山鹿どんぐり村でかけ流しの温泉を楽しむ

2020/11/15 - 2020/11/15

毎度、日帰り温泉＋直売所巡りの旅ですが、今回は山鹿市の「どんぐり村」に行ってきました。
ここはかけ流しの温泉があります。
直売所は和水（なごみ）町の「緑彩館」と、南関町の「やさい畑」を訪れました。

【この旅行記をご覧になる方に】

山鹿どんぐり村には、たくさんのうさぎがいましたが、数が少なくなり、飼育も終了するそうです。以前はタイトルに「うさぎと遊ぶ」と入れていましたが、行楽シーズンなどにはこの旅行記は多くの方に見ていただいているようなので、誤解を招かぬようタイトルを変更しました。
また、この旅行記の中のうさぎの写真は2020年当時のものです。
（2022/6/19追記）。

エリア 山鹿(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

自宅を出て、車で山鹿市の「どんぐり村」へ。
10時オープンなので一番風呂を目指しますが、到着は10分程過ぎてしまいました。

以前は食事処はありましたが、今は飲食施設はありません。
また、無料休憩所がありますが、コロナで閉まっているようです（2022年６月現在）。
入園料　500円　（回数券は10枚で4,000円）

山鹿どんぐり村 温泉

いきなり露天風呂の写真です。誰もいなかったので撮影しました。朝早い時間はお湯をためるのに、大量のお湯が投入されます。

どんぐり村、私的にはかなりお気に入りの温泉施設なのです。緑に囲まれ、内湯も露天もサウナも広々開放感があります。

内湯は熱め、普通、ぬるめの三つの浴槽があり、広いサウナ（テレビ付きと水風呂があります。露天は熱めとぬるめの二つの岩風呂と寝湯があります。

泉質は「アルカリ性単純弱放射能泉」です。もちろん山鹿温泉ですからかけ流しです。

露天の寝湯です。ここで寝てると本当に寝てしまいそうになります。

寝湯の横にはテレビもあります。

こちらは露天の水風呂です。

温泉成分の説明です。

「頑固じいさんの小言」の表示もありました。地元の方言で温泉マナーが説明されています。

かけ流し、消毒なしです。

入口と温泉棟の間の通路には、野菜や果物の販売もありました。

温泉棟の先には広い庭があり、うさぎがいます…が、今回見かけたのは三匹のみ…。施設の方に聞いたところ、春先にコロナで深夜営業をやめたときに、盗まれてしまったとのこと。なかなか増えないようです。

うさぎがいる庭です。結構広くて、ベンチなどもあります。

こちらは入口受付横のうさぎ小屋。

駐車場の一画には犬の温泉もあります。

駐車場からは、山鹿市のシンボルともいうべき、「不動岩」も見えました。この景色が眺められる露天があったら最高でしょうね。

不動岩展望台 名所・史跡

「どんぐり村」を出て、南関町の美味しいパン屋さんで昼食…の予定でしたが、途中、和水町付近でトイレ休憩。「三加和温泉郷」の中の直売所「緑彩館」を訪れます。

和水町…読める方はいるでしょうか？　”なごみ”と読むのです。ちょっと無理があるような。実は市町村合併のとき、「三加和町」と「菊水町」が合併して和水町になりました。言ってみれば合成語的な感じなのです。
尚、ここ和水町は、低視聴率となってしまった大河ドラマ「いだてん」の主人公、金栗四三さんの出身地で、ドラマ放映時はここの大駐車場に「金栗四三記念館」も期間限定で設営されていました。

緑彩館(物産館) 専門店

さて、この「緑彩館」やお隣の「三加和温泉なごみ乃湯」ですが、豆腐や納豆で有名な丸美屋が指定管理者として運営しています。

緑彩館(物産館) 専門店

丸美屋直営ということで、豆腐・納豆の工場直売コーナーもあります。結構お安くなっているようです。

緑彩館(物産館) 専門店

みかんや柿などもお手頃価格で販売されていました。ここは特に果物のレベル（品質と価格比で）が高いような印象があります。

地元のお酒のコーナーもありました。

金栗四三さんをモチーフにした商品もあります。

買物を終えてレジの横を見ると「山太郎ガニ」が…生きてます?
その横には蟹飯（350円）もあって、予定変更で蟹飯を購入して外のベンチでお食事です（中にイートインコーナーもあり）。

「山太郎がね飯」です。なかなか美味しい味付けでした。嬉しいことに、お茶のセルフサービスもありました。

今日は日曜日ということもあり、お客さんも多くて、賑わっていました。農産物や豆腐・納豆も人気なのですが、総菜や弁当を買っていく人が多い！　人気のようです。外のベンチや中のイートインコーナーでも数組が食事をしていました。

蟹飯だけでは寂しいので、外に面したファーストフードコーナーで、名物「いも天棒」を購入。写真は「中」サイズで200円。サツマイモをドーナツ風に揚げてあり、サクッとして甘さの中にも塩味も効いて美味しかったです。

「緑彩館」のお隣（というより同じ敷地内）にある「三加和温泉なごみ乃湯」です。今回は入りませんでしたが、ここもかけ流し。ph.10の強アルカリ性温泉で、雑誌などでもよく紹介されています。

三加和温泉ふるさと交流センター 温泉

「緑彩館」を出て、家に帰る…と思いきや、連れがもう一軒直売所に寄りたいということで、お隣南関町の「やさい畑」へ。ここは近隣の農家が集まって会社組織にして運営しているようです。

やさい畑 お土産屋・直売所・特産品

冬野菜入荷です。ここは看板が面白くて、毎回撮影してしまいます。

看板の横には巨大な白菜が！

「やさい畑」の中の様子です。ここもお客さんが多い！　イートインコーナーもありますが、残念ながらコロナで閉められていました。ただ、外には居心地が良さそうなベンチがあり、弁当などを買って食べることもできます（お茶のセルフサービスはあり）。

南関町産のお米です。「コロナに負けず、ウンカに負けず、イノシシに負けず」のフレーズ、今の時代、身に染みるコピーでした。