自分で運転するロープウェイでロープホルンヒュッテハイキングへ

2012/07/12 - 2012/07/26

ラウターブルンネンの北、イーゼンフルー（Isenfluh）から、ズルワルト(Sulwald)に上るロープウェイは、自分で運転します。運転と言っても、ボタンを押すだけですが、乗車前に操作の仕方を教わってから乗車になります。

エリア ラウターブルンネン(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラウターブルンネン駅前の、ステッチベルク行きのバス停の反対側（線路側）の倉庫の前に取ってつけたようなバス停があります。

イーゼンフルー行きの小型ポストバス。切符は乗車時に支払い。
イーゼンフルーまで片道 CHF8.40（当時）です。

小型バスなので、満席です。
9：35発を逃すと、次は12：00発です。

途中、トンネルの中で１回転ループして、高度を稼いで約12分で終点のドルフへ到着します。

終点のバス停からちょっと歩くと、ロープウェイ駅（正面斜めの屋根）が見えてきます。

ロープウェイ駅前に、レストラン兼ホテルがあります。

ロープウェイは半額チケットが使えません。
往復で、CHF12.00です。

係員からロープウェイの操作の仕方やドアの開け方を教わります。

レスキュー用のロープも完備しています。

ロープウェイは8人乗り。
左にバスが止まっているところが、終点の停留所です。

手作り感の強い、ズルワルト駅に到着します。

到着後ボタン（写真左下）を押すとドアが開きます

下りは、電話で呼ぶ様です。緊急停止ボタンもあります。

１．受話器を外して
２．黄色いボタンを押す
３．繋がるまで約30秒待つ

ズルワルト駅のレストランは、まだ開店準備中です

レストラン前から出発。ヒュッテまで1：30の標識。

最初だけ、ちょっとアスファルト道を歩きます。

250m程で、山道にそれます。

先に見える林からは、しばらく樹林帯の中を歩きます

スイスらしくない樹林帯の中をしばらく歩きます

メーダーアルプへの四差路。牧場があり、乳製品が買えます。

登山道は、それなりに整備されています。

重い丸太を外して入るのかと思ったら・・・・

左に歩行者用通路がありました。

樹林帯を抜けると、正面にロープホルンが見えてきます

ロープホルン（2,519m）奇っ怪な山です

手前の山も、褶曲運動がよく分かる山です。

岩肌がすっぽり崩れ落ちたように切れています。

カルスト台地の様な地形の中を進みます

こんな感じの岩がたくさんあります

パンフレットによれば、逆ハート模様だそうです

ズルスに到着

牛舎でチーズやバターが購入出来ます

時間が早いので先に湖に行きます。

ズルスゼー （1,920m）

ズルスゼーとロープホルン（右上）

ロープホルン全容

時間があれば、一周してみたいところですが、意外と遠いです。

湖のちょっと上に、ヒュッテへの分岐があります。

すぐにロープホルンヒュッテが見えてきます

望遠だとロープホルンがこんなに大きく見えますが・・・

実際は、ヒュッテからはかなり遠いです。

目の前のハート型の岩を模しているのか、クルトンがハート型です。

よく見ると、メニューの表紙もハートのマークです。

右から３番めのピークの右側に登山者がいます。ザイルも見えています。

小屋のちょっと上にトイレがあります

左が、Eiger Brick(（アイガービュー）。右がJungfrau Blick（ユングフラウビュー）と書いてあります。
ハート型の穴が開いているので、中から帽子でも詰めれば
使用中となるのでしょうか？

清潔なトイレです

ソープ付きの手洗い場も用意されています。

下りは、直接ズルスの牛小屋へ向かいます

若干、道が崩れています

途中、気になる岩があったので、Chüebodmi へ寄り道してみました。

ISENFLUHのハイキングパンフレットには、この岩に子供達が沢山登っている写真がありました。

ロープウェイ駅の近くまで下ると、メーダーアルプ７分の標識があるので、行ってみました。
チーズ、バター、山羊のチーズ、パン、飲み物と書いてあります。

閉まっている様でした

モンスタートロッティバイク（ロープウェイ駅で借りられます）
・１人乗り CHF15.00　
・２人乗り CHF17.00
最初は登り坂なので大変です。
ロープウェイの下の駅まで15分で行けるそうです。

ロープウェイ駅到着

バスが満員の割にロープホルンヒュッテへ登る人は少ないです。
ここから下るようなハイキングコースを行く人が多い様です。

下りのロープウェイが来ていました。
ゴンドラ内の電話のボタンを押したのですが、ピーと言うだけで
下の係員が出てくれません。そのうち動き出しました。

バスは、車庫で眠っています。時間になると、運転手がどこからともなく歩いてやってきて、車庫からバスを出します。

15：13発のバスに乗車

午後のバスは、13：13、15：13、16：13、17：13の4本だけです。あらかじめ予約しておけば、18：13のバスもあります。（2012年当時）

すれ違い出来ないような狭い道を通って、ラウターブルンネン駅まで戻ります。