2022/05/05 - 2022/05/07
35位(同エリア747件中)
葵さん
この旅行記のスケジュール
2022/05/05
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山頂駅展望台
2022/05/06
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この旅行記スケジュールを元に
2022年のGW、これまで行ったことのないエリアを旅してみようと思い立ち、今回は京都府から兵庫県の日本海側にあたる北近畿エリアを周遊してみることに。
1日目、京都府福知山市をサクッと観光したのち、次に訪れたのが、開湯1300年の歴史を有する温泉街として知られる兵庫県の「城崎温泉」で、前々から1度行ってみたいなぁと思ってたスポットです。
さっそく川沿いに柳並木が続く情緒溢れる温泉街をそぞろ歩き、この日は「西村屋ホテル招月庭」に1泊して、名湯と称させる温泉と山海の幸とを楽しむ贅沢なホテルステイ♪
眩しい新緑の季節、昔と変わらぬ活気ある温泉街に滞在し、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
〔2022GW・北近畿周遊の旅(2022年5月)〕
●Part.1(1日目①):福知山城(続日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11757484
●Part.2(1日目②):城崎温泉【この旅行記】
●Part.3(2日目①):丹後半島(立岩~経ヶ岬)
https://4travel.jp/travelogue/11763514
●Part.4(2日目②):伊根浦(重要伝統的建造物群保存地区)
https://4travel.jp/travelogue/11766916
●Part.5(3日目①):天橋立①(日本三景)
https://4travel.jp/travelogue/11769429
●Part.6(3日目②):天橋立②(日本三景)/元伊勢籠神社(一之宮)
https://4travel.jp/travelogue/11772141
●Part.7(3日目③):出石神社(一之宮)/出石城(続日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11774247
〔温泉街そぞろ歩き&ホテルステイ〕
●四万温泉(群馬県):https://4travel.jp/travelogue/11527443
●箱根塔ノ沢温泉(神奈川県):https://4travel.jp/travelogue/11608083
●別所温泉(長野県):https://4travel.jp/travelogue/11516799
●伊東温泉(静岡県):https://4travel.jp/travelogue/11731844
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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●城崎温泉駅
京都府の「福知山」から山陰本線の特急に乗り、次に訪れたのが、日本海に面し、開湯1300年の歴史を有する温泉街として知られる兵庫県の「城崎温泉」です。
さっそく「城崎温泉駅」の駅舎から出てみると、いきなり唐突なカニ?のオブジェが(笑)城崎温泉駅 駅
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近くにあった城崎温泉街のマップがこちら。
まだ14時とホテルのチェックイン開始まで時間があるので、駅前にある「城崎温泉観光センター」で荷物をホテルへ届けてもらうサービス(有料、@200円)を利用し、身軽になって温泉街を散策していくことに。 -
両側にお店が建ち並ぶ駅通りを抜け、温泉街を流れる「大谿(おおたに)川」に架かる橋の上へ。
「城崎温泉」といえば、この川沿いに柳並木が続く情緒溢れる景色が真っ先に思い立ち、いつか訪れてみたいと思ってて、ついに今回念願が叶いました(東京在住だと遠いんですよね・・・)。 -
下流側には山陰本線の線路が通っており、ちょうど国鉄色のローカル線が走り抜けていきます。
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何と奈良時代の720年にこの地に温泉が湧き出したと伝わり、2020年で開湯1300年を迎えており、通りにはこんなオブジェも。
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お、今も丸形ポストが現役のよう。
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イチオシ
架かっている橋はどれも重厚感ある石造りのもので、どこを切り取っても絵になります♪
で、この川沿いの遊歩道を歩きながら、さらに上流側へと向かいます。城崎温泉の町並み 名所・史跡
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●一の湯
温泉街の魅力の1つに、7つもある外湯を回る「外湯めぐり」があり、こちらの歌舞伎座チックな外観の「一の湯」もその1つ。一の湯 温泉
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建物のそばには「海内第一泉」の碑が誇らしげに立ち、その隣にはこんこんと湯が湧き出しています♪
ただまずは街歩きということで、外湯には立ち寄らず。。。 -
●四所神社
こちらの石鳥居と奥に見える社殿は、温泉の氏神である湯山主神(ゆやまぬしのかみ)をお祀りする「四所神社」のもので、こういうところも歴史ある温泉街らしいなぁと。四所神社 寺・神社・教会
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いや~、こういう昔ながらの3階建ての旅館が残る町並みが、なんとも風情があっていいですね~。
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●城崎温泉ロープウェイ
温泉街のメインストリートを道なりに進んでいくと、やがて「城崎温泉ロープウェイ」の山麓駅の入口が見えてきます。
ということで、ここからロープウェイに乗り、温泉街を上から眺めてみることにしましょう。
◇城崎温泉ロープウェイホームページ◇
https://kinosaki-ropeway.jp/城崎温泉ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイはその傾斜長約676メートル、高低差は約200メートルほどあり、温泉街(山麓駅)と大師山山頂(山頂駅)を約7分で結んでいます(往復@910円)。
ちょうどいいタイミングでゴンドラが到着したのでさっそく乗り込み、山頂へといざ出発! -
ルートの中間くらいの場所には、ロープウェイでは珍しい中間駅の「温泉寺駅」が設けられていますが、帰りに立ち寄ることにしてそのまま乗車しときます。
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イチオシ
●山頂駅展望台
ロープウェイは快調に高度を上げ、「山頂駅」へと到着。
さっそく駅舎屋上の展望台へと行ってみると、温泉街はもちろんのこと、遠く日本海まで見渡せる眺望が広がっています♪ -
温泉街にフォーカスするとこんな感じで、こうやって眺めるとけっこう山裾が迫ってきてるんですねぇ。。。
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また、山頂エリアには「温泉寺奥の院」のお堂や、「みはらしテラスカフェ」というお店もあります。
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この日はGWのためか乗客も多く、帰りの便に乗るまでの間、壁に掲げられていた昔の新聞記事や写真などを見ながら待ちます。
ここにあるとおり、ロープウェイの開業は1963年とのことで、すでに50年以上運行している老舗です。 -
通常は20分間隔ですがこの日はフル回転で運転しており、程なくして「山頂駅」を出発し、予定どおり中間駅の「温泉寺駅」でいったん降ります。
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●温泉寺
わざわざこちらで降りたのは、この大師山の中腹に、「城崎温泉」を開いたとされる道智上人により、738年に開基されたと伝わる古刹「温泉寺」の伽藍があるからです。
こちらは室町時代初期に建てられたという本堂で、場所柄境内が狭く、大きなお堂をフレームに入れ込むのもひと苦労(笑)温泉寺 寺・神社・教会
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イチオシ
さらにその奥には、ここ但馬地域唯一の多宝塔も♪
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中間駅で降りる者もあまりいないようで、新緑に彩られた境内は静寂に包まれており、ここだけ時間が止まったかのよう。。。
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多宝塔の脇から山麓へと続く参道があるようでしたが、まぁここは文明の利器を活用することに(苦笑)
ということで、再び「温泉寺駅」からロープウェイに乗り込みます。 -
ロープウェイで「山麓駅」へ戻ったあと、この山麓側にもある「温泉寺」の境内へ。
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立派な山門の奥には、こちらも渋~い薬師堂が。
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薬師堂の右隣りにある石段を上っていくと、先ほどの本堂まで行くことができ、結局今回は一番高い山頂にある奥の院から、中腹の本堂・多宝塔、山麓の薬師堂と、ちょっと変な順番で参拝したことになりますな。
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●城崎温泉 薬師源泉
参道横のちょっとした広場には、大きな岩の上から滔々と湧き出る源泉があり、けっこう湯気も出てたので触るのはやめときました(笑)城崎温泉 薬師源泉 名所・史跡
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●西村屋ホテル招月庭
このあたりで温泉街の散策を切り上げ、さらに道なりに進んでいったところに、今日宿泊する「西村屋ホテル招月庭」があります。
創業160年の老舗旅館・西村屋の別館という位置付けで、ハイクラスホテルのためその分お値段も相応になりますが、訪れる機会もなかなか無いので奮発してチョイスしてみました。
◇西村屋ホテル招月庭ホームページ◇
https://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/城崎温泉 西村屋ホテル招月庭 宿・ホテル
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今回アサインされたのは、月の棟のスタンダードな10畳の和室。
2017年にリニューアルされたそうで、和の雰囲気の中にも明るくモダンな感じの部屋ですね~。 -
イチオシ
畳の間と一体になった板の間にはデスクとソファが置かれ、窓の外に広がる新緑が眩しい。。。
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床の間の左隣りに開閉式の扉があり、開くと液晶テレビがあります。
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お、床の間右側の土壁の一部が丸くくり抜かれ、ここに兎が隠れてるという遊び心も♪
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洗面台はこんな感じで、奥に浴室もありますが、まぁ使わないかなと。
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駅からここまで歩いてきたこともあり、けっこう汗をかいたので、何はともあれまずはお風呂へ。
1階の大浴場「月下の湯」には、内湯に露天風呂はもちろんのこと、ミストサウナ、ジャグジーバスと4つのお風呂がありという充実ぶり♪
◇温泉の様子はこちら◇
https://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/spa/ -
大満足のお風呂を出たあとは、湯上がり茶屋でフリードリンク(ウーロン茶、オレンジジュース、うめジュース)をいただきながらひと休み。。。
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部屋に戻り何か忘れてるな~と思ってたら、チェックイン時にウェルカムドリンクのチケットが渡されたことを思い出し。
18時まで1階ロビーラウンジ「青山望」でいただくことができ、今ならまだ間に合にそうなので再び降りていき、メニューの中から「季節のジュース(いちごのスカッシュ)」をチョイス。 -
大きく取られた窓の向こうには緑の庭園が広がり、穏やかに流れる滝も。
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夕食は部屋食で、食事のお供には、地元但馬の銘柄「香住蟹」「但馬」「竹泉」の3種がセレクトされた「但馬の地酒 飲み比べ」をチョイス。
食前酒から料理がスタートし、前菜とともに名物のカニも登場!
食前酒:紫蘇梅酒
前菜:季節の前菜
但馬の恵み:香住産紅ずわい蟹茹 -
そしてメインどころは山海の幸がどんどんでてきます。
椀物替り:鮑とたちばなの小鍋仕立
向 附:季節のお造り盛り合わせ
合 肴:黒毛和牛ロース鉄板焼き
箸休め:冷やしわらびうどん -
日本酒が(自分には)思ってたより量が多く、少々酔ってしまいましたが、釜飯のご飯からデザートまで、美味しくいただきました♪
焼 肴:天然すずき笹包み焼
御食事:蛇紋岩米 うすい豆の釜飯
留 椀:赤出汁
香 物:三種盛り
水菓子:季節の水菓子 -
食後、酔冷ましにもう1回お風呂へ入り、夜長に本棚の奥から引っ張り出してきた文庫本でも読みながら、まったり過ごしました。。。
(こういう時はサクッと読める短編がいいですね・・・) -
翌朝、朝食会場へと向かう途中、廊下の一角にある休憩スポット?の方をふと見ると、朝に光が差し込んでいて、今日もいいお天気のよう。
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朝食会場は2階大宴会場で、スタート時間の7時30分に合わせ向かうと、すでに20人くらいが待っていましたが、広いので無事窓側の席を確保。
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コロナも落ち着いてきたためか、ブッフェ形式での提供となっており、和食を中心に約30種類以上のメニューがあります。
ただ、昨日の夕食もけっこう量がありあまりお腹が空いておらず、おかずは軽めにしときました・・・う~ん、残念(汗) -
本当はもう少しゆっくりしていきたいのですが、この後の行程も詰まっていて、残念ながら早々にチェックアウトすることに。。。
今回初めて宿泊しましたが、施設・設備、接客、お風呂、食事のどれを取ってもレベルが高く、老若男女にオススメできる宿かと感じました。
あえて言えば、温泉街の中心からは少し外れているので、「外湯めぐり」には距離があるので留意が必要なくらいかと(そのため、外湯めぐりのシャトルバスが運行されています)。 -
●城崎温泉駅
ホテルは温泉街の奥まったところにあり、「城崎温泉駅」まで歩くとなると20分くらいかかるため、ホテルを8時30分に出発するシャトルバスを利用し、駅まで移動してきました。城崎温泉駅 駅
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そして、8時58分発の山陰本線の普通列車に乗り、ここ「城崎温泉」を後にし次の目的地へと移動していきます。
今回、「外湯めぐり」できなかったことだけが多少心残りですが、情緒溢れる温泉街をそぞろ歩きし、名湯と称させる温泉と山海の幸とを楽しむ贅沢なホテルステイができ、満足満足♪
今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
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