神田明神駆け足でおさらいとおまけの妻恋神社

2020/11/10 - 2020/11/10

何処へも出かけずなので皆様にはすっかりご無沙汰です。
どうしたものかと思案していたところ、ちょこっと立ち寄った神田明神と妻恋神社の未公開写真（笑）が見つかりました♪
とはいえ、マイカーで出掛けた所用ついでのわずか３０分ほどの待ち時間を利用して訪ねましたので、写真も内容も少ないのですが、暇つぶしに載せてみることにしました。
宜しければお付き合い下さいませ。

神田明神へはこの年初句会に次いで２回目。句会の時はスマホ写真だったので撮り直してみたかったこともあっての「おさらい」です。
「神田明神で初吟行」　https://4travel.jp/travelogue/11596816

そして妻恋神社はずっと以前に通りかかって見知っていたこともあり、通りがかったのでお参りさせて頂きました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０２１．７．４記）

エリア 東京

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

神田明神　隨神門
昭和50年に昭和天皇御即位50年の記念として建立。総檜･入母屋造｡
門の左右には社名の入った長型の提灯が置かれています。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

神田明神　隨神門
朱も鮮やかな立派なご門です。

隋神門左手には手水舎があります。
手水舎後ろの建物は神門回廊といいます。
一部に千社札を貼る千社札納札所があるそうです。

御神殿
髄神門を入って正面。
昭和９年に竣功。権現造。鉄骨鉄筋コンクリート・総朱漆塗の社殿
本殿・幣殿・拝殿さらに神饌所・宝庫が重なり合うように造られており、昭和初期の神社建築では新しい形式をもつということです。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

狛犬さん
関東大震災後に復興された社殿とともに建立されました。
正面を向いている狛犬って非常に珍しいのだそうです。

御神殿前の狛犬さん

拝殿へは正面の階段以外に左右横にはスロープがあり車椅子での参拝が可能です。

賽銭箱も車椅子で届く高さになっているということです。

だいこく様尊像
神田明神のご祭神であるだいこく様は、家庭円満、縁結び、商売繁盛、事業繁栄のご利益がある神様だそうです。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

毎年1月中旬の週末に「だいこく祭」が行われ、期間中には「寒中禊がまん会」「四條流庖丁儀式」「祈願串成就祭」などの行事がおこなわれます。
また大黒様と恵比寿様に扮した神職が、参拝者のひとりひとりの頭上で小槌を振って、身を清めてくれるそうです。

えびす様尊像
えびす様の正式なお名前は少彦名命（すくなひこなのみこと）、神話に木の実を舟にして海の彼方にある常世から来訪された小さな神様と伝えられています。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

えびす様尊像
もと東京藝術大学学長で金工作家の宮田亮平氏の作です。
海の仲間に守られて大海原を渡られる『えびす様』のお姿が造形されています。
宮田氏は神田明神以外どこにも無いものであって、しかも心安らぐ老若男女の多くの方々から愛されるえびす様を制作したいと考えられたそうです。

御神殿の右手には獅子山
以前あった獅子像は関東大震災により崩壊し子獅子を紛失してしまったそうです。

獅子山
その後、子獅子を新調して新たに「獅子山」として建立されたもので「獅子の子落とし」を造形化したものです。
上に親の獅子が2頭、下の方に子獅子がいます。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

子獅子を見下ろす親獅子と見上げる子獅子

子獅子をアップで♪

御神殿の右側に「銭形平次の碑」があります。
有志の作家と出版社が発起人となり、寛永通寶を形どって建立されました。
かつて大川橋蔵さんの「銭形平次」を観ていた世代にとっては、とても懐かしいです。

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

そばには「八五郎」の碑もあります♪
古いもののようですが、最近BSテレビで北大路欣也さんの「銭形平次」が放送されています♪
金曜日　BSフジ　１８：０５からです（笑）

そろそろ戻らなければということで裏参道へ・・・

裏参道を降りると蔵前橋通りに出ます。

妻恋神社の鳥居
裏参道を降りてすぐ目の前の蔵前橋通りの「妻恋坂」信号を渡って新妻恋坂を少し登ると右手に見えてきます。

社号碑「関東総司　妻戀神社」
江戸時代には「妻恋稲荷」と呼ばれ、「関東総司稲荷神社」「稲荷関東惣社」と名のり王子稲荷神社と並んで参詣人が多かったと言われます。

妻恋神社　拝殿
日本武尊が東征のおり、三浦半島から房総へ渡るとき大暴風雨に会い、妃の弟橘媛（弟橘姫命）が身を海に投げて海神を鎮め、尊の一行を救ったと言われます。
その後、東征を続ける尊が湯島の地に滞在したので、郷民は尊の妃を慕われる心をあわれんで尊と妃を祭ったのがこの神社の起こりと伝えられています。
ご祭神＝倉稲魂命　日本武尊　弟橘姫命
拝殿の右手が社務所、裏手に本堂があるようですが、見ることが出来ません。

この神社の境内はとても狭いです。

妻恋神社 寺・神社・教会

境内社　妻恋稲荷
稲荷明神（倉稲魂命）が合祀されています。


こんなことで待ち時間の３０分が過ぎ、束の間のカメラ散歩はおしまい♪
入院している親族との面会を済ませた家人と落ち合うため、すぐ近くの病院の駐車場へと急ぎました。

最後までご覧頂きありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・☆紅映☆・・・

この旅行記へのコメント （2）

• 雪月花さん 2021/07/05 16:30:12

  載っています

  紅映さま
  
  おめでとうございます！
  
  この印象深い「大海原の恵比寿さま」
  今日の4トラトップページ　’国内旅行新着欄’でも見つけました。
  よく見ると、こんな大波にさらわれることもなく、
  たくさんの海の生き物に囲まれにっこりと余裕の表情。
  ごめんなさい。想像力が貧弱なわたしは、
  ジブリ作品の崖の上のポニョを思い出しました。
  
  雪月花
  
  

  紅映さん からの返信 2021/07/05 17:13:18

  RE: 載っています

  雪月花さん
  
  こんにちは〜♪
  たびたびのご訪問といいね！、ありがとうございます。
  また、国内旅行新着欄でも見つけていただいてありがとうございました。
  旅行記の題材がなくて苦肉のアップでしたが、そうやって見て頂けていると思うと嬉しいです♪
  私も、トリミングして改めて眺めたら、いろいろな魚さんや亀さんまでいて、ほほえましくなりました。
  「崖の上のポニョ」を連想して頂けるなんて、最高です♪
  
  こんな旅行記でも話題を提供出来て良かったです。
  
  嬉しいメッセージありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・☆紅映☆・・・