2022年6月憧れのレヴォから善光寺へ　その５～湯田中温泉よろづやでのんびり

2022/06/24 - 2022/06/25

2022年6月、憧れのレヴォのコテージが予約できたので、御開帳の善光寺とあわせて回りました。
その５は湯田中温泉でのんびり。東京から、神奈川、静岡、愛知、岐阜、富山、新潟と抜けて回ってきた疲れを癒やします。桃山風呂や温泉蒸風呂にゆっくり浸かり、長野の食材を活かしたお料理を楽しみました。湯田中温泉の散策も。

・よろづやに到着
・初日の夕食は科野会席
・夜の桃山風呂、庭園露天風呂
・朝の東雲風呂と露天風呂
・外湯の大湯へ
・昼の桃山風呂と庭園風呂
・湯田中温泉の散策～梅翁寺、平和大観音、弥勒石仏、延命煙草地蔵、湯宮神社
・山伏壱（クラフトビール）と味わう夕食

表紙写真は、昼の桃山風呂（登録文化財）。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0

• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

善光寺から湯田中温泉へ。
よろづやに到着しました。

狩野永徳の唐獅子図屏風を模写したもの。迫力ですね。

信州湯田中温泉 よろづや 宿・ホテル

こちらのロビーで抹茶をいただきます。

お部屋に案内していただきました。

和洋室の洋室のほう。

隣には和室。

部屋からの眺望です。向かいの建物の解体中で、日中ちょっとだけ音がしました。

部屋でくつろいだら夕食へ。

今日は「科野会席」。ちょっとグレードアップしたメニューです。

特別に入った日本酒があるとのこと。

さっそく、こちらをいただくことにしました。

ローアルコールの特別純米「淡風」と辛口純米の「一味」。
ローアルコールと言っても13度。このぐらいのほうが身体に優しくていいですね。

前菜から。

お椀は舞茸と白魚。

お作りは、信州サーモンに信州大王岩魚、そして佐久鯉と、海無し県長野のお魚づくし。

千曲川産の鮎の塩焼き。

そういえば、長良川の鮎から毎日鮎を食べています。

おしのぎの信州そば。結構な量が出ますね。

信州プレミアム牛。これからステーキにします。

野菜と一緒に。

焼きあがるまで、煮物をいただきながら。

柔らかいお肉でした。おいしい。

長野のこしひかりと、信州味噌、野沢菜漬け。

デザートまで。おなかいっぱいです。

少し休んだら、いよいよお風呂へ。

登録有形文化財の桃山風呂。純木造の伽藍建築です。
2021年に、隣接した木造のはなれ松籟荘が火災で消失したとき、こちらも燃えなくてほんとうによかった。

すぐ外には露天の庭園風呂。

夜の露天風呂は幽遠な雰囲気。

特徴のあるのが、温泉蒸風呂。なんといっても源泉が93.6℃もあるので、そのままパイプに通して部屋に引き込むだけで、スチームサウナになっちゃうわけです。

じっくりあたたまるので、薪ストーブ式のサウナよりも好きだなあ。

温泉分析表。

高温のため、井戸水を混ぜて適温にしているとのこと。
贅沢なかけ流しです。

桃山風呂の脱衣場。欄間の雉の一生を表した彫刻も素晴らしい。

千社札がはられていて面白いですね。

こちらは翌朝入った、東雲風呂。

広々として気持ちのいいお風呂です。

露天には、檜のジャクージもあっていい感じ。

とはいえ、桃山風呂の風情と比べるとね。

朝食。

御飯の友がたくさん。

これも信州サーモンだったかな。

温泉のお湯で蒸したお料理。

さすがに高温のお湯だけありますね。

ヨーグルト。

よろづやのすぐ目の前に、共同風呂の「大湯」があります。

よろづやのフロントに声をかけると、鍵を開けてくださいます。

中は、高温の浴槽と

低温の浴槽に分かれていて、水でうめていいのは低温のほうだけ。

ところが、うめてもうめても一向にぬるくならない。膝下をつけてみると、真っ赤になってしまうほどの熱さ。入浴は諦めました。

源泉は96.2度とあります。

大湯の外には、共同浴場の番付表。東の横綱が、ここ大湯です。

西の横綱は道後温泉。

その横には、養遐齢の説明。

大湯の看板にもなっている額の文字のことですね。

一茶の句碑もありました。

雪ちるや　わき捨てある　湯のけぶり

午後、今度は昼の桃山風呂へ。

脱衣場からの入り口の上に掲げられている額は、佐久間象山による「洒心」の文字。
身体ばかりか心も洗うという意味とのこと。

夜もいいですが、光が差し込む昼の桃山風呂もいいですね。

庭園風呂へ。

大きな灯籠の上には蛙の彫刻。その横、羽左衛門終焉の地との石碑も。

昼の庭園風呂。高橋泥舟 の ｢清舎｣の額。

新緑の中に五重の灯籠。

こちらから温泉が流れ出ていました。
広い庭園風呂は、下からお湯が湧いているところもあるようで、自分の好みの温度の場所を探して入ります。

脱衣場から見た庭園風呂。

脱衣場には蒸風呂の案内もありました。97.5度のお湯を引いている！

この日は長野市で35.9度と、106年ぶりに6月の最高気温を更新した日。

湯田中は少し気温が低いと思いますが、それでもすごい暑さ。無理せず、一日宿で過ごしました。
夕方になって、少し暑さがおさまってきたので、湯田中の街を散策することに。

まずはよろづやからすぐの梅翁寺。

梅翁寺 寺・神社・教会

足湯につかるお地蔵様。湯けぶり地蔵です。

その向かい側にも、大中小三体の願掛け地蔵さま。

お味噌屋さんの関谷醸造の前を通って・・・

関谷醸造場 グルメ・レストラン

平和大観音に向かいます。

こちらの階段を上るのですね。

途中に6体のお地蔵様。

112段の階段をのぼって、平和大観音にご対面。

ウクライナの国旗。

世界平和観音 名所・史跡

25mの高さのブロンズ像。

あじさいの咲く道をもう少し上へ。

弥勒石仏です。素朴な感じの石仏ですね。

弥勒石仏の説明板。平安後期のものとのこと。

ここからは素晴らしいパノラマが見えました。

遠くの山、一番左は横手山かなあ。低い部分は夜間瀬川が通っているところ。草津に続く、国道292号線の高架橋も見えています。

まだ若いりんご？

延命煙草地蔵にお参りして、下まで戻りました。

せっかくなので、湯田中駅の方向へ少し散策してみます。

湯宮神社。

湯宮神社 寺・神社・教会

案内板。山の方に動き岩があるようですが、夕食の時間が迫っているのでパス。

二本の柱は、今年新調された御柱。七年に一度、御柱祭が開催されるようです。

お神輿。

大湯のほかにもたくさんの共同浴場がある湯田中。

鷲の湯。こちらは地元の方のみのようですね。鍵を開けて入っていかれました。
（毎月２６日のみ一般開放とのこと）

こちらは綿の湯。

よろづやまで戻ってきました。

信州湯田中温泉 よろづや 宿・ホテル

早速夕食。今日はスタンダードのほう。

前菜から。

たしかに、食材はプレミアムのほうがいい感じですね。

おしのぎは蕎麦ではなくうどん。

今日は、長野のクラフトビール、山伏壱と一緒に。

シャンパングラスで飲む、プレミアムなクラフトビールです。

杉の板の上でカンパチを焼きます。

味噌と一緒にね。

メインは雪鱒のしゃぶしゃぶ。

これはこれで、いい感じ。

煮物。

ごはん。

デザート。

翌朝の朝食です。

ひき割り麦の入ったスープ。

温泉の朝食って感じですね。

デザートをいただいて。

さて東京に戻りますか。