ぷらっと東京さんぽ《Scene.13》～品川台場登城＆レインボーブリッジを歩いてく～

2022/01/28 - 2022/01/29

2022年１月末、前日から東京・お台場の「グランドニッコー東京台場」に宿泊し、この日はお台場周辺をぷらっと散策していきます。

ホテルをチェックアウトした後、「お台場海浜公園」に広がるビーチに沿って歩き、まずは江戸時代末期の洋式海上砲台で、ここお台場の由来にもなった「品川台場」へ登城。
さらにその足で「レインボーブリッジ」の外側に設けられた遊歩道「レインボープロムナード」へと向かい、実際に橋を歩いて渡っていくことに。

東京湾に架かる巨大な吊橋はまさにお台場のシンボルで、東京の都心部らしい高層ビル群とともに、ダイナミックな景色を楽しむことができました♪


〔2022.1 ぷらっと東京散歩〕
●Part.12（１日目）：グランドニッコー東京台場ホテルステイ
　https://4travel.jp/travelogue/11736477
●Part.13（２日目）：品川台場（続日本100名城）／レインボープロムナード【この旅行記】

〔続日本100名城登城記〕
●九戸城（陸奥国）：https://4travel.jp/travelogue/11706487
●沼田城/名胡桃城/岩櫃城（上野国）：https://4travel.jp/travelogue/11525274
●龍岡城（信濃国）：https://4travel.jp/travelogue/11688694
●興国寺城（駿河国）：https://4travel.jp/travelogue/11533154
●大和郡山城（大和国）：https://4travel.jp/travelogue/11613989
●河後森城（伊予国）：https://4travel.jp/travelogue/11652466
●岡豊城（土佐国）：https://4travel.jp/travelogue/11548589

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●グランドニッコー東京台場

前日からお台場にある「グランドニッコー東京台場」のエグゼクティブフロア28階に宿泊し、朝起きてカーテンを開けると、この日は低い雲が垂れ込めた微妙な空模様・・・さて今日はこれからどうしようかな。

グランドニッコー東京 台場 宿・ホテル

●The Grill on 30th

まぁとりあえずは腹ごしらえということで、朝食会場の30階「The Grill on 30th」へ。

The Grill on 30th グルメ・レストラン

当面の間、洋食セットまたは和定食での提供とのことで、今回は洋食セットをチョイス。
メインの卵料理のお皿以外はブッフェスタイルとなっており、種類も豊富で、他にももちろんフルーツやヨーグルトのデザートや、期間限定の生メロンジューズもいただきました♪

部屋へ戻る途中にそういえばと思い出し、27階にあるもう１つのエグゼクティブラウンジ「ビューラウンジ」へちょっと寄り道。

こちらは完全セルフ方式で、備え付けのコーヒーや紅茶を飲みながら、窓一面に広がるお台場の景色を楽しむことができます。

ただ、今回宿泊した部屋がこのラウンジと同じレインボーブリッジ側だったので、部屋からの景色とほぼ変わらず・・・なので、こちらはレインボーブリッジ側以外の部屋に宿泊したとき用かなぁと。

このあと部屋でしばらくゆっくりし、10時30分過ぎにチェックアウト。

今回はエグゼクティブルームということで、施設・サービス面はもちろんのこと、某予約サイトの割引クーポンの活用やホテルクレジット付きプランがあったおかげで、思ってた以上にお得に宿泊することができ、大満足のホテルステイとなりなした♪

ではこれから、ここお台場をぷらっと散策していくことに。
まず思い浮かぶ観光スポットといえば、ホテルからも近いフジテレビの本社屋が出てきますが、まぁ今回はスルー（テレビ見ないし・・・）。

●自由の女神像

また、こちらもよく知られている「自由の女神像」の前のデッキを通り、「お台場海浜公園」の方へと向かいます。

自由の女神像 名所・史跡

●お台場海浜公園（管理事務所）

散策する前に寄り道したのが、水上バスの桟橋前にある公園の管理事務所で、建物の端に入口があり、２階の廊下に「続日本100名城」に選定されている「品川台場」のスタンプが置いてあります。

自販機の斜め上に案内表示がされているものの、一瞬入っていいものか躊躇する場所ではありますな。。。

で、無事スタンプをゲット！
併せて、一緒に置いてあったパンフ類をもらっておきます。

それではここから「お台場海浜公園」に広がるビーチに沿って進み、スタンプの舞台である「品川台場」へと向かうことに。

お台場海浜公園 公園・植物園

時期的に１月なので、ビーチはとっても静かな雰囲気。
ところどころ晴れ間も出てきてますが、何とも微妙なお天気だなぁと。

入り江のビーチが約800メートルほど続いており、その先にある「品川台場」までは思ってたより距離がある感じ。

ちょうど水辺に鳥の群れが集まって休憩中のようで、石の上にいた凛々しい鳥にフォーカス♪

●品川台場／台場公園

そしてビーチをぐるっと回り込み、「品川台場」の入口へ到着。
現在は「台場公園」として保存・整備されており、さっそく階段を上って中へと入っていきます。

台場公園 公園・植物園

公園内にあった案内図がこちら。

こちらの「品川台場」は、江戸時代末期の1853年に来航したペリー率いる艦隊の脅威を踏まえ、幕府が品川沖に築いた西洋式の砲台跡です。
当時、７つの台場が建造されたものの、現存するのはここ第三台場と第六台場（立入禁止）の２か所のみとなっています。

台場の周囲は石垣積みの土塁が築かれ、その中央部は平坦な窪地となっており、まずは下へと降りてみることに。

中央部には、台場に勤務する者の居住地だった「陣屋跡」の基礎部分が残っています。

奥の方には「かまど跡」もありますが、これは昭和初期にこの公園が開園した際に設けられたものだとか。
まぁ、かなり周りの雰囲気に溶け込んではいますけども。

そのすぐ近くには土に覆われた「火薬庫跡」も。

第三台場 公園・植物園

さらに南側の土塁へと上がると、当時の記録を元に復元された「砲台」が２つあり、当時はここにずらっと大砲が並んでいたんでしょうか。

砲台のすぐ先には海が広がり、向こう側にはフジテレビの本社屋とともに、宿泊した「グランドニッコー東京台場」の建物も。

そのまま土塁を南西側の端まで歩いていくと・・・。

そこからは、正面にもう１か所残る「第六台場」と「レインボーブリッジ」の両方を眺めることができます♪
お、ちょうど目の前を遊覧船が通過していきますね～。

品川台場 名所・史跡

この近未来的なデザインの船は、昨日、浅草からここお台場へと移動する際に乗船した「東京クルーズ」のエメラルダス号です。

◇東京都観光汽船（東京クルーズ）ホームページ◇
　https://www.suijobus.co.jp/

もちろん、こんなふうに「レインボーブリッジ」の姿もバッチリ！

う～ん、構図とトーンを変えてもう１枚いっときましょう。

そのまま土塁をぐるっと歩き、「品川台場」をひと回りしてきました。

「続日本100名城」に選定されているとはいえ、一般的にイメージされるお城とはタイプが異なりますが、江戸時代末期の面影を残す貴重な史跡ですし、何よりここからのお台場の景色は素晴らしいので、穴場的なスポットとして寄ってみるのもいいかと思います。

●レインボープロムナード／レインボーブリッジ

この２日間、いろんなアングルより「レインボーブリッジ」を眺めてきましたが、最後の締めとして、実際に橋に設けられた遊歩道（レインボープロムナード）を歩いてみることに！
お台場側の入口が「お台場海浜公園」の北端に設けられており、ここから遊歩道へと入っていきます。

レインボープロムナード 名所・史跡

「レインボーブリッジ」は２層構造で、上層には高速道路、下層には一般道路＋ゆりかもめが通っており、遊歩道は下層の両外側（北側と南側）に設けられています。
今回は「品川台場」を見下ろせる南側を歩こうと思ってたものの、現在エレベーター改修工事のため通行できず、北側を進んでいくことに。

ではでは、橋桁の下をくぐって橋の北側へと出て、約１．７キロある遊歩道を歩いていきましょう♪

橋の北側には東京湾が広がりかなりの開放感があり、湾岸にそびえ立つビル群も、ここからだととても小さく感じます。

向かって左側の晴海エリアが東京オリパラ2020の選手村だったあたりで、また、右奥のビルの合間にはちらっと「東京スカイツリー」も！

★高さ450メートルの天空散歩・東京スカイツリーへ★
　https://4travel.jp/travelogue/11649736

そしてメインの「レインボーブリッジ」の吊橋をフォーカス♪
台場側のアプローチ部はカーブになっているので、吊橋全体がちょうどいいアングルでフレームに入ってくれます。

ちょっと下をのぞき込むとこんな感じで、橋桁の高さは約50メートルはあり、さすがにビビりますな。。。

お、あの派手なピンク色の船体は、東京と伊豆諸島を結ぶ「東海汽船」のジェットフォイルですね～。
昨年末に伊豆半島の「伊東」を訪れましたし、今度は船旅で伊豆大島にも行ってみたいんですが、コロナがなぁ・・・。

〔2021年旅納めは伊豆半島・伊東へ〕
●Part.1：サフィール踊り子号で行く伊東温泉街そぞろ歩き
　https://4travel.jp/travelogue/11731844
●Part.2：絶景が広がる大室山＆城ヶ崎海岸を巡る
　https://4travel.jp/travelogue/11733946

「東京タワー」を背景に、スピードの速いジェットフォイルは白い航跡を残しながら走り去っていきます。

ちなみに遊歩道のすぐとなりを車道やゆりかもめが通り、それもかなりの速度で通過していくのでけっこう騒がしいです（苦笑）

台場側の主塔部分にはちょっとした展望＆休憩スペースがあり、こちらでひと休みを。。。

ここからだと巨大な吊橋部分を真近に見ることができ、迫力がスゴイ！

その先の吊橋部分の途中、吊橋の中央部分は遊歩道が青くマーキングされており、海面からの高さは最大の約60メートルになります。

芝浦側には貨物用の埠頭があり、いかにも港といった感じです。

そして正面のガラス張りの大きな建物が、橋のメインケーブルを固定するアンカレイジ（アンカーブロック）で、こちらが遊歩道の芝浦側の入口にあたり、そろそろゴールが近づいてきました。

レインボーブリッジ 名所・史跡

遊歩道からエレベーターでアンカレイジの下まで移動し、地上へ。
こうやって真下から見上げると、やっぱりスゴイ迫力ですねぇ。。。

●芝浦ふ頭駅

そして最寄りのゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」へと移動し、これにてこの日の散策を終わりとすることに。

前々から「続日本100名城」に選定されている「品川台場」に行かねばと思ってたものの、これ単体だけではちょっと物足りない感じがしたので、今回はその前後にホテルステイや「レインボープロムナード」をくっつけてみたところ、とても充実した旅となりました♪

今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。

芝浦ふ頭駅 駅