2022/10/15 - 2022/10/15
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mistralさん
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10月15日
大津から快速で近江八幡までやってきた。
(大津10:10 近江八幡着10:34 JR琵琶湖線、新快速にて)
早速コインロッカーに荷物を押し込み、最初は貸自転車を借りようかと迷っていたが、
尋ねると電動自転車はないとのことで、借り出すのはあっさりとあきらめて
丁度やってきた長命寺行のバスに飛び乗った。
(近江鉄道バス 長命寺行き)
北の庄ラコリーナ前で下車すると、あとは人々が向かう方向に歩いていけば
自然にゲートから入ることができる。
そうしている間にも、家族づれと思われる自家用車がひっきりなしに入場していった。
テーマパークにでも向かうような様子だった。
この中にはどんな施設があるのかと、一層の興味がわいてきた。
藤森照信さん設計の建物があることは知っていたが、訪れる機会がないまま
長い年月が過ぎさってきていた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
PR
-
ラ コリーナのコリーナの意味はイタリア語で「丘」だそう。
設計者の藤森照信さんにラ コリーナの設計の依頼があった折、
伝えられた設計の唯一のコンセプトが「丘」だったようだ。
以下は2017年12月17日、藤森輝信作品集「La Collina 2017」出版記念「藤森輝信が語るラ コリーナ近江八幡の世界」 ラ コリーナ日誌より抜粋しています。
「丘っていうから、まず屋根全体が草というのを思いついたんだけど、半分くらいは経営者はやらないだろうと思っていたんです。普通の人は世の中にないものはリスクがあってやりたがらないから。そう思って社長に出したらオッケーだったんです。」
とのきっかけからこの草屋根が実現することになっていった。
藤森先生とラ コリーナの物語、より引用しています。
http://taneya.jp/la_collina/blog/detail/231
社長さんの判断も凄いことと思った。
それまでの提案されたプランにはなかったワクワクするものがあったからだそう。 -
一面に笹が植えられた庭園?を歩いていったはるか先に、
メインショップの草屋根が見えてくる。
すでに後にしてきた所には駐車場もあるが、その気配はうまく隠されてしまっている。
てっぺんに木の生えている左手の建築物は「柿傘」というようだ。
唐辛子さん, やって来ましたよ。
ラ コリーナ 近江八幡。
↓は唐辛子さんが訪問された国分寺にある同じ建築家による
楽しい建物たちの旅行記です。
https://4travel.jp/travelogue/11751796 -
八重山のふもと、正面に見えてくるのがメインショップ棟。
ここがたねやグループのフラッグシップ店となる
ラ コリーナ近江八幡。
「たねや」の和菓子、「クラブハリエ」のバームクーヘン
のショップやフードコート、オフィス棟が点在する。 -
店内マップ。
QRコードを携帯に読み取っておくと
そこから各所の解説を見ることができる。
そのおかげで、旅行記を書く際にも大助かり。 -
草屋根!!!
なんだ、これは、というのは同行者の感想。 -
内部へと。
-
入ってすぐに広がる吹き抜け部分
一階はクラブハリエ、たねや、の各種お菓子売り場。
二階に上がっていくと焼きたてバームクーヘンを
いただけるカフェになる。 -
栗饅頭や最中などの定番商品から
季節を感じさせる和菓子などが集められた
たねやの全製品がここにあるようだ。 -
この天井部分、ワークショップによって出来上がった。
中央部には漆喰が最初に塗られたが、そのままでは音が反響してしまうとのことで、消音効果を得る為に、炭をランダムに貼り付けることによって凹凸をつけていった。
地元安土で焼かれた炭を砕き、コーキング材を塗って、天井や壁に一つ一つ貼っていったそうだ。
現地で見た時には、何がくっついているのか?不思議だった。 -
バームクーヘンの各種製品が購入できる
洋菓子のコーナー。
ガラス張りの工房が併設されていて、作る様子も見られるし
2階のカフェでは作り立てもいただける。 -
ここでお土産用にいろいろ選び宅配で送る手配をすることにして、
さんざん迷ってやっと決めた。
コーナー毎に会計をすませ、宅配用の用紙にはその商品の
品番などを記入していただき、次のコーナーでも同様の
手続きをすると、和洋の商品を取り混ぜて送ることができる。 -
壁面にびっしりと貼られた
和菓子の木型。 -
メインショップを通り抜けたところに
広がる景観。
すでに刈り取られた稲が「おだ掛け」(というのは
千葉県での呼び名です。)に干されている。 -
メインショップを抜けて左に進むと
田んぼをぐるりと囲む回廊に続く。
そういえば途中左手にあったトイレも
手作り感あふれる、いかにも藤森作品といった様相だった。 -
シチリアで食べたアランチーノが
フードコートで売られていた。
ここのは、赤米・黒米入りのご飯でゆで卵が
包まれているライスコロッケ。
一人一個で十分なヴォリューム。 -
茂みから現れた
とび出し坊や。 -
ロンドンバスがシンボルとなっている
ガレージ風のショップ。 -
折からハロウィンの飾りつけがいっぱい。
-
ロフト状のところから見下ろしている。
シトロエンのトラックやフィアット500、
古い型のバイクも展示されている。 -
二階建てバスの中はマカロンのショップ。
-
田んぼの中から草屋根の裏側を見ている。
-
多くのお客さんが写真を撮るスポットとなっている
「土塔(どとう)」
小さい子が入れるような小部屋が作られている
この右手にある塔では、撮影待ちのファミリーが並ぶ。 -
田んぼの中には七つの石が置かれているそう。
そしてそれぞれには名前がつけられている。
これはたぶん「田津石」(それぞれを命名されたのも藤森さん)
藤森さんとランドスケープ担当の重野国彦さんの指導で
石の上に苔山を作り、キジムシロやコグマザサなどの植物を
植え、藤森さん自らが松の木を選ばれたそうだ。 -
庇が深く、屋根からの水が滴り落ちる。
人が通行する箇所には雨樋があるようだった。
背の高い石は「蓬莱山」 -
本社の入る銅屋根
その銅の屋根に使う銅板を曲げる作業は、ワークショップ形式で
社員さん、建築を学ぶ学生さんたちによって行われたそう。
藤森さんによると、「海坊主のような自由曲線を金属板で葺くのはこれまで不可能とされてきた。しかし金属板をウロコのように重ねると葺くことが可能だとか。」そんな実験的なやり方で銅屋根が作られていったそうだ。 -
シンボルツリーのくすのき。
(あるサイトでは、ご神木と書かれていた、)
屋根を突き破って天高く伸びている。 -
メインショップを出て右手にある「栗百本」
柱などに栗の木を百本使うとのコンセプトの、カステラ専門のショップ。
たねや三代山本徳次氏が極められたというカステラを扱うショップ。
カステラに欠かせないたまごを使ったオムライスもいただけたようだ。
カフェに行ってみればよかった。 -
100本の栗の木を求めて、藤森さんとラ コリーナの社長さん他担当社員の方も
長野県の木曽町まで出向き、標高1000メートルの山で栗の木を探したそうだ。 -
栗の木の丸太のままの柱がずらりと立ち並ぶ
草屋根の軒下。
栗の木を板状にしたベンチも置かれている。 -
たねやで取り組んでいる事業は他に
自社内で農業をおこなったり、山野草を育てたりしている
取り組みが以下に紹介されています。
お菓子屋なのに農業?と不思議に思われるが。
https://cake.tokyo/featured/taneya
「すべてのお菓子は農に通ず」
このような事業があったからこそ、このラ コリーナが
自然の姿そのままでの維持がなされているように思われた。
面白い企業と、不思議な建築家との出会い。 -
こんな自然豊かなショップに多くの人が訪れるのは、
お菓子を買うための目的だけではないようだった。 -
「滋賀県内で訪れた観光客が最も多かった施設」2019年で
なんと1位。(写真はサイトより借用しました。)
彦根城を超えていたそうです。
晩秋の色合いも、こんなに綺麗! -
ラ コリーナ前から乗るバスの時刻表を
事前に見ておいたので、頃合いを見てバス停に戻り
日牟禮八幡神宮前まではバスに乗ってやってきた。
今回は八幡宮境内には入らず、白雲館の観光案内所で
ヴォーリズ建築散策マップなどをいただいた。 -
白雲館
(滋賀・びわ湖 観光情報 サイトより写真は借用)
明治10年、八幡東学校として建築された。当時のお金6千園で建築された、擬洋風建築物。近江商人が子どもの教育の充実を図るために、その費用のほとんどを寄付で賄ったとされている。
内部にあった観光案内所で、ヴォーリズ建築の回り方のアドバイスをいただいた。 -
白雲館から比較的近くにある建築物へ。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の旧八幡郵便局
1921年築
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ:
明治38年、滋賀県立商業学校(現・八幡商業高校)に英語教師
として赴任。来日後、熱心なキリスト教伝道活動を行うとともに、
全国で約1600に及ぶ建築設計に携わった。
メンソレータムを輸入(後に製造販売)した人物でもある。 -
入場料(一階の部分)は無料とのことなので
見学をさせていただいた。
写真の格子部分は当時の私書箱だそう。 -
私書箱、外部側。
鍵を開けて受け取るシステム。 -
ドアノブに使われたのはクリスタル製のもの。
別のドアは紫色のものもあったようだ。
ヴォーリズがアメリカから輸入したものだそう。
全部で6個あったようだ。 -
外観全体写真
郵便局として使われなくなった後
長い間空き家として放置されていたが、平成9年
まちづくり団体「一粒の会」が保存再生に取り組み
一般開放されるようになった。
スパニッシュと和風の町家造りの折衷デザイン。 -
ウィリアム・メレル・ヴォーリズさんはこんな方。
日本名は 一柳 米来留
ひとつやなぎ めれる さんとおっしゃる。
(1880-1964)
メンソレータムを日本に輸入した方、で
更に当時不治の病といわれた結核を治療する
近江サナトリアム(現ヴォーリズ記念病院)の
建設、教育の場として、図書館、近江兄弟社学園(現ヴォーリズ学園)
の設立など、社会貢献事業は多岐にわたっている。 -
続いて徒歩でも5分ほどのところにある、
アンドリュース記念館
ヴォーリスの大学時代の親友であったハーバート・アンドリュース氏を記念して1907年に建てられたヴォーリス建築最初の建物。建設当初は「アンドリュース記念近江八幡基督教青年会館 YMCAと称した。現在の会館は、当初の位置から12m隣接地に移築。 -
近江八幡教会 牧師館
株式会社近江兄弟の寮「知塩寮」として建てられたが、1984年
からは日本キリスト教団近江八幡教会の会議や集会に使われている。 -
同上
-
近江八幡教会
創立は1901年。
同志社の新島襄ら宣教師による伝道が最初だったようだ。
現在の会堂は1983年、一粒社ヴォーリズ建築事務所の設計により
再建されたもの。 -
礼拝堂内部を窓から撮影させていただいた。
-
昭和16年には日本人へと帰化されている。
名前は妻の一柳をそのままとった。
翌17年、軽井沢に疎開。政財界 や外国人宣教師が多く集まるこの地でも活躍し、軽井沢会の理事長を務めたり、東京帝大などで教鞭をとるなどしていた。
昭和20年の終戦時には、近衛文麿の密使が軽井沢のヴォーリズ邸を訪問。これは、近衛とマッカッサーとの会見を斡旋する依頼であったそう。この時、ヴォーリズは「死んでも良い御用」と奮起し上京。ヴォーリ ズはマッカーサーと側近との会談の 中で、天皇には戦争責任が無いこと、天皇は自分が神と等しいとは考えていないことを伝え、その一週間後、近衛とマッカーサーの会談が実現。ヴォーリズはまさに天皇を守り、日本を守った方と言えるそうだ。 -
この辺りは、近江商人の街並み
-
-
少し離れたところにある
ウォーターハウス記念館
(国登録有形文化財)
早稲田大学の講師として来日したウォーターハウスは、来日後ヴォーリズに共鳴し、一時帰国したのち神学校で学び再来日。後近江ミッションに加わり、各地で布教活動に力を注いだ。コロニアルスタイルで建築されている。 -
多分、吉田悦蔵邸
商業学校時代の教え子で、その後、ヴォーリズとともに
近江ミッションを支えた吉田氏の住居。
当時は、この界隈の洋館街は、アメリカ村と言われたそう。
今も残る多数のヴォーリズ建築、
山の上ホテル、主婦の友社、大同生命ビル、明治学院大学、東洋英和女学院、国際基督教大学、関西学院大学、同志社大学、神戸女学院大学などなど有名どころが多数名を連ねる。 -
通りかかった 八幡小学校
市内では最も古い小学校で設立は1873年だそう。
綺麗に整備されているようだった。
近江八幡から長浜までは、北陸本線の新快速に乗った。
(15:04 → 長浜着 15:35)
長浜からはレンタカーで木之本にある宿に向かいます。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- 川岸 町子さん 2022/11/10 14:48:26
- 穏やかな秋空の下
- mistralさん、ご無沙汰しております。
大津、近江へ行かれたのですね。
覚えていますよ~、大雪の日に行かれた旅行記を。
今回は、穏やかな秋空の下、爽やかな空気一杯で良かったです!
人力車での移動も、楽しい思い出になりましたね(#^^#)
お泊りになったお宿、mistralさんらしくて素敵です。
きっと様々な事をお調べになって、行かれたのでしょうね。
建築やインテリアを柔らかな視点で、mistralさんがご覧になったことが伝わります。
椅子一つにおいても、私ならば皆「椅子」しか言葉がありませんが(苦笑)、mistralさんがちゃんとしたお名前を教えて下さると、その椅子の存在感が増します(*^▽^*)
季節感あふれるお食事、いつも楽しませて頂いています。
滋賀の秋の恵みが美しく登場しましたね。
昨年の11月に近江八幡・安土へ私は京都から日帰りで行ったものの、タクシー使って駆け足でした。
レンタカーが便利ですね。
滋賀県の中央に位置する琵琶湖、その右側と左側には、それぞれの良さが色々あり、でもJRでの移動はスムーズにいかないって、実感しました。
京都を何度も訪れた後は、奈良を訪れたくなると聞きました。
滋賀も、まだまだ訪れたい所があり、関西への計画を立てるのは、嬉しい悩みになります。
町子
- mistralさん からの返信 2022/11/10 19:26:55
- RE: 穏やかな秋空の下
- 町子さん
お久しぶりです。
お元気でお過ごしでしたか?
やっと涼しくなってきたと思ったら、今度は寒さ対策の季節になりましたね。
> 大津、近江へ行かれたのですね。
> 覚えていますよ?、大雪の日に行かれた旅行記を。
あの時はさんざんでした。
> 今回は、穏やかな秋空の下、爽やかな空気一杯で良かったです!
> 人力車での移動も、楽しい思い出になりましたね(#^^#)
やはり旅は季節を選ばなければいけませんね。
お天気には恵まれて良かったです。
> お泊りになったお宿、mistralさんらしくて素敵です。
> きっと様々な事をお調べになって、行かれたのでしょうね。
今回のお宿 講 は前回行きそびれてしまったところ、
そこが再浮上してきたわけです。
> 建築やインテリアを柔らかな視点で、mistralさんがご覧になったことが伝わります。
> 椅子一つにおいても、私ならば皆「椅子」しか言葉がありませんが(苦笑)、mistralさんがちゃんとしたお名前を教えて下さると、その椅子の存在感が増します(*^▽^*)
椅子については変なこだわりがあるので、ついついチカラが入ってしまいます(笑)
オウナーの社長さんが北欧家具に惚れ込んだ、とあって,さまざまな家具、照明器具があり
嬉しいことでした。
> 季節感あふれるお食事、いつも楽しませて頂いています。
> 滋賀の秋の恵みが美しく登場しましたね。
ぐるなび検索がお得意な町子さんだったら、どんなお店を探し出されることでしょうね。
また、ご一緒にお出かけしたいですね。
> 昨年の11月に近江八幡・安土へ私は京都から日帰りで行ったものの、タクシー使って駆け足でした。
> レンタカーが便利ですね。
あれ?!その折りの旅行記、拝見してましたっけ?
後で探してみようっと。
> 滋賀県の中央に位置する琵琶湖、その右側と左側には、それぞれの良さが色々あり、でもJRでの移動はスムーズにいかないって、実感しました。
おっしゃる通りですね。
まだ琵琶湖一周はしていないので、次は一周してみようかしら?
> 京都を何度も訪れた後は、奈良を訪れたくなると聞きました。
> 滋賀も、まだまだ訪れたい所があり、関西への計画を立てるのは、嬉しい悩みになります。
滋賀の魅力に、今、はまっています。
京都ほど観光客はいないし、京都からも近いのに、食事も美味しいのにリーゾナブルなお値段、
今月末にもう一度大津に行ってきます。
mistral
-
- 唐辛子婆さん 2022/11/09 21:08:39
- 訪れてくださってありがとう!
- mistralさん
ラ・コリーナ編、待ってましたよ♪♪
私の国分寺編もご紹介くださってありがとうございました。
ラ・コリーナ、手前の緑が常緑のコグマザサのように見えるけれど
秋色に染まった写真を見るとそうではない。
季節によって色を変える建物って!!
もしかしたらむしろ晩秋のために仕掛けたワザなのか?
ぐっがーん!です。
内部は意外とフツーにおしゃれで照信さんらしくないと思ったら、
炭を埋め込んだ天井とな?!
最初、屋根の草の湿気で黒カビが生えたのかと思っちゃいました。
でもお菓子屋さんでそんなことあるはずないし
屋根に草を植えるのはご自宅で実験済みの照信さんがそんなヘマをする訳はない。
炭だったんですね。
和菓子の木型のディスプレイがいい雰囲気。
土塔はこれぞ藤森作品ですね。
突き刺した木はどうやって管理しているのか内側から見てみたいです。
社長は面白い方ですね。
照信さんの提案を受け入れることができる人ってマンガみたいなことを楽しむ人。
滋賀県内で観光客最多ニュースにパチパチパチです。
ヴォリーズのことは何も知りませんでしたけど、
近衛文麿とマッカーサーとの会見の斡旋のくだりで感動しました。
唐辛子婆
- mistralさん からの返信 2022/11/10 09:01:35
- RE: 訪れてくださってありがとう!
- 唐辛子さん
おはようございます。
早速のご訪問と、コメントもありがとうございました。
> ラ・コリーナ編、待ってましたよ♪♪
> 私の国分寺編もご紹介くださってありがとうございました。
ラ コリーナ編にやっと辿り着きました。
国分寺界隈の旅行記、お断りもせずに紹介させていただいてしまいました。
藤森さんのお名前、知っている方は知ってますが、そうでない方には???でしょうから
出来るだけ多くの方に認知していただきたいなあ、など思いました。
> ラ・コリーナ、手前の緑が常緑のコグマザサのように見えるけれど
> 秋色に染まった写真を見るとそうではない。
植えられている笹の種類がどこかで書かれていましたが、どの笹だと黄葉するのか?
そこに目をつける方、がおられることを忘れていました。
> 季節によって色を変える建物って!!
> もしかしたらむしろ晩秋のために仕掛けたワザなのか?
> ぐっがーん!です。
そう考えたら、藤森さんの仕組んだ想いに、やられましたね。
晩秋になると、ここは変身するんだぞ!どうだ、すごいだろう!なんて
ニンマリされている様子、想像できますね。
> 内部は意外とフツーにおしゃれで照信さんらしくないと思ったら、
> 炭を埋め込んだ天井とな?!
> 最初、屋根の草の湿気で黒カビが生えたのかと思っちゃいました。
実際、現地で見た時には、黒いものがブツブツとついていて、きみ悪いなあと思いました。
後で炭が付けられていたことを知ったのです。
密集しているところなどありますが、その指示をされたのも藤森さんのようです。
あくまでも現場にこだわる方のようです。
> でもお菓子屋さんでそんなことあるはずないし
> 屋根に草を植えるのはご自宅で実験済みの照信さんがそんなヘマをする訳はない。
> 炭だったんですね。
すでに自邸で実験済みですものね。
あとは採用してくださる施主が現れるのを待っておられたんでしょう。
社長さん、写真で拝見すると意外にお若いんです。
(最初の頃の引用したとのurlを見ていただくと社長さんらしい方が登場されています。)
> 和菓子の木型のディスプレイがいい雰囲気。
多分、元々の和菓子屋さん?沢山の木型があったのでしょう。
これで壁面を飾りましょう、と藤森さんからの提案が?
> 土塔はこれぞ藤森作品ですね。
> 突き刺した木はどうやって管理しているのか内側から見てみたいです。
外からうかがえましたよ。
ポット状になった穴?に植えられていました。
> 社長は面白い方ですね。
> 照信さんの提案を受け入れることができる人ってマンガみたいなことを楽しむ人。
> 滋賀県内で観光客最多ニュースにパチパチパチです。
社長さん、太っ腹!
山に一緒に栗の木探しに行かれたそうですから、多分一緒にワクワクされながら建築を
楽しまれたことでしょうね。
> ヴォリーズのことは何も知りませんでしたけど、
> 近衛文麿とマッカーサーとの会見の斡旋のくだりで感動しました。
日本にはまだ(私が)知らない逸話が多く眠っていることに、旅をすると出会います。
そんな事を旅行記を書いていると出会い、それが楽しみでもあります。
唐辛子さん、ありがとうございました。
mistral
- 唐辛子婆さん からの返信 2022/11/14 01:26:13
- Re: 訪れてくださってありがとう!
- mistralさん
私もラ・コリーナ編、貼らせていただきました。
藤森輝信さん、小さい時は信州の田舎でテルボと呼ばれていたそうですね。
子供の感覚を持ったまま大人になった人ですね。
と書いたら周囲からおんや唐辛子婆さんもそうぢゃないの?
という声が・・・。
唐辛子婆
-
- しにあの旅人さん 2022/11/09 16:47:47
- 古墳じゃないですか。
- これは、私の感覚では古墳。
石廓の代わりに建物を作って、それに土をかぶせたわけですよね。古墳そのもの。
上に乗せた土の厚さはどのくらいですか。
土に浸み込んだ雨水の排水はどうするんだろう。
下の方のHPの茶色い写真だとこの段階ではそんなに土は厚くないみたいですが、これじゃ木は生えませんね。土を盛ったということでしょうか。
不思議なことを考えた建築家です。
建築家さんは、古墳という感覚を持っていますか?
建物の壁を草で覆うというのは、どこかで見たことがありますが、古墳を現代で作るというのは初めてです。
- mistralさん からの返信 2022/11/10 08:21:17
- RE: 古墳じゃないですか。
- しにあの旅人さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
> これは、私の感覚では古墳。
> 石廓の代わりに建物を作って、それに土をかぶせたわけですよね。古墳そのもの。
しにあさん、ならではの発想ですね(笑)
土をかぶせると確かに古墳になってしまいますね。
ここは土をかぶせるまではいってないと思います。
> 上に乗せた土の厚さはどのくらいですか。
> 土に浸み込んだ雨水の排水はどうするんだろう。
だいぶ前になりますが、建築家、自邸の屋根にたんぽぽを植えてたんぽぽハウスを作っています。
すでに自邸で実験済みです。
その折りの設計図など見た記憶がありますが、今となっては忘れてしまいました。
大量の土を載せてしまったら、建物の耐久性にも問題が出てしまうでしょうから、それ程は厚くないのでは。
水は自動的にまいています。そして周辺部では滴り落ちています。
ただし人が歩くところには雨樋が設置されていました。
唐辛子さんが、国分寺界隈にある藤森建築の旅行記を出されています。
> 下の方のHPの茶色い写真だとこの段階ではそんなに土は厚くないみたいですが、これじゃ木は生えませんね。土を盛ったということでしょうか。
私の想像ですが、土の入れ替え、追加などはしていないのではないかしら?
自然に任せた管理、自然に委ねているように思います。
黄色く色づいた写真は、竣工間もなくのものではないかしら?
植物が生え揃ったころの。
> 不思議なことを考えた建築家です。
> 建築家さんは、古墳という感覚を持っていますか?
それについては、個人的にやり取りしたことがないので、なんとも言えません。
言えることは、日本古来の木の扱い方を研究、熟知されている方です。
そうそう、元々は建築史を専門に研究されておられますので、古墳につながる感覚をお持ちかも。
> 建物の壁を草で覆うというのは、どこかで見たことがありますが、古墳を現代で作るというのは初めてです。
この方、自邸の屋根と壁まで草で覆っておられます(笑)
mistral
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