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2022年12月上旬、紅葉の京都を訪ねた。その時訪ねきれないお寺が結構あったので、2週間と空けず20日頃に再訪した<br /><br />オフシーズンにかかわらず、東山界隈、嵐山といった超が付くほどの有名観光地は、すでに外国人観光客で混雑していたが、まだまだ落ち着ける寺社があったことは幸いだった、お寺は人影まばらで、独占状態で拝観出来たところも多い<br /><br />この3年でコロナ渦で落ち着いた京都を3回訪問、(桜の頃、遅めの紅葉の頃、そして今回の12月中旬の閑散期)<br />今回の一番の目的は大原探訪と、日本一美しい仏様に会いに行くこと<br />お寺も大原と合わせて15ほど回ったので、3回に分けて忘備録を兼ねてハイライトをざっとご紹介しようと思う<br /><br />地蔵院、太秦広隆寺、妙心寺、西本願寺、東本願寺<br />

日本一美しい仏様に会いに ゆったりと寺院巡り 晩秋の京都2

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2022/12/20 - 2022/12/23

3963位(同エリア4471件中)

ココ&ナッツ

ココ&ナッツさん

この旅行記スケジュールを元に

2022年12月上旬、紅葉の京都を訪ねた。その時訪ねきれないお寺が結構あったので、2週間と空けず20日頃に再訪した

オフシーズンにかかわらず、東山界隈、嵐山といった超が付くほどの有名観光地は、すでに外国人観光客で混雑していたが、まだまだ落ち着ける寺社があったことは幸いだった、お寺は人影まばらで、独占状態で拝観出来たところも多い

この3年でコロナ渦で落ち着いた京都を3回訪問、(桜の頃、遅めの紅葉の頃、そして今回の12月中旬の閑散期)
今回の一番の目的は大原探訪と、日本一美しい仏様に会いに行くこと
お寺も大原と合わせて15ほど回ったので、3回に分けて忘備録を兼ねてハイライトをざっとご紹介しようと思う

地蔵院、太秦広隆寺、妙心寺、西本願寺、東本願寺

旅行の満足度
4.0
交通手段
新幹線

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  • 地蔵院(竹の寺)<br />実はここは行く予定ではなかったけど、京都駅から乗るバスを間違って嵐山方面に行ってしまったので、ついでに寄ってみた<br />近くに苔寺と鈴虫寺という有名な寺院があるけど、苔寺は事前予約制だし、鈴虫寺はお説法を聞くために入場に時間が決まっているというのでパスして、ここ地蔵院にやって来た<br />静かでとても良い風情

    地蔵院(竹の寺)
    実はここは行く予定ではなかったけど、京都駅から乗るバスを間違って嵐山方面に行ってしまったので、ついでに寄ってみた
    近くに苔寺と鈴虫寺という有名な寺院があるけど、苔寺は事前予約制だし、鈴虫寺はお説法を聞くために入場に時間が決まっているというのでパスして、ここ地蔵院にやって来た
    静かでとても良い風情

    地蔵院(竹の寺) 寺・神社・教会

  • 地蔵院(竹の寺) 独り占め状態<br />本堂でお参りして、方丈へ

    地蔵院(竹の寺) 独り占め状態
    本堂でお参りして、方丈へ

  • 地蔵院(竹の寺)<br />猪目窓から竹林が

    地蔵院(竹の寺)
    猪目窓から竹林が

  • 地蔵院(竹の寺)<br />十六羅漢の庭<br />

    地蔵院(竹の寺)
    十六羅漢の庭

  • 地蔵院(竹の寺)<br />静寂、凛とした空気…こういう雰囲気大好きだ

    地蔵院(竹の寺)
    静寂、凛とした空気…こういう雰囲気大好きだ

  • 太秦広隆寺<br />「日本一美しい仏様」に会える

    太秦広隆寺
    「日本一美しい仏様」に会える

    広隆寺 寺・神社・教会

  • 広隆寺 新霊宝殿<br />約50体もの仏像があり、そのうち16体が国宝という国宝の宝庫<br />入るとまずずらりと並んだ十二神将が素晴らしい<br />十一面千手観音立像、不空羂索観音像など見応えがある<br />そして中央にお目当ての仏様がいらっしゃる

    広隆寺 新霊宝殿
    約50体もの仏像があり、そのうち16体が国宝という国宝の宝庫
    入るとまずずらりと並んだ十二神将が素晴らしい
    十一面千手観音立像、不空羂索観音像など見応えがある
    そして中央にお目当ての仏様がいらっしゃる

  • 弥勒菩薩半跏思惟像 国宝第1号(歴史の教科書からの画像)<br />美術や歴史の教科書に必ず掲載されている、日本では超有名な仏様<br />超有名なのに、ほとんど詳しいことはわかっていないという<br />飛鳥時代のもので新羅からの渡来仏だろうとされている<br /><br /><br /><br />

    弥勒菩薩半跏思惟像 国宝第1号(歴史の教科書からの画像)
    美術や歴史の教科書に必ず掲載されている、日本では超有名な仏様
    超有名なのに、ほとんど詳しいことはわかっていないという
    飛鳥時代のもので新羅からの渡来仏だろうとされている



  • 弥勒菩薩半跏思惟像 国宝第1号(WIKIからの画像)<br /><br />いつか自分が死を迎える時はこの慈愛にみちた表情を思い浮かべ、天人の音楽を聴きながらこの世とお別れしたいと思っている<br />(天人の音楽:かぐや姫の物語  久石譲作曲)<br /><br />照明が薄暗く、3,4mほど離れていて遠目になってしって、とても見にくいが<br />ほとんど人もいないお堂の中で、心行くまで正対できて良かった<br /><br />

    弥勒菩薩半跏思惟像 国宝第1号(WIKIからの画像)

    いつか自分が死を迎える時はこの慈愛にみちた表情を思い浮かべ、天人の音楽を聴きながらこの世とお別れしたいと思っている
    (天人の音楽:かぐや姫の物語 久石譲作曲)

    照明が薄暗く、3,4mほど離れていて遠目になってしって、とても見にくいが
    ほとんど人もいないお堂の中で、心行くまで正対できて良かった

  • 1960年に、弥勒菩薩像の右手薬指が第一関節あたりから折れるという事件があった<br />それが学生のいたずらによるものだというから、マジやめて欲しい<br />こういう輩がいるから、近くで拝観できずに遠目でしか見られなくなってしまう

    1960年に、弥勒菩薩像の右手薬指が第一関節あたりから折れるという事件があった
    それが学生のいたずらによるものだというから、マジやめて欲しい
    こういう輩がいるから、近くで拝観できずに遠目でしか見られなくなってしまう

  • 妙心寺

    妙心寺

    妙心寺 寺・神社・教会

  • 妙心寺<br />仏殿、法堂など大伽藍が並んでいるさまは壮観

    妙心寺
    仏殿、法堂など大伽藍が並んでいるさまは壮観

  • 妙心寺<br />敷地としては最大級の広さ<br />

    妙心寺
    敷地としては最大級の広さ

  • 妙心寺大方丈

    妙心寺大方丈

  • 妙心寺 庫裏につながる大廊下<br />

    妙心寺 庫裏につながる大廊下

  • ここ大廊下で撮影された映画もある<br />本能寺ホテルなど映画の舞台としても使われた

    ここ大廊下で撮影された映画もある
    本能寺ホテルなど映画の舞台としても使われた

  • 方丈や庫裡を見学した後は渡り廊下を歩いて法堂へ

    方丈や庫裡を見学した後は渡り廊下を歩いて法堂へ

  • 法堂 加納探幽作 雲龍図<br />8年の歳月をかけたという大迫力の天井図<br />これは必見<br />下一の鳴き龍と言われるほど、そして国宝の梵鐘が見学できる<br />写真は禁止なので、窓口でもらったパンフレット雲龍図を写真で撮った<br />紙の大きさはA3ほどで大きい、折り曲げたくないので丸めてそっとカバンにしまって、家で額に入れて眺めている

    法堂 加納探幽作 雲龍図
    8年の歳月をかけたという大迫力の天井図
    これは必見
    下一の鳴き龍と言われるほど、そして国宝の梵鐘が見学できる
    写真は禁止なので、窓口でもらったパンフレット雲龍図を写真で撮った
    紙の大きさはA3ほどで大きい、折り曲げたくないので丸めてそっとカバンにしまって、家で額に入れて眺めている

  • 妙心寺には、なんと46もの塔頭寺院がある<br />そのひとつ退蔵院へ

    妙心寺には、なんと46もの塔頭寺院がある
    そのひとつ退蔵院へ

    退蔵院 寺・神社・教会

  • 妙心寺退蔵院<br />何だか面白そうなものが入口に置いてあった

    妙心寺退蔵院
    何だか面白そうなものが入口に置いてあった

  • 退蔵院<br />自分で創作できる石庭

    退蔵院
    自分で創作できる石庭

  • 退蔵院 陰陽の庭<br />白い敷石

    退蔵院 陰陽の庭
    白い敷石

  • 黒い敷石<br />この白と黒の石庭が対になっている<br />当たり前だけどやはり自分が作った石庭とは違い、洗練されている

    黒い敷石
    この白と黒の石庭が対になっている
    当たり前だけどやはり自分が作った石庭とは違い、洗練されている

  • 退蔵院 余香苑

    退蔵院 余香苑

  • 奥から流れる水流が何段にもなって降りてくる様が素晴らしいなぁ<br /><br />方丈は都合により見学できなかった<br />

    奥から流れる水流が何段にもなって降りてくる様が素晴らしいなぁ

    方丈は都合により見学できなかった

  • 枯山水で有名な竜安寺も実は妙心寺の塔頭寺院でもある<br />寺内だけでなく、結構距離が離れている塔頭寺院はけっこうある<br />3年前の桜の枯山水庭(2020年4月撮影)

    枯山水で有名な竜安寺も実は妙心寺の塔頭寺院でもある
    寺内だけでなく、結構距離が離れている塔頭寺院はけっこうある
    3年前の桜の枯山水庭(2020年4月撮影)

  • 銀閣寺 (慈照寺)<br />修学旅行以来だ

    銀閣寺 (慈照寺)
    修学旅行以来だ

    銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会

  • この金閣寺(鹿苑寺)も、銀閣寺と同じく臨済宗相国寺派の塔頭寺院のひとつ<br />(2020年4月撮影)

    この金閣寺(鹿苑寺)も、銀閣寺と同じく臨済宗相国寺派の塔頭寺院のひとつ
    (2020年4月撮影)

  • 銀閣寺<br />銀閣寺垣 参拝受付けまでのアプローチ<br />石垣、竹垣、椿の生垣の三段構成<br />

    銀閣寺
    銀閣寺垣 参拝受付けまでのアプローチ
    石垣、竹垣、椿の生垣の三段構成

  • 銀閣寺<br />良い枝ぶりの松が入口で迎えてくれる

    銀閣寺
    良い枝ぶりの松が入口で迎えてくれる

  • 有名な銀閣寺だけど、アクセスが悪いせいか、ここも人影まばら<br />修学旅行生が列をなしているイメージしかなかったけど<br /><br />方丈から見た向月台、銀沙灘、銀閣、この角度からの写真が有名

    有名な銀閣寺だけど、アクセスが悪いせいか、ここも人影まばら
    修学旅行生が列をなしているイメージしかなかったけど

    方丈から見た向月台、銀沙灘、銀閣、この角度からの写真が有名

  • 銀閣寺 銀沙灘(ぎんしゃだん)<br />じっと見ていると、灰色ではなく文字通り銀シルバーに見えてくるから不思議<br />結構な高さがある、66cmだという<br />月の光を反射させる役目をもつといわれている<br />とてもきれいに筋が入っていて感心<br />これが銀閣寺独特の渋い雰囲気を作っていることは間違いない

    銀閣寺 銀沙灘(ぎんしゃだん)
    じっと見ていると、灰色ではなく文字通り銀シルバーに見えてくるから不思議
    結構な高さがある、66cmだという
    月の光を反射させる役目をもつといわれている
    とてもきれいに筋が入っていて感心
    これが銀閣寺独特の渋い雰囲気を作っていることは間違いない

  • 銀閣寺<br />この角度から見ると、一面の銀沙灘は、今度はモノクロストライプに見える

    銀閣寺
    この角度から見ると、一面の銀沙灘は、今度はモノクロストライプに見える

  • 火灯窓から銀沙灘<br />金閣寺には金箔で覆われ文字通り金色なのだけど、銀閣寺には銀色ではないのに、どうして銀閣寺という名なのか、というのはよくある疑問<br />銀泊がはがれてしまったのか、と思っていたのだけど、はがれた跡はないという<br /><br />銀沙灘と向台の砂盛で月の光を反射して銀閣を照らすさまから銀閣寺と名付けられたといわれている<br />それなら、月光寺銀閣というような名にしたほうがイメージがわきそうだ<br />

    火灯窓から銀沙灘
    金閣寺には金箔で覆われ文字通り金色なのだけど、銀閣寺には銀色ではないのに、どうして銀閣寺という名なのか、というのはよくある疑問
    銀泊がはがれてしまったのか、と思っていたのだけど、はがれた跡はないという

    銀沙灘と向台の砂盛で月の光を反射して銀閣を照らすさまから銀閣寺と名付けられたといわれている
    それなら、月光寺銀閣というような名にしたほうがイメージがわきそうだ

  • 意匠ある、方丈のガラス戸のデザイン<br />銀沙灘や向月台が映りこんでいた

    意匠ある、方丈のガラス戸のデザイン
    銀沙灘や向月台が映りこんでいた

  • 展望台から見た銀閣寺

    展望台から見た銀閣寺

  • 裏手から見た銀閣<br />銀閣は漆塗りでむしろ黒っぽく見える<br />白い火灯窓との対比が美しい<br />月光が銀沙灘に反射して浮かび上がる銀閣も見たいものだ<br />夜は入れないから無理か

    裏手から見た銀閣
    銀閣は漆塗りでむしろ黒っぽく見える
    白い火灯窓との対比が美しい
    月光が銀沙灘に反射して浮かび上がる銀閣も見たいものだ
    夜は入れないから無理か

  • 西本願寺<br />世界遺産に登録されている

    西本願寺
    世界遺産に登録されている

    西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

  • 西本願寺 <br />まず大伽藍に圧倒された<br />

    西本願寺 
    まず大伽藍に圧倒された

  • 国宝の御影堂の広い縁<br />自由拝観で中にも入れる

    国宝の御影堂の広い縁
    自由拝観で中にも入れる

  • 西本願寺

    西本願寺

  • お次は、西本願寺に対をなす東本願寺<br />唐門<br />京都駅から歩いて3分ぐらいのところにある<br />路線バスの車窓からでもよく見えて、こういう大伽藍や東寺の五重塔、平安神宮の巨大鳥居などが、普通に街中で目にできるところが、さすがは古都京都だと実感するところ

    お次は、西本願寺に対をなす東本願寺
    唐門
    京都駅から歩いて3分ぐらいのところにある
    路線バスの車窓からでもよく見えて、こういう大伽藍や東寺の五重塔、平安神宮の巨大鳥居などが、普通に街中で目にできるところが、さすがは古都京都だと実感するところ

    東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

  • 東本願寺 阿弥陀堂<br />右となりの御影堂は東大寺を上回る世界最大級の木造建築<br />いずれも明治時代の再建

    東本願寺 阿弥陀堂
    右となりの御影堂は東大寺を上回る世界最大級の木造建築
    いずれも明治時代の再建

  • こちらも自由拝観できる<br />西本願寺同様に規模の大きさに圧倒された<br />同じ本願寺から西と東に分かれたので、双子のようにぱっと見は似ている<br /><br />なぜか、こちらは世界遺産には登録されていない<br />どちらの本願寺も京都駅から近い巨大寺院、そのわりには観光客の姿はまばら<br />

    こちらも自由拝観できる
    西本願寺同様に規模の大きさに圧倒された
    同じ本願寺から西と東に分かれたので、双子のようにぱっと見は似ている

    なぜか、こちらは世界遺産には登録されていない
    どちらの本願寺も京都駅から近い巨大寺院、そのわりには観光客の姿はまばら

  • 東本願寺<br />視聴覚ホールの展示物

    東本願寺
    視聴覚ホールの展示物

  • 東本願寺<br />複雑な骨組みの様子がよくわかる

    東本願寺
    複雑な骨組みの様子がよくわかる

  • 京都駅<br />京都タワーがガラスに映っていた<br /><br />

    京都駅
    京都タワーがガラスに映っていた

    京都駅

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