新大宮発の日本料理店「和やまむら」～奈良を代表する正統派和食の名店。ミシュランガイド奈良三つ星店～

2020/07/23 - 2020/07/23

日本料理の名店がひしめき合う京都に近く位置する奈良は、京都に比べると絶対数は減りますが、日本料理でミシュランに掲載されるレベルのお店は数軒あり、観光で訪問した際に利用してみたいと願うお店はそれなりに存在する土地であると言えます。そのようなお店の中で、過去に発行されたミシュランガイド奈良で唯一３つ星を獲得したのが、近鉄新大宮駅の近くにある「和やまむら」です。

元々お惣菜を中心とした手軽な料理を提供していた「和やまむら」ですが、限定的に提供していた懐石料理の予約が増え、ついには、ミシュランで３つ星を獲得するまでのお店になりました。同店は、九州出身の店主が奈良や大阪の老舗での修行を経て、独立して始めたお店ですが、元々カジュアルなお店のため、利用者によっては一般的にミシュラン３つ星店に存在する重厚感に欠けると感じることがあるようです。ただし、提供される料理は、奇をてらわない、正統派の懐石料理であり、現代の流行に左右されていない安定感のある日本料理を楽しみたい人には、自信をもってお勧めしたいお店です。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5

東京駅の新幹線ホームです。東海道新幹線を利用し、まず京都まで向かいました。

連休でしたが、新幹線は空席だらけでした。コロナ禍当初だったため、外出を控える人が多かったです。

京都駅に到着しました。

近鉄奈良線に乗り換えました。

新大宮駅に到着しました。

駅前です。

新大宮駅周辺の案内図です。近くに平城京跡があります。

お店の前の路地です。

外観です。

入口です。中に入ります。

お絞りです。

お茶です。

カウンターに座っての食事でした。

食前酒と先付けです。

甘酒です。

先付けは、大きな葉っぱに覆われていました。

先付けです。

ウニと小芋の胡麻クリーム添えです。

金箔に隠れていましたが、雲丹が見えてきました。

お椀です。ハモだったと思います。

穴子の道明寺蒸しです。

お造りです。この器は、氷でできていました。

平目、甘えび、烏賊、トロのお刺身です。

八寸です。見せ方からしてコースの目玉でした。

胡麻豆腐です。

イタヤ貝黄身焼です。

タコの梅肉和えです。

あずき豆腐です。

マイクロトマトのゼリーです。

トリ貝です。

車海老と枝豆のゼリー寄せです。

銀杏です。

冷麦です。

レンコンと柿です。

大根おろしです。

唐辛子とちりめんです。

焼物です。

鮎の塩焼きです。

ちょうどよい感じに焼きあがっていました。

強肴です。

ハモとじゅんさいのジュレです。

炊き合わせです。

かぼちゃ、かぶ、ヤングコーンです。

お茶です。

ご飯とお味噌汁です。

一杯目は、トウモロコシご飯です。

二杯目は、ちりめんじゃこご飯です。

デザートの水物です。

果物のゼリーです。

食後のコーヒーです。和食店では、珍しいですね。

カウンターです。

感想ですが、斬新さや奇抜さというよりも正統派の日本料理に重点を置いています。八寸、お刺身やデザートは色鮮やかで華やかであり、視覚に訴えることで飽きさせない効果があります。味の方は堅実であり、ミシュラン掲載前から多くの人に支持されていたのは納得できます。

近鉄奈良線の線路です。

こちらは、フレンチパンケーキのお店でした。調べたら、今はもう閉店してしまったようです。残念です。

新大宮駅まで戻ってきましたが、踏切を渡ります。

訪問当時にオープンしたばかりのJWマリオット奈良です。

奈良市役所です。

リニアや新幹線の早期着工を望む観光地は多く、奈良も例外ではなかったです。

ミ・ナーラと呼ばれているショッピングモールです。

平城京跡に向かいました。