこでチケットを買っていればこんなことにはならなかったのにと後悔しても始まらない。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

　ケーブルカーチケット、一人往復27ユーロです。

　結局、30分以上待ってやっと乗り込めました。

　この装置に券を入れると、くるりとバーが回せて中に入れます。

　ケーブルカーには30人くらいの人が乗れました。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

　あの頂上まで４分足らずです。チケットは往復で27ユーロでしたから、相当強気の値段設定だとは思います。さすが、ドブロブニク。

　海側には背の高い男性陣がいて全く見えず、これも残念。

　もう少しで到着です。

　展望台からの旧市街の眺め。ロクルム島も全体がよく見えます。「アドリア海の真珠」と呼ばれるドブロブニクの美しい街並みが一望でき、満足しました。

スルジ山 山・渓谷

　ロープウェイのケーブルがちょっと邪魔をしていますが、オレンジ色の屋根が美しい。

　もう一段上に上がりました。先ほどの写真は、こちらで撮りました。

　左下に見える白いパラソルは、レストランです。

　レストランは眺めがよいため満員です。

　山側の写真

　何やら塔も建っています。

　やはり海側がきれい。

　展望台からの１枚

　展望台建物の後ろ側から、バイクのようなもので降りていく人たち。

　展望台

　下りでも、よい位置はキープできず。とにかく大人気なことがわかりました。後で調べると、下りは歩いて降りるとよかったようです。歩く途中で素晴らしいビューポイントがあるようでした。一時間以上は歩かなくてはなりませんが。

　こうしてみると、すごい岩だらけですね。

　旧市街東側の街。山裾にへばりつくように家々が建っています。

　ここから出てきました。行きもここから入ればチケットが買えて、大回りをせずにすんで、順番も早くに乗り込めたのです。今から行かれる皆様、ここでチケットを買って上がってくださいね。

　旧市街に戻ってきました。疲れたので休憩したい。

　確か、この辺りにガイドの小坂井さんに教えてもらったカフェがあったはず。

　こちらが外観で、アイスクリームの目印。写真に写っていない下側には、いくつかテーブル席があり、この狭い通りでそばを人が通るのに満席でした。

ドルチェ ヴィータ スイーツ

　アイスクリームはたくさん種類がありました。

　オレンジジュースは一気に飲んでしまいました。

　カードは使えず、現金（ユーロ）払いでした。店内で一休みして、プラツァ通りまで戻ります。

　ルジャ広場にあるオノフリオの小噴水。ピレ門そばにある大噴水とは違い、あまり目立ちません。

オノフリオの小噴水 モニュメント・記念碑

　セルビア正教会。プラツァ通りから１本入った道にあります。

セルビア正教会 寺院・教会

　グンドリッチ広場は午前中とは違い、お天気が回復したのでにぎやかになっていました。

　城壁ウォークのチケットにはロブリイェナツ要塞への入場券もついていたので今から向かいます。

　ピレ門を出て少し先に、海の方へ降りる階段がありました。　

ロブリイェナツ要塞 史跡・遺跡

　海のそばを通って、

　松林の中を抜けて、

　中に入ります。ここでコンサートでもするのでしょうか。スポットライトなどが設置してありました。

　井戸のようなもの？

　ロクルム島と旧市街が見えます。

　ロブリイェナツ要塞から見た旧市街

　海側が高く盛り上がり、中ほどが低いことがよくわかります。

　旧市街西側の湾には小舟が係留されていました。

　先ほど上ったスルジ山。

　狭間からの眺め

　このようにして街は守られていたのですね。

　ロブリイェナツ要塞自体は見るものは少ないですが、旧市街を別方向から眺めることができました。

　真正面にボカール要塞

　要塞の最高部からの眺め。人はまばらでゆっくりできます。

　クロアチアの旗が風にひらめいていました。

　ツアーのバスは16時発でとっくに出ていたので、市内バスでホテルに戻ります。ピレ門近くのインフォメーションでバスチケットの売り場を尋ねました

　インフォメーションすぐそばの、道路に面したところにある売店で買うことができました。水やお菓子などを売っています。２ユーロでした。カードが使えました。

　バスチケット表

　バスチケット裏

　４番のバスが来るバス停です。

　バス停前の道路

　バスの中。ここで面白い出会いがありました。私たちの前に座っていた女性がホテルレロのレストランスタッフで、出勤途中だったようです。私たちのことを覚えていたらしく話が弾みました。

　その晩の夕食会場で記念写真

　夕食はブッフェスタイル。昨晩とは少し内容が変わっていました。

　今日はレモン水を頼みました。酸っぱくなくておいしい。

　部屋の窓から

　朝食。今まで行った西ヨーロッパの国々と違って、生でない野菜の種類が多かったように思いました。もちろん、高級なホテルに泊まればどこの国でも頂けるのでしょうが。

　朝夕、食事を取ったレストラン

　仲良くなったフィリピン人グループ。彼らはこのあと、モンテネグロやアルバニア方面に行く予定だそうで、今日でお別れです。陽気でおしゃれな人たちでした。

　プールがあったなんて気が付かなかった。

　２泊お世話になったホテルレロともお別れです。今からスプリットに向かいます。

Hotel Lero ホテル