早稲田穴八幡宮の一陽来復お守りと横浜の熟成マグロ丼

2021/01/30 - 2021/01/30

関東に暮らす方ならご存知の方も多いと思われる、早稲田穴八幡宮の一陽来復お守り。

このお守りを恵方に向けて高い場所に祀ると金回りが良くなるとことで知られています。この一陽来復お守りを授かることが出来るのは冬至から節分までの間のみ。
一陽来復お守りは祀る時間が定められている。それは冬至、大晦日、節分の24時。

毎年、地方に住む知人に頼まれお守りを郵送しているのですが、ご存じの通りの緊急事態宣言下。
“今年はどうします？”
と問うと、
“是非に”とのお返事。
今年は無理をしなくとも・・・という声をちょっと期待したけれど。

行かなきゃ、行かなきゃと思いながらも気が付けば節分も目の前。
節分にお祀りするためには、もうこの日しかないと重い腰を上げて早稲田へ出向いてみました。

エリア 早稲田・高田馬場(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

この日は東急東横線で多摩川を渡る。

仕事以外で都内に入るのは久しぶり。

多摩川 自然・景勝地

渋谷で半蔵門線に乗り換え、九段下で東西線へ再度乗り換え、早稲田へ。

さて穴八幡宮

昨年は、今日と同様良い天気でしたが一昨年はこの横断歩道には雪が積もっていたなと思い出す。

穴八幡宮 寺・神社・教会

御祭神は、
應神天皇
仲哀天皇
神功皇后

思いのほか人は少ない。

例年は参道に出店が並んでいますが、姿が見えないのはコロナのせいか・・・

布袋様

あちらこちらに撫でられた跡が。
各地の身代わり地蔵は今どうなっているんだろう？
撫でる行為も禁止されているんだろうか？

そういえば、鈴緒(あのお参りするときにガラガラ振る鈴)を外している神社があったな。

参拝を済ませてお札を授かりに行きましょう。

誰もいないと思ったものの、甘かった。

もっとも大晦日や冬至はここが人で埋まる。

御守りを頂ける時間は、9時から17時まで。
冬至から大晦日の間のみ、8時から19時まで。

神武天皇遥拝所と読める碑を眺めながら、時間をやり過ごす。
本を読みながら待っている人多し。

こちらが一陽来復お守り

昨年までは800円だったと記憶するが、1000円でした。売り場の場所も本殿脇から移動していました。

渋谷へ戻って速達で送らなきゃ。

さて渋谷。

宮益坂も人が少ないな。

宮益坂 名所・史跡

ちなみにこれがちょうど１年前の同じ場所の写真だ。

速達でお守りを郵送し、本日のミッション終了。
さてどうしよう。

おやこんなところに、ビリケンさん。
あぁ、串カツ屋さんですね。
大阪にでも行って串カツでビールを飲みたいなぁ。

しかし、一人一缶のソースって・・・

御嶽神社に立ち寄って。

例年なら、早稲田で学生向けの安食堂に繰り出すか、渋谷か自由ヶ丘あたりで昼飲みするところだけれど、今は緊急事態宣言下。
とっとと横浜へ帰りますか。

お腹が減ったな。
角平にでも行って蕎麦でも手繰ろう。
角平は、横浜平沼橋にある老舗蕎麦屋。
前回の緊急期待宣言の時も、営業していたから今回も開いているだろう。

御嶽神社 寺・神社・教会

こちらは昨年の２月のスクランブル交差点。

2021年のスクランブル交差点はどうなっているのか見に行こうかと思ったが、やめた。

東横線で横浜へ。

蕎麦屋へ向かうため横浜駅東口ポルタのめぐみ水産の前を通ると、
限定　熟成マグロ丼
というメニューが目に入った。

店内のみの提供らしい。
空腹のため思考をからめ捕られ蕎麦からマグロ丼へ変更。
限定って言葉には弱い。

しかし、かべ丼って・・・・
売り切れの寿司屋のカレーというのも気になるな。
KENTAシェフって誰？

立飲み寿司 三浦三崎港 めぐみ水産 横浜ポルタ店 グルメ・レストラン

しばし待って出てきたのがこちら。

ん？
ステーキ丼か？
漬け丼か？
マグロのたたきか？
はたまた冷燻したのか？

熟成っていうのはエイジングのことだったのか・・・
しかし、この色はどうしたことだ。

一瞬、蕎麦屋に出向かなかったことを後悔した。

そういえば、仕入れたものが捌けないから鮮度に難があることが多く、今海鮮系の店には行ってはいけないって、誰か言ってたな。
腐敗と発酵の違いは、体に良い影響を与えるか、与えないかだったよな。
山葵って殺菌作用があるんだよなと、色んなことが頭をよぎる。

いつもより多めに山葵を乗せて恐々口に運ぶ。

漬けでも燻製でも、もちろん肉でもなくまぎれもないエイジングマグロだった。
色はともかく思いのほか美味しく、良い鮪と知れる。
本マグロをエイジングしたら、色が悪くなっちゃったというところか。

しかし、これ売れないだろうなあ。
テイクアウト不可、というのも納得。

思いのほか美味しく食べたものの、一抹の不安が消えなくて、この日はまっすぐ帰宅。
もっともお腹を壊すようなことはありませんでしたよ、念のため。