2020/08/16 - 2020/08/16
65位(同エリア192件中)
関連タグ
planalyさん
- planalyさんTOP
- 旅行記656冊
- クチコミ149件
- Q&A回答1件
- 490,231アクセス
- フォロワー64人
この旅行記スケジュールを元に
本巣駅では次の列車までの待ち時間を利用して駅散策にちょっと買い物して、引き続き樽見行きへ。冴え渡る青空の中、清流の根尾川の横を走っていきます。そして谷汲口駅からはコミュニティバスへ乗車。谷汲山へと向かってみましょう。
524冊目 2020/09/13投稿
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
PR
-
美江寺駅から大垣駅、そして引き返して本巣駅へとやってまいりました。この本巣駅、樽見鉄道線の本社・車庫がある駅なのです。
-
側線?車両区?列車が停まっていますね。
-
でっかい建屋だなあ。
-
お、樽見側から列車がやってきました。
-
やってきた列車からおばあさんが降りていきました。
-
島式ホームに並ぶ車両。
-
それでは構内踏切を渡って
-
駅舎の方へ向かいましょう。
-
島式ホームに並ぶ、車両2両。
-
ヘルメットがずらりと並んでいます。
-
駅舎の中を覗いてみましょう。窓口があります。
-
待合室の雰囲気。
-
そして改札口。ただ、窓口はあるのですが改札業務は行われていないかも。列車の降車時に運賃を回収するスタイルなんですね。そういえば、本巣で下車したときも運転手さんにフリー切符を見せたな。
-
そう思いながら、ホームの様子を見ていると。
-
駅員さんが待合室に「大垣行き出発します~」と声をかけながら(と言っても私しかいないのですが)、ホームの方に向かわれました。
本巣駅 駅
-
さらにもう一人駅員さんが出てきて改札のところに。構内踏切の安全確保のためでしょうかね。
-
まもなくして、大垣行きのモレララッピング号が出発していきました。
-
乗ってきた列車はそのうち車庫に回送されるのか、そのまままた大垣行きとなるのか。
-
さて、もう少し本巣駅の中を見てみましょう。
-
切符券売機はなんかすごい年代感!まあ、故障中みたいですけど。修理する気はないんだろうなあ。
-
駅前には有料駐車場があって一日300円。パーク・アンド・ライドができるようです。でもわざわざここでお金を払って停めなくても、美江寺駅なんて駅前にいくらでも停め放題では……。まああそこ、正規の駐車場なのか若干怪しいけれども。ここだと管理されてそうなので、そういう意味では安心かもな(盗難・トラブルについては一切責任を負わないってあるけど)。
-
やっぱこのラッチ渋いわあ。
-
ぬくもり感のある木製ベンチ。
-
それでは駅前道路に出て
-
駅舎をパチリ。樽見鉄道の本社もここなのかな。
-
ちょっと隣の車庫の方を覗いてみましょう。
-
望遠レンズで覗いてみると……。
プラレールのヘッドマークをつけた車両に、構内移動用のモーターカー? あと以前走っていたというレールバスタイプの車両がその後ろに停まっていますね。富士重工製のLE-Car II。あの車両、もう車籍ないんだったか。数年前まで走ってたそうなんですが。というか、たしかに踏切とか走ってるの見たことあるわ。せっかくだからもっと早く乗りにこればよかったな。
かつては日本全国で見られたレールバスに近い車両ですが、今でも走ってるところってあるかなあ。樽見鉄道(株) 乗り物
-
さて次の列車までまだちょっと時間がありますので
-
駅からすぐの県道に出てきました。踏切マーク、パンタグラフ付いてるけど開通以来そんなものないよ~なんて道路標識に言っても仕方ないですね。でも、非電化バージョンの踏切標識もあってもいいと思うんだ。ほら、踏切によっては架線の影響で高さ制限とか書いてあったりするでしょう。バスと見分けがつかないと言われればそれまでなんですが。
-
で、踏切とは反対方向へ向かうと
-
スーパーと吉野家があります。
-
まずはスーパーマーケットのトミダヤ本巣店へ。この近辺に展開している地元スーパーです。
-
朝九時なので、そこそこお客さんがいますねー。
-
店内にはフードコートとまではいいませんが、こんな感じのお店もあって
-
店内で食べることもできます。都会にお住まいの方には新鮮かもしれませんね。地方都市あるあるかな。
-
こちらでお茶のペットボトルを購入。500ml一本持ってきているんですけど、今日の暑さでは到底足りなさそうですので。一番安い70円程度のものにしたらこれでしたSperan茶。……なぜに岐阜でスペランツァ大阪高槻応援茶?経緯はともあれサポーターの皆様。スペランツァ大阪高槻はここ岐阜県本巣市でも勢力拡大中です。
-
店内には緑茶にあいそうな三色団子も値引きで売られていたりしましたが、あえてのスルー。それはこちらの吉野家に寄るため。
御菓子所 吉野屋 本店 グルメ・レストラン
-
あの牛丼の吉野家にこんな洒落た店舗があったのか、なんて思われたでしょうか? 実はこちらは日本を代表する牛丼チェーンではなく「御菓子処吉野家」。
-
岐阜県本巣市に本社本店を持ち、この付近に3店舗を展開する和菓子。洋菓子屋さんなのです。
御菓子所 吉野屋 本店 グルメ・レストラン
-
公式ホームページはこちら。
https://www.yosinoya.net/ -
140年余りの歴史を持つ吉野屋では、「夢、里、心」を大切に、心ある菓子作りに励んでおります。お客様と、その先の大切な方々へ、厳選素材と熟練の技で豊かな味わいをお届けします。~公式ホームページより
ネットでの注文や配送もやってるみたいです。岐阜銘菓・どうでしょう。 -
というわけで、ここでちょっとお菓子を買っていって、外で食べようかな~と。何にしようかな~。ってあまり迷ってる時間もないんだよな……。
-
これからの行程にちなんで、淡墨桜と鮎っ子を購入しました。どこかで食べよ♪ ちなみにpaypayが使えました。
-
さて、次の列車まであと五分少し。
-
急ぎ足で駅に戻ってきました。
-
あ、自販機が樽見鉄道カラーだ。
-
改札を通って……って別に入札業務されているわけじゃあないんだけど。
-
こんなものもありました。なんだろう。
-
なになに、逸走車両を停止させるためのカーキャッチャーだそうです。緊急事態に備えておいてあるですね。安全運行に努めていただき、ありがとうございます。
-
それではホームの方に行ってみましょう。
-
左右を指差確認して構内踏切を渡りましょう。ここ、遮断器どころか警報機すらないからね。だから駅員さんが安全確認に出てくるんだろうけど。
-
本巣駅を943に出発する始発の大垣行き上り16列車が停まっています。さっき乗ってきた列車が折り返すのかな。
-
この標識もいつの頃からのものなのかなあ……あ、でも樽見の文字が入っているから国鉄時代のものではなさそうですね。樽見までが開通したのは第三セクターになってからなので。そのあたりはまたおいおい。
-
本巣駅は本巣市中心部。というわけで本巣市観光マップもあります。看板上部に描かれているのは、もとまるくん。今度は本巣市のマスコットキャラクターです。瑞穂市のかきりんが柿をモチーフにしているのに対し、もとまるくんは桜の花がモチーフです。
-
駅名標の下には先程寄った吉野家の広告が入ってますね。
本巣駅 駅
-
大垣行きの車両を眺めていると
-
樽見行きがやってきました。
-
同じ樽見鉄道カラーですが、やってきた列車は最新型ですね。
-
それでは樽見行きに乗車して、
-
車内は結構乗ってますねえ。乗客15名で出発。
-
本巣駅の整理券をとって
-
本巣駅を出発です。
-
また、後方から眺めていきましょう。
-
車庫のこちら側はこうなってるのか。何両か休んでいますね。屋根の中に入っているCCnet塗装の車両は、三木鉄道からの転属車。私が初めて樽見鉄道に乗車した時に乗った車両です。樽見線唯一のボックスシート車(ほかは全部ロングシート)。
-
というか、本巣駅の構内結構広いなあ。停まっているのは除雪車?結構山の方も走るものなあ。
-
ほんと、広い構内です。以前はセメント工場の貨物輸送やってたそうですからねえ。以前はここからセメント工場まで専用線が敷かれていたという話ですし。もしかしてこの右側の線路がその跡かしら。
-
本巣駅の構内からしばらく走ると織部駅です。
-
まわりが田んぼということもあって、シンプルさが際立つ棒線駅。
織部駅 駅
-
ここでお父さんと子供2人が降りていきました。
-
お父さん、列車の写真撮ってたから、もしかしたら親子で鉄分補給にでも来たのかしら。
-
織部をすぎると本格的に田舎になっていきます。
-
そしてこの区間は根尾川と並走!
写真の奥の方に写っているのは住友大阪セメント岐阜工場。 -
かつてあそこからセメントを鉄道輸送していたんですね。その経緯もあり、住友大阪セメントは現在も樽見鉄道の大株主だそうです。
-
向こうの山は木が伐採されてます。
-
あの山から土砂をとって、セメント作ってるんだなあ。
-
線路は蛇行する根尾川に寄り添い、速度を落として右へ左へ……
-
ってわけではなく、結構トンネルでストレートに結んでいます。
-
えーっと、谷汲口までの開通が1956年だそうですけど。工事は戦前から行われていたらしいんだけど、このあたりの山側はそうでもなかったのかな。
-
と言ってもトンネル・橋・トンネルと続くわけではなくて、川沿いを走る部分も多いです。
-
つまり良いスピードで清流を眺めながら走ってくれるわけで。すばらしい。
-
ほんと、このあたりまでくると清流ですよね。
-
ここでちょっと川から離れるかな。
-
速度が落ちてきたと思うと
-
おお、鮎料理。岐阜の名物ですものね。
-
この鮎料理屋さんのすぐ近くが木知原駅。
木知原駅 駅
-
こちぼらって読むんだそうです。
-
まあ読めないよね。
-
隣を走る道路は国道157号線。岐阜から樽見、根尾、そして温見峠を経て日本海側へ……って話は(1)でしましたね。
-
お、これは根尾川を渡るのかな
-
こちらも立派なトラス橋ですね。第一根尾川橋梁。
-
1910年製の米国製トラス橋で、東海道本線木曽川橋梁を再利用したものなんだそうですよ。
-
揖斐川橋梁といいこの橋といい、しっかりとした鉄橋は整備さえすれば何年も保つものなんですねえ。
-
さて、車両後方から車両前方に移動しまして……。
-
谷汲口駅に到着です。ここで下車。ここも立て看板のフォントが独特だなあ。
谷汲口駅 駅
-
国鉄樽見線は1956年にこの駅まで開業したんだそうです。かつての終着駅なんですねえ。
-
今は樽見駅まで線路が伸びていますので、列車はすぐに出発していきました。
-
列車が走り去っていくとあっという間に静かに。
-
昔はこの駅が終着駅だったんですねえ……って、実際に行ったときはそんなこと知らなかったんですけど。
-
静かな中ホームを降りて
-
駅舎の方に行ってみましょう。
-
駅舎というか、待合室って感じでしょうか。駅員室とか昔はあったのかなあ?そんな形跡ないけれども。
-
駅前にはバスが停まっていまして、こちらのバスは谷汲山華厳寺行きのコミュニティバス。揖斐川町ふれあいバスです。
-
土日祝に一日4本、谷汲口駅から谷汲山華厳寺まで、無料で走っているんです。私含めて谷汲口駅で降りた3人全員がバスに乗るみたい。
-
ちなみに、平日はデマンドバスの運行で事前予約・料金(と言っても一乗車300円ですが)が必要なそうです。
-
列車が951に到着して、バスの出発は1000。バスはまだエンジンをかけておらず、クーラーが入っていなくて暑いので、座席に荷物をおいてちょっと周りを散策してみます。
-
駅前にはトイレがあり
-
こちらが駅前の道路ですね。
-
この付近は東海自然歩道になっているそうです。
-
うん? あれは……。
-
ああ、これが樽見線を走っていたという客車なんですね。
-
オハフ33形客車だそうです。谷汲口駅の元構内でしょうか。保存されていました。
-
木々が生い茂る中停められている、往年の客車。
-
まあ外に吹きさらしなので、塗装が剥がれて錆びてきているのがあれですが……。
-
ちょっと隣に行くと、駅のホームに。
-
以前はここにも線路が敷いてあり、客車が停めてあるあたりも構内だったのでしょうね。いまや、木が植えられてだいぶ雰囲気が変わりました。
-
これ、ひょっとして桜の木なのかな。
-
さて、そろそろバスの方へ
-
谷汲山へ出発です。
-
完全に山の中ってわけではなく、ちょっと開けたところで田畑が広がります。
-
幾つかのバス停がありますが、運賃無料ですので……。最初に運転手さんに、どこまで乗るか聞かれました。
-
快適な二車線道路を走っていきます。
-
岐阜県道40号線を走っているようです。
-
5-6分走ると
-
もう谷汲のあたりです。
-
昆虫館前バス停。こちらで一人降りていきました。
-
バスは曲がって華厳寺の参道へ。
-
このまま華厳寺の参道を走って門のあたりまで行くのかなと思ったら、参道に入ってちょっと走ったところですぐに参道から曲がってバス停についてしまいました。
-
門の前まで行くと思ったんだけどな。
-
デマンドバス(はなももバス)ならもっと先まで行くみたいですが、乗ってきたコミュニティバスはここで終点みたい。
-
それではバスを降りて
-
華厳寺まで向かいましょう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!
-
前の旅行記
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(2)樽見鉄道で濃尾平野を快走! 美江寺から大垣、そして本巣へ。
2020/08/16~
大垣
-
次の旅行記
2020.08 樽見鉄道で鉄分補給!(4)蝉の鳴き声を聞きながら、真夏の谷汲山華厳寺を歩こう。
2020/08/16~
揖斐川
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(1)コミュニティバスで行ってみよう、中山道美江寺宿。
2020/08/16~
岐阜市
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(2)樽見鉄道で濃尾平野を快走! 美江寺から大垣、そして本巣へ。
2020/08/16~
大垣
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(3)根尾川沿いにかつての終点・谷汲口。そしてバスで谷汲山へ。
2020/08/16~
本巣・山県
-
2020.08 樽見鉄道で鉄分補給!(4)蝉の鳴き声を聞きながら、真夏の谷汲山華厳寺を歩こう。
2020/08/16~
揖斐川
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(5)谷汲駅に昆虫館、かつて走っていた名鉄谷汲線を偲ぶ。
2020/08/16~
揖斐川
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(6)「あゆ専科山びこ」にて初めて頂くあゆフルコース♪
2020/08/16~
本巣・山県
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(7)道の駅「織部の里もとす」から樽見線で根尾谷沿いに水鳥駅へ
2020/08/16~
本巣・山県
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(8)自然の驚異!断層観察館で濃尾震災の勉強をしてから、終点樽見駅へ
2020/08/16~
本巣・山県
-
2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!(9)樹齢1500年・真夏の淡墨桜鑑賞と温泉に浸かって帰りましょ
2020/08/16~
本巣・山県
-
2020.10 鉄分補給で樽見鉄道!(10)番外編・曇天の中カメラ片手に揖斐川橋梁へ行ってみた。
2020/10/04~
大垣
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2020.08 鉄分補給で樽見鉄道!
0
131