2022/06/23 - 2022/06/23
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ROSARYさん
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2022年6月、憧れのレヴォのコテージが予約できたので、御開帳の善光寺とあわせて回りました。
その2は五箇山の合掌造り民家巡り。東海北陸自動車道の五箇山ICからすぐの岩瀬家から、菅沼集落、村上家と白山宮、相倉集落へ。五箇山・白川郷で最大の合掌造り住居である岩瀬家では、5階建ての内部も見学しました。
・五箇山 岩瀬家(国重要文化財)の見学
・世界遺産 菅沼集落の展望と集落内散策、屋根葺き替え中の家も
・国重要文化財 村上家と、白山宮、庄川を渡って流刑小屋へ
・世界遺産 相倉集落の展望と集落内散策、原始合掌造り
表紙写真は、日本の原風景、菅沼集落周辺の田んぼと山。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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五箇山ICをおりて、国道156号線を岐阜方向に少し戻ったところにある岩瀬家。
国指定の重要文化財で、白川郷・五箇山で最大の合掌造り民家です。国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡
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イチオシ
屋根の中に3階、中二階と一階と、五階建ての建物。
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説明板が立っていました。
住宅のすぐ目の前には無料の駐車場。 -
早速中に入りましょう。
左手明るいところが入り口。総檜造りで磨かれた床板が素晴らしいですね。 -
囲炉裏端で、こちらに今も住んでいらっしゃる方から説明を聞きます。
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岩瀬家は、塩硝(鉄砲火薬)を取りまとめ納入する上煮役の藤井長右エ門が、8年もの時間を費やして建てたもの。
神棚の下に、塩硝釜も展示されていました。 -
立派な仏壇ですね。浄土真宗の仏壇はとにかく豪華。
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奥は書院造りになっています。
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奥式台。
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欄間もすばらしい。
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囲炉裏端に戻り、上階も見学します。
ほとんどはしごと言えるような階段。 -
階段の途中から、囲炉裏端を見下ろしてみました。
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中二階から三階へ。
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三階は広大な空間。
床板がすのこ状になっていて、階下の囲炉裏などからの暖気が回るように工夫されています。 -
三階のマドから外を覗いてみました。
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奥には養蚕の棚。手が届く高さまで棚が作られていて、それから上は階を変えて作業しやすくなっているとのこと。
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かんじきなど、雪深い五箇山ならではの民具も展示されていました。
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釘などの鉄や金物を一切使わず、縄とねそ(マンサク)で結びあげて作られた建物。?
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四階に上がりましょう。
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屋根の傾斜が感じられる空間。
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さらにその上に五階があります。明かり採りの窓。
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繭函とあります。
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イチオシ
窓から見える隣の合掌造り民家。
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下りは先程よりも傾斜のきついはしご。
家の方は前向きで降りるそうですが、私は後ろ向きで。 -
岩瀬家を横から見たところ。
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屋根を見上げました。
この茅を葺き替えるのがとても大変なのだそう。片屋根ずつ葺き替えるそうですが、それぞれ9000束の茅が必要なのだとか。 -
お隣には行徳寺。五箇山に浄土真宗をひろめた赤尾道宗を祖とする古刹です。
行徳寺 寺・神社・教会
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茅葺きの門がいいですね。
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続いては菅沼集落へ。
156号線を進むと、道沿いに駐車場が見えてきます。
こちらは有料。
奥に見えている建物から、エレベーターで集落にアクセスできますが・・・ -
国道を少し歩くと、菅沼集落がよく見える場所があります。
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菅沼集落をぐるっと取り巻く庄川。
緑が目に染みます。 -
国道からの脇道を降りていくと、集落へ。
この道は車は進入禁止です。
世界遺産の標識がありました。 -
小ぶりの合掌造り。
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塩硝の館です。
塩硝の館 美術館・博物館
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その向かい側の合掌造り。
田んぼと裏山。いい感じですね。 -
神明社の石碑の隣は、五箇山民俗館のようです。
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神明社の鳥居。
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民俗館の前には、菅沼集落の表示。
五箇山民俗館 美術館・博物館
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民俗館の屋根です。
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集落の真ん中にも田んぼ。これもいい雰囲気です。
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屋根を葺き替え中の家もありました。
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葺き替え用の茅を積んだトラック。
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荷台に積まれた茅。
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葺き替えの様子。
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イチオシ
集落の外にも田んぼ。
これぞ、日本の原風景ですね。菅沼合掌造り集落 名所・史跡
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庄川にかかる菅沼橋への道。
集落のすぐ外には茅場も復元されていました。 -
道なりに行くと、左手にトンネル。
駐車場へのエレベーターにつながっています。 -
エレベーター
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エレベーターを上がった、駐車場の先からは、庄川にかかる「籠の渡し」も見ることが出来ました。
かつては橋を架けることが許されていなかった五箇山の庄川。こうした渡しが何箇所かあったそうです。 -
続いては、こちらも国の重要文化財、村上家へ。
すぐ手前に五箇山総合案内所があり、そこの駐車場に無料で停めることが出来ます。五箇山総合案内所 名所・史跡
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村上家。
国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
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家の見学はせずに、すぐ裏にある白山宮へ。
白山宮 寺・神社・教会
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白山宮の案内板。
富山で最も古い木造建築の本殿が残っているとのこと。 -
神殿を納めた鞘堂。
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鞘堂の前には天女の額。
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鞘堂の格子から中を覗いてみました。
国の重要文化財の本殿(神殿)。 -
村上家の前の道を渡って
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庄川にかかる太平橋を渡ります。
流刑小屋の標識が立っています。 -
太平橋からの眺め。
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対岸にあるのは流刑小屋。
かつては橋は架けられていなかったので、籠の渡しで向こう岸に行ったのでしょうか。流刑小屋 名所・史跡
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流刑小屋の正面。
一歩も外に出られないお縮小屋です。 -
脇に流刑小屋の説明板が立っていました。
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扉の格子から中を覗くと・・・
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次は、世界遺産の相倉集落です。
国道156号線から、304号線に折れて、くねくね道を進むと駐車場が見えてきます。入り口で駐車料金を支払います。
駐車場のすぐ目の前に世界遺産の石碑。 -
棚田を上がって、最初に展望場所まで行ってみましょう。
大雨のため本来の展望台までは行けなくなっていました。 -
イチオシ
相倉集落の遠望。
菅沼集落と比べるとたくさんの家があり、また茅葺きではない家も点在しています。相倉合掌造り集落 名所・史跡
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望遠で。
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集落の中を歩いてみましょう。
一番手前にあるのが、民宿にもなっている勇助。民宿 勇助 宿・ホテル
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相倉集落の説明板。
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イチオシ
原始合掌造りの建物。
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原始合掌造りの説明板。
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入口部分。
ほとんど屋根しかない建物です。 -
現在は物置として使われているそうですが、昭和初期までは住んでいる人もいたとのこと。
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このあたりは茅葺きの民家が集まっていました。
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イチオシ
タチアオイが咲いています。
急激に暑くなってきて、梅雨明けももうすぐのようですね。
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