TOHO高校の仲間と仙台秋保と松島へ

2024/03/08 - 2024/03/09

毎年３月恒例の高校時代の仲間たちとの集まり
食事を楽しみながら話に花を咲かせる楽しい時間です
昨年の集まりの際、次回はいつも仙台郊外から欠かさず参加してくれるＦさんの地元で集まる話になりました

昨年末に日程が決まり、秋保温泉でリブランド開業間も無い大江戸温泉系「TAOYA秋保（旧岩沼屋）」の予約をしました
往復の新幹線を取り、当日を迎えました
（残念なことに諸事情によりＭ村君が日帰りのみ、Iさんが参加出来なくなりました）

彼らとは高校２年の夏に信州、大学３年の春に北陸・京都へ
社会人になっても長野原村、伊豆、日光湯元、檜原村などへ一緒に旅しました
その後各自家庭を持ち、そして子育てや仕事に追われ、中々会う時間が取れませんでした
そして幾星霜‥11年前の３月、再び一堂に集まることが出来ました
久しぶりの宿泊旅行、私は首を長くしてその日を待ち侘びていました‥

約半世紀前に出会った高校の大事な友人かつ仲間たちとの時間は特別なものですね

エリア 秋保温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

M本、M村両君と東京駅東北新幹線南のりかえ口で早めに待ち合わせしました
段々と用心深くなってきている証でしょうか
物凄い人混みに驚きました！
駅構内のカフェでモーニング珈琲を飲みながら、しばし休憩を

ホームへ上がると程なく車内へ
10：04発仙台行き「はやぶさ15号」は、Ｅ５系（緑）10両＋Ｅ６系（赤）7両
という長～い編成
私たちの席は14号車で、赤いＥ６系の方です
（因みに初乗車でした）
２列＆２列でシートは黄色
コロナ禍ではNGだった席を回転させて、大宮乗車のＨさんを迎えました
仙台までの1時間少々は楽しいトークタイム

東京駅 駅

仙台到着前に仙台郊外在住のＦさんからLINEが入り、
駅ビル内牛タン通り「喜助」で並んで待ってますとのこと
感謝しかありませんね

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

平日（金曜日）というのに、牛タン通りとすしや通りの全店が行列！！
驚きますね～

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

Ｆさんの早め行列並びのお陰もあり、15分程の待ちで案内されました
ありがとうございます

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

地元民である彼女がココを選んだのは理由がありました
ここの店は味付けが「塩」「醤油」「味噌」と選べるからだそう
お隣の有名大手「利久」は塩味のみで、かつ東京にもお店が何店もあるので、
選ばなかったとのこと
確かに私は汐留と新宿の同店に行ったことがあります

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

行列時にオーダーをしていたので、比較的早く提供されました
私は基本形の塩味3切6枚定食（白菜漬けと南蛮味噌添え）、麦飯とテールスープ付
何とも美味しそうな香りが鼻腔をくすぐります
（1980円＋税）

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

Ｆさんに醤油味を1枚交換して貰い、食べてみると違いははっきりしてます
塩味がさっぱりしてるのに対し、醤油味は香ばしさとコクがあるような感じですね
Ｆさんのお好みは「醤油味」とのこと

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

次は醤油味を絶対頼む！というと、嬉しそうにしていました
牛タンも中々奥深きものです

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

Ｍ村君は5枚10切れ定食をオーダー
そういえば彼は昔から健啖家だった～
この後、急用で蜻蛉返りしなければならず残念です
（仙台まで一緒に来てくれて感謝！）

味の牛たん 喜助 JR仙台駅店 グルメ・レストラン

ホテルの送迎バスは14時発
1時間強あったので、お茶をする前にAER（アエル）31階展望テラスで、
高所から仙台見物を

ＡＥＲ展望テラス 名所・史跡

大都会仙台市内をバックにとりあえず1枚！

ＡＥＲ展望テラス 名所・史跡

東北新幹線のカーブがまるで模型の様な感じがしました

ＡＥＲ展望テラス 名所・史跡

東北楽天ゴールデンイーグルスのホームボールパーク
楽天生命パークがよく見えました
グラウンドは天然芝、観覧車とかあって、MLBのボールパークみたいです
一度観戦したいと思いますね

ＡＥＲ展望テラス 名所・史跡

ホテルの送迎バスまで少し時間があるので、東口タリーズでティータイム
通勤電車のロングシートみたいな席に5人並んで座りました

仙台駅 (JR) 駅

とても残念ですが、M村くんは所用があって帰ることになりました
ここまで付き合ってくれて感謝です！

仙台駅 (JR) 駅

今回の宿は大江戸温泉グループのTAOYA秋保
比較的新しいオールインクルーシブのホテルシリーズで、秋保は御三家と呼ばれた「旧岩沼屋」をリブランドして昨年オープンしました

無料送迎バス（事前予約制）で仙台駅東口から約40分で到着
ドライバーの方もとても丁寧で感じが良かったので、期待できそうです

チェックインは14時で早速レセプションでチェックイン
屏風風の絵画はかつての秋保馬車をオマージュしたもの
レセプションの男性スタッフも親切かつ丁寧で好感が持てました

夕食＆朝食の時間を予約（18:00と7:30）すると、チケットをルームキーのレザーホルダーに入れてくれました
良いアイデアだと思います

TAOYA秋保 宿・ホテル

私たちの部屋は9階角部屋の12畳＋4畳半＋絨毯じきリラックスエリアという、
２名では勿体無いような部屋
玄関も広く、洗面所はダブルシンクでした

浴衣は何種類かあり、サイズ別に仙台箪笥に格納されていました
歯ブラシとともにピックアップして一旦部屋へ

そしてロビーラウンジで再度集合
14時～23時まで、ここではビールなどのアルコール、ソフトドリンク、コーヒー紅茶、アイスクリーム、ミックスナッツなどの軽いつまみが用意されています

私たちはまずビール（アサヒマルエフ）で乾杯！
その後は各自好きなものを飲みながら、しばし歓談‥し、夕食までゆっくりしようと解散

私とM本くんは部屋でのんびりした後、温泉へ
女性Ｆ＆Ｈさんは、近くにある景勝地「磊々狭」へ行ってきたそうです

TAOYA秋保 宿・ホテル

ここのホテルは夕朝食ともにブッフェが用意されています
食事処は１階に「萩」、２階に「欅」と２ヶ所あります
予約時間により割り振られるようで、私たちは１階の「欅」でした
自由席なので、窓際の静かな席にしました
ただ席間がゆったりし、テーブルも大きいのでとても快適でした

TAOYA秋保 宿・ホテル

ブッフェボードはコの字に配列されています
前菜、メイン、ライブキッチン、主食、甘味などの配列が巧みで、列が出来にくくストレスを感じません

TAOYA秋保 宿・ホテル

まずはゆっくりと偵察を敢行し、作戦を立てていきます
もちろんアルコールなどのドリンク類もラウンジより種類多く用意されていました

TAOYA秋保 宿・ホテル

まずは前菜類（コールド系）と黒ビールをチョイス
女性陣は仙台に春を告げる「せり鍋」を

TAOYA秋保 宿・ホテル

私のセカンドディッシュ
天ぷらと三陸産カキフライ
カキフライがジューシーで最高に美味！！

TAOYA秋保 宿・ホテル

Ｍ本くん独演会その１
彼はカレーが美味しいと言ってました

TAOYA秋保 宿・ホテル

Ｍ本くん独演会その２

私は牛タン、ステーキ、寿司、ピザを堪能しました
勿論ずんだ餅を始めとしたデザートもいただきました
大満足です

TAOYA秋保 宿・ホテル

暖炉では薪が炊かれていました
ロビーラウンジでコーヒーとシューアイスを楽しみました

TAOYA秋保 宿・ホテル

次にライブラリーラウンジに移動
（他にバーも開いていました）
ここはソフトドリンクと夜食（カレーうどん）を提供していました

TAOYA秋保 宿・ホテル

このホテルの面白いところは宿泊客が夕食後ラウンジで各々の時間を楽しんでいることですね
通常のホテルは夕食後は部屋へ引き上げて、一部の人たちがバーや麺処にいる感じ
ずいぶんと違いますね

TAOYA秋保 宿・ホテル

21時過ぎまでおしゃべりを楽しみました

そして温泉に入って１日目は終了

TAOYA秋保 宿・ホテル

早起きして温泉に入って部屋に戻ると、外は雪！

TAOYA秋保 宿・ホテル

まあ、雪景色を楽しもうと考えを変えていました

TAOYA秋保 宿・ホテル

朝食ブッフェは昨夜と同じ「欅」でいただきます
おでんとスムージーが美味しかったですね

そして4人とも洋風でした

TAOYA秋保 宿・ホテル

Ｍ本くんは昔から健啖家です
パン６個、パンケーキ２枚、スクランブルエッグほかを「ペロリッ！」でした

TAOYA秋保 宿・ホテル

朝食後、秋保おはぎで超有名な「さいち」へ
おはぎを家族へのお土産にします
（何度か買っていますが、やはり美味しかったです）

主婦の店 さいち グルメ・レストラン

TAOYA秋保へのアプローチ

TAOYA秋保 宿・ホテル

こんな感じの部屋でした

TAOYA秋保 宿・ホテル

玄関も広い！

TAOYA秋保 宿・ホテル

そして特筆すべきダブルシンク

TAOYA秋保 宿・ホテル

エントランスも綺麗にリノベーションされています

10時の送迎バスで仙台駅まで

TAOYA秋保 宿・ホテル

仙石線で約30分、本塩釜駅へやってきました
車内は結構混んでいました

本塩釜駅 駅

205系はかつて山手線、南武線、横浜線などを走っていました

本塩釜駅 駅

少し早め（11時半頃）ですが、昼食とします
塩竈まぐろ直売食堂は地元在住Ｆさんのおすすめ
（ここからは彼女プロデュースのルートを辿ります）

塩竃まぐろ直売・食堂 グルメ・レストラン

小さな店舗ですので、丁度4人席が空いてラッキーでした
まぐろづけ丼と２色丼を注文

私はまぐろづけ丼を寿司めしでいただきました
つみれ汁も付いて、何と800円台！

余りに美味しそう！そして実際に美味しくて、見事に撮影を忘れました‥！
づけ丼は厚めのまぐろ赤身が10枚ほど乗っていました
まぐろを堪能した！感じです

塩竃まぐろ直売・食堂 グルメ・レストラン

イオンモールから東日本大震災の復興事業として建設された頑丈な歩道橋を歩いていきます
カラフルな船は塩竈神社の祭事で使うそうです

マリンゲート塩釜 名所・史跡

松島までの観光船の発着地はマリンゲート塩釜
遊覧船の窓口、レストラン、売店そしてハローワークまで入っています

マリンゲート塩釜 名所・史跡

13時発の「丸文松島汽船あおば」に乗船します
乗船料は1500円ですが、Ｆさんが予約しておいてくれたので10％オフになりました

マリンゲート塩釜 名所・史跡

さあ、松島の観光です！

マリンゲート塩釜 名所・史跡

出航してすぐに変わった形の岩がありました

丸文松島汽船 乗り物

塩釜港は海上保安庁の拠点でもあります
巡視船「ざおう」
排水量3245トン、長さ105m、1980年就航したベテラン船で、
ヘリコプターを１機運用可能

丸文松島汽船 乗り物

海水で侵食された面白い形の岩が多くあります

丸文松島汽船 乗り物

仁王岩
松島で人気No.１だそう
見る角度によって色々な人の顔に見えるそうです

丸文松島汽船 乗り物

確か鐘岩だったと思います

丸文松島汽船 乗り物

松島湾内は多島海と呼ばれる岩や島が多くある海域です
この日は風が強くて船はそれなりに揺れました

丸文松島汽船 乗り物

遊覧船あおば
１階が一般席、
２階はグリーン席で600円の追加料金がかかります

丸文松島汽船 乗り物

風が強くて桟橋は寒く感じましたね

丸文松島汽船 乗り物

松島湾が多島海というのがよく分かります

松島湾 自然・景勝地

湾をバックに記念写真を

松島湾 自然・景勝地

海岸には多くの店舗が並び賑やかな感じです
しかし瑞巌寺の参道へ入った瞬間に静寂が広がっていました

瑞巌寺 寺・神社・教会

振り返ると海がすぐそこに見えました

3.11では津波に呑まれたと思いきや、海水は参道をさらりと覆った程度だったそう
湾内の島々が防波堤になったようです

瑞巌寺 寺・神社・教会

左の三本木辺りまで海水が上がったとの表示がありました
名刹瑞巌寺は津波被害を免れたというのは、不思議な感じがしました

瑞巌寺 寺・神社・教会

瑞巌寺の並びにある「円通院」
Ｆさんのリコメンドです

伊達光宗公を祀る三慧殿（1636年建造／国指定重要文化財）が中核にあります

円通院 寺・神社・教会

美しい枯れ山水庭園は松島湾を表現してると言います

円通院 寺・神社・教会

振り返った佇まいも美しい

円通院 寺・神社・教会

苔むした四阿（あずまや）

円通院 寺・神社・教会

寺の案内人の方の説明がとても分かりやすくて面白い
（その方がグループ毎に写真を撮ってくれました）

後方が三慧殿です
伊達光宗公は才智に優れた逸材で、徳川幕府にとって厄介な存在だったといいます
19歳の若さで江戸城内で亡くなりました
病死？謀殺？諸説あります

彼の霊廟として、厨子内には本人像と殉死した7名の家来が祀られています
正面の装飾には、伊達政宗公の命を受けて、イタリア、スペインを訪問して持ち帰った数々の文化が描かれています
鎖国の世にあっては人々の目に触れてはまずいものばかり
薔薇、トランプ、十字架、徳川家葵紋などをメタファー（隠喩）として、
形を微妙に変化させて飾りとしています
建造後350年間、公開されなかったそうです

天下を狙った伊達政宗とその末裔たちの気概を見たような気がしました

円通院 寺・神社・教会

ここは薔薇園（ローズガーデン）

円通院 寺・神社・教会

支倉常長が薔薇を初めて持ち帰ったそうです

円通院 寺・神社・教会

本堂「大悲亭」
とても美しい木造建築です

円通院 寺・神社・教会

門前には梅が綺麗に咲いていました

円通院 寺・神社・教会

Fさんが「苔玉」体験の予約をしてくれました
円通院と同じ種類の苔を使うそうです

洗心庵 グルメ・レストラン

約20分の奮闘の結果、各々の作品が完成しました
結構個性が出るものです

洗心庵 グルメ・レストラン

インストラクターのお姉様が写真を撮ってくれました
各自の前にあるのが、その作品です
いい旅の記念となりました

洗心庵 グルメ・レストラン

帰りの新幹線の時間が徐々に近づいて来ました
名残り惜しいですが、松島海岸から仙石線に乗ります

松島海岸駅 駅

最後に松島の風景を目に焼き付けます

松島海岸駅 駅

Ｆさんは仙石線途中駅で下車していきました
色々とありがとうございました
Hさんは娘さん夫妻と合流するとのことで、仙台駅で別れました

私とＭ本くんは、駅構内で家族への土産を買い求めてから、
17:22発のはやぶさ150号に乗車しました
車内で缶ビールを飲みながら、1時間30分少々で東京駅に到着

中央線特急かいじに乗るという彼とは、中央線ホームで解散しました
旧交を温め合う感じの本当に楽しい2日間でした

長くお付き合いいただきましてありがとうございました

東京駅 駅