藍よりも青く田沢湖遊覧船

2021/09/04 - 2021/09/04

角館を後にし田沢湖へ。田沢湖は去年(2020年)も来たところですが、前回は岸から眺めただけ。今回は遊覧船に乗って田沢湖を満喫します。水の碧さは岸から見たものとは比べ物にならないほどでした。

その後、食材を買い乳頭温泉に戻り立ち寄り湯に入ります。夜は秋田名物きりたんぽ鍋で一日が暮れて行きました。

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

12:40、田沢湖の観光船乗り場最寄りの春山第二駐車場に到着。

田沢湖遊覧船 乗り物

船に乗る前にトイレを済ませておきましょう。船にはトイレはないそうです。

チケット売り場がどこだかわかりにくいですが、ちょうど観光船のアナウンスがあり、このバス停の奥とのこと。

↓遊覧船
https://tazawako-resthouse.jp/yuransen-2

観光地の遊覧船なのでてっきり身障者割引はないものと思っていましたが、窓口で聞くと介助者も半額になるとのこと。二人で1,220円でした。

船乗り場は道路を横断したところ。タイミングよく間もなく出発です。

ちなみにこの船着き場にはチケット売り場はありません。要注意。

階段は介助が必要ですが、平地は自力で歩けます。

これが遊覧船。高速船です。

桟橋から見る田沢湖。

こちらにはスワンボートもいます。

こちらは去年泊った田沢湖キャンプ場の前に陸揚げされている船。

https://4travel.jp/travelogue/11650319

出港10分前ですが、もう他のお客さんは乗りこんでいます。

中はガラガラ。

高速船ですが船尾のデッキには出られるようになっています。

スワンが一隻、優雅に。

船尾から湖をのぞき込むとたくさんのウグイ。
田沢湖、水が酸性なのでウグイしか生息できないのだとか。

船内にウグイの餌を100円で販売していたので購入。早速餌をばらまくとすごい状態になってしまいました。

13時ちょうど、出発。

おデートのカップル。

船は徐々に岸から離れ、秋田駒ケ岳が見えてきます。が、残念ながら山頂は雲の中。

こちらはまた別の山。

段々遠のく秋田駒ケ岳。

船内放送を聴いていると、この建物、水力発電所なんだそう。田沢湖発電所。秋田県で一番出力の高い発電所なんだとか。

湖上の涼しい風を感じながら。

水面を見るとすごい深い碧色。

去年は陸側から田沢湖を見たのですが、この深い碧色は見られませんでした。観光船に乗った価値があります。

観光船は一番目の観光スポットへ近づきます。

鳥居が見えてきました。

御座石神社。

陸からの御座石神社の鳥居
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/67/50/66/src_67506600.jpg?1601788875

御座石神社 寺・神社・教会

岸からすぐ近いのですが、この地点でも水深200メートルあるそうです。なのでこんな深い水の色なんですね。

御座石神社前を出発、次に向かいます。
ここは御座石神社近くの集落。

御座石神社が遠くに。

車で田沢湖を一周したときは結構時間がかかったような記憶がありますが、船だと直ぐです。

またまた秋田駒ケ岳。

カルデラ湖なので急峻な地形ですね。

次の目的地に近づいてきました。

あっ、ウィンドサーフィンやってる。

さて、次の観光スポットはもちろんここ。田沢湖と言えばココですね。

たつこ像。

↓岸からのたつこ像
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/67/50/62/src_67506241.jpg?1601788875

たつこ像は岸が見た方が田沢湖が背景にあるので見栄えがいいですね。

たつこ像 名所・史跡

しばし停まった後出発。

パチパチ写真を撮っていたら、もうすぐ神社とたつこ像が一緒に撮れると教えていただいて撮った一枚。なるほど、隠れた撮影スポットですね。

最近はやりのSUPもやっていました。

船はもとの場所に戻ります。

田沢湖クニマス未来館。
ここも去年来たところ。
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/67/50/61/src_67506174.jpg?1601788875

もう田沢湖のことは何でも聞いてくれ。

田沢湖クニマス未来館 美術館・博物館

もうキャンプ場の近くに戻ってきました。

出発して40分、13:40に元の桟橋に到着。

田沢湖畔からJR田沢湖駅前のスーパーに戻り、今夜の食材を買い求め、乳頭温泉に戻ってきました。
国民休暇村の温泉に入る予定ですが、その前に周辺の温泉を探検します。

ここは、妙乃湯。国民休暇村に一番近い温泉です。
一番近いと言っても車で5分くらいでしょうか。乳頭温泉は各温泉が密集することなく程よい距離で点在しています。

妙乃湯温泉（乳頭温泉郷） 温泉

川沿いの温泉です。

次にやって来たのは黒湯温泉。
ここも休暇村から車で10分くらいかかったでしょうか。

秋田県 乳頭温泉郷 黒湯温泉 宿・ホテル

黒湯温泉は駐車場から1～2分歩きます。

黒い建物、文字通り黒湯温泉。

ここも立ち寄り湯があります。乳頭温泉の立ち寄り湯はどこも同じ値段で600円。ここも秘湯といった趣で、今から考えれば、ここに入っておけばよかったかなと少し後悔。

駐車場に戻ると頭に桶を乗せたゆめぐり号が停車中。
乳頭温泉に泊まると各温泉に立ち寄れるそうなのですが、徒歩で周れる距離ではないのでこのようなバスを運行しているようです。

ちなみにキャンプ場宿泊者はこの立ち寄り湯めぐりの適用外でした。残念。

で、私たちは休暇村本館の立ち寄り湯に入ります。

キャンプ場利用者でも割引はなく料金は一般と同じ600円。ただ、一般は17時までですが、キャンプ場利用者は19:30まで入れます。

休暇村 乳頭温泉郷 宿・ホテル

待合場所。

客室の廊下を通り抜け・・・

大浴場へ。
乳頭温泉、文字通り白乳色で、露天風呂もありました。
昨日、キャンプで風呂に入っていないので、ああ極楽極楽。

もう少しキャンプ場に近ければ、徒歩圏内ならいう事は無いのですけど・・・

キャンプ場に戻ってきました。なんとなくあやしい雲行。

ほんの少しですが、気にならない程度の霧雨が降っています。
一応念のためタープを張りました。タープを建てたのは何十年ぶりでしょうか。結構時間がかかってしまいました。角度もなんかおかしいし。

さて炭をおこしましょう。

本日のメニューは秋田名物キリタンポ鍋。
スーパーに売っていた鍋セットに別売りの真空パックきりたんぽをぶち込みます。
炭火ではちょっと火力が弱く、結局コンロで炊き込みました。

暗くなってしまい最後は闇鍋状態。キャンプで食べるものは何でもウマイ。
きりたんぽは全部で5本あり、鍋に入りきらなかったものは炭火で焼いてみます。ん～、これもウマイ。

このようにして二日目の夜は更けて行きます。

続く・・・