2021/03/01 - 2021/03/31
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ほわほわわかな。さん
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舞台は沖縄。
那覇市の博物館訪問記。
とにかく写真が多いので。
全2話でまいりマス。
今回は前編なり~(≧▽≦)ノ
▽使用機材:CANON IXY 150
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
今回行くミュージアム。
博物館と美術館が合体しております。
一粒で二度美味しい施設ですよ(*´▽`人) -
まずは屋外展示から。
建物内は有料だけど、その外はフリーエリア。
自由に見れちゃうのが嬉しい。 -
小屋風の建物がございました。
真っ赤な瓦がいかにも沖縄ちっく。
神社とかにありそうな、摂社系のお社かと思ったけど。
実は神社じゃないんです。 -
正解はお寺さん系。
中には梵鐘がございました。
お寺によくかかってる釣鐘ね (〃'▽'〃)
この梵鐘、1456年に作られたもので。
沖縄に現存するものしては、最古のモノ。
大聖禅寺とゆートコロのものなんだって。
沖縄戦では戦利品として一度は米軍の手に渡ったものを、後に返還させることに成功しました!
ぱんぱかぱーん! (≧▽≦)ノ -
あみあみのブロック塀の内側にも、展示物があるみたい。
高倉と古民家と湧田窯。
なんか面白そう。 -
パッと見、東屋みたい。
休憩所かなと思ったけど、違います。
ロープが張ってあるのからもわかる通り。
立ち入りはペケ。 -
で。これは高倉といいまして。
穀物の貯蔵庫です。
屋根の下のスペース。
お家でいえば屋根裏部屋にあたるトコ。
そこに穀物を収蔵しました。 -
高倉には沖縄式と奄美式があって。
これは奄美式。
沖永良部島からわざわざ持ってきたそう。
この器みたいなもの。
たぶん当時の土台じゃないかなーと。
昔の土台は移築先では使えないけど、見本として一緒に運んできたカンジ?(*^ヮ^*) -
次は民家です。
これも元からココにあったわけじゃなく。
展示用に建てたものです(*・ω・*) -
沖縄の伝統的な民家。
台所の他にお部屋が5つほど。
それなりに裕福なお家っぽい。 -
内装はキレイ。
ま、実際に住居として使ってないからなんだけど(笑
畳は敷いてあるけれど。
雰囲気にはコテージ? -
掛絵の人物は誰かは不明・・・
おそらくは貴人。
例えば、琉球王国の王様とか。
そんなカンジがします。
なんとなーく(・×・) -
機織機も標準装備。
どこの家庭にもフツーにあったわけじゃないよね?
サンプルだよね?(≧m≦) -
土間コーナー。
あまりにもキレイすぎて。
祭祀とか神事をやる場所かと思っちゃう。 -
仏間です。
沖縄では仏壇のコトを『トートーメー』と言います。
漢字だと『尊御前』。
尊い方の御前とゆー意味。
ご先祖さまを大切にする、沖縄らしいネーミングですね(〃'▽'〃) -
位牌のカタチも独特で。
一つの位牌に複数の名前を書けるようになっています。
このような位牌は『ウチナーイフェー』と言って。
沖縄独特のスタイルなんだそう。 -
お部屋の内部はキレイだけど。
外観はやつれてきてます。
これがホントのお家だったら、もっとボロくなってる?
なんせ沖縄は台風銀座だし(-ω-;)ウーン -
次は湧田窯。
焼物を焼くための施設です。
沖縄県庁建築工事の際に、この窯跡が出てきて。
現地保存が厳しかったので、ココに移設復元しました。 -
これが湧田窯。
ビッグサイズのカマド。
土くれで出来た巨大かまくら。
そんなカンジ(〃'▽'〃) -
自然の地形をうまく利用して。
斜面に穴を掘って、窯にしてたそう。 -
だから斜めになってるのです。
下から薪を燃やせば、熱が自然と上にいくように。
垂直に作ると、薪を入れるのも大変だし。
斜面に作れば、楽に作業ができます。
さすがです (*^-゜)b -
この窯では主に瓦が焼かれていました。
これは『塼(せん)』と呼ばれるモノ。
タイルとかレンガの前身といわれています。 -
こちらはレンガ。
色や素材は違うけれど。
今でも現役の建築材ですね (*・ω・*) -
これは湧田窯跡の出土品。
屋根材の軒丸瓦を作るときに使った型。
まるまる全部発掘されなかったのが惜しい。 -
こちらも同じく軒丸瓦の型。
石にしっかり意匠が刻まれています。 -
解説板もあったので。
しっかり撮っておきます(*^ヮ^*) -
発掘現場の写真。
かなり広大なスペース。
もともとココに古窯があるコトはわかっていたので。
ビルの建築工事の前に、しっかり発掘調査が行われました。 -
窯跡はこんな施設の中に保存されているので。
雨が降っても嵐の日でも、劣化しません。
気合をいれて保存してくれてるんですね!
ぐっじょぶ!(*ゝ∀・*)b -
まるで城壁のような、アミアミの壁。
これグスク(城)をイメージしてるんだって。
で、これ伝いに歩いていくと・・・ -
メインの母屋の前に出ました!
ココからがホントのミュージアム施設。
愛称は『おきみゅー』。
沖縄のミュージアムの意味(*´▽`*) -
この建物は博物館と美術館が一緒に入居していて。
それぞれ別々に料金がかかります。
今回は博物館だけにしました。
美術館は観ても、写真撮影はNGだと思うので・・・ -
なんかカッコいい!
めちゃスタイリッシュ!O(≧∇≦)O
かなり『魅せて』くれます♪ -
床面はタダのデザインではなくって。
シースルースタイルで展示物を眺めるコトができちゃう! -
テーマはサンゴ礁。
まるで海底を歩いてるような雰囲気。
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ワクワク♪ -
南国といえば、ぱいなっぽー♪
あ、本物じゃないです。
レプリカです(≧m≦)
砂地にパイナップルが生えるの?
や、実際に畑にベストなのは、水はけの良い弱酸性の砂質土壌だという・・・
((φ( ̄Д ̄ )ホォホォ -
沖縄の風景・敷き詰めアート。
これもコラスタイルの一種?
ポストカードを壁にいっぱい貼って、インテリアにしてる人いるけど。
公共スペースでこれやられると圧巻!
規模が違う!Σ (´Д`ノ)ノ -
さ、ココからフツーの展示コーナー。
一般に市販されている『火の神』セットの展示。
台所に火の神様を祀る風習は、本土でもありますよね(*^ヮ^*) -
こちらは『結納品』セット。
この辺の展示のテーマは、祭事みたい。 -
箱火鉢。
文字通り箱型になってる火鉢。
これは天板がぐっと競り出していて。
テーブル機能が強化されています。
便利! (*≧∇≦)ノ -
炭火アイロン。
熱源はもちろん火のついた炭。
煙を逃す煙突が付いてるのが特徴。 -
次は写真パネル。
テーマは沖縄各地のカー。
Spring and wells。
湧水と井戸です(*´ω`*)
写真は与論島の湧水地。 -
こちらは金武町の大川。
大川と書いて『ウッカガー』。
かなり実用的な仕様。
フツーに水道ですヽ(´▽`)/ -
お家が建ってる!Σ(・ω・ノ)ノ
壺屋焼物博物館でもやってたけど。
建物の中に建物をまた建てる趣向は面白すぎ!O(≧∇≦)O -
土間~♪
屋外展示の民家のそれよりは。
こっちのほうがめっちゃリアル♪ -
板の間。
今でゆーダイニングとかリビング。
ゴハン食べたり寛いだり。
あるいは家族団らんの場。 -
当時のゴハン・再現。
かなり質素。
一汁一菜。
内地の庶民もこんなカンジ。 -
粟飯、アオサ汁、島らっきょう。
緑のおつゆは、一瞬ドキッとしたよ!(笑
これにサツマイモがついたので。
主食系には恵まれていたんじゃないかな?
おコメが沖縄でフツーに食べれるようになったのは、1970年代以降といわれております (〃'▽'〃) -
仏間。
沖縄の伝統的なお家は、ウォークインタイプがデフォなんだって。 -
民具系コーナー。
什器なんかもあったりします( ・ω・) -
三線は、内地でゆー三味線。
三味線は琉球王国から伝わったのでー。
プロトタイプって言っていいかも。 -
ただ内地の三味線と決定的に違うのは。
沖縄のはヘビの皮を使ってるコト!(´Д` )
ニシキヘビを使うのがデフォだそうです。
にょろにょろ~♪ -
三線には伝統的な7つの型があって。
これは南風原(フェーバル)型。
三線の型の中では、一番古いタイプの型といわれています。 -
こちらは知念大工(チニンデーク)型。
さっきのと何が違うのか・・・
素人にはサッパリですわ。
┐(´-`)┌ オテアゲ
柄が違うとかは、言いっこナシ(笑 -
クバンヌ。
ンヌカサともいいます。
ヤシの木の葉っぱを乾燥させて作った蓑。
通気性が良くて撥水性もある、優れモノなんだって! -
農家の作業風景。
擦り臼と呼ばれる器械を使って、 籾すりをしています。
籾すりをして籾殻が取り終わると、玄米(おコメでいえば)になります。 -
沖縄の女性が、何かを運ぶときのスタイル。
フツーに背中に背負う方法と、頭の上に乗っける方法がありました。
背負うといっても。
ヒモを額に回してひっかけているので、どちらも頭を使うのが特徴的。
頭の上に乗っけるのを『カンミ』。
背負うのを『カシギ』といって区別していました。 -
ココはミャンマー?
なんて思っちゃいそうな風景。
踏耕(ホイトウ)といって、ウシを田んぼに入れて耕すスタイル。
こーゆーやり方は熱帯地方に多いんだって。 -
ホントはまだまだ面白いモノがあるんだけど。
このままいくと、日記がまるまる民具ネタで終わっちゃいそうなので(笑
興味のある人は、博物館で観てね♪ -
カジマヤー祝いの風車。
沖縄にはカジマヤーってゆーのがあって。
旧暦の9月7日に、数えで97歳のお年寄を祝うイベントなの。
沖縄ではこの年齢になると子供に還ると言われてて。
それで、子どもが遊ぶ風車を持たせるんだって。
おもしろー♪(*´ω`*) -
『トゥシビー』祝いの晴れ着。
トゥシビーは干支のお祝いのコトで。
12年おきに周ってくる、自分の干支をお祝いするの。
沖縄では伝統的な行事のひとつ (*^ヮ^*) -
子どものおもちゃが勢ぞろい。
お手玉や起き上がりこぼし。
人形や手まりなどなど。
郷土玩具は見ててホッコリしますね (*´ω`*) -
マブヤーウー。
子どもの魔除けのひとつ。
着物を作る時、背骨に沿って縫い目ができるんだけども。
この縫い目が魔除けになると言われてました。
あんまり小っちゃい子の着物は、背中に縫い目が出来ないので。
そーゆー時は、代わりに魔除けのお守りを縫い込んだり。
沖縄のお母さんは、子どもをホントに大事にしていました(*´▽`*) -
命名札。
短冊なんかに、生まれた赤ちゃんの名を書いた札のコト。
赤ちゃんの名のお披露目のときに使います。 -
生あれば死もありとゆーコトで。
故人のためのグッズ。
これは墓中符といって、お墓の御守札。
なんだかよくわからない文字とか記号だらけ。
これは呪符ですね!( ゚д゚ )ホホゥ -
これって何用途?
なんか一向一揆の旗みたいだよ(≧m≦) -
なんか中国とかで貴人の移動に使われそう。
ホントは龕(がん)といって。
厨子の一形態です。
亡くなった人をこれに乗せて。
お墓まで運んでたんだって!
豪華すぎ!(;・ω・) -
沖縄では、海から神さまが現われて。
人々に福をもたらすと信じられてきました。
毎年、お祭りのときにやってきて。
仮面とか仮装をして登場するそう。
この神さまは『来訪神』といわれ、人々に大変慕われました (*´ω`*) -
石香炉。
お寺さんとか拝所(うがんじゅ)とかによく置いてあるアレ。
沖縄では、このカタチのものが多くて。
ホントあっちこっちにあるのです。
プランターじゃないよ?(≧m≦) -
リアルすぎて怖い!(; >ω< )ひぃ
巫女のおばーちゃん。
いわゆるシャーマン。
琉球神道ではカミンチュといいます。 -
厨子甕がいっぱい。
これ実は骨壷です。
沖縄では戦前までは、火葬は一般的ではなく。
風葬にした後、骨を洗ってこの骨壷に治めて。
それを墓室に納めるとゆー方法が主流でした。
骨をまるごと全部納めるのでー。
骨壷も大型のモノになりました (〃'▽'〃) -
お家のカタチをしたものが多いけど。
フツーにツボ型のモノもあったり。
これは喜名焼で出来ていて。
読谷村喜名にあった古窯で焼かれました。
肌面が焼き締められていて。
備前焼を思わせるような風合い(*´▽`*) -
海だ!海があるぞ!
((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪
本物じゃないよ(*´艸`*) -
大きな丸太をくり貫いたような船。
カヌーちっく。 -
こっちのは帆付き。
風の力で進む楽チン仕様。
ヨットっぽいよねー(*´艸`*) -
漁に出れば、こんなお魚が獲れます♪
魚と入力したいのに。
肴がトップに出てくるのは、私がノンベだからっすか(^p^) -
お魚を売り歩く糸満の女性たち。
漁に出るのは男のひと。
それを売るのは女のひとのお仕事。
頭に乗っけて運ぶとか!
体幹がめっちゃ鍛えられそう。
こーゆー人がロードバイク乗ったら、最強だ(`・ω・´)b
とゆーわけで前編はこれにて。
後編もいろいろ出てくるので乞うご期待♪
でわわ~(≧∇≦)ノシ
後編につづく。
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