日野市郷土資料館・自然科学と遺跡出土物 編

2021/07/01 - 2021/07/31

東京都日野市。
かつては甲州街道の日野宿が置かれた宿場町。

今日は日野市のコトをお勉強しに。
郷土資料館にお邪魔です♪ヽ(´▽｀)/

あ、全2話です。
よろしくお願いします(≧人≦)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 日野・昭島(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

どこの山奥なんだよ(＾ｐ＾)

そんなツッコミを入れたくなっちゃう。
これでも東京なのです。

今日行く郷土資料館。
めちゃめちゃ高台にあるの。

相変わらずチャリなので。
坂道はフツーにしんどい・・・
ε-(･´ω`･;A ふぅ

まるでドラマにでも出てきそうな丘の上。

ちょっぴりいい景色♪

日野市は丘陵地が多いので。

ホントにね、ドラマや映画のロケで使われるコトも多いのです♪

お目当ての場所に到着～♪

以前は、日野市ふるさと博物館と言いました。
住所も今と別のトコロにあったの。

2002年4月に現在地に移転してきて。
日野市郷土資料館としてリニューアルオープン。

でも、リニュの割には建物古くない？（－◇－；）

実はココ、廃校になった小学校なの。

昔ね、高幡台小学校ってゆーのがあってね。
でも少子化の波には逆らえなくて。
お隣の程久保小学校と統合に。

新しい校舎は程久保小学校のを使うことになったので。
建物だけが残っちゃった。

その旧校舎を利用してね。
資料館にしたのがココなの♪ (≧ω≦)ノ

ココには日野市中央公民館の高幡台分室も同居してて。
一つの建物に、2つの施設が入ってるとゆーカタチ。

ロビーの正面にはゲタバコがドーンと。
これも小学校時代の名残り。

職員さんはマイサンダルがあるけど。
ビジターはそんなのないので。
お客様用スリッパで過ごします。

昭和の香り・・・(￣∞￣)ｸﾝｶｸﾝｶ

ココは高幡台団地とゆー大規模団地の中。
街開きが昭和45年だから、恐らくはこの建物もその頃のモノ。

とすれば、築50年は軽く超えてるから。
レトロなわけも超納得。

もともとが小学校の教室の再利用なので。
展示室がいくつもあるのがココの特徴。

まずはタイトル通り。
自然科学と遺跡出土物を見ていこうと思います(〃'∇'〃)

いきなりだけど象の化石です♪
日野市で見つかった象の牙の化石。

アケボノゾウって言ってね。
250万年前から100万年前にかけて生息してた古代象なの。
ナウマンゾウよりもずーっと古いんだよ～(≧▽≦)

日野市内で見つけた野鳥コレクション。

日野は緑が多いので。
野鳥の個体数も多いんじゃないかなと勝手に推察。

シジュウカラの子ども。

まだまだあどけなさが残るカンジ。
巣穴から出たトコをパシャリ。

カワセミ。

別名は青い宝石。
確かにそんなカンジするー♪

あ、日野市では『市の鳥』になっています (*´ω｀*)

カワセミに似てる？
ルリビタキです。

スズメの仲間なんだって。
かわいい～（*^-^*）

スズメの仲間・モズ。
これは冬羽バージョン。

どんな鳥にも羽が生え変わる時期があるんだけど。
モズは夏と冬でハッキリとわかるぐらい色が違うんだって！(*´∀`)

一瞬、何の写真かわからない人もいそう・
コレ、ゾウの足跡です♪

正確にゆーと、ゾウの足跡の化石のレプリカ。
多摩川で見つかった足跡をかたどって、同じ大きさで作ったの。
慶応大学から寄贈されたんだって！( ﾟдﾟ )ﾎｩ

わ！蝶がいっぱいだー♪

夏休みの自由研究みたいだね！
ヾ(*´▽｀)ﾉミ☆

ウニじゃないよ？クリでもないよ？（笑
オオオナモミです。

野山を駆け回ってると、いつのまにか服にくっついてるアレ。
ある意味、天然のマジックテープ(≧ｍ≦)

貝殻コレクション。

多摩川の支流に浅川ってゆーのがあって。
そこに架かる平山橋の辺りで発掘されたもの。

こんな内陸部でホタテが出てくるとか！
フツーにビックリ！(；・ω・)

砂の中に埋またまんまの化石。

発掘の際は、こんな風に砂ごと堀出して。
その後、丁寧に砂を取り除いて標本にするんだって。
なんかすごい！

お魚～♪ >゜))))彡
もちろんレプリカです。

日野市内を流れる川には、かつては鮎なんかもいたそう。
多摩川には鮎漁の漁師さんもいたんだって！

コサギの剥製。

昔はコウノトリ目だったんだけど、分類が変わって今はペリカン目の扱いなんだそう。
よく川辺にいるよね♪

今度はお部屋を替わりまして。
企画展示ルームへと。

期間限定なのかどうかは不明。
いつも同じのを展示していそうな気も・・・（笑

ココもいかにも教室ちっく。

昭和の香り全開 (＾ｐ＾)

日野市の地形図。
真ん中を流れているのが多摩川。

その多摩川の南側。
支流の浅川の両サイドが日野市の市域になります。

ちょっとアップにしてみましょ。

浅川の南とか東辺り。
かなりごっつい山になってるでしょ。

この資料館があるトコはこんなカンジなの。
ココに辿り着くまでに、坂道があったり切通しの中を通り抜けてきたり。
それはこんな地形のせい。

かなりエグイっしょ？(≧ｍ≦)

実は遺跡なんかも結構あったりして。
ぶっちゃけ多すぎです（笑

多摩地域ってね。
古代から人が割と住んでたみたいでね。

今も昔も人気の住宅地ってコトでOK？(・∀・)

地形ジオラマ・アナザーバージョン。

さりげにこーゆーの好き。
自由研究気分で作りたくなっちゃう♪

こんだけエグイ地形なのに。
ほとんどが宅地化されてるとゆー、これまたエグイ事実。

グーグルマップで見たらビックリするよ！
ホントはもっと自然を残してほしいんだけど。
(*ﾟｰﾟ)(*｡_｡)(ﾟ-ﾟ*)(｡_｡*)ウンウン

遺跡出土物。
パッと見、ただの石のカケラ。

でも見る人が見ればわかる！
槍先なんかに付ける尖頭器！
しかもまだ製作過程のものだという・・・

すごいな。そんなコトまでわかっちゃうんだ？
専門家はすごい。

土器です♪(*ﾟдﾟ*)ドキドキ

いつものおやぢギャグはさておき（笑
縄文時代中期後半に作られた鉢です。

山王上遺跡ってトコロから出たもので。
今の多摩平団地の辺り。

これも山王上遺跡出土のモノ。

山王上遺跡は縄文時代だけではなく。
弥生時代の地下室や奈良・平安時代の建物跡が見つかったり。
まさに遺跡の宝庫！(≧▽≦)ノ

あんまり出土品や遺跡跡が多すぎるものだから。
東京都はついに、埋蔵文化財センターなる専門機関まで発足させちゃう始末。

始末ゆーな(*´艸｀*)

それぐらい多摩地域は古代遺跡の宝庫なの。

あ、多摩地域ってゆーのは。
東京都の23区を除く左側のエリアのコトね。

府中も八王子も町田も。
そして今いる日野のマチも。
ぜーんぶ多摩地域です (☆＾▽＾☆)

これも見つかった土器で。
須恵器ってゆー古墳時代のモノなんだけも。

これをよーく見ると・・・

こんなモノが書いてあった！(σ`･ω･)σ

たぶん見つかったカケラごとに番号を振って。
それを組合せていった名残り。

消さないでそのまま残してあるのがね。
まさに今の今まで作業してました感があって。

見てる私も、発掘チームに参加してるような気分になれます♪
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ﾜｸﾜｸ♪

え！体験コーナーもあるの！？

たぶん小学生向けのプログラムだとは思うけど。
こーゆーのって、なんかいいよね。

大々的にイベントです！って売るんじゃなくって。
さりげなくさりげなく。
慎ましやかな日本人ならではの美徳をココにみた！（｀･ω･´）

模様付け体験で使われる道具一式。

模様の数だけ道具があるみたい。

完成するとこんなカンジ。

なんかフツーに面白そうなんだけど！
童心うずきまくり～！ Ｏ(≧∇≦)Ｏ

これは小学校時代の置き土産？
ちょっと和んだ・・・ (*´ω｀*)

とゆーことでっ。
資料館訪問の巻・第一部はこれにて。
次回は民具編です♪

でわまたっ！(*´∇｀)ﾉｼ

つづく・・・