2022/05/05 - 2022/05/07
19位(同エリア255件中)
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葵さん
この旅行記スケジュールを元に
2022年のGW、これまで行ったことのないエリアを旅してみようと思い立ち、今回は京都府から兵庫県の日本海側にあたる北近畿エリアを周遊してみることに。
旅の最終日となる3日目、京都府の日本三景「天橋立」エリアを出発し、大トリとして訪れたのが兵庫県豊岡市の「出石」で、但馬の小京都とも称される城下町です。
まずは但馬国一之宮である「出石神社」に参拝し、その後、今も昔ながらの町並みが残る城下町エリアへと向かい、さっそく有子山の山麓に残る城郭「出石城」へと登城していきます。
お城の後は町並みの中を歩きつつ、名物である「出石そば」を食べようかと思ってたのですが、ここで東京へ帰る時間が近づき無情にもタイムアップ。。。
ちょっと不完全燃焼気味ではあったものの、旅の最後を締めくくるに相応しい城跡をじっくりと見てまわることができました♪
〔2022GW・北近畿周遊の旅(2022年5月)〕
●Part.1(1日目①):福知山城(続日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11757484
●Part.2(1日目②):城崎温泉
https://4travel.jp/travelogue/11761300
●Part.3(2日目①):丹後半島(立岩~経ヶ岬)
https://4travel.jp/travelogue/11763514
●Part.4(2日目②):伊根浦(重要伝統的建造物群保存地区)
https://4travel.jp/travelogue/11766916
●Part.5(3日目①):天橋立①(日本三景)
https://4travel.jp/travelogue/11769429
●Part.6(3日目②):天橋立②(日本三景)/元伊勢籠神社(一之宮)
https://4travel.jp/travelogue/11772141
●Part.7(3日目③):出石神社(一之宮)/出石城(続日本100名城)【この旅行記】
〔続日本100名城登城記〕
●九戸城(陸奥国):https://4travel.jp/travelogue/11706487
●沼田城/名胡桃城/岩櫃城(上野国):https://4travel.jp/travelogue/11525274
●品川台場(武蔵国):https://4travel.jp/travelogue/11739559
●小机城(武蔵国):https://4travel.jp/travelogue/11742164
●龍岡城(信濃国):https://4travel.jp/travelogue/11688694
●高田城(越後国):https://4travel.jp/travelogue/11754564
●富山城(越中国):https://4travel.jp/travelogue/11511007
●興国寺城(駿河国):https://4travel.jp/travelogue/11533154
●大和郡山城(大和国):https://4travel.jp/travelogue/11613989
●大内氏館・高嶺城(周防国):https://4travel.jp/travelogue/11624310
●河後森城(伊予国):https://4travel.jp/travelogue/11652466
●岡豊城(土佐国):https://4travel.jp/travelogue/11548589
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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●出石神社
京都府の日本海側に位置する「天橋立」を出発し、ひたすら西へと車を走らせ、県境を越えて兵庫県の「出石」まで移動してきました。
最初に訪れたのが、ここ兵庫県北部エリアの旧国名で、但馬国一之宮の名を冠する古社「出石神社」です。出石神社 寺・神社・教会
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境内の南側にある駐車場に車を止め、参道を進んでいくと、二対の狛犬が守護する「二の鳥居」の前へ。
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イチオシ
う~ん、この狛犬はもちろんのこと、扁額に「一宮」とある木造の鳥居も渋いですねぇ。。。
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その先には、立派な朱色の神門が設けられています。
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門の脇には、昭和初期に工事現場でたまたま見つかったという、約千年前の鳥居の残欠が置かれており、こういうところからも歴史の古さを感じさせますね~。
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神門を抜けた先に拝殿が建ち、ご祭神の伊豆志八前大神(いづしやまえのおおかみ)と天日槍命(あめのひぼこのみこと)は、朝鮮半島の新羅国から渡来した神様とされています。
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参拝後、拝殿左手にある社務所にて、御朱印(直書き、初穂料@300円)をいただきました。
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●いずし観光センター
引き続き、神社の南2キロほどの距離にある出石観光の中心エリアへ移動し、まずはこちらの「いずし観光センター」へ寄り、観光マップを確保するとともに・・・。いずし観光センター売店 グルメ・レストラン
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「続日本100名城」に指定されていて、これから訪れる「出石城」のスタンプを事前にゲット!
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出石の観光マップがこちら。
ここ出石は「有子山」(マップ左側)の麓に広がる城下町で、まずは山麓に残る「出石城跡」の方へ行ってみることに。 -
●出石城跡
ということでさっそく城跡の方へ行ってみると、まだまだ木目が真新しく違和感だらけ(笑)の木橋が、対岸の門との間に架かっています。出石城跡 名所・史跡
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橋を渡ったところの石垣の間に、その名のとおりの「登城門」が建っていますが、本来はもっと小さな「埋門」形式で、いわゆる模擬建造物になるそうです。
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門の左右に荒々しく積み上げられた石垣の方は当時のままで、門の裏側にまで続いています。
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おおっ、この高く積み上げられた石垣は見事ですねぇ。
「出石城」は江戸時代初期の1604年に「有子山」の山麓に築かれ、小出氏、松平氏、仙石氏と藩主が変遷し明治維新に至ったそうです。 -
イチオシ
苔生した感じの石垣の奥に、再建された本丸西端の隅櫓を入れ込むと、いい絵になります♪
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石垣が途切れたところから、二の丸跡の方へと入っていきます。
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●出石城跡(二の丸跡)
二の丸跡には特に当時の建物等は残っておらず、今は緑の木々に覆われている感じで、石垣の向こう側が本丸跡になります。 -
また、本丸跡の東端にも隅櫓がもう1つ再建されており、緑に包まれた白亜の櫓が美しい。。。
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そのまま二の丸跡を抜けていくと、城の東側を縦に通る石段(稲荷参道)が続いており、城跡の中でひと際目立つ朱色の鳥居が印象的。
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さらに鳥居の下を通り抜け、本丸跡の方へ坂道を上っていきましょう。
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ん、まだ上の方に坂道が続いていますが、まずはこの右手のエリアの方へ出てみることに。
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●出石城跡(本丸跡)
こちらがお城の本丸跡にあたり、再建された2つの隅櫓とともに、正面に緑の木々に隠されてしまっている建物がありますね。 -
お堂の方へ近づいてみると、1706年より出石藩の藩主となった仙石氏の祖・仙石権兵衛秀久を偲び、明治期に造営された「感応殿」がひっそりと建っています。
仙石権兵衛と言えば、豊臣秀吉の配下として出世し、やがて信濃国の小諸藩の藩主になり、某漫画の主人公にもなってましたっけ。
★2018ぶらり信州・佐久平へ《Part.1》~桜花爛漫の古城の春・小諸城登城記~
https://4travel.jp/travelogue/11535605 -
お、この石組みは庭園の池でしょうか。
既に太平の世になったためか、お城にはそもそも天守は設けられず、本丸には政務の場として居館などが建っていたそうで、優雅な庭園なんかもあったんでしょうかねぇ。。。 -
再び鳥居が立ち並ぶ坂道を上っていく途中、ここにも立派な石垣が♪
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●有子山稲荷神社
そして城跡の最上段には「稲荷曲輪」が設けられ、城内鎮護のための「有子山稲荷神社」が鎮座しています。有子山稲荷神社 寺・神社・教会
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イチオシ
また、城跡で1番高い場所のため、ここからは出石の町並みを一望できるビュースポットにもなっており、こうやって眺めてみると、四方を山々に囲まれた盆地に形成された町なのがよく分かります。
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有子山の山麓に築かれた「出石城」とともに、山頂付近には中世山城として築かれた「有子山城」の遺構が残っており、合わせて「続日本100名城」に選ばれています。
「稲荷曲輪」の脇から山頂へと続く登山道があるのですが、かなり急な道を片道1時間ほどかけて登ることになるため、今回はパスしてここで引き返すことに。 -
実はボチボチ東京へ帰る時間も迫っているため、参道の石段を気持ち早足で下りていきましょう。
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●諸杉神社
そして城跡の東側に鎮座する古社「諸杉神社」にも参拝を。諸杉神社 寺・神社・教会
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奥に見えるのが拝殿で、先ほど訪れた「出石神社」のご祭神である「天日槍命」(あめのひぼこのみこと)の子である「多遅摩母呂須玖神」(たじまもろすくのかみ)が祀られているそうで、朝鮮との関係も含め、このあたりの歴史は興味深いところ。
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その後参道の1番下まで戻り、入口にあたる「有子橋」の前へ。
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右手側には最初に渡った「登城橋」が架かっており、これで城内をぐるっとひと回りしてきたことに。
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イチオシ
そしてちょっと離れたところから、本丸の東西端に建つ隅櫓を眺め、今回の「出石城」の登城を終えることに。
当時の建物は残っていないものの、立派な石垣や再建された隅櫓や門が見どころで、アクセス面でも観光エリアからも近く便利なので、散策がてら気軽に立ち寄れる点も良い城跡だと思います(山上の「有子山城」は難易度高めですが)。 -
ここ出石の城下町は昔ながらの町並みが今も残されていることから、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
案内図を見ると、江戸時代の武家屋敷や明治期の洋館なんかも残されているよう。 -
イチオシ
●辰鼓楼
さっそく町のシンボルにもなっている「辰鼓楼」の下へ。
こちらは明治時代初期の1881年に建てられ、札幌市の時計台に次いで日本国内で2番目に古い時計台なんだとか。辰鼓楼 名所・史跡
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正面から見るとこんな感じで、城の大手門跡の石垣の上に時計台がど~んとそびえていますね~。
時計台なのでもちろん大きな時計が設置されており・・・あ、あともう少しで16時ということは、そろそろ東京へ帰らないと(汗) -
「出石城跡」はじっくり登城できたものの、町並みの散策や名物の「出石そば」を食べることができず不完全燃焼。。。
まぁまた次の機会に譲ることにし、これにて「出石」の散策を終え、ここから帰路につくことに。 -
●コウノトリ但馬空港
往路は東海道新幹線と山陰本線を鉄道で乗り継いでやってきましたが、復路は飛行機での移動となるので、「出石」から車で30分弱のところに位置する「コウノトリ但馬空港」へ。
ここで2日間お世話になったレンタカーを返却しました。但馬飛行場 (コウノトリ但馬空港) 空港
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ここ「コウノトリ但馬空港」から「羽田空港」への直行便は無く、「伊丹空港」を経由してのフライトになります。
JAL系列である日本エアコミューターのプロペラ機(ATR42-600)に乗り込み、まずは伊丹へとGO! -
飛行機は軽快に離陸に、あっという間に上空へ。
これにて2泊3日をかけて巡った北近畿の地を離れますが、歴史と自然とが今も残る素敵なエリアで、またゆっくり訪れてみたいなぁと。 -
「伊丹空港」までのフライト時間は約40分なので、しばらくすると大都会・大阪らしい景色に変わっていき、ちょうど眼下には機能美が美しいインターチェンジも。
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おおっ、遠く夕焼け空の下に見えるのは大阪湾かな。。。
やっぱり空からの景色は格別のものがありますね~。 -
●伊丹空港
「伊丹空港」では45分の乗り継ぎ時間があり、「羽田空港」行きの飛行機に乗るころには、あたりはすっかり夜の帳が下りて。。。 -
で、最後は飛行機からの夜景で旅を締めることに♪
今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
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