2023/09/08 - 2023/09/11
445位(同エリア683件中)
おっ!さん
45年前に行ったことがあったものの、ほとんど記憶は無くなっていた佐渡島に行って来ました。
ここのサイトで皆さんからためになる情報をいただいたり、それを基に自分でいろいろ調べたりして、退職を目前にして佐渡島を再訪することにしたのでした。
まず決めるのは交通手段。
もっと近ければ迷わず自家用車だったのですが、現地でレンタカーであれば高速船も楽しめるし・・・という案も捨てがたく、さんざん迷いました。
その結果、やはり行き当たりばったり大好き人としては、自由で小回りの利く自家用車を捨てきれないのでした(笑)
で、今回の主眼は金山の見物と野生のトキを見ることに設定しました。
さてさて、そのあらましをご紹介しますのでご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初日。
高速道の割引がある深夜に出発して新潟に着きました。
台風が近づいていたのですが幸運にもこちらには影響は少ないようでまずは安心。
ちょっと時間があったので新潟市内の近場で観光できそうなところを探したところ、「ばかうけ」でお馴染みのせんべい王国を発見、ちょっと覗いてみました。
時間も早く、ほかにお客さんはいなくてゆっくり見学して「ばかうけコロッケ」をいただき、ご当地者の「ばかうけ」を買いました。新潟せんべい王国 グルメ・レストラン
-
12:35発のフェリーの乗船手続きを済ませてから乗客ターミナルで昼食のラーメンをいただきました。
新潟港から約2時間半の航海は、台風の影響もなく波は穏やかで、予定通り両津港に着きました。新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物
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佐渡島に上陸して最初に訪れたのは、両津港から10分ほどにあって約740年前の文永8年、鎌倉から流罪になって上陸したと言われる日蓮上人像。
ちょっと道があやふやながらもナビ頼りで辿り着きました。なんでもインドの方角に向いているとか。26メートルの像は金色に輝いていました。
この日の宿は、相川のホテル万長をとりました。
峠越えもあり、結構距離もあるので、早々に向かいました。 -
ホテルには予定通りに到着しました。
食事後、ロビーでは佐渡おけさの三味線、踊りのアトラクションがあったり、ライトアップされている洗鉱場跡の見物やらで、楽しませていただきました。
洗鉱場跡では、時期的に涼しくて虫もいなくて素敵な夜景を堪能しました。 -
二日目
佐渡金山の最も象徴的な景色、道遊の割戸
露天掘りで金鉱が採掘できたなんて! -
次に訪れたのは佐渡奉行所跡
なかなか大きな(広い)役所で、中には時代劇でお馴染みのお白砂もありました。
ムシロが敷いてあって、座ってもよいと書いてあったので座って裁かれる気分を味わいました。(実際でなくてよかった・・・(笑)) -
次に行ったのは、旧相川拘置支所
拘置所なので、未決囚を捕えておく所だと思われます。
車のすれ違いはできない細い上り坂道を行ったところにありました。
判り辛く、あきらめて引き返す場所を探しかけたときに見つかりました(笑)
帰り際には自転車で坂道を登ってきた女性2人組とすれ違い、
「確かに自転車が賢い選択か、でもこの坂を高齢者が自転車はムリか・・」
などと考えました(笑)
ここで相川は終了し、たらい船の小木に向かいました。 -
観光用のたらい船は、かなり大きな作りで大人が4人くらい乗っても全く不安なし。
天気も良く、漁港の内海なので波もなくて気持ちよさそう。
ここのフェリーターミナルで昼食をいただきました。
この日の最終目標は、トキの森公園です。
だいぶ時間も押していましたが、せっかくですので予定では走り抜ける予定だった宿根木も横目で見ていくことにしました。 -
浜の生活が残されている地区、宿根木。
通り過ぎるつもりでしたが、家々を見ながら散策していたら思いのほか時間がかかってしまいました。
そしていざ、目的2本柱の「生のトキ」へ! -
佐渡島は、島ではありますが大きい。
トキの森公園に着き、受付に行ったときは16時40分で、入場アウト!
えーーーっ
明日は朝一のフェリーだし、ダメじゃーん!!
意気消沈して、最終夜の宿へ向かいました。 -
三日目、佐渡島の最終日
目的2本柱の1本が未達では情けないということで、ここからが行き当たりばったりの見せ所。
朝一のフェリーを昼に変更、トキの森をリベンジ訪問することにしました。
どうせ仕事は翌日まで休みを取っているし、やはり生トキを見なければ、という一心でした。
こちらは日本のトキの最後の個体、「キン」の剥製。
意外と大きくて、ちょっと感動しました。
開設してくれた方の話では、初秋の時季としては、野生のトキは山の方にいるので、里では見ることはできないと。
「生きにくくてごめんね」
と心で手を合わせて帰途につきましたが、その思いが通じたか奇跡が起きました。 -
トキの森公園からフェリーターミナルに向かう道すがら、道路から少し離れた刈り取りが終わった田んぼに、トキらしき鳥。
道端に車を止め、望遠レンズを付けたカメラで覗くと、まぎれもないトキ!
しかも2羽もいて、なにやらついばんでいます。
神経質な鳥だというので、しばらく眺めていました。 -
こちらとは100メートルくらいは離れていたと思いますが、むこうもこちらをチラチラ見て、気にしている様子。
と、そのうちの一羽が飛び立って目の前を北の方向へ飛び去って行きました。 -
間もなくもう一羽も同じ方向へ。
せっかくの食事を邪魔してしまったかな、ごめんね、と謝りながらも掛け値なしの「生トキ」を見られたことに興奮を禁じえませんでした。
(羽の裏側のいわゆるトキ色がキレイでした)
その後、「予定どおり」昼のフェリーに乗りましたが、せっかく翌日まで仕事は休むことにしていたので、途中でもう一泊することにして宿を手配しました。 -
おまけの旅程。
鶴岡の加茂水族館に立ち寄りました。
2回目です。
前回は夕方の閉館間近で、バタバタと見たのですが、今回はゆっくりと見ることができました。鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館
-
相変わらずクラゲの展示は見事です。
そういえば、佐渡の小木(たらい船の港)でもクラゲが浮遊していました。
かくして今回の「いきあたりばったりツアー」も、無事帰宅となりました。
これだから車旅行はやめられない?!鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館
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