３BROTHERS（三兄弟）旅行　会津2023

2023/06/18 - 2023/06/19

私は３兄弟の長男で生まれ暮らしてきました。
姉妹で旅行をする方は多いと思いますが、男同士の兄弟だけではあまり無いのではないでしょうか。

今年初め、三男が「３人で旅行しない？」と言い出しました。
私も次男も「いいね～」と感じ、日程を合わせて出かけることになりました。
行先は三男の希望で「会津若松市東山温泉」、宿泊先は「御宿東鳳」としました。
全国旅行支援のおかげもあり、とても良い部屋で快適に滞在出来ました。

１日目は東武特急リバティ会津と会津鉄道に完乗し、早めに宿泊先へ。
午後の温泉を堪能し、夕食ブッフェと美味しくいただきました。
２日目は朝風呂、朝食ブッフェを楽しんでからチェックアウト。
飯盛山、鶴ヶ城を観光して、美味しい昼食をいただきました。
16時過ぎに行きと同じルートで帰路に着きました。
次はどこへ行こうかと考えている今日この頃です。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東武鉄道浅草駅
２階に東武スカイツリーライン（旧伊勢崎線）のターミナルがインクルーズ
その為、線路は隅田川を渡ってからほぼ直角に曲がっています

浅草は私が生まれ育って40歳まで住んでいた、墨田区向島地区と隣り合わせている昭和初期は東京最大の繁華街と言われていました

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

このターミナルビルは、私の子供時代からレトロ感溢れていました
屋上遊園地はよく連れて行ってもらった記憶があります
1970年代に外壁をルーバー状のサイディングで飾っていましたが、正直厚化粧感というかそんな感じを抱いていました
10年くらい前に「昭和初期風」にリニューアルされて現在の姿になりました
松屋浅草店は低層階のみに変更されています

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

スペーシアＸ（Ｎ100系）が、７月15日から走り始めます
東武鉄道がかなり本気で製作した伝統のデラックス列車です
（近鉄のひのとり、しまかぜと並んで私鉄三大デラックス特急となるでしょうね）
近いうちに乗車したいと思っています

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

今回は2017年にデビューしたリバティ（リバティ会津号）です
＠1960年デビューの1720系DRC(Deluxe Romance Car)
　シートはほぼ１等車（グリーン車）でサロンもありました
＠1990年デビューの100系スペーシア
　これもシートはほぼグリーン車で、コンパートメント（個室）が特徴
リバティはモノクラスで汎用特急車両なので‥スペーシアの後継？と思ってました
やっぱり３代目デラックス特急があったんですね～

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

浅草駅の日光側はカーブの関係でホームと車両の間が離れています
気を付けて乗車します
ちなみに６両編成の前3両が「リバティ会津」会津田島行き、後3両が「リバティけごん」東武日光行きとなります

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

車内は東武特急の伝統に違わず豪華仕様です
会津田島までは約3時間ほど

特急リバティ 乗り物

春日部で弟２人が乗車して合流
買ってきた駅弁を食べながら車窓を楽しみます

鬼怒川温泉でどっと下車されて、車内はゆったりとしてきました
会津田島駅で会津鉄道快速リレー号に乗り換えをします

会津田島駅 駅

ここにも鉄道むすめ
興味がないので私はスルー

会津田島駅 駅

会津田島から約1時間で会津若松に到着
御宿東鳳の送迎バスに乗りましょう

15分くらいでホテルへ

会津若松駅 駅

ロビーはとても広く美しく、大型ホテルと感じます
（夕方撮った写真です）
チェックイン時間で5分くらい待ちましたが、スタッフはとてもいい感じです
とぼけて列に割り込もうとしていた「爺さん」がスタッフに言われて、
最後部に並び直していました

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

私たちの部屋は、朱雀亭和室モダン街側
14.５畳ととても広めでゆったり
ローテーブル＆椅子がいい感じです

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

手前部にある冷蔵庫・食器類置きの設えが面白いです
暖簾がアクセント
（布団は食事中にスタッフが整えてくれました！）
一服してから温泉へ
ここの露天風呂はタイルと石で作られた棚田式で、
綺麗で最高でした
浴槽によって湯温が違っていました

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

夕食ブッフェはロビーフロアにある「あがらんしょ」でいただきます
17:30と18:45と２回のうちで選べます
私たちは後半の18:45にしました

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

ビールと日本酒飲み比べ（三男用）を追加発注
ブッフェの内容は５段階中で４というレベルです
料理も頻繁に補充されていて、質・量ともに満足しました

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

会津名物のこづゆ（吸物的な小皿煮物）、高遠そば（ネギを箸代わりに食べる）
馬すじ煮、饅頭天ぷらなど地元料理が並んでいました
ポークシチュー（ビーフシチューのポーク版）が美味しかった
デザート類も豊富でした

食後は酔いを覚ましてから、夜の温泉を堪能してから
ゆっくりと部屋飲みをしました
これだけ弟たちと話をしたことはないな～と思いましたので、貴重な一時ですね

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

2日目はまさに澄み渡る快晴
スタートは朝風呂から
昨日とは違う大浴場に湯浴みをしました

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

朝食ブッフェです
会場は夕食と同じ「あがらんしょ」

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

想像以上に和食・洋食ともに種類豊富でした

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

お昼に「馬刺し」を予定していたので
食べすぎないように注意していただきました
つき立てのお餅が美味しかった

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

9:45発の送迎バスに乗るために、9時半頃チェックアウト
夕食の飲み物代が約3000円でしたが、昨日いただいた旅行支援クーポン（2000円×3名＝6000円）で支払いました
こちらはまた来たいと思わせるホテルです

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

バスの運転手さんに飯盛山で降りたいとリクエスト
感じの良い方でした

会津東山温泉 御宿 東鳳 宿・ホテル

飯盛山は幕末会津戦争（戊辰戦争）の際、
会津城（鶴ヶ城）が落城と思い、白虎隊（若い隊士）が自刃したところです
1名が蘇生して、その様を後世へ伝える語り部に

飯盛山 名所・史跡

麓から８号目あたりまでベルトコンベアーが設置されています（240円）
アラ還三兄弟は当然のように使いました
（江ノ島のエスカーみたいなもの）

飯盛山 名所・史跡

コンベアーを降りた近くには「さざえ堂」という仏教建築物があり、
三男が是非とも行きたい！と言っていたので帰りに寄ることにします

飯盛山 名所・史跡

会津盆地と飯豊山脈

白虎隊の墓所にお参りしてから、自刃した場所へ行きます
鶴ヶ城落城（火の手が上がったらしい）で落涙し、「最早これまで‥」と感じたそうです
鶴ヶ城は意外と遠くでした

飯盛山 名所・史跡

さあ、さざえ堂へ向かいましょう

飯盛山 名所・史跡

通称はさざえ堂
正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」
形がさざえ（貝）に似ているので、そう言われているとのこと
33体の仏像を安置し、誰でも参詣出来るように建築されたそうで、国指定重要文化財です

さざえ堂 寺・神社・教会

拝観料は400円
もちろん入ります

さざえ堂 寺・神社・教会

拝観通路は螺旋状に設けられています
上り下りともに一方通行

さざえ堂 寺・神社・教会

下る時は「Take care」です
面白い体験をしました

さざえ堂 寺・神社・教会

折しも、年１回のスプリンクラー放水テストに遭遇しました
超ラッキーということですね

さざえ堂 寺・神社・教会

想像以上に迫力満点で、さざえ堂はびしょ濡れになりました

さざえ堂 寺・神社・教会

鶴ヶ城までは周遊バスだと時間がかかるため、タクシー移動
次男の提案でボランティア・ガイドの説明を聞くことにしました
彼は色々な旅先でそうしているそう

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

鶴ヶ城では天守閣回りを約30分間のガイドでした
オレンジ色の服を着た方がボランティア・ガイドさんです
まずは城の歴史から

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

この角度で見ると「鶴ヶ城」と言われる理由がわかりますね

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

この石垣の積み方は「穴太（あのう）積み」というそうです
小さな石の四方に大きな石を積むのが特徴だそうです
近江比叡山麓（現滋賀県坂本）の石垣職人集団です

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

ガイドさんの説明を聞いていると妙に「ブラタモリ」気分になってきました
ありがとうございました

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

天守閣にも入ります

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

天守閣最上層から見る会津若松市街

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

ガイドさんの言葉を思い出しました
「お殿様は普段天守閣には住んでいないんです」
確かに天守閣は戦闘用の建造物ですからね

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

以前の復元された天守閣の瓦は青色だったそうです
発掘調査が進行して、赤茶色の瓦と分かり改修されたとのこと
美しい色合いですね

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

天守閣の後は、茶室麟閣へ立ち寄ります
ここは千利休の子により建てられたもので、当時のままの建造物だそうです
（ガイドさんのお話）

茶室麟閣 グルメ・レストラン

1590年代に豊臣秀吉の怒りを買い、千利休が切腹を命じられた際に、
千家廃絶を防ぐために、その子が当時の城主蒲生氏郷に匿われた時に建造されたそう

茶室麟閣 グルメ・レストラン

茶室といえば「躙口（にじりくち）」

茶室麟閣 グルメ・レストラン

青い空、天守閣の白と赤茶、松の緑
とても日本的な映えポイント

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

昼食を取りにＴという会津料理店へ向かいましたが、何と！臨時休業！！
馬刺しランチは無くなりました（夕刻開店の居酒屋ではいただけるそうですが）
乗っていたタクシーのドライバー氏におすすめのお店へ連れてきてもらいました

蕎麦の「桐屋・権現亭」さんです
まずはビールで乾杯！
暑かったので美味です

飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭 グルメ・レストラン

季節の「すだち蕎麦」をいただきました
香り高いつゆ、すだちの程よい酸味、大根おろしの辛味とほろ苦さ
六感を刺激する美味しさ
もちろん蕎麦の美味しさも格別でした

飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭 グルメ・レストラン

三男は地酒を追加発注

飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭 グルメ・レストラン

ご機嫌な三兄弟
とても良い昼食となりました
会計は6000円で、半分はクーポンで賄いました

飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭 グルメ・レストラン

帰路の列車は16:24発の快速リレー会津→リバティ会津（会津田島乗り換え）
早めに若松駅に戻り、涼しい待合室で交代で荷物番をしながら土産購入をしました

会津若松駅 駅

夕食はリバティ車内で各自購入したものをいただきました
三男は楽しいそうに盃を重ねていきます

春日部で解散し、初の三兄弟旅は終了となりました
次は何処へ行きましょうか？

会津鉄道 乗り物