印西市の松虫・路傍・百庚申・青面金剛像

2023/02/18 - 2023/02/18

松虫の百庚申の特徴は離れた２ヶ所に青面金剛像のみが各５０基並んでいます。文字庚申塔はありません。基本パターンと違います。２つの場所もかなり離れていたので探すのに苦労しました。印西市松虫には松虫姫伝説の古刹松虫寺があり、その山門前の路傍に青面金剛像を刻んだ 50 基、少し離れた杉自塚（第二地点）に同じ仕様の 50 基と計 100 基が半数ずつ二つの地点にありました。昭和 46 年建立の移転記念碑「松虫百庚申之碑」、享保 18 年（1733）銘の青面金剛像塔や灯篭などの残欠もあり、記念碑の銘文により、「松虫百庚申塔」と呼ばれた青面金剛像群は、元は区内長作に文政 12 年（1829）願主右兵衛氏など有志 17 人によって建立されたが、千葉ニュータウン用地となり、この地に移されたことがわかりました。また『千葉ニュータウン埋蔵文化財調査報告書Ⅱ』から、もとの場所は、松虫寺から 500ｍ位南、現在の北総鉄道の印旛日本医大駅の東側線路の脇あたりと推定されます。同報告書には写真も掲載されてあり、道沿いに百庚申が立ち並ぶ壮観な姿が残されていました。住所印西市松虫７番地。
参考資料、2019.3.2 明治大学博物館友の会 2019 年会員発表会、リンク許可済み。
レジュメ 北総の「百庚申」蕨　由美。
http://sawarabi.a.la9.jp/190302resume.pdf
レジュメ 「印西市域の庚申塔と女人講の石塔」蕨 由美
http://sawarabi.a.la9.jp/190210resume.pdf

エリア 鎌ヶ谷・印西・八千代(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

北総鉄道の印旛日本医大駅から歩いて１５分、約１ｋｍ。「カフェまつむし」の看板が案内してくれる。百庚申は松虫寺の外にある。

北総鉄道新鎌ヶ谷駅から北総線に乗って印旛日本医大駅に向かいます。

北総鉄道の車輌。最近増発されたり、運賃が値下げになったらしい。

スカイライナーに追い越されます。

印旛日本医大駅。ちょっと変わった建物です。

駅近くの交差点を右に曲がります。

住宅地を道成りに進みます。

いにしえの田園　松虫の里、地図があります。

カフェまつむしの看板に沿って進みます。

カフェまつむしの看板を右に曲がります。曲って直ぐに百庚申です。

松虫寺の手前、路傍の右側に百庚申の半分が並んで居ます。

祠の中に青面金剛像が祀られています。

祠の左側に二列に並んだ青面金剛像。

全て青面金剛像です。文字庚申塔はありません。

左側前列の青面金剛像。

左側前列の青面金剛像。

左側前列の青面金剛像。１３基。

左側後列の青面金剛像。

左側後列の青面金剛像。

左側後列の青面金剛像。

左側後列の青面金剛像。１５基。

左側二列の青面金剛像。

左側前列の青面金剛像。

左側前列の青面金剛像。

左側前列の青面金剛像。破損した物があります。

左側後列の青面金剛像。

左側後列の青面金剛像。

左側後列の青面金剛像。１４基。合計５０基

文字庚申塔。

燈籠。

松虫百庚申之碑。昭和 46 年建立の移転記念碑。

逆光でしたので後側から全景を撮りました。

カフェまつむしの看板に戻り、真っ直ぐ道なりにすすむと杉自塚百庚申に出ます。

残りの百庚申は寺の外の杉自塚にあります。長屋門の前をとおります。

道成りに進みますと杉自塚が見えてきます。

杉自塚の説明。

庚申塔と燈籠。

左側前方の青面金剛像。

左側前方の青面金剛像。ショケラが正面を向いています。

左側前方の青面金剛像。１０基

祠の中の剥離した青面金剛像。

小さな文字庚申塔。

左側後方の青面金剛像。

左側後方の青面金剛像。

左側後方の青面金剛像。１３基。

右側後方の青面金剛像。

右側後方の青面金剛像。

右側前方の青面金剛像。

右側前方の青面金剛像。

右側前方の青面金剛像。１４基。５０基

祠の中に庚申塔。