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翌11月25日は、琵琶湖疎水船に乗る予定だったので、アクセスの良さそうな宿を探していて、たまたま疎水のすぐ近くにあるもと町屋を改装した宿を見つけた。<br />前回の大津での滞在も、もと町屋をリノベした宿だったので、この際町屋巡りをするのも楽しそうと思い予約してあった。<br /><br />坂本からの帰路、三井寺駅で下車。徒歩でも5分ほどだった。<br />チェックインは16時からということで丁度の時間に宿に到着した。<br />予約はだいぶ前だったが、10月11日から始まった全国旅行支援の対象となる宿だったようで、宿から直接の連絡があり、所定の手続きをしてあった。<br />チェックインの際には、コロナワクチンの接種証明、身分証明書の提示、書類の記入で宿泊料の割引(5000円x2人分)と、クーポン券(平日の宿泊のため3000円x2人分)をいただいた。<br />宿の名前は「粋世」(いなせ)という。<br /><br />(表紙写真は細長い町屋造りの内部、図面によれば「はしりにわ」と書かれている通路部分)

紅葉の真っ盛りに、琵琶湖疎水を下り京都まで行ってきた。 その2,大津の町屋

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2022/11/24 - 2022/11/25

229位(同エリア1620件中)

旅行記グループ 近江の旅

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mistral

mistralさん

翌11月25日は、琵琶湖疎水船に乗る予定だったので、アクセスの良さそうな宿を探していて、たまたま疎水のすぐ近くにあるもと町屋を改装した宿を見つけた。
前回の大津での滞在も、もと町屋をリノベした宿だったので、この際町屋巡りをするのも楽しそうと思い予約してあった。

坂本からの帰路、三井寺駅で下車。徒歩でも5分ほどだった。
チェックインは16時からということで丁度の時間に宿に到着した。
予約はだいぶ前だったが、10月11日から始まった全国旅行支援の対象となる宿だったようで、宿から直接の連絡があり、所定の手続きをしてあった。
チェックインの際には、コロナワクチンの接種証明、身分証明書の提示、書類の記入で宿泊料の割引(5000円x2人分)と、クーポン券(平日の宿泊のため3000円x2人分)をいただいた。
宿の名前は「粋世」(いなせ)という。

(表紙写真は細長い町屋造りの内部、図面によれば「はしりにわ」と書かれている通路部分)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
ショッピング
4.5
同行者
カップル・夫婦
旅行の手配内容
個別手配
  • 駅から歩き始めて間もなく、

    駅から歩き始めて間もなく、

  • 宿 粋世は「大津町家の宿」と書かれている赤い暖簾が下がっていて<br />すぐそれと分かった。<br /><br />大津は東海道最後の宿場町としてかつては賑わったそうだが<br />その繁栄ぶりは、街歩きをするとこうした町屋があちこちに残っている<br />ことから伝わってくる。<br /><br />(建物は国の登録有形文化財)

    イチオシ

    宿 粋世は「大津町家の宿」と書かれている赤い暖簾が下がっていて
    すぐそれと分かった。

    大津は東海道最後の宿場町としてかつては賑わったそうだが
    その繁栄ぶりは、街歩きをするとこうした町屋があちこちに残っている
    ことから伝わってくる。

    (建物は国の登録有形文化財)

  • 重いガラス戸を開けて「マエニワ」に入り、声をかけると<br />中から出てきてくださった。<br />そこで、チェックインの手続き。<br />クーポン券などもいただいた。

    重いガラス戸を開けて「マエニワ」に入り、声をかけると
    中から出てきてくださった。
    そこで、チェックインの手続き。
    クーポン券などもいただいた。

  • ウチニワから

    ウチニワから

  • 途中に貼られていた図面。<br /><br />ここ粋世は大津で初めて空き町屋を利用して改修したお宿として<br />2017年に開業。<br />もとは昭和8年(1933年)に米穀商の店舗兼住居として建築されたそうだ。<br />無垢の松の床板、杉の天井板、大津壁と言われる漆喰壁、外部の石の腰板<br />など、全て自然素材でできている。<br />出来るだけオリジナルの姿を残したそうだ。

    途中に貼られていた図面。

    ここ粋世は大津で初めて空き町屋を利用して改修したお宿として
    2017年に開業。
    もとは昭和8年(1933年)に米穀商の店舗兼住居として建築されたそうだ。
    無垢の松の床板、杉の天井板、大津壁と言われる漆喰壁、外部の石の腰板
    など、全て自然素材でできている。
    出来るだけオリジナルの姿を残したそうだ。

  • ハシリニワを抜けて<br />離れへ向かっている。<br /><br />館内の照明器具は、昭和初期に使われていた乳白色の<br />ガラスのシェードが使われているようだ。

    ハシリニワを抜けて
    離れへ向かっている。

    館内の照明器具は、昭和初期に使われていた乳白色の
    ガラスのシェードが使われているようだ。

  • 取り壊されてコインパーキングになる計画もあった中<br />こうして改修工事をされて蘇った建造物。<br /><br />登録有形文化財に指定されたのは2017年のこと。

    取り壊されてコインパーキングになる計画もあった中
    こうして改修工事をされて蘇った建造物。

    登録有形文化財に指定されたのは2017年のこと。

  • 白い紙が貼ってある柱は、大黒柱だそうだ。

    白い紙が貼ってある柱は、大黒柱だそうだ。

  • 左側、ガラス戸を開けると<br />カウンター席があって、ここでも朝食をいただける。<br />右側は収納部分。

    左側、ガラス戸を開けると
    カウンター席があって、ここでも朝食をいただける。
    右側は収納部分。

  • この辺り、右側には交代で入れる浴室、<br />トイレもあったようだ。

    この辺り、右側には交代で入れる浴室、
    トイレもあったようだ。

  • 予約してあったのはお庭に建つ離れ(写真では手前に位置する)<br />で専用の浴室のあるお部屋。<br /><br />母家にある部屋の宿泊者は、浴室は交代制で入るようだ。

    予約してあったのはお庭に建つ離れ(写真では手前に位置する)
    で専用の浴室のあるお部屋。

    母家にある部屋の宿泊者は、浴室は交代制で入るようだ。

  • 宿泊した離れ。<br />畳の敷かれた茶の間。<br />元々は物置として使われていたそうだ。<br />ベッドルーム側はかなり傷みがひどく<br />新しい部材を補って修復したようだ。

    宿泊した離れ。
    畳の敷かれた茶の間。
    元々は物置として使われていたそうだ。
    ベッドルーム側はかなり傷みがひどく
    新しい部材を補って修復したようだ。

  • 寝室

    寝室

  • 洗面所、トイレ、浴室などのある水回り<br /><br />ひと休みしたのち、商店街に買い物に飛び出した。

    洗面所、トイレ、浴室などのある水回り

    ひと休みしたのち、商店街に買い物に飛び出した。

  • 平日の宿泊で、クーポン券を6000円分もいただいてしまっていた。<br />翌日は琵琶湖を下り京都へ行ってしまうので、買い物をするとしたら<br />当日しかなかった。<br />それもすでに夕方。<br />ここの商店街の閉店時間は確か17時ごろだったと思い出し<br />急ぎ、クーポン券の使える和菓子屋さんを探し出して、<br />旅の初日だったけれどお土産用の和菓子を買い出しにやってきた。<br /><br />大津菓子調進所「鶴理堂」(かくりどう)というのがお店の名前。<br />旧東海道筋、札の辻という最も栄えた場所で120年の歴史を持つ和菓子店。<br /><br />ここで、個包装になっている栗蒸し羊羹や和風のワッフルのような<br />お菓子などを買い込んだ。

    平日の宿泊で、クーポン券を6000円分もいただいてしまっていた。
    翌日は琵琶湖を下り京都へ行ってしまうので、買い物をするとしたら
    当日しかなかった。
    それもすでに夕方。
    ここの商店街の閉店時間は確か17時ごろだったと思い出し
    急ぎ、クーポン券の使える和菓子屋さんを探し出して、
    旅の初日だったけれどお土産用の和菓子を買い出しにやってきた。

    大津菓子調進所「鶴理堂」(かくりどう)というのがお店の名前。
    旧東海道筋、札の辻という最も栄えた場所で120年の歴史を持つ和菓子店。

    ここで、個包装になっている栗蒸し羊羹や和風のワッフルのような
    お菓子などを買い込んだ。

  • 大津はもともと江戸時代から菓子処として名高く、三井寺をはじめ<br />とする寺院や武家の御用達として「京都の如くなる菓子屋」が多く<br />あったそうだ。<br />比叡山から見た大津の里は、細長い弓形で、鶴が翼を広げてまさに<br />飛び立とうとする姿に似ていたそうで「鶴の里」と呼ばれていたこと<br />に因み「鶴里堂」となずけたそうだ。<br />近江神宮や三井寺にも和菓子を納めておられるようだ。<br /><br />幸い、ここで必要なお土産を買い整えることができた。

    大津はもともと江戸時代から菓子処として名高く、三井寺をはじめ
    とする寺院や武家の御用達として「京都の如くなる菓子屋」が多く
    あったそうだ。
    比叡山から見た大津の里は、細長い弓形で、鶴が翼を広げてまさに
    飛び立とうとする姿に似ていたそうで「鶴の里」と呼ばれていたこと
    に因み「鶴里堂」となずけたそうだ。
    近江神宮や三井寺にも和菓子を納めておられるようだ。

    幸い、ここで必要なお土産を買い整えることができた。

  • すぐ近くにあった提灯を作るお店。

    すぐ近くにあった提灯を作るお店。

  • お店の名前は「柴山商店」という。<br />提灯の専門店。<br />

    お店の名前は「柴山商店」という。
    提灯の専門店。

  • この通りは、前回宿泊した宿「講」の近くだったと思い<br />少し歩いてみたら、講のレセプション棟「近江屋」があった。

    この通りは、前回宿泊した宿「講」の近くだったと思い
    少し歩いてみたら、講のレセプション棟「近江屋」があった。

  • 講とは反対側に歩いたところにある、「坂本屋」<br />建物はここも国の有形登録文化財。

    講とは反対側に歩いたところにある、「坂本屋」
    建物はここも国の有形登録文化財。

  • どっしりしたお店の看板。

    どっしりしたお店の看板。

  • 鮒寿司や佃煮が有名なお店のようだ。

    鮒寿司や佃煮が有名なお店のようだ。

  • 壬申の乱の当時、大友皇子の正妃、十市皇女が<br />実父である天武天皇に対して、夫側の情報を鮒寿司に忍ばせて<br />送っていたという記載があったことから、<br />かなり昔から鮒寿司が作られていたことを知り<br />一度は食べてみたいと思っていた。

    イチオシ

    壬申の乱の当時、大友皇子の正妃、十市皇女が
    実父である天武天皇に対して、夫側の情報を鮒寿司に忍ばせて
    送っていたという記載があったことから、
    かなり昔から鮒寿司が作られていたことを知り
    一度は食べてみたいと思っていた。

  • このお店の発酵過程はしっかりと管理されていて、<br />巷で言われているような鮒寿司特有の異臭は感じられないとの<br />コメントを読んでいたので<br />思いきってお試し用のサイズを購入してみた。

    このお店の発酵過程はしっかりと管理されていて、
    巷で言われているような鮒寿司特有の異臭は感じられないとの
    コメントを読んでいたので
    思いきってお試し用のサイズを購入してみた。

  • お試しサイズのもの。<br />お米の部分は取り除き、ご飯にのせて<br />お茶漬けにして食べてもよい、とあったので<br />そのとおりにしてみた。<br />発酵による香りはあったが、異臭ではなく、おいしく<br />いただいた。<br />

    お試しサイズのもの。
    お米の部分は取り除き、ご飯にのせて
    お茶漬けにして食べてもよい、とあったので
    そのとおりにしてみた。
    発酵による香りはあったが、異臭ではなく、おいしく
    いただいた。

  • 内部の灯りが灯った粋世。<br />一旦宿に帰り、買物した品々を置き<br />再び食事に出かけた。

    内部の灯りが灯った粋世。
    一旦宿に帰り、買物した品々を置き
    再び食事に出かけた。

  • 前回10月に食事をした「自然坊たなか」<br />2度目の訪問。<br />すっかりファンになってしまった。<br />今回の日程は既に決まっていたので、前回帰る際に<br />今回分の予約をしていった。<br />既に一組のお客さんは食事をスタートされていた。

    前回10月に食事をした「自然坊たなか」
    2度目の訪問。
    すっかりファンになってしまった。
    今回の日程は既に決まっていたので、前回帰る際に
    今回分の予約をしていった。
    既に一組のお客さんは食事をスタートされていた。

  • 先付<br />右から<br />シャインマスカットとクリームチーズを揚げたもの<br />栗<br />スモークした鯖と胡桃<br />だし巻き卵<br />魚?をもち米でくるみ、更に回りを栗のペーストで包んである<br />柿ときゅうりの胡麻味噌和え<br /><br />1ヶ月前とは季節も進み、お料理も晩秋の雰囲気。

    先付
    右から
    シャインマスカットとクリームチーズを揚げたもの

    スモークした鯖と胡桃
    だし巻き卵
    魚?をもち米でくるみ、更に回りを栗のペーストで包んである
    柿ときゅうりの胡麻味噌和え

    1ヶ月前とは季節も進み、お料理も晩秋の雰囲気。

  • 蕪のポタージュ<br />白味噌で。<br />きびもち入り<br /><br />蕪の甘さが感じられる逸品

    蕪のポタージュ
    白味噌で。
    きびもち入り

    蕪の甘さが感じられる逸品

  • 2番目にいただいたお酒<br /><br />選び抜かれた近江のお酒がいただける。<br />写真撮影用に、一升瓶を出して下さった。

    2番目にいただいたお酒

    選び抜かれた近江のお酒がいただける。
    写真撮影用に、一升瓶を出して下さった。

  • さわらの粕漬けを朴葉に包み焼いたもの、<br />大将の後ろで、炭火で炙られていたもの。<br />かぼす、<br />おおまさりとハスとともに。

    さわらの粕漬けを朴葉に包み焼いたもの、
    大将の後ろで、炭火で炙られていたもの。
    かぼす、
    おおまさりとハスとともに。

  • 琵琶ます<br />ネギソースと大根おろしで<br />ラフランス添え<br /><br />ラフランスとマスとの取り合わせが絶妙だった。

    琵琶ます
    ネギソースと大根おろしで
    ラフランス添え

    ラフランスとマスとの取り合わせが絶妙だった。

  • 香箱ガニ<br />ポン酢醤油で<br /><br />丁寧に身を出して下さっていた。

    香箱ガニ
    ポン酢醤油で

    丁寧に身を出して下さっていた。

  • 炊き合わせ<br />大根、里芋、きのこ<br />菊と生姜

    炊き合わせ
    大根、里芋、きのこ
    菊と生姜

  • 近江牛、炭火焼き<br />菜の花の葉っぱが下に敷かれて。<br /><br />近江牛が柔らかくて頬が落ちそうなくらい。

    近江牛、炭火焼き
    菜の花の葉っぱが下に敷かれて。

    近江牛が柔らかくて頬が落ちそうなくらい。

  • ご飯<br />漬物と<br /><br />前回と同じように、間では、お米がご飯に変わる瞬間の<br />ものをひと口いただいた。

    ご飯
    漬物と

    前回と同じように、間では、お米がご飯に変わる瞬間の
    ものをひと口いただいた。

  • 二膳目は卵黄とイクラをのせて

    二膳目は卵黄とイクラをのせて

  • デザートはいちじく<br />渋皮栗のアイスクリーム<br />チーズケーキ<br /><br />今回も美味しく、楽しくいただきました。<br />途中から隣席の女性二人連れの方々とお話をして盛り上がった。

    デザートはいちじく
    渋皮栗のアイスクリーム
    チーズケーキ

    今回も美味しく、楽しくいただきました。
    途中から隣席の女性二人連れの方々とお話をして盛り上がった。

  • 25日、粋世の朝食会場

    25日、粋世の朝食会場

  • 一組は海外からのカップルだった。

    一組は海外からのカップルだった。

  • コーヒーなどの飲み物はここでセルフサービスで。

    コーヒーなどの飲み物はここでセルフサービスで。

  • 欄間の意匠が素晴らしい。

    欄間の意匠が素晴らしい。

  • アンティークのオーディオセットから<br />かすかに音楽が流れていた。

    アンティークのオーディオセットから
    かすかに音楽が流れていた。

  • 種類の違う粽に目が止まった。<br />後で聞いたら、大津祭りの際各組の山車から<br />投げられる粽だそう。<br />そういえば一軒一軒の軒先に、同じような形の粽が<br />下げられていた。

    種類の違う粽に目が止まった。
    後で聞いたら、大津祭りの際各組の山車から
    投げられる粽だそう。
    そういえば一軒一軒の軒先に、同じような形の粽が
    下げられていた。

  • 朝ごはんのお膳。

    朝ごはんのお膳。

  • どうやっても、夫は畳の上に正座しての食事が無理そう<br />だったので、カウンター席へ移動させていただいた。<br /><br />左手、ガラス戸の内部にカウンター席がある。<br />外国の方でさえ、和室に座って食事されているのに。

    どうやっても、夫は畳の上に正座しての食事が無理そう
    だったので、カウンター席へ移動させていただいた。

    左手、ガラス戸の内部にカウンター席がある。
    外国の方でさえ、和室に座って食事されているのに。

  • イチオシ

  • 食後ゆっくり休憩して<br />この後は三井寺へ<br />その後、琵琶湖疏水船で京都の蹴上まで下ります。

    食後ゆっくり休憩して
    この後は三井寺へ
    その後、琵琶湖疏水船で京都の蹴上まで下ります。

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