初秋旅長野(2)。渋温泉で温泉修行！

2021/09/22 - 2021/09/24

秋旅には少し早い季節ですが、長野の北信方面に行ってきました。小布施で栗を食べ、善光寺参りをしてきました。長野来たついでに思い切って上高地まで足を延ばし、大自然を味わってきました。台風の影響もあり天気にはあまり恵まれませんでしたが、楽しい時間を過ごせました。
１泊目は渋温泉で外湯を楽しみました。渋温泉のお湯は大変熱く、荒行の様でした。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄

「湯田中駅」からバスで「渋温泉」へ向かいます。(210円)

５分程度で「渋温泉」に着きます。歩きは少し厳しいかな。

温泉街はところどころで湯煙が上がっており、かすかに硫黄の匂いもします。

バス停留所近くには「渋湯橋」があり「渋温泉」と書いてある大きな提灯が掛かっている場所があります。

近くの駐車場入り口には大きい「カブトをかぶったおさるさん」が歓迎しています。

夜にまた提灯を撮りに行きたいと思います。

「渋温泉」は複雑ではないので、迷わず本日の宿まで行けそうです。

「飛び出し坊」の看板を見ながら進みます。

先日西武園「夕日の丘商店街」で見たタバコと同じですね。まだまだ昭和が残ってます。

「ひしや寅蔵」旅館とは思えないユニークな名前がいいですね。

ここは絶対においしい珈琲が飲めるはずです。時間があればぜひ寄ってみたい「純喫茶　信濃路」です。

石畳の坂を歩くこと数分。

今日宿泊する「いかり屋」が見えてきました。正面に「金具屋旅館」が見える好立地の旅館です。

「金具屋旅館」に泊まりたかったのですが、「金具屋旅館」には一人プランが無かったため、対面の「いかり屋」としました。

８室しかない小さな宿でしたが、静かに過ごせました。「金具屋旅館」の前なので夜の景色が楽しみです。

渋温泉の旅館は、どこも歴史のあるこじんまりとした旅館が多く、どの旅館もハズレはなさそうてます。

ネットで申し込みましたが、事前に渋温泉の地図や旅館のパンフレットが郵送で届き、このような心がこもったサービスは久しぶりです。「SEIKOSHA ゼンマイ掛け時計 」ヤフオクで5万円で売ってました。

見たことはありませんが、1965年NHK連続ドラマ「飛行機雲」のロケ地になったとの事。

若い津川雅彦さんかっこいい。

懐かしい畳のお部屋です。。トイレ、風呂はなく共同となります。自分で布団を敷くシステムです。

「布袋様の置物」を含めてインテリア全て昭和です。年寄りには大変落ち着きます。

窓からは「金具屋」が見え、窓を開けると下駄を鳴らしながら外湯巡りをしている人を見ることができます。

内湯もありますが、メインは「外湯巡り」ですね。「外湯巡り」のシメに内湯で髪や体を洗う事になります。（内湯も大変熱かった）

内湯も大変熱かった。

宿泊客には外湯専用のカギを貸してくれます。これで外湯を全て巡る事ができます。

近くのお土産屋で「手ぬぐい（巡浴祈願手）」（350円）で購入します。お店の人に巡る順番など聞いてみました。特に順番はなく、宿から遠いいところから回って、夕食前、夕食後、朝と分けて回ると効率との事。（確かに理にかなってます）

宿で借りた外湯専用のカギで外湯のカギを開けます。

水で入れてかき混ぜて入りますが、渋温泉は熱くて1分も入ってられません。

同じ様に巡っていた人も「火傷するぐらい熱い」と言ってました。これは温泉修業ですね。全部巡れるか心配になります。

九つの湯を巡ると苦労を流し、厄除、病魔退散、不老長寿にと願をかけ祈願をこ込め健康と幸福をつかむ事ができます。渋温泉の温泉はとても熱いですが頑張ります。

出口には「手ぬぐい（巡浴祈願手）」に押すスタンプ台あり、温泉修業修了毎にスタンプを押します。

こうなれば完成です。(見本）

夕食前に３か所。

夕食後に４か所。

そして翌朝、2か所頑張って巡りました。（辛かった）

無事に全てコンプリートです。最後のスタンプは薬師寺への階段を登らずとも、足湯近くに臨時のスタンプ押し場がありました。

やっぱり最後はちゃんと薬師寺で祈願する必要がありますよね。

やり切りった達成感。すがすがしいので、急な階段なんでつらくありません。

厄除、病魔退散、不老長寿沢山願をかけてきました。

夕食は凄いごちそうではありませんが、心がこもった、適度な量で美味しく頂きました。

メインのお鍋料理は「北信州ブランド豚のしゃぶしゃぶ」でうまみのある豚でした。

夕食後は、渋温泉散街を散策です。「金具屋旅館」の前は撮影スポットになっており、多くの方が撮影していました。

何枚も同じような構図で写真とりました。

「渋湯橋」まで戻り提灯を見に来ましたが、誰もおらず寂しくてすぐも戻ります。

サルの人形が少々不気味でした。

忘れずに「いかり屋」の夜景も撮りますよ。

雨が本降りになる前に周辺を散策です。

評判通りレトロな温泉街です。

射的場には、人がおらず少し寂しい。

温泉寺まで来て見ましたが、門より先が暗く踏み込めず。明日朝また来てみます。

平日でもあり、雨が降っている事もあり温泉街を歩く人が少ないですね。

九番湯は宿泊者以外も利用できます。

温泉卵もあります。(一つ50円）

雨が少し強くなってきたので宿に戻ります。

部屋の窓からみた「金具屋旅館」。ここだと濡れずに見る事ができます。

翌朝は、雨はやみ、晴天です。

最後の外湯巡り後、温泉寺まで行って見ました。誰もいませんが、鐘が鳴っていました。鐘の自動化は寂しすぎます。

朝食は、「招富九膳」とゆう名前の御膳。（皆様に富が招かれますようにと願いを込めた御膳）

素朴で優しいお料理が九種類でした。

帰りに干支のお箸を頂きました。渋温泉は情緒のあるとても素敵な温泉地でした。
雪が降っている季節ならいっそう素敵な体験できそうな気がします。また訪れたい場所になりました。