2013/02/01 - 2013/02/23
9位(同エリア328件中)
ほいみさん
消防車の陸送も無事?終わり、残りの10日間をどう過ごそうか・・・とポカラにやって来た。ここから、4泊5日で「プーンヒルからの絶景を見た後、露天風呂に入る」という、お手頃トレッキングに行くことにした。
写真はガンドルン1950mのロッジからの朝めし前アンナプルナ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
-
2月13日、トレッキング開始。
ガイド兼ポーターは、1日1500円で雇った。名前は忘れてしまったので「オム」としておこう。 -
30kgまで担ぐと言うがそんなに荷物は無い・・・ていうか、息子にも10kgくらいの重石を付けた。だからオムが担ぐのは20kgも無い。
私と神戸氏は3-4kgしか担がない。 -
この辺りは何回も歩いたことがある。初めてアンナプルナトレッキングに挑戦した時は、ポカラのレイクサイドから歩き始めた。今では年々自動道路が山奥まで通り、どんどんアンナプルナが近くなる。
かつては、ポカラからまる二日掛かったガンドルンだが、麓まで道路が通じたので、実際に歩くのは僅か2時間。 -
この旅でも簡単なメモは書いたはずなんだけど行方不明。したがって時間はデジカメデータと記憶に頼ってますから正確ではありません。
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暫く行くと、チェックポスト。ネパールのトレッキングでは「なんとなくお金を取られる」 最近のガイドブックによると、事前に取得する「トレッキングパーミッション」は2000円くらいしたかも。エリアによっては更に国立公園入園料みたいなものも取られる。
トレッキングコースの保全などに使われているとすれば安いものだが、そうじゃない可能性が高いのがネパール。 -
マチャプチャレが見えた
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日中は暑い、Tシャツになる。
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子供達も働かざるを得ない現実。
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1時間ほど歩いて、ランチタイム。
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ご存知ダルバート。
シンプルだが、お腹に優しい。 -
ダルは豆(スープ)、バートは米の意味。
基本食べ放題。
運がいいと、干し肉が別料金であったりする。
もちろん、チャーハンやピッツア・スッパゲッティ他、中華メニューもある。 -
水牛をバラして分けてた。
ネパールは仏教国でもあるので、インドほど肉食には面倒臭いことは言わない。
トレッカー用のロッジでは、ステーキでもハンバーグでも食べられる。 -
水車小屋の中。
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この写真は、1978年に撮ったもの。
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かつての通商路を行くので、道は良く整備されている。
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ガンドルンの村に入ったので、高級なお店も出現。
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14時半には、ガンドルンに到着。
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何時もの「ホテル ミラン」
ホテルとロッジやゲストハウスの違いはよく知らないが、ホテルと名乗るところは少ない。 -
ミランに泊まるのは4回目になる。
とても居心地が良く、また泊まることがあるかもしれない。
最近では周辺に新しくて立派なロッジも出来てるが、伝統的なガンドルン建築が好きだ。 -
ちなみに「ミラン」は「出会い」という意味。
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夕飯は肉入りカレー
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私の部屋の窓には、番犬がいて安心?
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ネパール流清算システムもそのままで、チェックアウト時に自分が食べたり飲んだりしたものを申告する。正しく性善説だ。かつては何処のロッジもこのシステムを取っていたが、最近では手書きのレシートのところが多い。
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あさ~・・・アンナプルナ南峰7219mが輝く。
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今日はゴレパニまで標高差1000mを歩くから、頑張れよ~
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快適なトレイルを行く。
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シャクナゲの季節にはちょっと早かったが、少しは咲いていた。アンナプルナは花が多くて、いつ来てもいろんな花が咲いている。
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こんなのがボタボタ落ちて来る。
シャクナゲ(ラリグラス)はネパールの国花。 -
景色がいいから「お茶してく?」
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トレッキングの定番ビスケットと「何となく元気が出そうな」ホットレモン
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景観の良い場所に、どんどんロッジが出来てる・・・過当競争気味だ。コロナ暇でどうしてるかなぁ
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何時も楽しい、ネパールの案内看板。
右下の黄色い猫、スノーレオパード(雪豹)だぜ!
左下のクマも、絶対にクマを見たことないヤツが描いた。 -
昼ご飯は何時ものダルバート
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ここって、ロッジが1軒だけある「バンタンティ」ってところなんだけど、むか~し、ここの奥さん?が面白い方で、当時のネパールの山女性は、みんな地味?だったのに・・・
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こんな風に接待してくれるものだから、ガイドに大人気だったらしい。もちろん、私もここに泊ったことがある。
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10数年ぶりに寄ってみたらロッジも新しくなっていて、相変わらず陽気に切り盛りしてた。稼いだかなぁ・・・
かつて、ネパールのロッジは女性が切り盛りしていて、旦那は売り上げをちょろまかして飲んだくれる・・・という理想的な仕組みだったと聞くが、今はそうはいかないんだろうなぁ。 -
ゴラパニへの登りの一部に雪が残っていた。
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凍ってるところもあるから油断すんなよ~
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あれ…ヤク?
ヤクってネパールでは標高3500m以上にしかいない…って聞いてたし、実際、こんな標高が低いところで遭遇したのは初めて。そもそも、アンナプルナにヤクは超少ないんじゃなかったっけ? -
正真正銘、ヤクだ!
ネパールの家畜いろいろ動画
https://youtu.be/-W8VwB-sv5E -
ちなみにチベットの「観光ヤク」
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愛犬シフォンと同じバーニーズマウンテンドッグがいたので近寄ったら、がるる・・・と威嚇して来た。
女性がふたり掛かりで、目と口を押えてくれた・・・って、そんなことで大人しくなるの? 早く行け! と合図されたので素早く逃げた。あんな犬に襲われたら命が危ないぜ! -
デオラリだったかな?
デオラリって、確か大きな村に登る手前にある「最後の休憩地」みたいな意味だったと思うけど。 -
先客がいた
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あれ~・・また雪が残ってるぞ。
こりゃ、プーンヒルも雪かな。 -
16時過ぎ、ゴレパニ峠に到着。
ゴレパニ峠は、ポカラからチベットに通じる商隊路になっていて、チベットとの貿易において重要な峠だ。どちらから来ても標高差が大きく、商隊の難所になっていた。
ちなみにゴレ(ゴラ)は馬、パニは水の意味。ここで馬が水飲んでひと休みしたんだろうね。 -
ロッジはオムに任せたら、3階の角部屋を取ってくれた。
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ベッドに寝ながら、アンナプルナを見られる。
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窓ガラスに映るアンナプルナ。
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アンナプルナの夕焼けは、何回見ても感動的。
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夕飯は今日も肉入りカレー・・・舟口一番搾り付き!
もちろんビールも飲んだ。
ゴラパニは標高2800m、まだ飲んでも大丈夫! -
暗くなり始めたら・・・あれ、山火事?
しかも地球上で7番目に高い、ダウラギリ8167mが見えてるじゃん! -
お~・・全体的に晴れて来たぞ!
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窓にコンデジ置いて、星空を撮ってみた。
ぜんぜんダメじゃ~ん・・・何時も機材に助けられてることが良く分かった。 -
あれれ・・・いつまでも燃えてるぞ。
焼き畑? -
翌朝は6時前から「プーンヒル」に登り始める。
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6時半ころ山頂。
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夜明けはまだか~・・・さみ~ぞ!
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何時の頃からか、プーンヒルの山頂に展望塔が出来ていて、その上から撮ってみた。
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ご来光、まだ~・・・雲が降りて来ちゃったよ
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ダメみたいね~・・記念写真を撮って降りよ
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The記念写真
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ポカラから飛んで来た、ジョムソン行の飛行機。
アンナプルナ山群を縫う様に飛ぶというから、いつか乗ってみたい。 -
下りは滑る。
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いつの間にか、プーンヒルは有料?になっていた。
往きは暗い内に通過してしまったので、下りで撮った写真です。 -
プーンヒル、今回は今イチだったから、2000年に行った時の写真を追加しておきます。
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ここは晴れると、ホント素晴らしい。
ポカラから近いし、高山病の心配もない。
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この旅行記へのコメント (10)
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- チーママ散歩さん 2022/01/23 11:26:42
- 素敵な楽園
- こんにちは ほいみさん。
ミラン。素敵な意味を持つホテルですね。
世界を旅したほいみさんが印象深い思い出を持つポカラ。
いつかリタイアしたら、山を眺めて見知らぬ地でのんびりしたいと思っていたけど。
山は登る物ではなく眺める物と名言を聞いた事があります。
世界中の旅人が遊びに来る。
こんな地でおせっかい焼き屋もいいですね。
ヤクは怖いけど。
- ほいみさん からの返信 2022/01/23 13:31:53
- RE: 素敵な楽園
- こんにちは、毎日寒いので、10日くらい引き籠ってます。ポカラはあんな景色が見えるのに暖かいから好きです。ポカラは喧しいい町になっちゃったけど、周辺には新たな溜まり場が出来てると思います。欧米人はそういう場所を発見開拓?するのが得意だからね。
おせっかい焼き屋? ヤクにリヤカー引かせて焼き芋屋やった方が面白いかも。ソバは豊富なんで、ソバ屋もいいで。ヒマラヤは登れないことが分かってるから、麓歩きが楽しいのかも。
ネパールのトレッキングは、日本の山歩きより楽が出来るし、ロッジも快適なんでお勧めです。
ほいみ
-
- jamokaさん 2022/01/23 00:36:40
- ダルバート
- ヒマラヤのホテルのダルバートの、特に菜っ葉の味は美味し過ぎて今も鮮明に味を覚えています。あの菜っ葉を何度もお代わりしたらタッパーごと提供してくれたっけな~(笑)
シャクナゲ目当てに行くと肝心な山の景色は霞んで見えなかった事がほいみさんの写真見てると悔やまれます(;´∩`;)
ポカラでは山なんて全く見えなかった…お天気良いのに…損してた感ありです
プーンヒルからのアンナプルナやマチャプチャレも霞が無いとかなり近くに見えてますし…あ~カトマンズスルーでポカラへ行ける日は来ませんよね~
- ほいみさん からの返信 2022/01/23 09:00:09
- RE: ダルバート
- お早うございます。
Gアースで見ると、ポカラには新しい飛行場が出来ていて、ジェット機も離発着出来そうなので、羽田からはともかく、バンコックや香港からは直行便が出てもおかしくない規模です。もしかしたら日本からチャーター便も!?
私もダルバートは好きなんですが、あれって日本で食べたらどうなんだろう? やっぱ肉食べたいとか…とか思いながらも、トレッキング中、特にランチはダルバートばかりです。
jamokaさんのアンナプルナトレッキングを再読させて貰いました。アンナプルナは何回か歩いてますが・・・4月初めに歩いたこともあります・・・ヒマラヤを見るなら、やっぱり11月〜2月が良いみたいですね。日本の山よりは寒くないし。
ほいみ
-
- ちちぼーさん 2022/01/22 22:04:24
- ヤクのしっぽ?
- ほいみさん、こんにちは。
ヤクのお尻のモフモフがでっかいけど、あれは尻尾なんですよね?
大きくてじゃまそう。でも、触ってみたい。
ベトナムのサパでもそうだったけど、奥さんが働いて旦那は金をせびって飲んだくれるって言うのがあるんですね。
その様子を娘と同じハイキングに参加したシンガポールの人と悶々としちゃいました。
でも、アンナプルナの夕焼け見てみたい。
ちちぼー
- ほいみさん からの返信 2022/01/22 22:43:16
- Re: ヤクのしっぽ?
- ヤクの尻尾は竹箒より立派です。
ちちぼーさんにプレゼントとして、手入れの行き届いたチベットの「観光ヤク」の写真を追加しておきました。ヤクに乗ってトレッキングっていうのもありますよ。
ネパールでは男がロッジの管理をすると、いい加減な経営になってしまうので賢い女性が管理するみたいですね。男は(女性もですが)ほとんどが海外に働きに出るので、村にそれなりの男が少ないというのも理由かもしれません。
5000m近いところのボロな山小屋を、ひとりで管理してる女性もいました。
ほいみ
- ちちぼーさん からの返信 2022/01/24 15:38:25
- RE: Re: ヤクのしっぽ?
- アフターフォローありがとうございます!!
観光ヤク、もはや尻尾がどこかもわからない。
- ほいみさん からの返信 2022/01/24 17:29:17
- RE: RE: Re: ヤクのしっぽ?
- ヤクの毛で織ったカーペットはいいですよ!
我が家にも1頭欲しい!
ほいみ
-
- さとぴ。さん 2022/01/22 12:26:26
- 8000メートル!
- ほいみさん、こんにちは。
スイスの4000Mくらいで
きゃあきゃあ言ってすみません。
コロナ終わったらぜったいネパール行きたいです。
そうか。
簡単に絶景が見たいときはヒコーキ乗ればイイのね。
動物もいっぱい見れて楽しかったです。
さとぴ。
- ほいみさん からの返信 2022/01/22 16:43:08
- RE: 8000メートル!
- こんちは。
山は高きゃいいってもんじゃないし、マッターホルンはカッコいいし、富士山は「日本の美」みたいだし。ヒマラヤすっげ〜…って思ってたら、カラコルムはもっとすげ〜し。
ただね、山を見るならスイスよりネパールの方が近いし安いし楽しいし!? で、時々行ってます。無責任なアクティビティーもいろいろあって、自己責任で楽しめますよ。「さとぴ。節」のネパール旅行記、楽しみにしてますよ。
ほいみ
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