22大磯プリンスホテル・大磯邸園を楽しむ

2022/05/24 - 2022/05/25

22年5月　コロナ禍で遠出を躊躇しがちな時期
神奈川割支援を利用して地元のホテルを利用した。
宿泊先は子供の頃プールでお世話になったけど、泊まったことのなかった大磯プリンスホテル
コロナ前に大人限定のサーマルスパをオープンしていた

翌日は大磯観光
旧吉田茂邸など近代の偉人の別荘が集中する大磯は神奈川県と協力して邸園文化圏再生構想として整備・一般公開へと進めています。

エリア 平塚・大磯(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

県内なのに、プールの思い出はあるが、宿泊したことのなかった大磯プリンスホテル

コロナ禍でしたが、旅行支援の神奈川割を利用して宿泊してきました。

大磯プリンスホテル 宿・ホテル

ほとんどが車での来館だと思う。
駐車場はホテル宴会場エリア側にある。

駐車場は他にプール利用者用やボーリング場近くにもあるが、この時稼働していたのはホテル前のみ

チェックインカウンターは2017年に改築された、スパ棟の1階

自動ドアが開くと、目の前に海の景色が目に入るお洒落な作り

宿泊棟は改築されておらず、いろいろ年季を感じる
スパ棟とは1階と3階で繋がっています。

当然ながらお部屋への案内はなく、荷物も自分で運び込みます。
カートを貸してくれて、返却は各階のエレベーターホールで良いのが助かりました。

お部屋はオーシャンビューとマウンテンビューの2種類

経年劣化は感じますが、清潔にメンテナンスされている努力を感じます。
夏以外はお値段相応という感じです。

お部屋のチェックが終わり、スパ棟1階の喫茶で小休憩

店内は天井が高く、窓が大きくて清々しい雰囲気
ガーデンビューで緑を眺めながら寛げる良いロケーション

エス ダイニング 大磯プリンスホテル グルメ・レストラン

ランチビュッフェの終わった頃の時間帯だったが、スイーツ類がほとんど売り切れだった。
喫茶営業もしていたけど、コロナ禍特有の事情？だったのかな？

サーマルスパ　S.Wave　はスパ棟の3，4階にある温浴施設
3階にスパ受付、更衣室、温泉施設があります。
4階は12歳以上の年齢制限がり、水着着用で利用するプールとサウナのエリア。

宿泊した日はコロナ禍の制限で、宿泊者とスパ付きレストランプランの利用者のみが入場できました。

プールは温水のインフィニティープール
目の前に海が広がります。
プールの周辺にはベーチチェアが並び、県内とは思えないリゾート感

4階はスマホ持参OKです

生憎のお天気（曇天＋風強い）だったのが、残念

スパ受付でバスローブも貸出されましたが、チェアで寛ぐにも風で体感温度が奪われていく感じがして、利用者も少なかった

青のパラソルの下はジャグジー

テラスエリアも広く、ドリンクも販売していました。
水着にならなくても利用できそうでした。

室内には複数のサウナ室が設けられています。

角の部屋では富士山と海を眺められるサウナ室でした。（黒枠窓の室内部分）

利用者は20代・30代のグループ（カップル含）がほとんど。
と思ったら、シニア（予備軍含）層は早朝に利用していました。

利用時は撮影会にはなっていなかったけど、SNS映えする施設です。

宿泊時のレストランはセットメニューのみ対応だったので、ホテル外で夕食

ホテルから徒歩圏の楽市楽座へ
新鮮な地元の魚が売りの人気店
予約していきました。

楽市楽座 グルメ・レストラン

夜の大磯プリンスの入口

朝食は1階の中国料理 滄を開場としたビュッフェ

レストラン周辺のホールエリアがゆったりとした空間で気持ち良い

宿泊棟のエレベーター前のラウンジスペースもリゾート感あるインテリア

椅子もありましたが、利用している人はいませんでした。

朝食会場は窓に沿って広く席数を配置
明るい店内で朝食会場にはピッタリだと思う。

ビュッフェ台が奥に集中してあるので、場所によっては料理が遠いかも。

オムレツはライブキッチン

和洋、一般的なメニューですが料理の種類も多く満足感あり

朝食会場もそうですが、ホテル内の照明も雰囲気があるデザインでした。
営業がコロナ禍前の水準に戻ったら、食事利用でも行ってみたいです。

チェックアウト後　旧吉田茂邸へ

旧吉田茂邸 美術館・博物館

入口近くに無料の薔薇園があり、丁度見頃でした。

現在は大磯町が管理していて、バラ園と庭は無料で入れます

庭も吉田邸前の手入れの行き届いた芝生エリアだけでなく、海側の松のエリアなど広大さにも驚きます

旧吉田茂邸の建物内は有料見学

吉田茂邸は平成21年に火事で焼失し、現在の建物は再建されたものです。

写真奥のサンルーム（登録有形文化財）は延焼から免れましたが、耐震の関係で見学不可

吉田茂氏の執務エリアとプライベートなエリアが公開されています。
部屋の造りは再現に努めたことと思いますが、調度品等がないため、風格を左程感じませんでした。

庭園内にある、七賢堂。
伊藤博文旧邸から移築した近代の元勲を祀った祠堂。
登録有形文化財（建物）

吉田茂邸は近くの旧三井別邸地区と合わせて大磯城山公園として整備管理されています。

県立大磯城山公園 公園・植物園

公園内にある茶室　城山庵

一般にも喫茶メニューを提供しているが、コロナ禍だったため、席数制限中
座敷エリアは閉鎖中だった

上生菓子とお抹茶でひと息

車を東に進め、大磯名物　東海道松並木エリアへ

明治記念大磯邸園にもバラ園があります。
こちらは無料で見学可能　（写真は2023年5月撮影したもの）

明治記念大磯邸園 公園・植物園

園内にある旧大隈重信別邸や陸奥宗光別邸跡（旧古川邸）の建物は非公開ですが、広い庭園・松林エリアは無料で開放されています。

座れるベンチも所々に準備されていました

近くに伊藤博文邸跡の旧滄浪閣もあり、今後整備・公開されていく予定です。
大磯町・神奈川県の邸園文化圏再生事業の進捗に多いに期待しています。