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2019年3月、ポルトガルを訪れました。<br />主な行程は、リスボンからロカ岬・オビドス・ナザレ・ポルト・アヴェイロ・コインブラ<br />と周って、リスボンに戻り1日自由行動というものです。<br /> 14回目は、シントラでもっとも知られていないモンセラーテ宮殿を訪れます。<br />レガレイラ宮殿から出て、目の前のバス停から435系統のバスに乗ります。<br />モンセラーテ宮殿方面に行く観光客はぐっと減ります。<br />日本のガイドブックには載っていない未知の宮殿を訪ねました。<br />規模は小さくて別荘サイズなのですが、<br />その外観に惹かれて、どうしても行きたかったのです。<br />行くことにして、本当に良かったです。<br />ペナ宮殿や、レガレイラ宮殿よりも内装が繊細です。<br />大規模修復を経て2010年から公開が始まった云わば新しい宮殿です。

ポルトガル王家の避暑地シントラ(5)  モンセラーテ宮殿

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2019/03/14 - 2019/03/20

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旅行記グループ ポルトガル周遊

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

2019年3月、ポルトガルを訪れました。
主な行程は、リスボンからロカ岬・オビドス・ナザレ・ポルト・アヴェイロ・コインブラ
と周って、リスボンに戻り1日自由行動というものです。
 14回目は、シントラでもっとも知られていないモンセラーテ宮殿を訪れます。
レガレイラ宮殿から出て、目の前のバス停から435系統のバスに乗ります。
モンセラーテ宮殿方面に行く観光客はぐっと減ります。
日本のガイドブックには載っていない未知の宮殿を訪ねました。
規模は小さくて別荘サイズなのですが、
その外観に惹かれて、どうしても行きたかったのです。
行くことにして、本当に良かったです。
ペナ宮殿や、レガレイラ宮殿よりも内装が繊細です。
大規模修復を経て2010年から公開が始まった云わば新しい宮殿です。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • レガレイラ宮殿の前から、435系統のバスで、<br />モンセラーテ宮殿へ向かいます。<br />「モンセラーテ循環」である435系統は、<br />シントラ駅からモンセラーテ宮殿まで行くと、<br />観光地を外れ、別の道を通って駅に戻って行きます。<br />そのため常に一方通行の路線となり、逆コースはありません。

    レガレイラ宮殿の前から、435系統のバスで、
    モンセラーテ宮殿へ向かいます。
    「モンセラーテ循環」である435系統は、
    シントラ駅からモンセラーテ宮殿まで行くと、
    観光地を外れ、別の道を通って駅に戻って行きます。
    そのため常に一方通行の路線となり、逆コースはありません。

  • モンセラーテ宮殿は、バス停の前にある門を入って<br />真っすぐの道を下って行きます。<br />地図の一番下が「Entrance(入口)」で、<br />そこから上に伸びる赤線を辿って行くのが宮殿への最短コースです。<br />ずっとかなりの下り道になります。<br />レガレイラ宮殿の地図はポルトガル語だったのに、<br />モンセラーテ宮殿の地図は英語をくれました。<br />おかげで、文章もなんとなくわかりますね。<br />本当はこの地図は、この2倍の大きさです。<br />両側は植物園の庭なので、主要な部分だけを掲載しています。

    モンセラーテ宮殿は、バス停の前にある門を入って
    真っすぐの道を下って行きます。
    地図の一番下が「Entrance(入口)」で、
    そこから上に伸びる赤線を辿って行くのが宮殿への最短コースです。
    ずっとかなりの下り道になります。
    レガレイラ宮殿の地図はポルトガル語だったのに、
    モンセラーテ宮殿の地図は英語をくれました。
    おかげで、文章もなんとなくわかりますね。
    本当はこの地図は、この2倍の大きさです。
    両側は植物園の庭なので、主要な部分だけを掲載しています。

    モンセラーテ宮殿 城・宮殿

  • 門から先は、ずっと植物に囲まれた道が続きます。<br />

    門から先は、ずっと植物に囲まれた道が続きます。

  • バスを降りたのは、私の他に1組の欧米人だけで、<br />彼らは別の道を行ったため、一人でここを歩いています。

    バスを降りたのは、私の他に1組の欧米人だけで、
    彼らは別の道を行ったため、一人でここを歩いています。

  • 秋海棠(しゅうかいどう)に似た花が咲いています。<br />

    秋海棠(しゅうかいどう)に似た花が咲いています。

  • フクシアも咲いていました。<br />オビドスでは、もっと旺盛に咲いていたけれど、<br />ここのはもう終わりなのかな。

    フクシアも咲いていました。
    オビドスでは、もっと旺盛に咲いていたけれど、
    ここのはもう終わりなのかな。

  • 君子蘭の咲く道を更に下ります。ようやっと、観光客に遭遇。<br />これだけ人がいないと、人恋しくなります。<br />

    君子蘭の咲く道を更に下ります。ようやっと、観光客に遭遇。
    これだけ人がいないと、人恋しくなります。

  • でも、いろんな花が咲いているので、楽しみながら下って行きます。<br />帰りは上りだよな・・・。<br />モンセラーテ宮殿は、バス通りが一番高い場所で、<br />そこから下に伸びる斜面を利用した庭園が拡がっています。<br />

    でも、いろんな花が咲いているので、楽しみながら下って行きます。
    帰りは上りだよな・・・。
    モンセラーテ宮殿は、バス通りが一番高い場所で、
    そこから下に伸びる斜面を利用した庭園が拡がっています。

  • ようやく建築物が見えて来ました。<br />とても静かで、忍び足で歩かなければいけないような気がします。<br />

    ようやく建築物が見えて来ました。
    とても静かで、忍び足で歩かなければいけないような気がします。

  • 白藤とジャスミンのパーゴラがあります。辺りにいい匂いが漂います。<br />

    白藤とジャスミンのパーゴラがあります。辺りにいい匂いが漂います。

  • モンセラーテ宮殿です。横に長いモンセラーテ宮殿の南端に当たります。<br />

    モンセラーテ宮殿です。横に長いモンセラーテ宮殿の南端に当たります。

    モンセラーテ宮殿 城・宮殿

  • 小ぢんまりとした宮殿ではありますが、この建築美に魅せられて、<br />ここまでやって来ました。<br />なんだかインドを感じる建築物だったのです。<br />このエントランスを見て、ふるふると手が震えそうなほど<br />喜びを感じました。<br />なんて美しい装飾でしょう。本当にインドの宮殿と同じです。

    小ぢんまりとした宮殿ではありますが、この建築美に魅せられて、
    ここまでやって来ました。
    なんだかインドを感じる建築物だったのです。
    このエントランスを見て、ふるふると手が震えそうなほど
    喜びを感じました。
    なんて美しい装飾でしょう。本当にインドの宮殿と同じです。

  • ストレリチア(極楽鳥花)に呼ばれて、<br />先ずは庭に張り出しているテラスを歩いて行きます。<br />

    ストレリチア(極楽鳥花)に呼ばれて、
    先ずは庭に張り出しているテラスを歩いて行きます。

  • 1540年モンセラーテの丘に礼拝堂が建設されました。<br />1601年には、Mello e Castro家に貸し出されます。<br />1755年にリスボン大地震が起き、住めなくなりました。<br />1790年、ジェラルド・デ・ヴィスメが、古い礼拝堂の跡地に<br />ネオゴシック様式の宮殿を建てました。<br />彼はブラジルのチークを扱うイギリスの商人でした。<br />William Thomas Beckford(ウィリアム・トマス・ベックフォード)<br />イギリスの作家・小説家・芸術評論家で、当時のロンドンにおける<br />最も裕福な家の出身でした。<br />1793年にポルトガルを訪れ、しばらくここに居住していました。<br />1856年にイギリスの大富豪フランシス・クックが、<br />イギリスの建築家ジェイムズ・T・ノウルズに依頼して、<br />夏の邸宅へと改装しました。<br />植物園の中に建つ、華やかな装飾が施された<br />19世の邸宅となっています。<br />ムーア様式とゴシック様式に加え、インド建築の影響も受けています。<br />この宮殿の写真を一目見た時から、インドを感じていました。<br />ああ、やっぱりそうだったんだ。<br />1929年の世界恐慌の影響により<br />クック家がこの広大な宮殿を維持出来なくなり、<br />売りに出されると荒れ放題になっていました。<br />その後1949年にポルトガルの州がこの宮殿と土地143haを取得し、<br />1990年から大改修を行い、2010年に公開されました。<br />1995年には世界遺産に登録されています。

    1540年モンセラーテの丘に礼拝堂が建設されました。
    1601年には、Mello e Castro家に貸し出されます。
    1755年にリスボン大地震が起き、住めなくなりました。
    1790年、ジェラルド・デ・ヴィスメが、古い礼拝堂の跡地に
    ネオゴシック様式の宮殿を建てました。
    彼はブラジルのチークを扱うイギリスの商人でした。
    William Thomas Beckford(ウィリアム・トマス・ベックフォード)
    イギリスの作家・小説家・芸術評論家で、当時のロンドンにおける
    最も裕福な家の出身でした。
    1793年にポルトガルを訪れ、しばらくここに居住していました。
    1856年にイギリスの大富豪フランシス・クックが、
    イギリスの建築家ジェイムズ・T・ノウルズに依頼して、
    夏の邸宅へと改装しました。
    植物園の中に建つ、華やかな装飾が施された
    19世の邸宅となっています。
    ムーア様式とゴシック様式に加え、インド建築の影響も受けています。
    この宮殿の写真を一目見た時から、インドを感じていました。
    ああ、やっぱりそうだったんだ。
    1929年の世界恐慌の影響により
    クック家がこの広大な宮殿を維持出来なくなり、
    売りに出されると荒れ放題になっていました。
    その後1949年にポルトガルの州がこの宮殿と土地143haを取得し、
    1990年から大改修を行い、2010年に公開されました。
    1995年には世界遺産に登録されています。

  • テラスから見た庭です。<br />ポルトガルで最初に植えられた芝生なのだそうです。<br />右端に半分写っているのが、ニュージーランドのクリスマスツリーと<br />言われるPohutukawaで、初夏には赤い花で覆われます。<br />正面の二本の木の左側は中国の桧で、その奥に高く聳え立っているのが<br />太平洋のノーフォーク島のパイン(松)で、高さは50m以上あります。<br />写真にはありませんが、その左には、オーストラリアやアジア地域の木が植えられています。<br />なんと日本庭園まであります。竹と椿が植えられているそうです。<br />また、芝生の右手に道が通っていて、<br />その向こうにはローズガーデンもあります。<br />更に奥にはメキシカン・ガーデンまであり、<br />貿易商らしく世界中から珍しい植物を集めて、<br />植物園を造ったことがよくわかります。

    テラスから見た庭です。
    ポルトガルで最初に植えられた芝生なのだそうです。
    右端に半分写っているのが、ニュージーランドのクリスマスツリーと
    言われるPohutukawaで、初夏には赤い花で覆われます。
    正面の二本の木の左側は中国の桧で、その奥に高く聳え立っているのが
    太平洋のノーフォーク島のパイン(松)で、高さは50m以上あります。
    写真にはありませんが、その左には、オーストラリアやアジア地域の木が植えられています。
    なんと日本庭園まであります。竹と椿が植えられているそうです。
    また、芝生の右手に道が通っていて、
    その向こうにはローズガーデンもあります。
    更に奥にはメキシカン・ガーデンまであり、
    貿易商らしく世界中から珍しい植物を集めて、
    植物園を造ったことがよくわかります。

  • テラスの中央からは、玄関を経ずに中に入れるようになっています。<br />ドアの上のアーチから両脇に垂れ下がっている装飾などは、<br />インドの宮殿や寺院でよく見られます。

    テラスの中央からは、玄関を経ずに中に入れるようになっています。
    ドアの上のアーチから両脇に垂れ下がっている装飾などは、
    インドの宮殿や寺院でよく見られます。

  • イスラミック・タイルが、なんとも涼し気。<br />19世紀のイギリスは、インドを統治して様々な物を持ち帰っている<br />ので、夏の別荘には、異国情緒を多く取り入れたのでしょう。<br />アズレージョもイベリア半島にイスラム教徒がもたらした<br />タイル装飾ですから、インド・ムガール帝国のイスラミック・タイルも<br />似たような物で、取り入れやすかったでしょう。

    イスラミック・タイルが、なんとも涼し気。
    19世紀のイギリスは、インドを統治して様々な物を持ち帰っている
    ので、夏の別荘には、異国情緒を多く取り入れたのでしょう。
    アズレージョもイベリア半島にイスラム教徒がもたらした
    タイル装飾ですから、インド・ムガール帝国のイスラミック・タイルも
    似たような物で、取り入れやすかったでしょう。

  • 中に入ると蔦のデザインで装飾された大理石の階段が、<br />吹き抜けになっています。<br />

    中に入ると蔦のデザインで装飾された大理石の階段が、
    吹き抜けになっています。

  • その先はメインホールです。いきなり核心に来てしまいました。<br />頭の上のレースのような繊細な彫刻。<br />どうしてここに観光客が来ないのか心底不思議です。<br />

    その先はメインホールです。いきなり核心に来てしまいました。
    頭の上のレースのような繊細な彫刻。
    どうしてここに観光客が来ないのか心底不思議です。

  • この色のドームなんて考えたこともなかったなあ。<br />なんて綺麗なんでしょう。<br />この金の装飾の上には円蓋があり、更にその上に明かり取りの窓が<br />付いているので、日中は、こうして鮮やかな色が見られるのですね。<br />ドームは、漆喰で覆われた木製のフレームが付いています。<br />

    この色のドームなんて考えたこともなかったなあ。
    なんて綺麗なんでしょう。
    この金の装飾の上には円蓋があり、更にその上に明かり取りの窓が
    付いているので、日中は、こうして鮮やかな色が見られるのですね。
    ドームは、漆喰で覆われた木製のフレームが付いています。

  • 蔦の階段を上がって行きます。<br />

    蔦の階段を上がって行きます。

  • メインホールを見下ろすと、真ん中に噴水が設けられています。<br />室内に噴水があるのもイスラムスタイル。<br />

    メインホールを見下ろすと、真ん中に噴水が設けられています。
    室内に噴水があるのもイスラムスタイル。

  • 2階はベッドルームだったようですが、<br />今は宮殿の資料が展示されています。<br />

    2階はベッドルームだったようですが、
    今は宮殿の資料が展示されています。

  • 1階のメインホールに降りて来ました。<br />八角形の部屋はイスラミック様式なのに、<br />中央の大理石の噴水は西洋風です。<br />19世紀は、ジャポニスムが流行ったように、<br />異国風にするのがトレンドだったのでしょうね。<br />

    1階のメインホールに降りて来ました。
    八角形の部屋はイスラミック様式なのに、
    中央の大理石の噴水は西洋風です。
    19世紀は、ジャポニスムが流行ったように、
    異国風にするのがトレンドだったのでしょうね。

  • この眺めは、モスクを思わせるけれど、<br />装飾はやはり宮殿ならではの豪華さです。<br />

    この眺めは、モスクを思わせるけれど、
    装飾はやはり宮殿ならではの豪華さです。

  • それにしても、拝みたくなるような精巧さです。<br />

    それにしても、拝みたくなるような精巧さです。

  • メインホールから、左右に回廊が伸びて行きます。<br />この眺めが、モンセラーテ宮殿で最高の眺めになります。<br />

    イチオシ

    メインホールから、左右に回廊が伸びて行きます。
    この眺めが、モンセラーテ宮殿で最高の眺めになります。

  • セントラル・ギャラリー<br />宮殿の各部屋と塔をつなぐ廊下であり、ムーア様式で覆われています。<br />これがメインホールを中心に、北と南にそれぞれ伸びているのです。<br />

    セントラル・ギャラリー
    宮殿の各部屋と塔をつなぐ廊下であり、ムーア様式で覆われています。
    これがメインホールを中心に、北と南にそれぞれ伸びているのです。

  • ギャラリーの上に沿って、屋根が左右に分かれていて、<br />明かり取りが付けられているため、<br />こんな風にレースが良く見えます。<br />

    ギャラリーの上に沿って、屋根が左右に分かれていて、
    明かり取りが付けられているため、
    こんな風にレースが良く見えます。

  • モンセラーテ宮殿の模型を見つけました。おもしろい形をしていますね。<br />メインホールから左右に2列の屋根が連なっています。<br />その間のへこんだ部分がギャラリーです。<br />

    モンセラーテ宮殿の模型を見つけました。おもしろい形をしていますね。
    メインホールから左右に2列の屋根が連なっています。
    その間のへこんだ部分がギャラリーです。

  • 図書室です。他に何もないので、これ1枚だけです。<br />フランシス・クックと彼の子孫によって研究室として使用されました。<br />このため、頑丈なドアで閉めることができる唯一の部屋です。<br />クルミ材で作られ、狩りの女神ダイアナの装飾が施されています。<br />壁の本棚は、ネオルネッサンススタイルで、<br />落ち着いた造りになっています。<br />

    図書室です。他に何もないので、これ1枚だけです。
    フランシス・クックと彼の子孫によって研究室として使用されました。
    このため、頑丈なドアで閉めることができる唯一の部屋です。
    クルミ材で作られ、狩りの女神ダイアナの装飾が施されています。
    壁の本棚は、ネオルネッサンススタイルで、
    落ち着いた造りになっています。

  • エントランスホール<br />ゴシック様式のアーチとピンク大理石から成る八角形のホール。<br />本来は、ここから宮殿内に入って来る筈でした。<br />

    エントランスホール
    ゴシック様式のアーチとピンク大理石から成る八角形のホール。
    本来は、ここから宮殿内に入って来る筈でした。

  • ホールから南塔へ上がる階段があります。<br />南塔は、フランシス・クックの私室でした。<br />左のアーチから地下への階段があり、厨房へと行くことが出来ます。<br />

    ホールから南塔へ上がる階段があります。
    南塔は、フランシス・クックの私室でした。
    左のアーチから地下への階段があり、厨房へと行くことが出来ます。

  • 地下にある厨房は、2つの主要な部屋に分けられました。<br />1つは巨大なストーブを中心とした温かい料理用の部屋、<br />もう1つはサラダやデザートなどの冷たい調理用の部屋です。<br />パントリーとセラーとは階段で繋がっていました。<br />キッチンで調理された食事は、まだ機能している昇降式食器洗い機を<br />通してダイニングルームで受け取られました。<br />

    地下にある厨房は、2つの主要な部屋に分けられました。
    1つは巨大なストーブを中心とした温かい料理用の部屋、
    もう1つはサラダやデザートなどの冷たい調理用の部屋です。
    パントリーとセラーとは階段で繋がっていました。
    キッチンで調理された食事は、まだ機能している昇降式食器洗い機を
    通してダイニングルームで受け取られました。

  • 厨房が明るいのは、庭と反対側の土地が一段低くなっていて、<br />地下とはいえ、建物が地上に出ているからです。<br />使用人たちにとっても、働きやすい環境だったのではないでしょうか。<br />この写真は画面では見られないかもしれません。<br />別の写真にしても、順序を入れ替えてもどうしても表示されません。<br />入力画面には表示されるんですけどね。何故?

    厨房が明るいのは、庭と反対側の土地が一段低くなっていて、
    地下とはいえ、建物が地上に出ているからです。
    使用人たちにとっても、働きやすい環境だったのではないでしょうか。
    この写真は画面では見られないかもしれません。
    別の写真にしても、順序を入れ替えてもどうしても表示されません。
    入力画面には表示されるんですけどね。何故?

  • リビングルーム<br />女性たちが、読書や手芸などで楽しむスペースでした。<br />ここでは、簡単な表敬訪問を受けることもできます。<br />夕食後、男性たちがビリヤードルームに行っている間、<br />女性たちはこの部屋で過ごしました。<br />この部屋を飾るアングロインディアンの家具は、<br />クック家の時代に使用されていたものと<br />同じ型にしていますが、オリジナルではありません。<br />と、説明には書いてあったのですが、どの部屋もがらんとしていて、<br />殆ど家具などはありませんでした。<br />

    リビングルーム
    女性たちが、読書や手芸などで楽しむスペースでした。
    ここでは、簡単な表敬訪問を受けることもできます。
    夕食後、男性たちがビリヤードルームに行っている間、
    女性たちはこの部屋で過ごしました。
    この部屋を飾るアングロインディアンの家具は、
    クック家の時代に使用されていたものと
    同じ型にしていますが、オリジナルではありません。
    と、説明には書いてあったのですが、どの部屋もがらんとしていて、
    殆ど家具などはありませんでした。

  • 音楽室<br />レセプションと社交のメインの場所であり、<br />クック家とそのゲストがシントラに滞在している間、<br />午後と夜に音楽を楽しみました。<br />部屋全体の構造や装飾は、音楽が伝わりやすい優れた音響に<br />収斂(しゅうれん)しています。<br />

    音楽室
    レセプションと社交のメインの場所であり、
    クック家とそのゲストがシントラに滞在している間、
    午後と夜に音楽を楽しみました。
    部屋全体の構造や装飾は、音楽が伝わりやすい優れた音響に
    収斂(しゅうれん)しています。

  • 金メッキの花の装飾と石膏のドーム。<br />

    金メッキの花の装飾と石膏のドーム。

  • ドームの下には、アポロ、ミューズ、聖セシリア(音楽の守護聖人)<br />などの胸像があり、クック時代の夜を彷彿とさせます。<br />

    ドームの下には、アポロ、ミューズ、聖セシリア(音楽の守護聖人)
    などの胸像があり、クック時代の夜を彷彿とさせます。

  • ドーム全体に施された細かい装飾が、<br />素晴らしい音響効果をもたらしたことでしょう。<br />

    ドーム全体に施された細かい装飾が、
    素晴らしい音響効果をもたらしたことでしょう。

  • ああ、このギャラリーを持って帰りたい。<br />見るべきものは見てしまったので、帰るしかないのだけれど、<br />去りがたくてウロウロしてしまいます。<br />

    ああ、このギャラリーを持って帰りたい。
    見るべきものは見てしまったので、帰るしかないのだけれど、
    去りがたくてウロウロしてしまいます。

  • さあ、外に出ました。芝生とは反対側のテラスです。<br />

    さあ、外に出ました。芝生とは反対側のテラスです。

  • 建物の裏側から南塔を見ています。テラスの下に、厨房の窓が見えます。<br />

    建物の裏側から南塔を見ています。テラスの下に、厨房の窓が見えます。

  • ビリヤードルームからメインホールに掛けてを見ています。<br />

    ビリヤードルームからメインホールに掛けてを見ています。

  • 名残惜しくて、宮殿の周りを見て回っています。<br />

    名残惜しくて、宮殿の周りを見て回っています。

  • 音楽室の塔。南塔は私室があったけれど、北側の塔は吹き抜けです。<br />

    音楽室の塔。南塔は私室があったけれど、北側の塔は吹き抜けです。

  • おお、芝生側のテラスが19世紀末の退廃的な雰囲気になっています。<br />しかもちょうどそこへ、女性が歩いて来ました。舞台装置バッチリです。<br />アガサクリスティーの舞台に出て来そう。<br />

    イチオシ

    おお、芝生側のテラスが19世紀末の退廃的な雰囲気になっています。
    しかもちょうどそこへ、女性が歩いて来ました。舞台装置バッチリです。
    アガサクリスティーの舞台に出て来そう。

  • 最後に芝生を歩いてみます。<br />上から見るより、かなり急なので慎重に歩かないと危ない!<br />

    最後に芝生を歩いてみます。
    上から見るより、かなり急なので慎重に歩かないと危ない!

  • 振り返ってモンセラーテ宮殿を見ます。<br />ここまで降りて来ないと全体が写せないので、たいへんです。

    振り返ってモンセラーテ宮殿を見ます。
    ここまで降りて来ないと全体が写せないので、たいへんです。

  • こんな風に愛を語り合ったカップルもいたのでしょうか。<br />さて、モンセラーテ宮殿を後にします。<br />

    こんな風に愛を語り合ったカップルもいたのでしょうか。
    さて、モンセラーテ宮殿を後にします。

  • 宮殿前のバス停で、435系統のバスを待ちます。<br />世界各国から観光客が来るので、文字が読めなくても絵でわかるようになっています。<br />

    宮殿前のバス停で、435系統のバスを待ちます。
    世界各国から観光客が来るので、文字が読めなくても絵でわかるようになっています。

  • シントラ駅は始発駅で、リスボンのオリエンテ駅かロッシオ駅、<br />またはALVERCA駅行きが頻繁に出ています。<br />私はオリエンテ駅から電車に乗って来ましたが、<br />この後リスボン中心部で市電に乗って遊ぶので、<br />ロッシオ駅行きに乗りました。では、次回はリスボンにて。<br />

    シントラ駅は始発駅で、リスボンのオリエンテ駅かロッシオ駅、
    またはALVERCA駅行きが頻繁に出ています。
    私はオリエンテ駅から電車に乗って来ましたが、
    この後リスボン中心部で市電に乗って遊ぶので、
    ロッシオ駅行きに乗りました。では、次回はリスボンにて。

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