![2018年の夏、山口県へ2泊3日の旅へ。<br /><br />今年の夏休みは仕事の都合もあり、正直あまり日数が無いものの、せっかくの休暇なので、久しぶりに長州路(山口県)をぐるっと巡ってみることに。<br /><br />旅の1日目、まずは東京から新幹線で山口県の玄関口である「新山口駅」へと移動。<br />最初に訪れたのは、室町時代の大名・大内氏の本拠地で、京を模して街造りを行い華やかな文化が栄えたことから、「西の京」とも称される山口市内です。<br /><br />大内氏時代の面影を色濃く残すスポットのうち、特に見たいと思っていたのが、建築から500年以上経つと伝わる「瑠璃光寺五重塔」で、その優美な姿は日本三名塔の1つに数えられています。<br /><br />盛夏らしい萌えるような緑が彩る中、どんな素敵な光景に出会うことができるのでしょうか。。。<br /><br /><br />〔2018 盛夏の長州路をゆく アウトライン〕<br />●Part.1(1日目):瑠璃光寺/大内氏館(続日本100名城)【この旅行記】<br />●Part.2(2日目①):角島/元乃隅神社<br /> https://4travel.jp/travelogue/11625873<br />●Part.3(2日目②):大寧寺/萩城(日本100名城)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11628785<br />●Part.4(3日目) :萩市堀内地区/平安古地区/浜崎(重伝建地区)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11632115<br /><br />〔続日本100名城登城記〕<br />●沼田城/名胡桃城/岩櫃城(上野国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11525274<br />●興国寺城(駿河国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11533154<br />●大和郡山城(大和国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11613989<br />●岡豊城(土佐国)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11548589](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/62/43/650x_11624310.jpg?updated_at=1595690922)
2018/08/08 - 2018/08/10
28位(同エリア489件中)
葵さん
この旅行記のスケジュール
2018/08/08
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2018年の夏、山口県へ2泊3日の旅へ。
今年の夏休みは仕事の都合もあり、正直あまり日数が無いものの、せっかくの休暇なので、久しぶりに長州路(山口県)をぐるっと巡ってみることに。
旅の1日目、まずは東京から新幹線で山口県の玄関口である「新山口駅」へと移動。
最初に訪れたのは、室町時代の大名・大内氏の本拠地で、京を模して街造りを行い華やかな文化が栄えたことから、「西の京」とも称される山口市内です。
大内氏時代の面影を色濃く残すスポットのうち、特に見たいと思っていたのが、建築から500年以上経つと伝わる「瑠璃光寺五重塔」で、その優美な姿は日本三名塔の1つに数えられています。
盛夏らしい萌えるような緑が彩る中、どんな素敵な光景に出会うことができるのでしょうか。。。
〔2018 盛夏の長州路をゆく アウトライン〕
●Part.1(1日目):瑠璃光寺/大内氏館(続日本100名城)【この旅行記】
●Part.2(2日目①):角島/元乃隅神社
https://4travel.jp/travelogue/11625873
●Part.3(2日目②):大寧寺/萩城(日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11628785
●Part.4(3日目) :萩市堀内地区/平安古地区/浜崎(重伝建地区)
https://4travel.jp/travelogue/11632115
〔続日本100名城登城記〕
●沼田城/名胡桃城/岩櫃城(上野国)
https://4travel.jp/travelogue/11525274
●興国寺城(駿河国)
https://4travel.jp/travelogue/11533154
●大和郡山城(大和国)
https://4travel.jp/travelogue/11613989
●岡豊城(土佐国)
https://4travel.jp/travelogue/11548589
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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●東京駅
2018年の夏休みの旅は、「東京駅」の新幹線ホームからスタート。
今年の夏休み期間は、結局8月8日~10日の3日間(+土日)に。
まぁちょっと短い気がしますが、そこはサラリーマンなのでさっさと切り替えて、この3日間をフル活用することを考えないと。。。
ということで、朝7時台の東海道新幹線に乗ってさっそく旅立つことに。
ちょうどこの日は台風が関東を直撃するルートで北上中で、雨風が本格化する前に東京を脱出! -
●新山口駅
今回の旅の舞台は、7年ぶりくらいの訪問となる山口県。
乗車時間の半分以上爆睡してたものの、山口県の玄関口である「新山口駅」まで4時間超えの乗車は、さすがにちょっと長かった。。。
駅のコンコースには、維新志士・高杉晋作をど~んと配した観光用のパネルがお出迎え。
ここ山口県には、明治維新まで続く長州藩関係はもちろんのこと、他にも歴史的なスポットが多く、また自然豊かな土地柄でもあり、お気に入りのエリアの1つで、今回久しぶりに訪れてみることにしました。 -
駅を出ると、東京と打って変わり強烈な日差しが照りつけていて、まさに盛夏といった感じのお天気。
極力公共交通機関を使いたいところですが、移動の効率化と暑さ回避のため、今回の旅では基本レンタカーを利用することにしました。新山口駅 駅
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●香山公園
旅の最初の目的地は、山口県の県庁所在地である山口市の中心部。
「新山口駅」からは、距離にして10キロ以上離れています。
この地は室町~戦国時代の大名・大内氏の本拠地として発展し、その繁栄ぶりは「西の京」と称されるほどで、今も歴史遺産が数多く残されており、今回はそのいくつかのスポットを巡っていくことに。
それでさっそく訪れたのが、歴史公園として整備されている「香山(こうざん)公園」です。
公園入口の手前に広い無料駐車場があり、そこに車を止めときました。香山公園 公園・植物園
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公園に入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、右手に見える五重塔!
ここ「香山公園」は「瑠璃光寺」というお寺の境内を中心にしていて、有名な「瑠璃光寺五重塔」も建っています。 -
イチオシ
ちょうど咲いていた、ピンクのサルスベリの花と五重塔とのコラボ♪
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さっそく塔の方へ進みたいところですが、まずは「瑠璃光寺」にお参りしてからにしましょう。
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・・・といっても、塔が気になってチラチラ見てしまいますが。。。
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●瑠璃光寺
そして「瑠璃光寺」の山門前へ。
14世紀後半の大内氏第25代当主で、現在の山口県にあたる周防国・長門国を含む6か国の守護となった大内義弘が、ここに「香積寺」を創建したのが始まりとされ、その後の変遷を経て、現在は曹洞宗のお寺となっています。瑠璃光寺 寺・神社・教会
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山門をくぐると、すぐ正面に本堂が見えます。
コンパクトにまとまった境内にはたくさんの木々や花々が配され、石畳の参道ととも相まってとっても清々しい雰囲気。 -
お、池には一輪のスイレンの花♪
純白の花弁が美しい・・・。 -
2階建ての鐘楼の奥に、ちらっと五重塔の最上部が見えますね~。
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本堂には御本尊の薬師如来が祀られています。
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本堂に向かって左側に庫裡があり、ここで御朱印をいただきました。
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●瑠璃光寺五重塔
お参りも済んだところで、いよいよ国宝「瑠璃光寺五重塔」へと向かいましょう♪
ちなみに塔の前にあるのはまぁるい砂場・・・ではなく満月を表現しているものでした。。。国宝瑠璃光寺五重塔 寺・神社・教会
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そして塔の真下へ。
この塔は今から500年以上前の1442年頃に建立され、塔の高さは31.2メートルあり、その優美な姿から、京都・醍醐寺五重塔と奈良・法隆寺五重塔とともに、「日本三名塔」の1つとされています。
〔日本の名塔をめぐる〕
●安楽寺三重塔(国宝)、前山寺三重塔(重文)
https://4travel.jp/travelogue/11516799
●信濃国分寺三重塔(重文)
https://4travel.jp/travelogue/11522707 -
近くには、作家・司馬遼太郎の文学碑が。
(私も全巻持っている)『街道をゆく』の一節、
「長州は、いい塔をもっていると、惚れぼれするおもいであった。長州人の優しさというものは、山口に八街九陌をつくった大内弘世や、ザビエルを保護した義隆などの大内文化を知らねばわからないような気もする。」
とありました。
確かに、基本的に幕末の長州藩や戦国時代の毛利氏の話がメインで、大内氏についてはあまり知られていない印象がありますよね。 -
イチオシ
さらにぐるっと廻り込み、池越しに眺めることのできるアングルへ。
青い空と萌えるような緑とが相まって、夏らしい絵になる光景ですねぇ。 -
ちょっと趣向を変えてモノクロに。
このすらっと均整が取れた立ち姿がとっても美しく、大のお気に入りで、前回山口県を訪れた7・8年時にもここを訪れた記憶があります。 -
塔の反対側には、ここ山口に本拠地を移し、西の京・大内文化の基礎を築いた、大内氏第24代・大内弘世の像が。
生年が1325年で没年が1380年ですから、まさに鎌倉時代末期から南北朝時代の激動の時代を生きたことになります。 -
公園内には他にもいくつかの史跡がありますが、1番のお目当ては十分楽しめたので、このくらいにして次のスポットへと移動することに。
再度訪れても、やっぱり惚れ惚れするような、全国でも指折りの美しい五重塔。
自然豊かな公園内は無料で散策可能ですし、山口に来たからには外せないスポットだと思います。 -
●大路ロビー
次に訪れるのも、大内氏に関連するスポット。
その前に、日本海側の萩と瀬戸内海側の三田尻を結ぶ街道「萩往還」がここ山口にも通っており、その旧街道沿いの古い町家を改修し、観光案内所として活用している「大路ロビー」という施設へ。大路ロビー 名所・史跡
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立ち寄った理由のは、これから向かう「大内氏館」が「続日本100名城」に選定されており、スタンプを押すためです。
公式本だとスタンプは「山口市歴史民俗資料館」に設置されていると書いてて、ここからだとそれなりに距離がありどうしたもんかな~と思い検索してみると、徒歩数分のこちらにも置いてあるとのこと。
無事スタンプをゲットし、関係するパンフなども確保しました。 -
準備万端整ったところで、さっそく「大内氏館跡」へ。
現在、館の跡地は「龍福寺」というお寺になっており、若葉が萌えるような緑に包まれた参道を進んでいきます。 -
お、参道の片隅に純白のユリの花♪
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イチオシ
●大内氏館跡/龍福寺
緑の参道を抜け、「龍福寺」山門の前へ。
元々この場所は、大内氏24代・大内弘世が山口に本拠を移した際に築いた居館(大内氏館)がありましたが、1556年に安芸国の戦国大名・毛利元就により大内氏は滅ぼされ、その翌年に、31代大内義隆の菩提を弔うべく「龍福寺」が創建されたそうです。
「龍福寺」は、1206年に大内氏18代・大内満盛が創建したお寺で、大内氏が滅びた1557年に、毛利隆元(元就の長子)が31代・大内義隆の菩提を弔うためにこの地に移されたそうです。龍福寺 寺・神社・教会
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そばにあった周辺の地図がこちら。
京都に模した街づくりがなされていたため、館跡も方形となっており、最盛期には東西160メートル、南北170メートル以上の広さがあったそうです。
ちなみに、赤で現在地と示されているあたりに駐車場があり、ここに車を止めました(周囲は道が狭くて苦戦しましたが・・・)。 -
山門を抜けると、整えられた境内とその先にご本堂が見えます。
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ふと振り返ってみると、先ほど歩いてきた門前の参道を含め、一直線に本堂へと向かっていく配置になってるんですな。
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境内の片隅に、1551年に家臣の陶隆房(のちの陶晴賢)の謀反(大寧寺の変)により、自害に追い込まれた大内義隆を供養するための塔が、ひっそりと建っています。
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奥にあるご本堂(釈迦堂)は、元々1479年に建立されたと伝わり、最近の2012年に復元修理が行われたことから、檜皮葺の屋根もまだまだ若く小奇麗な感じ。
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いったん門の外に出て少し周りを歩いてみると、中世の館らしく土塁が取り囲んでおり、その脇から庭園へ入れるよう。
ちなみに、「大内氏館」はこんな平地にある政務の場所で防衛には向かないことから、近くに詰城として「高嶺(こうのみね)城」という山城が築かれ、2つ合わせて「続日本100名城」に選定されています。
本来は両方とも行きたいところなんですが、高嶺城はアクセスもあまり良くないようで、かつこの真夏の暑い盛りに山城はちょっと・・・と思い諦めました。。。 -
中へと入ってみると、発掘調査の成果を元に、かなりの広さの池泉庭園が復元整備されており、当時の大内氏の繁栄ぶりが偲ばれます。
大内氏館跡(大内氏遺跡) 名所・史跡
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お、もうお昼を過ぎてるんで、池に咲くハスの花もさすがに閉じちゃってますね。
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他にも、発掘調査時に確認された遺構跡などが解説板とともに示されており、当時の様子が想像できるようになっています。
まさに、兵どもが夢の跡って感じでしょうか。。。 -
●常栄寺
山口市内の散策で最後に訪れたのは、室町時代に活躍した水墨画の巨匠・雪舟にゆかりのある「常栄寺」です。
お寺は市街中心部の「大内氏館」からだと3キロ弱離れていますが、車なので問題なく着きました(徒歩だとちょっと躊躇する距離かも)。常栄寺 寺・神社・教会
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風格ある山門のすぐ横に立つ銅像の主は、やはり雪舟でした。
1420年に備中国(現・岡山県)に生まれた雪舟は、幼くして僧の道に進み、10歳の頃京都・相国寺に移り禅の修行を積むとともに絵を学び、1452年頃ここ周防国に居を構えたそうです。 -
こちらが「常栄寺」の境内図。
伽藍群の奥に、雪舟が築庭したと伝わる国指定史跡・名勝の「常栄寺雪舟庭」が広がっており、これを見たいがために訪れてみました。 -
イチオシ
山門から1歩境内に入ったところから、既に整然とした禅寺の世界。。。
この「常栄寺」は、室町時代の1455年、大内氏29代・大内政弘が母の菩提を弔うべく別邸を寺としたのが始まりとされ、これまで巡ってきたスポットと同じく、こちらも大内氏に関係しています。
向かって右手にある受付にて拝観料(大人300円)を払うとともに、御朱印をお願いしておきます。 -
まずは本堂へと向かい、ご本尊の千手観音菩薩にお参り。
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その南面には、昭和の作庭家・重森三玲による「南溟庭(なんめいてい)」と名付けられた枯山水庭園が。
白砂の海の中に苔による築山石、そして夏らしい蒼い空が借景に♪ -
さらに縁側を進み、お堂の北側に回り込んでゆくと・・・。
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●常栄寺雪舟庭
景色が一変し、そこには眩しい緑が一面に広がるお庭が!
この「常栄寺雪舟庭」は、大内政弘が当時周防で活動していた雪舟に築庭を依頼したと伝わり、以後500年以上にわたり維持されてきたことになります。常栄寺雪舟庭 寺・神社・教会
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ちょうど雪舟庭の案内図(兼解説)がありました。
広さは約900坪あり、東西北の三方が山林となっていて、南の開けたエリアに心字池を配した池泉廻遊式の庭園になります。
日本庭園の見方はシロウトには難しいので、こういう解説があるのは有難い限り。 -
イチオシ
まぁ何はともあれ、まずは座って心静かにお庭を眺めてみましょう♪
やっぱりこーいう時間って必要ですよねぇ。。。 -
ちょっとひと息入れることができたので、ここで本堂を出て、お庭をぐるっとひと廻りしていきましょう。
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横から「亀石」をまじまじと眺めると、本当にユーモラスな亀みたいに見えるのが不思議。
ちなみに、右側の岩が頭ってことでいいですよね??? -
イチオシ
ここからだと、ちょうどお庭と本堂を一緒に眺めることも。
元々は大大名の別邸だけあって、それにふさわしい規模と優雅さを感じさせます。 -
さらに歩いていくと、庭の東側に藁葺きの小さな東屋(聴松軒)が建ち、すぐそばから池を眺められるようになっていますが、先客がいるようですな。。。
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最後、緑に包まれるお庭を眺め、お寺を辞すことに。
とっても静かで落ち着いた雰囲気の中、じっくりと雪舟庭の美しさを堪能することができました♪ -
そして帰り際、お願いしておいた御朱印をいただきました(書き置き)。
これにて、今回の山口市内の探訪を終わりにすることに。
「新山口駅」からの移動も含め、所要時間は概ね2時間半くらいでした。
「西の京」と称されるだけあってどのスポットにも凛とした風格があり、またそこに真夏の濃い緑が彩りを添えていて、巡っていてとても楽しかったですね~。
今度はまた別の季節に訪れてみたいなあと。 -
●一の俣温泉観光ホテル
山口市内での観光を終え、ここから一気に中国自動車道→国道435号線と走り抜け、およそ1時間ほどで、下関市の北東部に位置し、関門の奥座敷と呼ばれる「一の俣温泉」に到着しました。
本日の宿は、蛍の看板が目を引く「一の俣温泉観光ホテル」です。一の俣温泉観光ホテル 宿・ホテル
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ということで、さっそくホテルにチェックイン。
明日以降、山口県の西部を中心に回る予定を立てた際、このエリアで空いている宿を探してたらヒットし、あまり考えず即予約しちゃいましたが、さてどんなもんかな~と。 -
お部屋は一般的な8畳の和室。
多少の古さはあるものの、お部屋はきれいに整えられておりますし、設備・備品類も過不足なく特に問題なしでした。 -
窓の外を見ると、山々に囲まれた長閑な風景が。。。
すぐ近くにホテルが数件あるくらいの小さな温泉街で、のんびりするには絶好のロケーション。
さっそく地下1階の温泉へ行ってみると、男女別に内湯(源氏の湯・平家の湯)と露天風呂が1つずつありました。
来てから知ったのですが、こちらの温泉はPH:9.65のアルカリ性単純硫黄温泉だそうで、トロトロとした感じのお湯がとても良かったです。
◇一の俣温泉観光ホテルHP◇
http://ichinomata.co.jp/kankou/spa/ -
体もポカポカになったところで、ビールをお供にゆっくりと夕食をいただき、食後、少し休憩したあとに再度お風呂へ入り、旅の1日目はあともう寝るだけ。。。
明日は主に山口県西部の最近つと有名になったスポットを中心に巡っていく予定ですが、その模様はまた別の旅行記で。
最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
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2018 盛夏の長州路をゆく
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