青春18きっぷで東京⇒紀伊半島一周　夏の1人旅。（後編）

2020/08/27 - 2020/08/28

ほぼ未踏であった紀勢本線に乗った旅行です。
2日目も同様青春18きっぷを使い特急を使わない移動になります。
帰りは関空からLCCで帰ります。



2日目は那智と本州最南端駅、串本を観光し基本は紀勢線（きのくに線）の移動です。
JR西日本管内に入りましたが引き続きロングシート移動です。。ですがこの日も海がきれい！

エリア 和歌山

～前回からの続きです。～

１日目はひたすら紀勢本線を乗り続けてました。
https://4travel.jp/travelogue/11642737

翌朝。ホテルの名前通りのサンライズが眺望。

朝からこんな綺麗な朝焼けが見れるとテンションが揚がります！

サンライズ勝浦 宿・ホテル

ホテルを後に紀伊勝浦駅まで歩きます。

7：25発の路線バスで那智山界隈を観光します！

紀伊勝浦駅 駅

バスに揺られ約30分、那智の滝前に到着。

この鳥居をくぐり滝を拝みに行きます。

だいぶある階段を降りました。
(振り返って撮影)

そして、那智の滝！

初めて訪れましたが、神々しすぎる、、、

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

人のいない朝だからというのもあるけど
静寂のなか滝から落ちてくる水しぶき、周りから反響する落差の音。
そしてなんといってもこの景色、
長い間信仰されてきたのがなんとなく解るような気がしてきました。
これをパワースポットと呼ぶのだろう。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

那智の滝で力を貰ったような気がした次は
この石畳の道をひたすら登り、上を目指します。

真夏の暑さで力が消耗されてきます笑

大汗の中、那智山で有名なビュースポットに到達。

青空と三重塔と那智の滝、すごくきれいな景色！

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

別のアングルから。

山の中でもこのへ来る価値は大有りです！

そして熊野那智大社へ。
熊野三山の一つを構成する神社でもあります。参拝。

熊野那智大社 寺・神社・教会

暑さが限界だったので日陰で休憩を取ることに。

ここから見る景色をすごくきれいでした。

約２時間ほどの那智山観光で下界へ戻ります。

関東からだと遠いけどまた機会があったら是非とも訪れたい！

紀伊勝浦行の路線バスで一旦那智駅で降り、
那智山同様、同じく世界遺産を構成している補陀洛山寺へ。

このお寺はかつて補陀落渡海と呼ばれる、生きたまま船で浄土となる拠点となったという。

補陀洛山寺 寺・神社・教会

その当時の渡海時の船を再現した模型。
中に入ったら外には出られないとのこと。
当時の信仰でははるか南方の海の先に浄土があったと云われており
渡海する自身が生身で仏になるというが...。

渡船された海とされるのが那智の浜。
那智駅の線路をくぐった先にあります。



非常に穏やかな浜です。

那智山での祈念よりも自身が生身となってでも目指した強い気持ちとは一体何だったんだろう。。

那智の浜 自然・景勝地

そんなことを考えながら那智の浜で昼食を取ります。

駅前の道の駅で購入しためはり寿司とコロッケ。

海風が心地良い。

昼食をとってもまだ時間が余っていたので、那智の浜から紀伊勝浦駅まで徒歩で向かってみることに。

...真夏の炎天下の中、ぶっ通しで歩くものではない。。

紀伊勝浦駅 駅

２日目の１８きっぷはここからスタート。
昨日に続ききのくに線を乗り続けます。

で、こちらも引き続きのロングシートです。。


こんなに余裕で写真を撮っていたのも、遅れている特急南紀の接続待ちで発車時刻から10分遅れになっているため。
名古屋地区が大雨の為、だそうで。

そして遅れていた南紀が到着。

この並びもそう長くない間に見れなくなるのかな？

きのくに線普通電車は接続を取った後に紀伊勝浦を出発！

西日本管内にはいっても車窓の景色は最高！
まさに夏ってかんじの車窓♪

串本には所定時刻で到着。
ここでは９０分ほど滞在し、歩いて橋杭岩まで行ってみることに。
この時は距離間が掴めず、ましては再び真夏の中歩くので行けるのか
己とのたたかいが始まろうとしていた時でした笑

串本駅 駅

ついに本州最南端の駅に降り立ってしまったな～！

串本駅 駅

早歩きで歩くこと約20分、橋杭岩に。
やはりこの猛暑のなか歩くのは酷だった。。

しかしここの景色も幻想的。。

橋杭岩 自然・景勝地

やはり夏の移動はレンタカーとかを使えばよかったかな～と後で振り返る。
串本のレンタサイクルがもう少し安ければ効率的なんだけど。。

でもこの景色に出会えてよかった！

駅へ戻り14：27発の紀伊田辺行から再スタート。
この先はもっぱら電車に乗り続けます。観光はしません。

串本駅 駅

車窓も引き続き海を見続けながらの移動。

見老津。

海近の夏にはもってこいのローケーション駅！

見老津駅 駅

途中の信号所でくろしおの行き違い待ち。

山側の車窓も夏っぽくて良い！

紀伊田辺16：09着。

ここで105系ともお別れ。
新型車両で御坊行へ乗り換え。

紀伊田辺駅 駅

紀伊田辺→御坊→と進み、18：10頃県庁所在地和歌山に着！

厳密には和歌山市までが紀勢線、ましては今回は快速みえを使ったので全線走破とはならず、だがほぼ乗りとおしたということで堪忍を笑

和歌山駅 駅

和歌山で少し買い物をし、関空を目指します。

昨日から見続けた海ももう見ることはできなくなる。
夕日の車窓とともにちょっと寂しくなる。

19：35頃、18きっぷ最終到達駅、関西空港に到着。

実は関空を使うのは今回が初めて。
やはり成田と同様このようなご時世なので深刻なレベルの閑散具合。

関西空港駅 駅

保安検査を抜け、搭乗待ち。
ここから千葉へ帰ります。


紀勢線の旅でしたが、総括すると乗りとおすとものすごく長かった。。
本当に海しかみてないような気がしてくる旅でもありました。

おわり

関西国際空港 空港