2022/10/30 - 2022/11/06
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ミズ旅撮る人さん
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2年10ヶ月ぶりの海外旅行。その最初はカンボジアでした。
過去2回訪れているのに、記念すべき再開第一号の行先が何故カンボジアだったのか。
行く前まで自分でも不思議でしたが、帰って来てみると、深い満足感に満たされた旅でした。
カンボジアは、ちょうど雨期が終わり乾季に入ったばかりで、木々は緑濃く、水は満々、北東からの風は心地よさを運んで来ました。実にいいタイミングで訪れました。
今回のツアーは、旅行会社と「地球の歩き方」編集部の共同企画ということで、
各地に散らばるアンコール遺跡をきめ細かく訪れる「アンコール決定版」と言った内容でした。
各遺跡毎に旅行記を書いて行く予定です。
第一回は、入門編としてアンコール・トムです。「大きな都」を意味します。
そこには、四面を仏の顔が囲む塔が林立していることで有名なバイヨン寺院をはじめ、
南大門、バプーオン、ピミアナカス、象のテラス、癩王のテラスなどがあります。
残念なことに、2020年からバイヨン寺院の中央祠堂の階層には上れなくなりました。
少し遠ざかってしまった「クメールの微笑み」ですが、回廊を埋め尽くす浮彫は健在でした。
前編でバイヨン寺院を、後編でその他の遺跡群を訪れます。
長いシリーズになります。よろしくお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
カンボジアは、1970年のロン・ノル将軍によるクーデター以降、
ポル・ポト政権、ヘン・サムリン政権と苦難の年月を経て来ました。
1991年のパリ協定により、ようやく’92年から国連の暫定統治機構(UNTAC)が活動を始め、1993年にシハヌーク国王による王政が復活しました。
長い間の内戦により、国土は荒れ、大量虐殺によって多くの知識人が亡くなりました。
ようやく、カンボジアが落ち着いて、外国人観光客が訪れるようになったシェムリアップの町は、急激な開発の嵐が巻き起こり、大量の高級リゾートホテルが林立しました。
今回のツアーで利用したホテルは、シェムリアップの中心から空港に向かう国道6号線の中間に位置した5つ星ホテルでした。
特別豪勢なツアーだったのではなく、シェムリアップのホテルはこのクラスが圧倒的に多いのだと思います。部屋が広くて綺麗。中心部から離れているのが残念 by ミズ旅撮る人さんパシフィック ホテル ホテル
-
部屋は、とても広くて、歩く距離が長いのが不便などと不平を言ったりします。
バスタブとシャワーブースが別々にあるバスルームも広かったです。
シャンプーなどのアメニティーは、可愛い陶器の瓶に入っていました。
チェックイン時には、ドリンクサービスとカンボジアのスカーフ「クロマー」のプレゼント。
部屋には、無料のミネラルウォーターとフルーツ盛りが用意されています。
テレビは、NHKが映ったそうです。(私はテレビはつけないので未確認です)
このホテルに6連泊します。当初は途中で1泊だけ別の地域に泊まる予定でしたが、コロナ期間中に営業を休止していて、再開時期が先送りになったため、ツアーの行程を大幅に変更して、6連泊になりました。
同じホテルに6連泊では、飽きると思ったのですが、毎日ハードスケジュールなので部屋に帰るだけという日々は、大層楽でした。 -
ホテルの部屋からの眺めです。
国道6号線は、片側3車線の大通りで、右方向に少し行くと空港です。
空港は近いけれど、中心部からは離れているので、個人的に移動する時はちょっと不便でした。
右端に見える看板はガソリンスタンドで、ミニスーパーが付属しています。
飲み物を買うのに重宝しました。1.5Lのミネラルウォーターが$1程度でした。 -
沿道では、ガソリンをペットボトルに入れて売っています。
主にバイクがその場で給油して行くようです。 -
コロナで、観光客が来なくなった時、カンボジア政府は大規模なインフラ整備を進めました。
シェムリアップの町の何十本もの道路を整備して、大きな通りには視覚障害者用のタイルを埋設し、自転車専用レーン(グリーンで塗られています)を設けました。
欧米人はサイクリングで遺跡巡りをする人が多くいます。
ホテルやレストランもリニューアルをした所が多く、営業中ではやりにくい工事をやる機会にしたようです。 -
ロータリーも美しく整えられ、雨期の直後なので、植物が生き生きとしています。
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アンコール・ワットをはじめとする遺跡の観光には、アンコール・パスが必要です。
チケットセンターも場所を移して新しく建てられました。 -
まるで空港のカウンターのようです。パスには顔写真が添付されます。
以前は写真を持参してパスに貼り付けたのですが、今ではカウンターの前にカメラがあり、その場で写してパスに印刷されます。
パスの種類は3つ。1日券37US$、3日券62US$、7日券72US$です。
カンボジアでは独自通貨リエルがありますが、通常はUS$を使い、紙幣のない$1未満の支払いにだけリエルを使用します。
大まかに言って、$1は4,000リエルくらいなので、額は100円以下でも、4桁のリエル紙幣をもらったりします。 -
今回のツアーでは、7日券を使います。購入日から1ヶ月以内の任意の日の7日で使うことが出来ます。
何回使用したかは、裏面の四辺に日付が印刷されていて、そこにチェックポイントで穴を空けて行きます。
7日券だけは、ラミネート加工してくれます。チケットセンターでは、チケットホルダーを$0.5で販売しています。
ただ、ラミネート部分が大き過ぎてそのままでは入りません。上か下を折り曲げて入れていました。
シェムリアップの町に近い遺跡はこれだけで入れますが、プノンクーレンやベンメリアなどの遠方の遺跡は別料金になるので注意が必要です。 -
チケットセンターを出て北上すると、アンコール・ワットのお堀に出ます。
アンコール・ワットは四方を水堀に囲まれていて、西側が正面になっています。
アンコール・トムに行くには、この堀の南から西に回り込んでそのまま北上して行きます。
この地域には、小回りコースと大回りコースがあり、チケットのチェックポイントがある関係上、必ずと言っていい程、ここを通ります。 -
アンコール・ワットの西参道に架かる橋が見えます。
現在は本来の橋が修復工事中のため、隣に仮設の橋が架けられています。
あの橋を渡るのは、3日後です。 -
アンコール・ワットの堀が終わった辺りに、小さな丘があります。
この上にプノム・バケン寺院があります。
後日、ここからアンコール・ワットを望み、夕日を鑑賞します。プノン バケン 山・渓谷
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アンコール・トムの南大門に来ました。
アンコール・トムも四方を堀に囲まれていますが、南側と西側の一部だけが広くて立派です。
アンコール・トムには5つの門があります。
西南北に加えて、東には勝利の門と死者の門があります。 -
南大門のすぐ手前に、殆ど基壇しか残っていない遺跡がありました。
Thma Bay Kaekです。
背後の林の中には、バクセイ・チャムクロンがあります。
3段の基壇の上に祠堂のある形のいい寺院です。
観光では規模の大きな遺跡ばかりに行きますが、木立の中には、たくさんの小さな遺跡が隠れているのもアンコール遺跡群の魅力です。
アンコール遺跡群は世界遺産に登録されていますが、個々の遺跡が指定されているのではなく、広大な面積をゾーニングしています。
遺跡だけを保護するのではなく、地域全体を保護するのです。
アンコール・トム周辺に加えて、バンテアイ・スレイとロリュオスも飛び地として含まれています。 -
橋の欄干は、ナーガの7つの頭です。
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右側は阿修羅がナーガの胴体を抱えています。
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阿修羅の顔は真ん丸目玉。顔も丸くて如何にも悪役です。
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左側は神々がナーガを抱えています。顔が全然違いますね。
ナーガの胴体を抱えているモチーフは、アンコール遺跡では特に好まれて用いられます。
これは神々と阿修羅がナーガの胴体を山に巻き付けて乳海攪拌を行い、不老不死の薬アムリタを創り出したという神話を表しています。 -
この水堀を渡って南大門に入って行きます。
雨期の直後なので、堀の水も満々としていて水面に像が綺麗に映ります。
神々や阿修羅が抱えている筈のナーガの胴体は、かなり破損してしまっていて、これでは綱引きは出来ませんね。 -
南大門の両側には城壁が続いています。
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南大門は今回の表紙です。中央の塔には観世音菩薩の顔が彫り込まれています。
左右の塔には左右を向いた顔が刻まれています。 -
イチオシ
その顔の傍には、細かい像も刻まれています。合掌しているようなポーズが特異です。
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南大門の下は、多くの観光客を乗せた車が行き交います。
大型観光バスは、アンコール・ワットの駐車場に止めて、小型のバスかトゥクトゥクに乗り換えて観光することになります。 -
南大門をくぐってから振り返ります。
通り道の両脇には鼻を垂らした象が彫られています(左側は崩れています)。 -
傍の草地に野生のサルがいました。こんなに人が多い場所にもいるんですね。
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南大門をくぐって真っ直ぐ行くとバイヨンの南側に突き当たります。
環状に道路があって、東側に回り込むと正面になります。 -
バイヨン寺院の正面です。参道のテラスが伸びていて、左右には聖池の痕があります。
過去2回訪れていますが、ますます整備された感じがします。
1992年にUNTACが入った年に訪れましたが、その頃はまだ内戦の影響が濃く、道路の整備も必要最低限だったので、行かれる遺跡は大回りコースまででした。
バンテアイ・スレイに行かれたのは2度目の2001年でした。 -
バイヨン寺院は、日本政府がカンボジア政府のアプサラ機構を援助して修復が行われています。
2020年以降、バイヨン寺院の第二回廊のテラスと中央祠堂は、立入禁止となりました。
修理が終われば解除されるのかと言えば、そのままずっと禁止のままなのではないかと言われています。
今回のツアーは、その修復作業を見学しますというのが目玉の一つでした。
ところが、出発前に見学が出来ない可能性が強いと連絡があり、実際それは実現しませんでした。 -
ライオンとナーガがテラスの先端を守護します。
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いよいよテラスを歩いて行きます。
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手前のしっかり壁が残っている部分が第一回廊です。
ほぼ真四角なバイヨンは、この回廊にぐるっと囲まれています。
この壁に刻まれたレリーフが、特に有名です。 -
バイヨンの特徴である四面塔が良く見えます。
第二回廊から上には行かれないので、あまりあの顔が見られないと思います。 -
「クメールの微笑み」と呼ばれた顔は、左の塔の左側面だったと思います。
かつては、その顔の前で記念写真を撮ったものです。 -
第一回廊がずっと続いています。
その向こうに見える2階建てのような建物が南側の経蔵です。 -
バイヨンの正面玄関です。
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ここの柱には薄れかけたレリーフがたくさん見られます。
一方向からだけでなく、柱を回って見るといいです。 -
光線の具合がいいと、こんな風に様々なレリーフを一度に圧縮して撮ることが出来ます。
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僧侶をバッチリと撮ることはご法度です。
でも、風景のどこかに写り込んだのは構わないそうです。
やっぱりこれくらいは撮りたい。
色の少ない遺跡の中にあって、あのオレンジ色はいい彩色です。 -
屋根がすべて落ちてしまっているバイヨンでは、常に直射日光に晒されます。
乾季の後半3月以降になると気温が上がり、相当暑いので観光は午前がお薦めなのだとか。
10/31は、暑いには暑くても35℃以上が当たり前の日本の猛暑に比べて遥かに過ごしやすく、かつ北東の涼しい風が吹くので予想していたほどには、暑さがキツくは無かったです。
現地ガイドによると「一年で最も涼しい時期」だそうです。さもありなん。
緑は元気に茂っているし、光は柔らかで、湿度も梅雨より低くて苦になりませんでした。
カンボジア旅行で一番心配だったのが、暑さと湿度でしたが、本当に一番快適な時期に訪れることが出来たのだと思います。 -
入口の破風は、しっかりしたレリーフが残っているので、上も見てください。
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長いひものような物を持ったデバター。
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少しずつ違うデバター。そう言われるとみんな撮らずにはいられない。
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摩耗して、彫りがはっきりとは残っていないデバターですが、その微笑みは「クメールの微笑み」です。
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踊るアプサラたち。ひょうきんなポーズに見えますが、本物のアプサラダンスにも、このポーズはあります。
アプサラダンスは、伝統舞踊として伝えられてきましたが、ポル・ポト政権の虐殺の対象に舞踏の指導者も含まれていたため、踊りを伝えられる人が殆ど生き残っていませんでした。
その中でも、わずかに生き延びた女性が伝承を続けています。 -
生き生きとしたアプサラダンスが後世までしっかりと伝わりますように。
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さあ、中に入って行きます。
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第一回廊の東側面の南半分には、チャンパ(インドシナ半島にあった国)との戦いが描かれています。
3段に分かれて描かれており、上段は王の姿が描かれますが、下段には庶民の生活が描かれているのが、第一回廊のレリーフの大きな特徴です。 -
象に乗って行進する様子。
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クメール軍に混ざって中国人の軍隊が描かれているという。これかな?
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象だけでなく、馬もいたんだ。よくこれだけびっしり描けるものです。
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荷車の後ろに乗っている女性。軍隊には家族もついて行っていたらしい。
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第一回廊から中庭への入口があり、経蔵が見えています。
まだもう少し回廊のレリーフを見て行きます。 -
軍隊の行進が今度は左向きになりました。
クメールのレリーフの特徴に、動いている様子を表すために、頭や手足を少しずつずらして描くというのがあります。
この兵士たちは頭が2つですが、多い時には4~5つ描かれます。 -
さて、この画面には何人が描かれているのでしょう?
牛の向こうの4つの頭と腕は、おそらく一人です。難しいなあ。
多く描かれているほど、動きが激しい事を表しています。 -
上れない階段を見ると悲しくなるなあ。
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ここには4段描かれています。
軍隊の絵ではなく、庶民が描かれているようです。
段の境には、鳥が歩いているのがおもしろい。 -
壁のレリーフは平たいけれど、破風のレリーフは立体感があります。
とにかく、壁でも柱でも屋根でも、あるものは出来る限りチェック! -
「蓮の花の上で踊るアプサラ」。
ガイドブックでチェックはしたものの、現地でいちいち照らし合わせて見ることは不可能で、四方八方に目をやって撮りまくるしかありません。 -
第一回廊には、一部未完成の壁があるようです。あそこがそうなのかな?
-
高貴な女性のレリーフ。手指の反り方が半端じゃない。
アプサラダンスでも、指が大きく反る方が美しいとされています。 -
バイヨンの南側です。大きな公園のようです。
-
船上での戦闘シーン。船べりにずらっと並んだ首は、漕ぎ手であって、生首が並んでいる訳ではないそうです。
船の下に落ちる人。船の左端では、落ちてワニに咬まれている人。
下段では、獣に襲われて木に登った人が描かれています。 -
第二回廊が見えます。その上に中央祠堂が聳え立っています。
この辺からしっかりと見ておかないと、四面塔の顔は見えなくなってしまいます。 -
先程、南大門から来た時に通った道です。
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闘犬の様子を描いているそうです。犬というより猪に見えます。
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豚を逆さまに吊るして茹でるのかな?焼きそうなものだけど。
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第一回廊は、屋根がすべて落ちてしまっています。
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中央祠堂は修復中とのことですが、作業をしているようには見えません。
元々崩壊しつつある遺跡に、大量の観光客が押し寄せているので、一層、崩れて来ているのです。
もう立入禁止にするしかないでしょうね。 -
これらの顔は観世音菩薩の顔と言われています。
ジャングルの中で発見された時にはヒンズー寺院と思われていたので、
ブラフマンなどの神々の顔と思われていました。
しかし、発掘調査で基壇の下から仏像が見つかり、ここが仏教寺院であることがわかりました。
日本なら観音様ではなく、阿弥陀様に見えると思うけどなあ。
そこが、大乗仏教と上座部仏教の違いなのかもしれません。
現在のクメール人は8割が上座部仏教徒です。 -
「蓮の花の上で踊るアプサラ」は、ここにもありました(右側面もそうです)。
ガイドブックに頼らずに、自分で気に入ったものを探すのが一番かもしれません。 -
これは、周りが崩れて無くなってしまっているのに、随分といい状態で残っています。
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第一回廊は、ぐるっと四方を巡っていますが、大抵は、東から南に来て、途中で第二回廊へ入って行きます。
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右端に南側の経蔵が見えます(経蔵は北と対になっています)。
ここから第一回廊から外れて、中に入って行きます。 -
デヴァターが手を振ってくれているような気がします。
-
第二回廊の入口で第一回廊を振り返ると、瓦礫の山の向こうであることがわかります。
-
これらは第一回廊の屋根や壁だったのでしょう。
これを元通りにというのは、非常に難しい作業なのでしょうね。
多くの遺跡を抱える国は、自国の予算と人手で修復作業を行わなければなりませんが、カンボジアは幸いなことに、世界的に貴重なアンコール遺跡を救うために、各国が競って修復しています。
また、その遺跡を見るために大量の観光客が訪れて、どんどんお金を落として行きます。
アンコール遺跡が無かったら、カンボジアは今だに内戦で荒廃した最貧国のままだったでしょう。 -
第二回廊の中に入りました。原形を留めない仏像と台座がありました。
アンコール王朝では、ヒンズー教を信仰していた時代と、仏教を取り入れた時代があり、それぞれの寺院が混在しています。
それらの彫刻は似通っていますが、ヒンズー寺院には、リンガがあり、ナンディ(シヴァ神の乗り物)などが座しているので、それらを目印にすると分かりやすいです。 -
目の前に急な木製の階段が現れました。
かつては、これを上って中央祠堂に上がっていました。
しかし、ここは2020年から閉鎖され、誰も上ることが出来ません。 -
わずかな隙間から上を見上げて、観世音菩薩の顔を探すしかありません。
日本では「観音様」と縮めて呼ばれますが、何故アンコール遺跡では「観世音菩薩」になるのでしょうね。 -
右が第二回廊で、左の中央祠堂との隙間から「顔」を探します。
これからは、こんな風にしか見られなくなりそうです。
第二回廊の中は、屋根はあるものの瓦礫が多くて上を見上げながら歩くのは困難ですが、ここで頑張らなくては、顔が近くで見られません。 -
後世に置かれた新しい仏像がありました。
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ここはいいスポットです。
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第二回廊の壁画は、仏像が削り取られています。
-
最も「顔」に近い写真です。周りの彫刻も見ることが出来ます。
以前、中央祠堂に上っていた時には、内側を向いている顔ばかりを見ていました。
下から見える顔は外向きの顔なので、以前は見られなかった顔かもしれません。 -
デヴァターも見えました。
こんなチラ見ばかりでは、ストレスが溜まります。
中央祠堂に上れないのなら、復元したものを製作して、それを公開してくれればいいのにな。 -
元は仏像が彫られていましたが、ヒンズーの神様に代えられてしまいました。像の輪郭に、正座している仏像の痕跡が見られます。
-
ライオン像と観世音菩薩
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柱に精緻な文様が刻まれています。
アプサラやデヴァターに目が行きがちですが、こうした文様も優れています。 -
現在も信仰されている仏像。
クメール人は大半が仏教徒ですから、バイヨンは差し詰め「古刹」なのでしょうね。 -
なんとリンガがありました。後世に仏像の台座をリンガの設置場所に変えたのでしょう。
その向こうに仏像が見えるのが妙な眺めです。 -
これも後世の仏像です。
とぐろを巻くナーガの上で瞑想するスタイルが人気です。 -
外に出ました。地面に彫刻のある石積みがあります。
元は破風を飾っていたものを、上には戻せないのでここに復元して見せているのでしょう。 -
南国の強い日差しに耐え、雨期の大雨に晒され続けて、よくこの状態を維持しているものです。
-
フランス統治時代の1860年にアンリ・ムオが密林の中にこの「顔」のある建造物を発見。
以来、幾度となく修復の手が差し伸べられました。それは現在も続いています。
アンコール遺跡は1992年に世界遺産に登録されましたが、当初は危機遺産でした。
3年以内に実施すべき5条件を課せられました。お陰でアンコール遺跡は、しっかりとした保護を受けることが出来、今日のような発展を遂げています。 -
かつてどのような日常がここにあったのか。
第一回廊のレリーフには、12世紀のチャンパ軍との戦いの様子や、
庶民の生活が描かれていました。
アンコール遺跡のレリーフは、びっしりと隙間なく彫り込まれているのが特徴です。 -
ぐるっと見て来て振り返ると、ようやくバイヨンの全体が掴めるようになりました。
ツアーでは現地ガイドについて歩くので、東の正面玄関から南に回り、その中程で第二回廊に行ってしまいます。
そのため、見ることが出来るのは全体の4分の1です。
第二回廊のレリーフは、神々を描いたものが中心で、北西の壁には「乳海攪拌」が描かれているらしいのですが、見た事はありません。
アンコール・ワットもそうですが、規模が大き過ぎて全てを見て回ることはツアーでは不可能です。
見たいレリーフや像があったら、先に現地ガイドに言っておくと教えてくれるかもしれません。 -
バイヨンの北側から、真っ直ぐに伸びる道があります。
車道ではなく、歩道なので、このまま歩いて行くことになります。
バスは「癩王のテラス」の先で待っています。
次回は、バプーオンから「癩王のテラス」に行きます。
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