2019/03/14 - 2019/03/20
205位(同エリア1251件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記695冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,038,860アクセス
- フォロワー48人
2019年3月、ポルトガルを訪れました。
主な行程は、リスボンからロカ岬・オビドス・ナザレ・ポルト・アヴェイロ・コインブラ
と周って、リスボンに戻り1日自由行動というものです。
7回目は、ポルトの半日観光の続きです。ツアーでの徒歩観光は終わりました。
リベルダーデ広場で一旦解散して、90分間のフリータイムです。
まさか40分と書かれていたフリータイムが90分まで延長されるなどとは、
思わなかったので、サン・ベント駅付近に行くことしか考えていませんでした。
本降りの雨が降る中で、付け焼刃の90分。
どれだけ歩き回れるのかわからないけれど、行って見るしかない。
出発がリベルダーデ広場なので、先ずはサン・ベント駅方面に行って、
その先にあるサント・イルデフォンソ教会を目指します。
その後は市電に沿って西に向かい、クレリゴス教会、そしてカルモ教会を見学しました。
市電を撮っていると、行先にCARMOと書かれているので、
行かない訳にはいかない気がして来たのですが、なかなか面白い見学が出来ました。
長いようで短い90分。晴れていてくれたらと思わずにはいられませんが、
精一杯歩いて来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ポルトの中心に南北に細長く広がるリベルダーデ広場。
一番奥には立派な塔を持つ市庁舎があります。
ここで、ツアーは一旦解散します。
雨がひどくならないことを祈りながら出発します。リベルダーデ広場 広場・公園
-
広場にはオープントップの観光バスが停まっていました。
その向こう辺りに、「Ateneia」というカフェがあります。
現地ガイドお勧めの、今、チョコレートが美味しいと言われている
お店だそうです。
その辺りで90分後に再集合です。アヴェニーダ カフェ アンドレストラン 地元の料理
-
マグノリア(木蓮)の咲く道を、サン・ベント駅方向に戻って行きます。
-
渋い色のレトロな市電がPr. da Liberdade電停に停まっています。
30分間隔の運行で、車内で1回券が3ユーロで買えるそうです。
ここから、バターリャ広場まで乗って行けば良かったかなあ。
でもね、街って実際に歩いてみて初めて分かるんだと思います。
トラム(市電)に乗って遊ぶのは、リスボンまでとっておこう。 -
クレリゴス教会を背にして、22番の市電が進んで来ます。
22番は環状線です。
東はバターリャ広場から、西はカルモ教会の前まで、
一方通行で走っています。
でもどうしてもわからないんです。
こっちの方向だとBATALHAと書いてあるんじゃないのかなあ? -
聖アントーニオ・ドス・コングレガードス教会
(Igreja de Santo Antonio dos Congregados)。
サン・ベント駅のすぐ前にあって、このアズレージョです。
どうしても気になります。
リベルダーデ広場からもすぐなので立ち寄りました。
ところが、この日は日曜の午前でした。
敬虔なキリスト教徒の方々はミサに忙しい時間なのです。
ということで、ちらっと中を覗いて一歩も入らずに
教会を後にせざるを得ませんでした。
なんてこった。これから教会巡りをするというのに、
どこでもミサをやっていたら、入れないじゃない。
既に雨模様ではありますが、尚一層、暗雲立ち込めた気分です。コングレガドス教会 寺院・教会
-
正面のアズレージョだけ、ご覧ください。
聖アントーニオらしい聖職者が、
いかに天上人と親しいかが表わされています。
無神論者が見ると鼻白むくらいあからさまなんですが、
キリスト教ってこういうものなんですかね。 -
サン・ベント駅の北側を通る31デ・ジャネイロ通り
(R. de 31 de Janeiro)に入ります。
1月31日通りという意味です。何があった日なんだろう? -
市電が私を追い越して行きます。
あれ?この22番は、さっきと同じ市電じゃない?
車体番号が同じ131だもの。
さっき見えていた先頭はCARMOだけど、後ろはBATALHAなの?
そんなことってある?いつもこうなの?それともたまたま忘れたの?
方向不案内の旅行者にはむごい表示ミスでした。
グルグル回る環状線なんだから、結局はどちらも行くけどね。
バターリャ広場の電停はスイッチバックだから、
方向が変わってしまうので、もう気にしないのかも。 -
1月31日通りは、真っすぐな坂道です。
こうして見るとすごい坂ですが、傾斜が常に同じなので
意外に歩きやすい気がしました。 -
坂道の頂上にあるサント・イルデフォンソ教会です。
このアズレージョはなかなかすごいと思って、来て見たかったのです。 -
こちら側はすべて階段になっています。
信者に対する歓迎の気持ちの表れなのかな?
それにしても誰もいない(いや、一人いるけど)・・・まずいな。サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
-
主題はともかくも、アズレージョがとても精密で美しい。
サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
-
サント・イルデフォンソ教会のアズレージョは、
サン・ベント駅の作者と同じジョルジェ・コラコです。
さすがはポルトガルを代表するアズレージョ画家の作品です。サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
-
さぞや中は素晴らしいだろうと覗いてみると、
ああやっぱり。ミサの最中でした。
良く響く讃美歌を1曲聞いて、教会を後にしました。
なんてこった。なんでこの時間がフリータイムなんだろう。サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
-
ポルトの歴史地区は世界遺産に認定されています。
旧市街の至る所で、こうしたプレートを目にします。
集合場所のリベルダーデ広場の騎馬像の下にもありました。 -
サント・イルデフォンソ教会から、1月31日通りを見下ろします。
せっかくここまで上がって来たのに、
元来た道を引き返すのは癪に障ります。 -
サント・イルデフォンソ教会から北に伸びるサンタ・カタリナ通り
(Rua de Santa Catarina)を進みます。
この道をずっと行けば、メトロのボリャオン(Bolhao)駅があり、
全面アズレージョで有名なアルマス礼拝堂があります。
しかし、ボリャオン市場は改装中で閉鎖されているし、アルマス礼拝堂
まで行ってしまうと、集合時間までに戻って来られるか不安です。
今回はその方面には行くことを諦めました。
もっと早くにフリータイムがどっさりあるとわかっていれば、
22番の市電でMarcolino Santa Catarina電停まで来て、
アルマス礼拝堂へ行き、西に向かってトリンダーデ教会に
行くことも出来たのではないかと思います。
地図で見ると距離感がよくわからないのですが、
実際に歩いてみると意外と近いことがわかりました。 -
22番の市電がやって来ました。バターリャ広場に一旦入って、
また出発して来たのです。
ずっと傘を差しながら坂道を上がって来た私とまた合流するとは、
市電に乗っても足は楽かもしれないけれど、
時間は稼げないということだなと思います。 -
この22番の行先はバターリャになっています。
今、そこから出て来たばかりでしょうに。
サン・ベント駅の前ですれ違った時には、前がカルモ行きで、
後ろがバターリャだったので、
バターリャでスイッチバックして来たのがわかります。 -
ぷぷぷ・・・やっぱりうしろがCARMOになってる。
確かにカルモに向かっているんだけどね。
やれやれ、22番の市電に乗る時は、
行先表示に惑わされないようにしないと困惑します。
ここで市電に気を取られて失念したことがあります。
この角の右側数軒先にマジェスティック(Majestic Cafe)という
カフェがあります。
たいへん優美で高級な内装のカフェで、1991~94年に
J・K・ローリングが通い、ハリーポッターの第1作を書いたと
言われています。
立ち寄ってみたかったのに、すっかり忘れてしまいました。 -
市電の後を追って、パッソス・マヌエル通り(R. de Passos Manuel)に曲がりました。
ここからは西に向かって行きます。 -
ビルの谷間を走る22番。
ちょっと今までとは町の雰囲気が変わりました。
オフィスビル街となって、ちょっと味気なくなったかな?
でも、どこの旧市街も人々が生活している都市の
ほんの一部を占めているだけなのは同じこと。
これもポルトです。 -
ドン・ジョアン1世広場から市庁舎の塔を臨みます。
-
リベルダーデ広場の北にあるアリアードス通りに来ました。
この真下にはメトロが通っていて、22番の市電と乗り換えが出来ます。
メトロとは言っても、駅と駅の間隔は狭いようで、
コンスタントに駅があります。 -
ポルト市庁舎です。塔の高さは70m。
塔と建物のバランスが合っていないので、安定感が足りない気がします。 -
リベルダーデ広場を遠望します。解散した騎馬像が見えますが、
まだまだ集合場所に行くつもりはありません。
そのまま広場を突っ切ります。 -
しばらく行って、広場方向を見ると、
美しい塔が頭一つ抜きん出ています。
あれは、リベルダーデ広場に面したショッピングビルでした。 -
クレリゴス教会(Igreja dos Clerigos)を目指してクレリゴス通りまで
南下してくると、またまた22番に遭遇。
余程縁があると見えて、行く先々で一緒になります。
それなのに乗ることだけはできないなんて。
環状線は一周30分程度だそうです。
1回券が3ユーロもするから一周乗らなくちゃ、もったいない。
本気で利用するなら、アンダンテ24などで利用しないと
1回券は高すぎます。
そういえば、一周30分の22番は、30分おきの運行。
つまり同じ車両がグルグル回っているだけ? -
近くの店のショーウィンドウには、
市電のミニチュアが売られていました。
以前、ウィーンの街角で、オーストリア国鉄の機関車の側面全体に
シシィ(オーストリア皇妃エリザベート)の姿が描かれた
模型を売っていて、思わず「欲しい」としばらく悩んだことがあります。
でも、HOゲージだったので、さすがに手が出ませんでした。
後ろのガロはちゃんと鳴いていますね。 -
クレリゴス通りの突き当りにクレリゴス教会があります。
この教会の前で道路は右に迂回して続きます。
この辺りは一方通行の道路が入り組んでいて、慣れていないと
目的地の近くまで来ても、なかなか辿り着けないことになりそうです。
クレリゴス教会は、何故かものすごく細長い教会です。
前面は石造りですが、側面は白い普通の壁なんですね。 -
珍しくアズレージョが見られません。
その代わり、玄関の上には大きな楕円形の窓。
これはポルトの古い家が、細長い家屋のために玄関のある側は
窓だらけなのと同じなのかな?
観光客の入り口はここではありません。右側面に沿って行きます。 -
側面の小さな扉から中に入ります。
教会部分は無料ですが、塔と博物館の入場料は6ユーロです
(ポルトカードで半額)。ボルサ宮との共通券は18ユーロ。
有料入場者は右手の階段を上がって行き、教会に入る人は左に進みます。
そして現れるのがこの礼拝堂です。 -
主祭壇です。
クレリゴス教会は、イタリア人建築家ニッコロ・ナッソーニによって
建てられた、バロック式の教会です。
1748年7月28日、クレリゴス教会で初めての礼拝が行われました。
全てが完成したのは1779年、6階建てで高さ75mのクレリゴスの塔が
併設されました。
クレリゴスは「聖職者」を意味し、
彼らが集う場所を作るのが目的で建設されました。
今、博物館になっている真ん中部分は本来は集会場や、
施療院などでした。 -
首座は高く作るものですが、こんな風にウェディングケーキのような
段々になっているのは珍しい。
本尊は「聖母被昇天」なので、聖母を地上からせり上げた感じ
なのでしょうか。
足元には、聖ペテロ(左)と聖フィリップネリ(右)の
2人の共同守護聖人がいます。 -
「聖母被昇天」だそうですが、絵画によく見られるような
天使や迎えに来たキリストなどの姿はありません。
頭の上の王冠がすごく重そうで、なにもそこまで大きなものを
載せなくてもと余計なことを考えてしまいます。
聖母の衣装も近世の貴族のドレスのようなのが、興味深いです。 -
気になるのが、このカーテンの中。二人の守護聖人の間にあるのですが、
こういうのは見たことがありません。ミサの時は開くのかなあ? -
祭壇を両側からパイプオルガンが挟んでいます。
天井が高いから反響が良さそう。 -
ドーム部分。二つの窓は薄青くて、まるで外が青空であるかのよう。
中心に「M」の飾り文字があります。
聖母像の頭の上で燦然と輝いていたのもこれでした。
これは、教会を建てた聖職者同胞団の紋章です。 -
側面には、ゴテっとした感じの飾りにびっしり囲まれた聖母子像。
しばらくは、目が何を映しているのか
わからないくらいの作り込み様です。
そして聖母子の他にもう一人いるのは誰?
ポルトガルの教会はこれまでとはちょっと違うので、
おもしろいけど、モヤモヤも増えるなあ。
そういう人のために、祭壇の下に説明書きが置いてありました。
イエスを抱っこしているのは聖アン(ナ)。
聖母マリアをやはり処女懐胎した母親アンナだそうです。
そういえば、徳島県の大塚美術館でそういう絵を見たなあ。
ジョージアの教会でも祀られているのを見て、
初めて聖母マリアの母親の話を聞いたのでした。
教えてもらっているのに、身に付いていないなあ。 -
守護聖人エミディウス
3世紀に殉教し、イタリアの都市アスコリピチェノに埋葬されたました。
1703年、大地震が起こった際、アスコリピチェノだけは被害を免れ、
これが聖エミディウスの奇跡と認定され、守護聖人となりました。
ただ、イタリアの都市の守護聖人が、
何故ここに祀られているのかはわかりませんでした。 -
こちらは悲しみの聖母「ピエタ」です。
嘆き悲しむ聖母が椅子に座り、その足元に棺に入れられた
キリスト像が置かれています。
こんな構図はあまりないと思います。
バチカンで有名なピエタはマリアがキリストを膝に載せています。
そのイメージが強いのかなあ。足元に横たわっているのも多いかしら。
でも、マリアとキリストが別々というのは見たことないなあ。 -
クレリゴス教会を出ます。雨が降っているので塔に上るのはやめました。
雨宿りには博物館もいいのですが、やはり街歩きをしたいので、
礼拝堂だけにして歩き出しました。
この地区の中心にあるポルト大学です。 -
写真博物館(Centro Portugues de Fotografia)です。
「Porto.」のモチーフが置かれています。ポルトガル写真センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
写真博物館の前のコルドアリア庭園(Jardim da Cordoaria)では、
マグノリアが満開。 -
写真博物館というのはあまりないので、出来れば見学したかったです。
ポルトガルに来てから、芸術的な壁画を多々見掛けました。
写真作品にも興味深いものがたくさんあるんじゃないかと思います。
海外旅行で都市を訪れると美術館・博物館に行くことは
ツアーでもあります。
でも、特殊な博物館にはなかなか行かれません。
惜しいことだと思います。
※クロアチアの首都ザグレブには「失恋博物館」なんてものもあります。 -
シャクナゲが咲き始めています。
アーモンドの花が散り始め、藤棚が賑わい、木蓮が満開で、
とても3月とは思えない花盛り。
ポルトガルの春は、日本の2ヵ月分が凝縮している様な気がします。
この後、ジャカランダが咲くんです。
世界で有名なのは南アフリカですが、結構あちこちで咲くようです。
日本人はジャカランダが好きなので、
もっとポルトガルのジャカランダを宣伝するといいんじゃないかな?
日本では宮崎が有名ですが、近年、熱海でも海岸沿いの道に
ジャカランダの並木が育ち、
なかなかの見応えになって来ています(旅行記参照)。 -
2017年の熱海のジャカランダです。
気候の違いで、外国のジャカランダのように花だけが
いっぱいに咲くのではなく、葉も同時に茂るのだそうです。
この写真は6/10のもので、この日からジャカランダまつりが
始まりました。 -
ポルト大学の周辺の建物も、正面に大きな窓が目立ちます。
色や形が揃っている訳ではないのに、
なんとなく雰囲気が揃っていて、素敵です。 -
Ramalho Ortigaoの銅像が立ちはだかるパラーダ・レイタン広場
(Praca de Parada Leitao)を歩いて行きます。
Ramalho Ortigaoは、1915年に亡くなった作家です。 -
イチオシ
パラーダ・レイタン広場で、
観光客らしいおじさんが写真を撮っていました。
なんかいい一コマになりました。 -
イチオシ
彼に勝るパフォーマーはいない!。レトロな市電と服装まで合ってる。
-
「CARMO」と市電に表示されていた場所です。
ここでは、西に向かって下って行く18番の市電(左の赤い電車)に
乗り換えることが出来ます。
旅行記(2)で見た市電博物館のそばのマサレロスまで行き、
そこで今度は1番の市電に乗り換えて、
ドウロ川沿いを走り、サン・フランシスコ教会の前まで
戻ることが出来ます。
そう考えると、市電遊びもしたくなる。
ポルトは1日では回り切れないなぁ。 -
CARMOを出発してマサレロスを目指している18番は、
行先表示が前も後ろもCARMOの状態で走って行きました。
あれはきっと行先表示ではないんだな。当てにするのは止めよう。
交通機関は正確を旨とする日本人には信じられない緩さでした。 -
この広場に面した建物は、雨に濡れてちょっと暗くなってしまった
けれど、アズレージョを施して、簡素ながらも優美なデザインです。
派手なユーゲントシュティールより、なんだか落ち着くなあ。
(ユーゲントシュティールが嫌いな訳じゃないけど) -
さあ、カルモ教会です。ポルトの市電を見て洗脳されたCARMO。
「地球の歩き方」には取り上げられていないのですが、
側面のアズレージョがすごい教会です。
どっしりと大きな教会に見えますが、実は隣の教会とくっついている
のであって、右半分がカルモ教会です。カルモ教会 寺院・教会
-
カルモ教会は、1756~1768年に建てられました。
入口に立つのは、イタリアで造られた預言者エリヤとエリシャの
彫刻です。 -
カルモ教会の左隣に建つ「カルメル教会(Igreja dos Carmelitas)」。
外壁は1628年に完成し、鐘楼も17世紀半ばに完成しました。
それにしても何故、こんなに近接して建てたんでしょうね。カルメル会教会 寺院・教会
-
カルメル教会の鐘楼。びっしりとアズレージョで飾られています。
せっかくのタイルが長年の汚れで台無し。高圧洗浄機で洗ってあげたい。
古いタイルだから、壊れちゃうかな? -
世界遺産のプレートがあります。
プレートには、ちゃんとその建物の絵が描かれているので、
どれを指しているのか一目瞭然。 -
カルモ教会に入って見ました。
やはり、クレリゴス教会などと比べるとちょっと狭い感じがします。
しかし、祭壇を飾る重厚な金細工はすごいです。カルモ教会 寺院・教会
-
内陣との間仕切りになっている両側の柱があります。
左の柱の手前に赤い絨毯を敷いた踏み台が見えます。
見ていると、ここから人が入って来るのです。
何故、正面から入れるのに横から入って来るんだろう?
しかも、そうした人達は、内陣の奥まで行って、横に抜けて行くのです。
見学コースがあるんじゃないかな? -
そうなんです。カルモ教会見学コースがあります。
これはそのパンフレットです。
3の正面玄関から入って、5にいます。それで出るだけなら無料ですが、
内陣やその他の施設を見学する場合には、
一旦左の1で受付をして入場料を支払います。
入り口は建物の左脇に「ENTRADA」と書かれた部分から入ります。
狭い通路を奥に進むと、右手には赤い絨毯の踏み段のある場所があり、
そこに行く前に左手にある1のチケット売り場で支払いを済ませます。
このパンフを手に持って歩けば、奥まで入場できます。
では、脇から入って行きます。 -
教会の内部には、7つの豪華な金箔の祭壇、彫刻家フランシスコ・
ペレイラ・カンパニャ(Francisco Pereira Campanha)の作品や、
油絵があります。 -
豪華すぎて、まばゆい祭壇ですが、
ちょっと胸やけがしそうな金キラキン。
リスボンの聖ジェロニモス修道院で薄々わかったけれど、
どうもポルトガルの祭壇はまばゆ過ぎて好みではないんですね。 -
カルモ教会の祭壇がおもしろいのは、
彫像ではなく人形が置かれている点です。 -
主祭壇の重々しいこと。金って、たくさん使うと有難みが無くなるのね。
その中で気になるのが、
キリストの須弥山のような台座の前に座っている白い羊。
前足で十字架を抱えて、やけに涼しげな顔。
ヨハネ福音書で、洗礼者ヨハネは、イエスの姿を見て、自分の弟子たちに「見よ。神の小羊だ」と教えています。
出エジプトの際に、モーセと共に脱出する人は子羊を殺して食べ、
その血を玄関に塗ることによって救われました。
この殺された小羊「過越の小羊」は、
その血によって人類の罪をあがなったイエス・キリストの姿を表し、
「神の小羊(アニュス・デイ)」と呼ばれます。 -
磔刑像も彩色された人形になっています。生々しくて、苦手。
-
向かって右側が聖母マリア。「Our Lady Of Carmo」
-
左が、聖母マリアの母、聖アンナ。
ポルトガルでは、この人の存在が大きいんですね。 -
台座の下部分。もう何を見ているのやら、判別不可能な気がします。
その中で、中央のエンブレムにも子羊が描かれているのが見て取れます。
先程の白い子羊は、画面の上、ちょっとだけ写っています。 -
側面に3つある窓にも、テラスと垂れ幕の金装飾です。
カルモ教会は左側は隣の建物と近接してますが、
内陣部分には左側にも窓があります。
壁の分厚さがわかりますね。
その外側には、あの大きなアズレージョがあります。 -
天井画です。キリストの復活?
-
こんなにも痛々しい姿を見るのは、すごくイヤなんですが、
信仰心なんですね。
両膝なんか、紫色になっています。 -
こういう教会もあるのだと、よ~くわかりました。
今日はもう、教会は終わりだな、きっと。
こうした金泥細工で有名なサン・フランシスコ教会には
行かれなくて良かったかも。 -
祭壇をこの角度で撮れるのは、見学コースだけです。
主祭壇の見学を終えると、祭壇に向かって右手にある扉から
出て行きます。 -
主祭壇の脇にある通路を進み、左に現れた階段を降ります。
ここが地図の6で、「CATACOMBS」と書かれています。
地下納骨堂カタコンベです。 -
カタコンベの横の小部屋には、銀器のコレクションが陳列されています。
-
突き当りにはまた左側に、上り階段があります。
その踊り場にアズレージョがあります。
そこから先には行かれません。 -
覗き見しています。
7の「SACRISTY」なんですが、
扉に鍵がかかっていて開きません。
隙間から、無理矢理撮ってます。
すごいお宝がありそうですが、残念です。 -
カルモ教会の外に出ました。
図にあるように、出口は正面玄関からずっと奥の側面です。
教会から少し北側にあるカルロス・アルベルト広場
(Praca de Carlos Alberto)に来ました。
1914年の第一次世界大戦の慰霊碑があります。
背後にはマグノリア(木蓮)が咲いています。カルロス アルベルト広場 広場・公園
-
忘れな草のような青い草花が咲き、
シャクナゲがツツジのように赤く咲いています。
そういえば、ヨーロッパでツツジは見ないかな?
シャクナゲはいろんな色があるけれど、いつもこの色ばかりなのは、
日本のツツジと同じね。カルロス アルベルト広場 広場・公園
-
これでカルモ教会の見学は終わりにしてしまっては、もったいない。
取って返して、ちょっと珍しい建物の見学をします。 -
カルモ教会の側面のアズレージョです。
1912年に追加されたもので、ポルトガル国内最大級の物です。
これらのタイルは「Silvestro Silvestri」のデザインで、
Carlos Brancoによって描かれ、
ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区の2つの工場で制作されたそうです。
アズレージョには、カルメル会発祥の地である「カルメル山」が
描かれています。カルモ教会 寺院・教会
-
カルモ教会の左にはカルメル教会があります。
実は、2つの教会の間に非常に幅の狭い家があります。
窓が上下に2つあるのがそれです。
こちらの家には1980年代まで住人が住んでいたそうです。
左のカルメル教会は女子修道院を併設しているので、
カルモ教会とは同じ壁を共有しないように、間に家を挟んでいるのです。
この家は「HIDDEN HOUSE(秘密の家)」と呼ばれています。 -
1階は、チケット売り場への通路と階段だけです。
2階にはいきなり寝室があります。
カルモ教会のHPには1m幅と書かれていたのですが、
どう見ても2mはあります。 -
3階は、居間兼応接室です。
こうして見ると、立派な調度品で、極小住宅には見えません。 -
4階は、食堂と
-
台所があります。ここが最上階です。
現代だったら、寝室が最上階で、水まわりは最下層でしょうが、
昔は使用人は屋根裏部屋と地下が普通でした。 -
狭い階段を降りて行き、カルモ教会の見学を終えます。
教会よりも、こっちの方がおもしろかったかな。
両側を教会に挟まれて、どんなに暗い生活空間かと思ったのですが、
階段の2つの踊り場の窓と、裏の窓だけで
雨の日でも意外と明るかったです。 -
ポルト大学の北側に、ライオンの泉があります。
上階にアズレージョのある建物の右側の道を行けば、
ポルトの有名観光地に行かれます。ライオンズスクエア 広場・公園
-
カルメリッタス通り(R. das Carmelitas)です。
雨にも関わらず、傘の列が並んでいます。やはり人気があるんですね。 -
レロ・イ・イルマオンまたはリブラリア・レロ(Livraria Lello)です。
イギリスの新聞社ガーディアンが「世界で最も美しい書店ベスト10」に選出したことで有名になりました。レロ・イ・イルマオン 専門店
-
周辺のポルトガルの伝統的装飾とは異なるアールヌーボーの外観です。
1881年に創業し、1906年からこの場所で営業している
本屋さんです。レロ・イ・イルマオン 専門店
-
店の入り口には、こんなマントを羽織った係員が立っています。
実はこの本屋さん、有料なんです。5ユーロを支払って中に入ります。
このチケットは金券になっているので、
店で書籍などを買えば実質無料です。
この本屋は、内装が美しいだけでなく、
ハリー・ポッターシリーズの作者J・K・ローリングが
1991~1993年にポルトで英語の家庭教師をしていた時に、
通ったというので、一気に人気が高まりました。 -
とても並ぶ気にはならなかったので、外から一枚だけ撮ってみました。
店の真ん中にある優美な曲線の階段が最大の特徴です。
ちらっとでも見られたから、まあ良しとしよう。 -
近所の宝飾店のウィンドーにこんなアクセサリーが展示されていました。
クレリゴス教会の塔と、PORTOと書かれた帆船。
ラベーロと言われる帆船はかつてポートワインを運んだ船です。 -
その隣に飾られていたネックレス。その完成度の高さに脱帽。
もっと小さかったら欲しいけど、如何せん大き過ぎる。 -
クレリゴス教会の脇を通って、坂道を下って行きます。
そろそろ集合時間が迫っています。
今頃になって雨が小止みになって来ました。 -
リベルダーデ広場に降りて来ました。
この写真の左の建物には、
最近注目を集めている魚の缶詰屋さんがあります。
魚の缶詰?そんなものが何故人気なの?と私も思い、
この時は立ち寄りませんでした。
しかし、後にコインブラでその店を見て、ああ寄れば良かったなと
思ったので、紹介しておきます。
コムル(Comur)社という店で、製品はほぼ缶詰だけなのですが、
その缶詰の美しさにびっくり。
店内は遊園地のお土産売り場のように華やかです。
但し、同様にたいへん高価な商品でもあります。
HPはwww.comur.comとのことですが、
セキュリティに問題があるようなので、
トリップアドバイザーの口コミページを貼り付けておきます。
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g189158-d13554622-Reviews-Comur_A_Conserveira_de_Portugal-Lisbon_Lisbon_District_Central_Portugal.html
地図の場所は、写真を撮った場所ではなく、
その店の場所にしておきます。 -
バスに乗り込み、ドン・ルイス1世橋の東隣の
インファンテ橋を渡っています。
これがポルトの見納めです。
カンパニャン駅からサン・ベント駅の間で
わずかに地上に顔を出す部分の線路が見えます。
鉄道で来た場合は、この区間で川が見えたら、
ドン・ルイス1世橋も見えるかもしれません。 -
ポルト(1)で最初に見たドナ・マリア・ピア橋です。
行きには下から、出る時は上から見て、
これがポルト最後の写真になります。
ポルトは、独特の地形から景観が素晴らしい町です。
ポルトガルの起源でもあり、ポートワインで栄えた魅力ある町並み。
見どころは狭い範囲に集まっていて、それを巡る市電もあります。
J・K・ローリングゆかりの地としても名を馳せています。
是非ともゆっくり時間を掛けて、探索してください。
次回は、アヴェイロに行きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ポルトガル周遊
-
前の旅行記
ポルトガル第二の都市ポルト (2) アズレージョの駅とドン・ルイス1世橋の上
2019/03/14~
ポルト
-
次の旅行記
ポルトガルの運河の町アヴェイロの、アズレージョを纏った旧駅舎
2019/03/14~
アヴェイロ
-
ポルトガルの首都リスボン (リベイラ市場とビッカ線)
2019/03/14~
リスボン
-
ポルトガルの首都リスボン (ベレンの塔・発見のモニュメント・ジェロニモス修道院)
2019/03/14~
リスボン
-
ヨーロッパの最西端・ロカ岬と大西洋に臨む リゾート地ナザレ
2019/03/14~
ナザレ
-
ポルトガルの城塞都市オビドス
2019/03/14~
オビドス
-
ポルトガル第二の都市ポルト (1) 橋と夜景とメトロ見学
2019/03/14~
ポルト
-
ポルトガル第二の都市ポルト (2) アズレージョの駅とドン・ルイス1世橋の上
2019/03/14~
ポルト
-
ポルトガル第二の都市ポルト (3) 市電と共にアズレージョの教会巡り
2019/03/14~
ポルト
-
ポルトガルの運河の町アヴェイロの、アズレージョを纏った旧駅舎
2019/03/14~
アヴェイロ
-
ポルトガル王家の避暑地シントラ(1) ペナ宮殿 -前編-
2019/03/14~
シントラ
-
ポルトガル王家の避暑地シントラ(2) ペナ宮殿 -後編-
2019/03/14~
シントラ
-
ポルトガル王家の避暑地シントラ(3) シントラ王宮
2019/03/14~
シントラ
-
ポルトガル王家の避暑地シントラ(4) レガレイラ宮殿
2019/03/14~
シントラ
-
ポルトガル王家の避暑地シントラ(5) モンセラーテ宮殿
2019/03/14~
シントラ
-
リスボンのケーブルカー・グロリア線と市電12番、そして夕暮れ散策
2019/03/14~
リスボン
-
ポルトガルの首都リスボン 最後の朝は市電28番制覇
2019/03/14~
リスボン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ポルト(ポルトガル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポルト(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
488円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ポルトガル周遊
0
102