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こう暑くっちゃあ、どこにも出かける気になれない…(^^;<br />そこで、以前から用意していた日帰り温泉回想録を公開致します。<br /><br />山鹿市の郊外にあるのどかな温泉郷・菊鹿温泉で日帰り温泉を楽しみ、帰りに近くの「あんずの丘」でランチをしたときの記録です。<br /><br />このときは2020年2月10日。九州でも次第にコロナの足音が聞こえて、警戒を強めつつあった頃でした。<br /><br />*(2021/7/27)

菊鹿温泉の元湯旅館「延命館」で日帰り温泉 *9

51いいね!

2020/02/10 - 2020/02/10

25位(同エリア163件中)

Deco

Decoさん

この旅行記のスケジュール

2020/02/10

この旅行記スケジュールを元に

こう暑くっちゃあ、どこにも出かける気になれない…(^^;
そこで、以前から用意していた日帰り温泉回想録を公開致します。

山鹿市の郊外にあるのどかな温泉郷・菊鹿温泉で日帰り温泉を楽しみ、帰りに近くの「あんずの丘」でランチをしたときの記録です。

このときは2020年2月10日。九州でも次第にコロナの足音が聞こえて、警戒を強めつつあった頃でした。

*(2021/7/27)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 福岡県南部の自宅から車で一時間ちょっと。菊鹿温泉は山鹿市の中でも旧菊鹿町エリアにあります。<br /><br />山鹿市は旧鹿本郡の中心都市でしたが、平成の大合併で菊鹿町を含む旧鹿本郡の殆どの自治体と合併しました(南端の植木町は熊本市と合併)。<br />その中でも旧菊鹿町は、名前からもわかるように旧山鹿市と旧菊池市の間に位置する自治体でした。昭和30年までは、菊鹿温泉や鞠智城があるエリアは菊池郡に属していたそうです。<br />また、山鹿-菊池間を結ぶ国道から離れていることもあり、のどかな田園と里山のイメージがある地域です。<br /><br />菊鹿温泉は菊池川の支流・木野川沿いにあり、かつては合瀬川温泉とも呼ばれ、1300年の歴史があり、旅館4軒と家族湯1軒からなる小さな温泉郷です。あまり知られてはいませんが、いずれも源泉かけ流しの素晴らしい泉質です。<br />「菊鹿温泉延命館」は菊鹿温泉の元湯旅館です…ということは一番歴史があるということですね。ちなみに「延命館」という旅館は福岡県の原鶴温泉にもありますので、ここは正式名称にも「菊鹿温泉」を入れているようです。<br /><br />看板にはなぜか整骨院もあり。一緒に開業されているのでしょうか。<br />尚、「絶品!地鶏唐揚げ」とありますが、確かに他のところの口コミを見ると美味しいと評判のようです。

    福岡県南部の自宅から車で一時間ちょっと。菊鹿温泉は山鹿市の中でも旧菊鹿町エリアにあります。

    山鹿市は旧鹿本郡の中心都市でしたが、平成の大合併で菊鹿町を含む旧鹿本郡の殆どの自治体と合併しました(南端の植木町は熊本市と合併)。
    その中でも旧菊鹿町は、名前からもわかるように旧山鹿市と旧菊池市の間に位置する自治体でした。昭和30年までは、菊鹿温泉や鞠智城があるエリアは菊池郡に属していたそうです。
    また、山鹿-菊池間を結ぶ国道から離れていることもあり、のどかな田園と里山のイメージがある地域です。

    菊鹿温泉は菊池川の支流・木野川沿いにあり、かつては合瀬川温泉とも呼ばれ、1300年の歴史があり、旅館4軒と家族湯1軒からなる小さな温泉郷です。あまり知られてはいませんが、いずれも源泉かけ流しの素晴らしい泉質です。
    「菊鹿温泉延命館」は菊鹿温泉の元湯旅館です…ということは一番歴史があるということですね。ちなみに「延命館」という旅館は福岡県の原鶴温泉にもありますので、ここは正式名称にも「菊鹿温泉」を入れているようです。

    看板にはなぜか整骨院もあり。一緒に開業されているのでしょうか。
    尚、「絶品!地鶏唐揚げ」とありますが、確かに他のところの口コミを見ると美味しいと評判のようです。

    菊鹿温泉 温泉

  • 入口は地味な印象…一瞬どこから入ったら良いのか固まってしまいました(^^;

    入口は地味な印象…一瞬どこから入ったら良いのか固まってしまいました(^^;

    菊鹿温泉 延命館 温泉

    レトロで風情がある温泉旅館 by Decoさん
  • ロビーはクラシカルな印象。元湯旅館ですからね。<br />この日は地元の老人会の宴会が入っており混みあうかも…とのことですが、早めの入浴ならということで日帰りOKです。地味な感じの旅館ですが、地元の方々には愛されていて人気もあるようです。

    ロビーはクラシカルな印象。元湯旅館ですからね。
    この日は地元の老人会の宴会が入っており混みあうかも…とのことですが、早めの入浴ならということで日帰りOKです。地味な感じの旅館ですが、地元の方々には愛されていて人気もあるようです。

  • ロビーに飾ってあった大きなお皿。なかなか見事なものです。

    ロビーに飾ってあった大きなお皿。なかなか見事なものです。

  • ずずっと奥に進みます。かなり奥深い建物で、途中には個室の宴会場などがありました。こちらは温泉棟の建物。奥に右に上がる階段がありますが、こちらの先にロビーや宴会場のある建物があります。

    ずずっと奥に進みます。かなり奥深い建物で、途中には個室の宴会場などがありました。こちらは温泉棟の建物。奥に右に上がる階段がありますが、こちらの先にロビーや宴会場のある建物があります。

  • レトロ感漂う脱衣室。ちなみにロッカーは100円で戻ってきません。ケチは私は貴重品を温泉袋に入れて入ったのでした…(^^;<br />暖房はしっかり効いていて、寒い思いをせずに大浴場へ。

    レトロ感漂う脱衣室。ちなみにロッカーは100円で戻ってきません。ケチは私は貴重品を温泉袋に入れて入ったのでした…(^^;
    暖房はしっかり効いていて、寒い思いをせずに大浴場へ。

  • 温泉の使用状況です。<br />「アルカリ性単純泉」で加温加水消毒循環すべてなし!<br />源泉100%かけ流しです(*^-^*)<br />さすが元湯旅館ですね。<br /><br />ちなみにトロトロの美肌の湯でしたが、同時にしっとり感もあって、これぞ美肌の湯です! (メタ珪酸が多いのかも知れません)

    温泉の使用状況です。
    「アルカリ性単純泉」で加温加水消毒循環すべてなし!
    源泉100%かけ流しです(*^-^*)
    さすが元湯旅館ですね。

    ちなみにトロトロの美肌の湯でしたが、同時にしっとり感もあって、これぞ美肌の湯です! (メタ珪酸が多いのかも知れません)

  • 内湯です。贅沢にかけ流しされていました。<br />

    内湯です。贅沢にかけ流しされていました。

  • かけ流しのお湯がこんこんと湧き出ています。

    かけ流しのお湯がこんこんと湧き出ています。

  • こちらは露天風呂。岩風呂でぬるめで気持ち良かったです。「延命館」は丘陵地の麓に位置していて、眺めが良いわけではありませんが、周囲の緑や田園の雰囲気が感じられ、小鳥の鳴き声なども聞こえてのどかな雰囲気を満喫しました。

    イチオシ

    こちらは露天風呂。岩風呂でぬるめで気持ち良かったです。「延命館」は丘陵地の麓に位置していて、眺めが良いわけではありませんが、周囲の緑や田園の雰囲気が感じられ、小鳥の鳴き声なども聞こえてのどかな雰囲気を満喫しました。

  • 露天には巨石もあしらわれていました。

    露天には巨石もあしらわれていました。

  • 露天も贅沢にお湯が投入されていました。コップが置いてあって、飲泉可です。

    露天も贅沢にお湯が投入されていました。コップが置いてあって、飲泉可です。

  • 最後に露天から見た温泉棟です。至近距離からの撮影なのでわかりにくいのですが、六角堂のような形状と赤や黄色の彩色。<br />*これは近くにある古代の山城「鞠智城」をイメージしたものだそうです。こちらはいずれ改めて旅行記で紹介したいと思いますが、大和朝廷の時代、白村江の戦いに敗れた日本は、北九州に大野城などを築き唐・新羅連合軍の侵攻に備えました。鞠智城はその食料補給の基地として設けられたそうです。

    最後に露天から見た温泉棟です。至近距離からの撮影なのでわかりにくいのですが、六角堂のような形状と赤や黄色の彩色。
    *これは近くにある古代の山城「鞠智城」をイメージしたものだそうです。こちらはいずれ改めて旅行記で紹介したいと思いますが、大和朝廷の時代、白村江の戦いに敗れた日本は、北九州に大野城などを築き唐・新羅連合軍の侵攻に備えました。鞠智城はその食料補給の基地として設けられたそうです。

  • 続いて、車で五分程走り、同じ旧菊鹿町エリアにある「あんずの丘」へ。<br /><br />ここは丘陵地が広大な公園になっており、大型の遊具もあって無料で遊べます。家族連れにはとても良い場所ですね。<br />この他にも食事処、農産物直売所、スイーツのお店、押し花や陶芸の体験施設、農業の資料館その他、いろんな施設があって、様々な世代が一日中楽しめる場所です。<br /><br />この「あんずの丘」、周辺には市役所支所、研修会施設、多目的体育館、運動広場、市民センター(図書館)、健康福祉センター、公営と思われる住宅なども整備されており、旧菊鹿町が観光、行政、産業振興、福利厚生を兼ねて整備したと思われます。<br />まぁ、私の能書きはこの程度にしておいて、広く一般市民が無料又は低料金で楽しく過ごせる場所を作ったことは良かったと思います。

    続いて、車で五分程走り、同じ旧菊鹿町エリアにある「あんずの丘」へ。

    ここは丘陵地が広大な公園になっており、大型の遊具もあって無料で遊べます。家族連れにはとても良い場所ですね。
    この他にも食事処、農産物直売所、スイーツのお店、押し花や陶芸の体験施設、農業の資料館その他、いろんな施設があって、様々な世代が一日中楽しめる場所です。

    この「あんずの丘」、周辺には市役所支所、研修会施設、多目的体育館、運動広場、市民センター(図書館)、健康福祉センター、公営と思われる住宅なども整備されており、旧菊鹿町が観光、行政、産業振興、福利厚生を兼ねて整備したと思われます。
    まぁ、私の能書きはこの程度にしておいて、広く一般市民が無料又は低料金で楽しく過ごせる場所を作ったことは良かったと思います。

    あんずの丘 公園・植物園

    一日楽しめます by Decoさん
  • いろいろ看板が出ています。あんずの丘には様々な施設があります。

    いろいろ看板が出ています。あんずの丘には様々な施設があります。

  • こちらは押し花館です。

    こちらは押し花館です。

  • さて、「あんず茶屋」でランチです。

    さて、「あんず茶屋」でランチです。

    あんず茶屋 グルメ・レストラン

    畳席が多いのでファミリーも利用しやすい by Decoさん
  • メニューが表に出ています。本日のランチがお得なようです。

    メニューが表に出ています。本日のランチがお得なようです。

  • こちらは「本日のランチ」。唐揚げ定食でした。ごく一般的なものですが、お値段からしたらOKです。唐揚げはさくっとあがっていて美味しかったです(#^^#)<br />あんず茶屋、平日は近くで働く人がランチを食べに来ているようで、皆さん「本日のランチ」を注文していました。

    こちらは「本日のランチ」。唐揚げ定食でした。ごく一般的なものですが、お値段からしたらOKです。唐揚げはさくっとあがっていて美味しかったです(#^^#)
    あんず茶屋、平日は近くで働く人がランチを食べに来ているようで、皆さん「本日のランチ」を注文していました。

  • テーブル席もありますが、畳席がほとんどです。本来は焼肉やしゃぶしゃぶがメインらしく、テーブルで調理できるような施設になっています。畳敷なところは小さな子供連れのお客さんには利用しやすいようです。

    テーブル席もありますが、畳席がほとんどです。本来は焼肉やしゃぶしゃぶがメインらしく、テーブルで調理できるような施設になっています。畳敷なところは小さな子供連れのお客さんには利用しやすいようです。

  • 続いて、農産物直売所の「あぷりぃ」へ。

    続いて、農産物直売所の「あぷりぃ」へ。

    農産物直売所あぷりぃ お土産屋・直売所・特産品

    あんずの丘の直売所、苗ものや弁当総菜もお勧め by Decoさん
  • 苗ものコーナーです。家族の話では近所のホームセンターに比べると激安だったとのことで、大人買いをしていました(^^;

    苗ものコーナーです。家族の話では近所のホームセンターに比べると激安だったとのことで、大人買いをしていました(^^;

  • 店内の様子です。あまり良い写真でなくて恐縮ですが、さつま芋は売り切れ状態に近かったようです。小さめの店舗ですが、結構お得感はあったようです。<br /><br />また弁当や総菜も販売しており、弁当は二系統。「あんず茶屋」が作っているお肉ガッツリ系の弁当と、個人で作っているおかずたくさんのヘルシーバランス系とあって、お値段も400~500円くらいでした。

    店内の様子です。あまり良い写真でなくて恐縮ですが、さつま芋は売り切れ状態に近かったようです。小さめの店舗ですが、結構お得感はあったようです。

    また弁当や総菜も販売しており、弁当は二系統。「あんず茶屋」が作っているお肉ガッツリ系の弁当と、個人で作っているおかずたくさんのヘルシーバランス系とあって、お値段も400~500円くらいでした。

  • 「あぷりぃ」で花の苗ものも大人買いして、これで自宅へ直行と思いましたが、買物好きの家族、最後に南関町の「やさい畑」でお買い物(^^; ここは何度も出て着るのでこの写真のみに致します。<br /><br />毎度日帰り温泉の旅行記ばかりで恐縮ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。

    「あぷりぃ」で花の苗ものも大人買いして、これで自宅へ直行と思いましたが、買物好きの家族、最後に南関町の「やさい畑」でお買い物(^^; ここは何度も出て着るのでこの写真のみに致します。

    毎度日帰り温泉の旅行記ばかりで恐縮ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。

    やさい畑 お土産屋・直売所・特産品

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この旅行記へのコメント (2)

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  • チーママ散歩さん 2021/07/28 12:59:22
    つるすべ。羨ましい♪
    こんにちは♪
    中国みたいな建物で、わくわくしますね。
    「つるつるすべすべの温泉です。」
    だなんていいですね。
    Decoさん、美肌なんでしょうね☆彡

    私は今出張先で2日岩盤浴にいきました。
    ↑遊んでる?
    ぐだーって横になってじっと汗だらけになるまで耐えてます。
    ロウリュウもあり、体から毒性が抜けたような気がします笑 たっぷり☆彡

    大浴場もお風呂がたくさんあり遊ぶのには楽しいけれども、塩素っぽい匂いがします。
    やはり温泉にはかないませんね。
    つるつるになりたくて、昨晩泥パックをしてもらいました。
    さて、今私の肌は??
    変わらないような?
    九州温泉天国が羨ましいです☆彡



    Deco

    Decoさん からの返信 2021/07/28 20:24:20
    Re: つるすべ。羨ましい♪
    チーママ散歩さん、こんばんは。

    延命館の温泉棟、形と色づかいが独特です。旧菊鹿町には鞠智城という史跡があって、ここをイメージしたものらしいです。鞠智城は古代の朝鮮半島や中国の山城の技術を用いて作られたとか。

    岩盤浴、良いですね。暑いときには汗をかくとスッキリ!
    泥パックで美肌ですね。
    延命館のお湯は、クレンジング効果があるけど、同時にしっとり感もあって、良いお湯でした。
                                Deco

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