2022/08/11 - 2022/08/11
43位(同エリア346件中)
ぴろろんさん
東北って、関西に住んでいると北海道よりある意味遠い。飛行機の便数は限られているし、観光地としては隣に「北海道」があるせいか、そっちに引きずられてしまう。海外に行けない3回目の夏休み。去年から、もし今年も海外に行けないなら今年は「東北」かなぁ、なんて考えてたから、今年の夏は「東北」に決定。
海外に行くハードルが少し下がって、一時は海外に行こうか、って迷ったりもしたけど、帰国できないと困るし(帰国時の陽性で)。
夏の東北を連想して思い浮かぶところは3つあった。「奥入瀬」「白神山地」「八幡平」。この3か所を廻る形で旅を計画
渓流やハイキング中心の予定だったけど、東北の豪雨の影響で、計画の変更が多かったけど、こればかりは仕方がない。
実際には以下のように周遊した。片手には携帯の「雨雲レーダー」。雨と雨の間を狙って危険のないように移動。
8月6日 伊丹から青森空港へ。五所川原から鰺ヶ沢町、千畳敷海岸を通って不老不死温泉泊
8月7日 白神山地 十二湖、ブナ林散策 岩木山のふもとで泊
8月8日 田んぼアートを見て、奥入瀬へ移動 奥入瀬泊
8月9日 十和田市観光 十和田市現代美術館 奥入瀬泊
8月10日 酸ヶ湯温泉 青森観光 十和田湖畔泊
●8月11日 十和田湖畔散策 小坂 サラダファーム 松川温泉泊
8月12日 小岩井農場 盛岡 岩手県立美術館 八幡平泊
8月13日 道の駅 八食センター 三沢泊
8月14日 ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森空港から伊丹へ 帰宅
●奥入瀬は歩いたけど、十和田湖はまだちゃんと見てなかったので、十和田湖畔の一番の観光地、休屋へ。その後は小坂を経由して八幡平方面へ。
やっぱり山の上は天気が悪くて。。。
昼食後は地元の人で賑わう「サラダファーム」へ行ってみました。
-
十和田ホテルをチェックアウトしてまずは休屋(やすみや)へ
休屋は十和田湖観光の中心地
ホテルから休屋までは15分くらい。
土産屋の無料駐車場に車を停めて、湖畔の方に歩く
散歩道は気持ちがいい -
途中、十和田神社への分岐があって、十和田神社の方に行く人も多かった
十和田神社はパワースポットとしても有名らしい。
拝殿は小さめながらも歴史を感じさせる立派な建物で、見事な彫刻が施されているらしい。 -
湖畔に出たら、この像がお出迎え
「乙女の像」高村光太郎作
詩人にして彫刻家であった高村光太郎の傑作として知られ、十和田湖の文字どおりのシンボル -
角度を変えて
昭和25年頃、関東大震災後、十和田湖畔に自然石を使った記念碑建立の計画が立てられて、それを高村光太郎にお願いした、と。
モデルは奥さんの千恵子さんではなく、19歳のモデルさんだったとか。
で、これが高村光太郎の遺作になったそう。 -
対岸にうっすら見えるのは昨日泊まった、「十和田ホテル」
-
波はそれほど高くないし、天気は悪いけど、ガスもない
湖面は意外と穏やか
帰りは湖畔を歩いて駐車場へ -
観光客の姿はほとんどないのよね。
お盆休みだというのに。
気になるお店に入ってみよう -
奥入瀬渓流ホテルの近くにもあったお店で「ゆずりは」というインテリアや雑貨のセレクトショップ
洋服やインテリア、食器、鞄、等すべて手作りなのだとか。
特に多いのは、青森の木材を使用した食器やお弁当箱とか。
軽くて暖かみがあって、いいなぁ -
すべて1点物の手作りなので、値段もそこそこするけど、近くで見れば見るほど、心惹かれるし、良いものだなぁ、とわかる
カップを1点お土産に購入 -
この辺り、平成の初めが十和田湖観光の最盛期で、年間300万人を超える観光客を集めたけど、2011年の東日本大震災に伴う放射能汚染の風評被害などで、宿泊施設や食堂・売店の閉鎖が相次ぎ、2020年からの新型コロナウィルス感染症に伴う観光への打撃などもあり、閉鎖された建物ばかりが目立つ現状となってる。
メインの道路の両脇には閉鎖されたホテルが朽ち果てたままで放置されていて、まるでゴーストタウンみたいになってた
インバウンドが戻って、この辺りも活気が戻るといいけど。
奥入瀬渓流の人の多さに比べてこっちは閑散としてる。
十和田湖=奥入瀬渓流
ってなってるんだろうな、最近は。 -
湖畔の「十和田湖観光交流センターぷらっと」に入ってみる
この辺り、休屋周辺のジオラマ -
十和田湖のマスの養殖に関する資料とマスの水槽
ヒメマス養殖に貢献した人や、十和田湖の発展に寄与した人の紹介展示もあり -
こっちは「十和田湖ビジターセンター」
さっきの「十和田湖観光交流センターぷらっと」と趣旨がどう違うのか疑問。
こういうよく似た施設は運営含めて一緒にすればいいのにー -
十和田湖全体のジオラマ
こっちは十和田湖の自然に関する展示が多いな。
成り立ちとか、植物、動物なんかの。
「ぷらっと」との方は、歴史や人の活躍の紹介が多かったかも。 -
周囲の、寂れたり潰れた店やホテルとは違い、この施設はまだ新しくて明るくて綺麗
四季折々の様子を展示で紹介
日本カモシカのはく製がいました -
展示方法も最新っぽい。
さらーっと展示物を見て
2階に上がってみよう -
天井は高くて、開放的な雰囲気
木をふんだんに使ってるから、温もりも感じるし。 -
テラスもあって。綺麗な庭と、その向こうに十和田湖が見える
-
外に向いたテーブルや椅子も完備
でもほとんど観光客がいないのはなぜ?
奥入瀬にはたくさん居るのにな、観光客ー -
十和田湖の周辺にはたくさんの展望台がある
もちろん連日この天気なので、展望台には行ってないけど、十和田湖を後にする今日は最後にひとつだけ展望台に行ってみよう
というか、途中で見つけた展望台だけど -
山側は霧
-
十和田湖側はなんとか湖が見える、って程度だけど、ガスってないだけましか。
今は雨も降ってないし -
あー、天気が良ければなー
何回言うねん、このセリフ -
小坂にやってきた
(秋田県小坂町)
ここ「小坂七滝ワイナリー」に来たくて -
山ブドウから作られるワインが有名で、セラードアが併設されている
小坂町産の山ブドウ交配種を使用したワイン -
「飲みますか?」と聞かれるので、「はい」と言って、いくつかを試飲させてもらう
「まだいけますか?」と聞かれるので「まだいけます」
結局すべての山ブドウのワインを試飲させていただいた。
白の好きな私だけど、今は白ワインはない、とのこと。
どの赤も、重たいタイプはなく、記念に山ブドウのワインを1本購入
それほどどっしりとしていないから、お肉料理でも、味の濃くない料理に合いそうな風味 -
すぐ近くには七滝神社と七滝がある
-
結構豪快な滝
最近は雨が多いから、滝は見ごたえがある -
水しぶきが凄いんだけど
-
手前には黄色い可愛らしい花も咲いているのでした
-
滝の向かい側には道の駅
「道の駅 こさか 七滝」 -
めっちゃ美味しそうなフルーツトマト!
完熟してて、一袋200円だって
買いたーい -
レジの近くには「バターもち」
あーこれ、県民ショーか何かで見たような
買ってみよっかな。とひと箱買ってみる
車の中で食べてみたけどー
あまり甘くなくてー
イマイチ -
国道を通って、岩手方面に向かう
雨は今日はほとんど降ってなくて、天気はもちそう -
八幡平の山頂を目指す。天気が良ければ、山頂のレストハウスで昼食にしようか、と考えて。
-
が!
山頂付近だけ、凄い霧で、建物やレストハウス、駐車場も見えないほど。
こんなところで昼食食べても気分が落ち込むだけっぽい。
下るかー
しかたない -
少し標高が下がると視界が開ける
景色がよさそうな所で車をとめて -
雲は低く垂れこめているけど、視界は結構広がってる
綺麗な景色が少しだけ楽しめた
お腹すいたなー
もう13時をまわってる -
ネットで検索して、昼食場所を探す。
おしゃれなレストランがヒット
八幡平の麓にある「ノーザングランデ」 -
まだまだ新しそうな外観が目立つ
-
メニューはイタリアン中心かなー
-
昼食の時間が過ぎていたためか、店内は空いていた
お盆の期間はランチもコースしか提供していないのだとか
もちろん大丈夫です、コースで。 -
コースは3つあって、
パスタコース 2500円
お魚orお肉コース 2800円
前沢牛コース 8000円
前沢牛、って高いんやー
ちょっとお昼に8000円はなー
で、私はお魚、夫はお肉のコース
まずはクラフトビールで一息つく -
前菜
手前のは珍しい豚肉のタンだって。臭みもなく美味しい
右のは手作り豆腐
スープはビシソワーズだった -
こっちは魚のグリル
魚は外の皮がパリッと焼き上げてあって、身はジューシー
トマトソースが良くあっていて美味しい -
お肉は豚肉のグリル
とても雰囲気の良い、素敵なレストランだった
自家製のスイーツも販売されていて、レジでお会計をした時に、一つ100円で売られていたクルミのフロランタン
ひとつだけ買って、夕方に食べたらすっごく美味しくて、翌日再訪。
売ってたフロランタンを10個全部買い占めちゃいました。 -
窓からは八幡平を有する岩手山が見えるはずなんだけど、雲に隠れてる
-
さて、昼食後はどこに行くか。
雨は大丈夫そう。青空こそ見えないけど。 -
調べてみると近所に「サラダファーム」ってのがある
体験型の農場と動物と食べ物
地元の人たちが多そうな雰囲気だし、子供が多そうだけど、他に行くとこないしなー
行ってみるか -
着きました。
こっちは物販の方
何が売ってるのか覗いてみよう -
入ったところにドーンと
玉子がたくさん売ってる
味玉(味付きゆで卵)と温玉(温泉卵)
両方とも10個で500円だって。
安いんだと思うけど、こんなにたくさん要らんけどなー
都会とは違うのか、需要が -
お弁当やお惣菜、バーガーとかがこの時間20%オフだって。
時間は15時過ぎ
もうタイムセールなんだ、東北は閉店時間が早いのかもね -
こっちは半熟煮卵が2個で194円だって。
玉子ばっかりやん -
こっちはスイーツ
エッグタルトに卵シュークリーム、プリン
あーここは卵屋さんなんだ、という理解に至る -
玉子製品は何も買わずに奥に行ってみる
庭園用品や植物を売ってるよ
カラフルなビニール傘は、まるで軽井沢だわ
ちょっと低いのが気になるけど -
サボテンが多かった
-
こっちにも。
可愛らしい小さなサボテンが人気なのかな -
こんな風にアレンジすると結構素敵かも、確かに
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道を挟んで、こっち側は入場料がいるエリア
1人500円だって。
せっかくだし入ってみるか。 -
一応雨は止んでる
園内は広くって、芝生のエリアもあって、天気が良かったらピクニックとか気持ちよさそう
この日も子供たちがいっぱい遊んでた -
小動物があちこちにいる
カモがたくさん -
こっちの岩の上には山羊
-
アルパカには餌をあげることができる(有料)
餌を持ってる人がわかるらしく、すごく寄っていく
逆に持ってないとわかると、とたんに無視する
この女の子は餌を持ってます -
小屋の奥にいたこのアルパカ、なんだか人間臭い表情と姿勢
顔の周り、一周毛がぼーぼーなんだけどー
アルパカってこんなだっけー -
園内をブラブラ散歩するけど結局もうどこも見るとことかないんだわ。
仕方がないけど宿に行くかー
もうチェックインできる時間だしなー -
本日の宿は八幡平の中腹ぐらいの松川温泉、ってとこ。
八幡平を歩きたかったので選んだ宿だったけど、今回は無理だなー
また次回の機会だなー
さ、温泉入って寛ごう(今日も)
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この旅行記へのコメント (2)
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- たまスケさん 2022/09/15 20:09:12
- 人間味溢れるアルパカ(笑)
- ぴろろんさん こんばんは(^ ^)
アルパカの顔の毛ってあんなにボーボーなんですね(笑)
衝撃ですよ。表情もなんか笑える(笑)
エサを持ってない人への塩対応ぶり。
人間でもそんな人いるから余計笑ってしまいました。
このアルパカが人間的なのか、そんな人が動物的なのかどっちだ?なんて考えてみたり。
ホンマはこのアルパカは人間なんじゃないの?背中にチャックが付いているとかって疑う始末です(笑)
十和田湖の乙女の像は写真で見たことがありますが、誰の作品かとかの詳細を知れて良かったです。
ただ十和田湖のメインストリートが閑散としているとはなんとも寂しいことですね(>_<)
十和田湖ビジターセンターなんて立派な建物もあるのに勿体無いな。
レストラン「ノーザングランデ」は料理もお店もお洒落!
ゆっくりランチが出来ましたね。
引き続き旅行記楽しみにしています(^ ^)
たまスケ
- ぴろろんさん からの返信 2022/09/16 08:04:16
- RE: 人間味溢れるアルパカ(笑)
- おはようございます。たまスケさん。
そうなんです、なんだか楽しいでしょ、このアルパカ。
首が長いから、マヌケ感もあって、、、
人間側に寄って来ないのも不思議だったし
もしかしたら凄い高齢なのかもしれませんね。ひげボーボーのおじいちゃん、ってことかもしれません。
十和田湖は遊覧船があったり、ボートに乗って楽しめたり、はありますが、では他の湖と何が違うか、と言われれば、特徴はない感じはしました。
遊覧船に乗ったからといって特別に見えるものはないのでは、、、
なので、活気を取り戻すには、なにか奇策が必要なのでは、と思いました。
食べ物も「ヒメマス」以外はこれといってないですしね。
再訪はないかなー、という感想です。
ノーザングランデはこの田舎に似つかわしくない佇まいで、ここ一角だけおしゃれなんです。他は食堂っぽいレストランしかなく。
だから、こういうレストランには頑張ってほしいな、と思いました。
料理もスイーツも美味しかったですしね。
*今週末はスイスホテル再訪してきまーす
ぴろろん
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