2019/03/14 - 2019/03/20
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ミズ旅撮る人さん
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2019年3月、ポルトガルを訪れました。
主な行程は、リスボンからロカ岬・オビドス・ナザレ・ポルト・アヴェイロ・コインブラ
と周って、リスボンに戻り1日自由行動というものです。
4回目は、リスボンからロカ岬に行き、少し北上して訪れた城塞都市オビドスです。
昨年末に南仏で「鷲の巣村」と呼ばれるエズやサン・ポール・ド・ヴァンスを訪れ、
すっかり小さな中世都市に魅せられて、ポルトガルにもそうした小さくまとまった
城塞都市があると知り、とても楽しみにしていました。
イベリア半島に進攻して来たイスラム教徒のムーア人から身を守るために
城塞で囲まれた町が出来ました。
南仏の鷲の巣村のように岩にとりついたような造りではないので、
歩いて散策するのも楽で楽しいです。
また、この地方特産のサクランボのお酒ジンジャもあります。
グイっと飲むのではなく、なんとチョコレートの器に入れて、チビっとたしなみます。
城壁の上を歩くことも出来ます。
クロアチアのドゥブロブニクが有名ですが、
あそこのように一周1時間以上などという規模ではないので、お手軽です。
但し、あちこちで大規模な修復工事中のため、
上がれるポイントが限られていて、歩ける範囲が制限されているので注意が必要です。
まだ3月だというのに、城内は花がいっぱい咲いていて、既に春爛漫。
藤が花房を垂れるポルトガルは、暖かい国です。
花の写真が多くなってしまって長丁場ですが、お楽しみいただけたら嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ロカ岬から高速道路を北上し132km。
城が見えたと思ったら、城塞でした。それは見る見る横に広がって
目的地オビドスであることが見て取れました。
ああ、あんな風に広がっているんだ。
高低差のある南仏の鷲の巣村とは違い、
かなり水平に展開している町なのだとわかりました。
真ん中に水道橋があり、その後ろに左右に続く城壁があります。
その向こう側が旧市街です。 -
オビドスは南北に細長い構造をしています。写真はその北半分。
奥の石造りの城塞は現在はポサーダとなっています。
ポサーダとは、城をホテルに改築したもの。
憧れの「古城ホテル」です。 -
これが南側から見たオビドスです。黒縁の塔の前に駐車場があるので
バスを降り、奥へ歩いて行きます。
程なくして城門が現れます。オビドスの城壁の中に入るには、
メインはここですが、他に南門(東にあるのにこう呼ばれます)や
オビドス駅に向かう北門もあります。 -
この水道橋(Aqueduto de Obidos)は、古代ローマ時代のもので、
ずっと先の住宅地の中まで続いています。
そして、城門の前でブツッと終わるのです。
オビドスの城塞が造られた時、この水道橋はまだ使われていたのかなあ? -
この坂を歩いて行きます。
-
城壁に白い門が穿たれていますが、こちらは閉鎖されているので、
左側に開けられた何もない門から城塞内に入って行きます。
ポルタ・ダ・ヴィラ(Porta da Vila)です。ポルタ・ダ・ヴィラ 建造物
-
ポルタ・ダ・ヴィラの前には、中世の騎士の格好をした人が
立っています。
もちろん観光客の記念撮影のためで、有料です。この時はまだ営業前。 -
門に入ると、鉤型に曲がっています。
頭上は工事中。ここには見事な18世紀のアズレージョがあるのですが、修復中でした。ポルタ・ダ・ヴィラ 建造物
-
見えないアズレージョの下を通って左に行くと、この広場に出ます。
左の道がメインストリートのディレイタ通り(R. Direita)です。
観光客は、まずこの通りを進んで行きます。
実際、オビドスの飲食店以外の土産物店などは、
ディレイタ通りに集中しています。 -
下って行くこちらのジョゼファ通り(R. Josefa)にも
そそられるのですが、
先ずは、ツアーについて行かなければなりません。
ここで解散でもいいのにな・・・ -
では、ディレイタ通りに進みましょう。
-
ディレイタ通りの一番手前には、
カモンイスの記念碑のある広場があります。
カモンイスは、ポルトガルの詩人です。
リスボンのジェロニモス修道院に墓があり、
ロカ岬には、彼の詩を刻んだ石碑が建っています。 -
広場の前には、ディレイタ通りと並行するファーショ通り
(R. do Facho)に向かう小径があります。
うう、行ってみたい。
突き当りの白壁に黄色の縁取りは小さなホテル
(Casa S. Thiago d'Obidos)です。 -
ディレイタ通りは、まさに観光客のための通りです。
両側に土産物店が並びます。
300m程ありますが、メインはサンタ・マリア教会までの部分です。 -
これがオビドス名物のジンジャ(Ginja)です。
看板の表記はGinjinhaで、ポルトガル語でジンジーニャと言います。
ジンジャはオビドスでなくても生産していますが、
オビドス産のものが一番美味しいとされています。
18~20%の強いサクランボ酒です。
そのため、たくさん飲むのではなく、チョコレートのカップに入れて、
クイッと飲むのがここの名物となっています。 -
ディレイタ通りはあまり広くは無いので、オフシーズンでも
ツアーがかち合うと、こんな感じですんなりとは歩けません。ディレイタ通り 散歩・街歩き
-
ディレイタ通りの右手に広場が現れました。サンタ・マリア広場です。
オビドスで最大の広場で、公開刑罰も行われました。 -
サンタ・マリア教会(Igreja de Santa Maria)です。
ここも入り口が修復中ですが、中に入ることは出来ました。サンタ マリア教会 寺院・教会
-
オビドスは、1148年にムーア人による征服が終わると、
町が再建されました。
1282年、新婚旅行で訪れた王妃イザベルがオビドスを気に入り、
王は町を王妃の直轄地としました。
以来、1834年までそうしたちょっと特殊な町でした。
そのためか、メインの教会の内装も優美です。 -
オビドスは「王妃の村」として人気の観光地です。
-
大きくはない教会ですが、内部は豪華です。
-
この教会は12世紀にロマネスク様式で創建され、
何度か建て直されました。 -
赤い蝋燭が灯されています。
-
アズレージョは、かつてイベリア半島を統治した
イスラム教徒(ムーア人)の伝統を受け継いだもので、
ペルシアのモスクに見られるタイルが源です。
アズレージョという言葉は、
アラビア語で「ホーローで覆われた素焼き」を意味します。
ムーア人のイベリア半島に残した影響は計り知れないものがあります。
アズレージョは、隣のスペインでも見られました。 -
かつてスペインに初めて行った時、アズレージョを見て、
熱い日差しの中で、涼し気な青いタイルに
ひと時の清涼感を味わったものでした。
イスラムのモスクや、アジアの寺院など、
暑い国にはタイルの文化があります。
そのタイルをどのように装飾に生かすかが、各国の独自性を表します。
ポルトガルのアズレージョは、とても優美で、繊細で、ユーラシア大陸の西の端まで伝わって来たタイル文化の集大成なのだと思います。 -
顔がイマイチなのが、ちょっと残念。
-
17世紀のアズレージョが、すべての壁を覆っています。
この教会は、1448年にアフォンソ5世が
コインブラのイザベラと結婚式を挙げたことで有名です。
(結婚した年については1444年や1447年など多数あり)
結婚当時15歳だった夫婦の間には、3人の子供がいましたが、
イザベラは23歳で亡くなっています。 -
主祭壇です。大きなアーチの中に収められた宝石箱のような祭壇です。
どのアーチも天井部分の装飾がたいへん細かくて優美です。 -
サンタ・マリア教会の祭壇には、
もちろん聖母マリア像が据えられています。
よくわからないのが、その下にあるドームのある仏壇のようなもの。
他国の教会には無かったと思うんだけど。
日本の寺なら、秘仏が入っているけどなあ。 -
あれ?子供が膝まづいてお祈りをしています。
一人だけなら、信心深い子供だなあで済むのですが、続々と続きます。
いったい、いつの間にこんなに子供が入って来たんだろう? -
こちらでも始まりました。そして、観光客は押し出されてしまいました。
洗礼式の予行演習???ポルトガルにはポルトガルの慣習があります。
邪魔してはいけません。 -
サンタ・マリア広場の真ん中には、
ペロリーニョという柱が立っています。
罪人をさらし者にするものですが、
この広場のペロリーニョには逸話があります。
1491年に王子がテージョ川で亡くなりました。
悲しんだ王妃は、王子を引き揚げた網を
ペロリーニョに刻ませたのだそうです。
ガイドブックにも載っている話ですが、
現地のガイドも同じ話をしていました。 -
さて、再びディレイタ通りを北に向かって歩きます。
前方に終点であるサンティアゴ教会が見えて来ました。 -
華やかな観光地に似合いの鮮やかな花が白と青の壁に色を添えます。
でも、どうしてフラミンゴ? -
土産物屋で目立つのが、赤いトサカを持つ雄鶏の置き物。
これは「ガロ」と呼ばれる伝説の雄鶏です。
ポルトから電車で北に1時間の場所にあるバルセロス
(スペインのバルセロナとは別)という町に、
サンティアゴ・デ・コンポステーラに詣でる巡礼者が立ち寄りました。
彼は無実の罪を着せられ処刑されることになりました。
彼は、自分が処刑される直前に
裁判官が食べようとしていた鳥の丸焼きが
立ち上がって鳴くだろうと言いました。
その雄鶏を模して作られたお土産です。
買うなら、ちゃんと無実を証明すべく、
口を開けて鳴いている雄鶏にした方がいいよね。 -
サンティアゴ教会に着きました。
ここがオビドスの北端です。教会の裏手に広場があり、
そこでいろいろな催し物が行われます。
毎年3月には国際チョコレート・フェスティバル、
7月には中世市場が開催されます。
またクリスマスシーズンにはオビドスの村は
クリスマスイルミネーションで彩られます。 -
サンティアゴ教会の前から、ディレイタ通りを振り返ります。
左の塔がサンタ・マリア教会です。 -
サンティアゴ教会の前の小さな広場に面したプチホテル
「Casa S. Thiago do Castelo」です。 -
サンティアゴ教会の前で、解散前の説明を聞き、
いよいよフリータイムです。
私は一刻も早く、目的地に移動したくて、
うずうず説明が終わるのを待っていました。
再集合の時間まで、あと40分しかありません。
添乗員の話が終わるか終わらないうちに、
手を振って、即別行動に入りました。
サンティアゴ教会の左の小道を上ると、城門があります。
ここは、オビドス駅に一番近い門ですが、
まったくの裏門で、田舎道があるだけです。 -
ここにも魅惑的な小径が。こういう小さな道のすべてを歩きたいなあ。
さっきのプチホテルにでも泊まるか。
オビドスは割合、リスボンに近いため日帰り客が多いそうです。 -
左のシマ通り(R. de Cima)を下って行っても、
右のタリャダ通り(R. da Talhada)を行っても、
行き着くところは同じです。
この町は、大体の町の形と方向を覚えたら、
後は地図を見ないで適当に歩くことが簡単に出来ます。
だから、道に呼ばれたら、好きなように歩くのが一番。
でも、今の目的地は右手の道にあるので、石畳の坂を上って行きます。 -
オビドスの町は、西側が高くなっています。
だから町の全景を見るには西側の出来れば北の城壁に登るといいです。
但し、ポサーダより北側に行くと今度は下がってしまうので、
その手前、先程の北門辺りがベストポイントだと思うのです。
写真は、タリャダ通りの一番高い辺りから東を見ています。 -
おすすめポイントなので、詳しく説明しますね。
タリャダ通りを上って来ました。
前方に道幅が狭くなっている場所があります。
その横に2段の石段が見えます。ここを上ります。若
しくはその手前のわずかな岩の肩を辿ってもいいです。
すぐに反対方向に上がる道があるので
(下から見た写真ではわかりませんが)、
進行方向を変えて上って行きます。 -
整備されたハッキリした道ではないのですが、
城壁に上れる数少ない道です。
前方の城壁に石の階段が見えています。
ただ、残念なことに、2019年3月は、
オビドス全域で大規模な修復工事を行っていて、
入り口のポルタ・ダ・ヴィラが工事中だったように、
城壁もあちこちで立入禁止になっています。
この時は、ここから南側がポルタ・ダ・ヴィラまで全部立入禁止でした。
この足元の悪い坂道をエッサエッサと登っていると、
何故かツアーの人が何人かついて来ていることに気が付きました。
添乗員は、城壁の上を歩きたい人は、
ポサーダの中から登れますよと言っていた筈なんだけど。
余程、私がいい所に行くと思って、ついて来たようなんですが、
前方の階段の上が閉鎖されているのを見て、
「なんだ、城壁には上がれないじゃないの!」と叫んでいました。
私は黙って一人で来ただけで、
誰のガイドもしたつもりはないんですけどね。
城壁に上がれないとわかって、引き返した人が大半でした。 -
私の目的も確かに城壁に登ることでしたが、
その上を歩けなくてもここまで登ることが大事でした。
この景色を見てください。ここでしか見られないオビドスの全景です。
反対側の城壁の上からも見えますが、
低い位置から見たのとでは全然違います。
左の石造りの建物がポサーダ・カステロ・オビドスです。
この眺めが今回の表紙になりました。 -
崩れそうな石段の隙間からは、金魚草のような花が咲いていました。
石段がこんな状態だから修復工事が必要なんでしょうね。 -
ポサーダの前に広がるレンガ色の屋根と白い壁の南国風な町並み。
ポルトガルは地中海沿岸ではないけれど、そんな感じの町並みです。
東側の城壁が良く見えます。
中央付近に砦があり、その左側辺りにも上り口がある筈です。
今度はそちらを目指してみましょう。
城壁の立入禁止区域がどこなのかわからないので、
手当たり次第に登ってみます。 -
オビドスの中心地。サンタ・マリア教会が見えます。
この教会の正面が見られるのも、こちら側です。 -
城壁の一番上から振り返ります。
この辺りの城壁の上は、片側にしか壁がないのでちょっと怖そう。 -
通行止めの向こう側、ポサーダ側です。
城壁の上に人がいるので、やはりそちら側は歩けたようです。
但し、眺望はここまで来なければ、どうなのかな?
さて、いい眺めに満足したので、下りて次の上り口を探します。 -
ポサーダの脇からも上がれる筈です。
オステオスペルマムがいっぱい咲く階段を上って行きます。 -
城への入り口です。
-
城の壁に沿って階段があって、城壁の上に上がれる筈なのですが、
またまた工事中。
やれやれ、また階段を降りなくちゃ。 -
ラベンダーが咲いていました。胸いっぱいにいい香りを吸い込んで、
英気を養おう! -
城壁には上がれなくても、この場所も眺めがいいので、
登った甲斐はあります。
正面奥に見える砦がオビドスの南端。砦と教会の塔の中間辺りに、
ポルタ・ダ・ヴィラがあります。 -
ポサーダの前から城壁に沿って南東に下って行くカステロ通り
(Largo de Sao Tiago do Castelo)。
その延長線上の木立の中に白いテラスのような場所があります。
そこからも城壁に上がれる筈です。今度はせっせと降りなくちゃ。 -
カステロ通りは、ちょっと坂が急なので、
間隔を開けて段がついています。
周りを見てばかりいて、足元を見ていないとちょっと危険。 -
でもね、こんな花が咲いていたら、
足元ばかりを見てはいられないでしょう。
一枚前の写真の道が曲がる所にこんもり茂っていました。
いいなあ、この花。うちにも欲しい・・・ -
この家の壁にアズレージョがありました。
その絵柄は、このカステロ通りをポサーダに向かって描いてあるのです。 -
振り返ると、西側の城壁が随分高い所にありました。
城壁の一番右端が斜めにちょっと黒ずんで見える所が、
最初に上った階段です。 -
可愛い家や植物に目が行ってしまって、全然先に進めない。
私、いつあの白いテラスに行き着けるんだろう? -
こちらのお宅には、藤棚がありました。今、3月なんだけど・・・ね。
-
サンタ・マリア教会より低い場所になりました。
つい脇道に行きたくなるけど、
この道には入らずにカステロ通りを進みます。 -
白いテラスへの階段を上っています。
女学生たちとすれ違ったので、これは行けるのかな? -
ああ、残念。またもや立入禁止。
そこに見えている城壁には行かれません。
このテラスの道は、一応広めの石段が設置されていて、
主要な上り口だったと思います。
しかし、かなり荒れてしまっていて、
やはり整備が必要だなと感じました。
上りつつも「本当にこれ、上まで行かれるの?」と
自問自答したくなるような塩梅でした。 -
テラスから見たサンタ・マリア教会。
教会を目印にすると自分のいる位置がハッキリわかります。 -
カステロ通りを振り返って見ます。
ポサーダに隣接するサン・ティアゴ教会(Igreja de Sao Tiago)
が見えます。 -
テラスから降りてカステロ通りです。
更に下へとオステオスペルマムに促されながら下って行きます。
突き当りには、また藤棚。
オビドスの春は日本より1ヵ月ほど早いんですね。 -
黄色いランタナと、ピンクはたぶんローズゼラニウム。
いや、違うな・・ -
カステロ通りを降り切ると南門に行き着きました。
サンタ・マリア教会から真東に降りて来るとここに来ます。
東にあるのに何故「南門」? -
南門から上って行くコロネル・パシェコ通り(R. do Cel. Pacheco)。
車の通れる道は限られているので、狭く見えても車が結構通ります。
この先は、ポサーダの前の広場に出ます。 -
ホクシャが咲いています。
最近ではフクシアと呼ばれるようになりましたが、
日本で出回り始めた頃はホクシャだったんですよ。 -
なんと芙蓉まで咲いています。ちょっと黒味のかったいい感じの色です。
こんなに一辺にいろいろ咲いてしまったら、夏は何が咲くんだろう? -
木に咲く白い花って、リンゴか梨くらいしか知らないんだけど・・・?
-
イチオシ
ああ、なんだかとっても幸せ。
城塞都市の景観を見に来た筈なのに、こんなに花盛りとは思いも依らず。
植物図鑑のようになってしまいました。
旅行記なんだから、観光案内とは違っていいよね。 -
サンタ・マリア教会に続く道。
東から西に向かうと必ず坂を上ることになるので、
覚えておけば迷子にはなりません。 -
ミゼリコルディア教会(Igreja da Misericordia )に至る階段。
城壁に登るのでなければ、こちらを上がって行きたいんだけど・・・
がまんがまん。 -
悩まし気なマリア様、迷える子羊をお許しください。
迷うのって、楽しいんです。(成仏できそうにないなあ) -
おや、ここにも人しか通れない門があります。
-
ミゼリコルディア教会とサン・ペドロ教会の間にある小路。
-
サン・ペドロ教会。12世紀創建のオビドス第二の教会です。
リスボン地震で崩壊し再建されました。
最近外装の改修を終えて、綺麗になっています。
そういえば、サンタ・マリア教会も修復中でした。 -
カーザ・ダス・セニョーラス・ライーニャス
(Hotel Casa das Senhoras Rainhas)。
城壁内の数少ない4つ星ホテル。Casa Senhoras Rainhas - Óbidos - by Unlock Hotels ホテル
-
さあ、城壁に登る階段がありました。
人が上ってるし、城壁の上を歩く人もいたので、ここなら大丈夫。 -
ようやく念願の城壁の上歩きが始まります。
この辺りは、南に向かってだんだんと町が狭くなってくる場所なので、
西の城壁が近くに見えます。
ここからの風景は、クロアチアのドゥブロブニクを思い出させるなあ。
あちらの方が断然規模が大きいけれど。
オビドスはスペインに似た雰囲気で、ドゥブロブニクはイタリアの雰囲気だと思います。 -
この城壁歩きは、北には行かれません。
南のポルタ・ダ・ヴィラ方向へ向かいます。 -
黒い縁取りの塔から右の建物がサン・ペドロ教会です。
右端の白壁に黄色い縁の建物が
カーザ・ダス・セニョーラス・ライーニャス(四つ星ホテル)。
その奥に万里の長城みたいに城壁が連なっています。
あそこもずっと通行禁止でした。 -
東側はオビドスの中で一番低い場所なので、
どうしても閉塞感があります。
やはり、西側に登って良かったなあ。 -
城壁の上は意外とデコボコしています。
ドゥブロブニクは全部石材の敷かれたしっかりした道になっていたけど。
ここはまだ広いからいいけれど、狭い所はどうするんだろう? -
南側です。青い縁の白壁の場所がポルタ・ダ・ヴィラの前の、
カモンイスの記念碑のあった広場です。 -
建物が城壁に食い込んで、道が狭くなりました。
狭いけれど足元がレンガ敷きになったので、歩きやすいです。 -
レンガ色の屋根が階段状になっています。
こちら側が南なら良かったのにね(東です)。
ここに住んでいるのは、800人程だそうです。
この規模で800人は多い方かな?
チェコのチェスキー・クルムロフも馬蹄形をした川に囲まれた
城塞都市ですが、古い街での生活は不便なため、
城壁の中に住んでいる人はとても少ないのだと聞きました。
同じように城壁に囲まれた中世都市はドイツのローテンブルクが
有名ですが、あちらは一大観光地で栄えていますね。
ローテンブルクの城壁歩きも楽しいです。
余談ですが、城壁の修復に寄付をした人の名前が刻まれているのですが、
その中に「世界まるごとHOWマッチ」(1983~1990年放送の
クイズ番組)のものがあります。
見たい場合は、旅行記に掲載しています。 -
あちこち登っては立入禁止で降りることを繰り返し、
結局この時城壁の上を歩くことが出来たのは、
この部分とポサーダの周辺だけなのだとわかりました。
きっと観光案内所などで地図をもらったり、
説明を受けていればわかったのでしょうが、
ツアーで一番奥まで一気に行ってしまったので、
自力で駆け回ることになりました。
でも、かなり楽しかったです。アップダウンが激しくて、
短い時間の中で厳しい部分もありましたが。
最初から、この部分だけが歩けますと聞いていたら、
あの花いっぱいのカステロ通りを歩くことはなかったでしょう。
情報はあるに越したことはありませんが、
無い方がいいこともあります。 -
入り組んだ城壁の下は、ポルタ・ダ・ヴィラです。
とうとう一周して来ました。 -
ポルタ・ダ・ヴィラをくぐって最初に見た風景に戻って来ました。
-
左の濃いピンクの花の咲いている木の辺りから、
ずっと左回りで歩いて来たのです。
どの建物も何か知っています。
向こうから見たら、どうだったかも知っています。
なんだかよく知った町のような気がしています。
丘の上に築かれた中世都市という点で同じ、
南仏の鷲の巣村エズは、高低差が激しくてとても狭い村でした。
あっと言う間に隅々まで歩き尽くせてしまうので、
ちょっと味気なかったです。
もう少し時間に余裕があるなら、同様の鷲の巣村サン・ポール・ド・
ヴァンス村がお薦めです。
オビドスのような城壁歩きは出来ませんが。 -
オビドスは南北に4本の道があります。写真の左がファーショ通り、
その隣がメインストリートのディレイタ通り。
その隣は、サン・ペドロ教会に至るジョゼファ通り。
そして画面からはみ出した、
さっき歩いて来たパードレ・ヌノ・タヴァレス通りです。
4本の道はすべて、このポルタ・ダ・ヴィラから始まり、
ポサーダで終わります。
単純明快で、明るくて綺麗で、さすがは歴代の王妃に愛されてきた町
というべきでしょうか。 -
ポルタ・ダ・ヴィラの上を過ぎて少し先で、
西側の立入禁止区域になります。
いつかまたオビドスを訪れる時には、
一周歩けるようになっているといいな。
でも修復工事にお金がかかったからって、
ドゥブロブニクのように城壁の入場料が
3,400円なんて言わないでね。 -
さっきはあの金網の前まで行きました。
歩ける部分は隅から隅まで歩きました。
さあ、この階段を降りて行きます。 -
再びディレイタ通りです。まだ少しだけ集合時間まで間があるので、ちょっと銀ブラします。
-
どこかの店の看板犬かな?客引きに来たの?
-
団体行動じゃないから、
すっきりメインストリートを見ることが出来ます。 -
バラが咲き、レモンがたわわに実っています。すごいなあ。
レモンスカッシュにしたら美味しそう。
歩き回ったので、ちょっとのどが渇いたみたい。 -
オビドスの名物、ジンジャです。
これを飲まなくちゃ、いくら歩き回ったとしても片手落ち。
ジンジャはサクランボのお酒。20度近い強いお酒なので、
ちょっとだけ味わえるように、
チョコレートのカップにサクランボを入れて、1ユーロで売っています。 -
イチオシ
そして、ジンジャを売っていたのが、
このはちきれんばかりの笑顔の女性。
あなたの写真を撮らせてとお願いしたら、この笑顔が返って来ました。
すごいなあ。すっごい嬉しい!
最高のオビドス土産になりました。ありがとう!! -
最後は城壁の上を歩いて来てしまったので、この辺りは歩いていません。
もっと時間があったなら、脇道にちょこちょこ引っ掛かりながら、
そぞろ歩くんだけどな。 -
城壁に沿って歩いてしまったので、ちょっと真ん中が抜けちゃったな。
ツアーだから滞在時間が少ないのは承知の上。
その短時間にどれだけ行動できるかは、自分の力量次第。
すごくやり甲斐のあるフリータイムでした。 -
イチオシ
どこを撮っても絵になるオビドス。絶対にお勧めの町です。
-
おまけ。ナザレでも見たように、ポルトガルはコルク製品が人気です。
でもコルクのバッグは軽すぎて、耐久性が疑問だったので、
アズレージョとコラボしている鍋敷きにしてみました。
絵柄は様々なものがありました。
この後、ナザレに立ち寄ってからポルトに向かいます。
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旅行記グループ ポルトガル周遊
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