2020.08 樽見鉄道で鉄分補給！（４）蝉の鳴き声を聞きながら、真夏の谷汲山華厳寺を歩こう。

2020/08/16 - 2020/08/16

谷汲口駅からコミュニティバスに乗車して谷汲山へやってきました。ハイキングがてら名刹の谷汲山華厳寺をまわってみます。このお盆休み、ひたすら家に籠もってクーラー漬けだったからね、登山とまでは言わずともちょっとしたハイキング気分です。

525冊目　2020/09/15投稿

エリア 揖斐川(岐阜)

前回、樽見線谷汲口駅から揖斐川町のコミュニティバスに乗車して、谷汲山バス停にやってきました。

結構大きな待合室があります。

時刻表を見てみましょう。路線バスは岐阜バスもあるみたいですが、月に１日のみの運行。あとは土日祝のコミュニティバスが１日２本程度養老鉄道の揖斐駅まで走っています。前回の旅行記で触れたように、樽見線谷汲口駅までは土日祝１日４本。平日についてはどっかに説明があるかな。

あ、これだ。平日は揖斐川町はなももバスがデマンドバス運行、土日祝は揖斐川町ふれあいバスがコミュニティバスとして運行しています。

デマンドバスもちょっと面白そうですけどねえ。ただ、地元客だけではなく旅行者も電話すれば乗れるのはいいですね。たしか、１時間前までに連絡を入れないといけないって書いてあったかなあ。詳しくは揖斐川町ホームページなどでお調べください。

こちらがコミュニティバスの時刻表。乗ってきた谷汲口線は真ん中ちょっと下辺り。養老鉄道揖斐駅から大野バスセンターへ向かう揖斐大野線とかはバスや列車を乗り継いでうろつく旅程なんて組んだら使えそうですね？あとは揖斐川をひたすら上流に向かって走る揖斐川北部線や、旧春日村へ向かう春日線とか面白いのかもしれない。

さて、それでは参道を歩いていきましょう。一般車両はこの時間、ここまでしか入れないのかな。なお、この手前には民間駐車場・３００円！って看板を持ったおじさんが立っていました（笑）。

さあ、暑い中だけど歩こうか。あと八丁半ってどのくらいだ？

てくてく。

なんだろうあのオート三輪（？）。乗れるのなら乗ってみたい気もしますけど、お金かかりそうだなあ。

とりあえず、観光案内所で一休みしていきましょう。

谷汲観光資料館 美術館・博物館

この奥に観光資料館があったらしいけど、今は閉館されているみたい。

さて、こういうところにやっぱりあるよね、記念スタンプ。両界山横蔵寺のスタンプもありました。どこにあるのかよくわかってないけど、一緒に押しておこう。

記念スタンプを押して退散しようと……、ほう、これは。

自然公園カードっていうものがあるそうです。受付の方に言って、谷汲山華厳寺のカードを頂きました。

ダムカード以来、こういうカード増えたよねえ。本家（？）のダムカードは６月の時点ではコロナ対応で配布が一時中止されていましたが…。再開いつになるのかな。

あ、このマスクはさっきのバスの運転手さんがしていたマスク。かっぱの河太郎オリジナルマスクだそうです。ご当地マスクなんだ。かっぱの河太郎は揖斐川町のマスコットキャラクターでしょうか？　瑞穂市の柿に本巣市の桜、そして揖斐川町の河童。色々ですねえ。

おや、写真ぶれちゃってますけど、さっきの三輪車はパキスタン製のトゥクトゥクで土日無料で運行しているんだって！　それは是非乗りたい！　……んだけど、もう姿が見えないですね。さっきはこの前に停まっていたんだどなあ。

それでは参道を歩いていきましょう。コチラのお店も立派そうですねえ。

萬屋 グルメ・レストラン

いのりちゃんからのおねがい
新型コロナにならない
うつさない！

いのりちゃんは、谷汲のマスコットキャラクター？なんだかわからなくなってきた。

あと四丁半。

よし、華厳寺着いた！よりも……これがパキスタン製のトゥクトゥクかー。

谷汲行き急行！赤白２色の名鉄カラーですね。

ちゃんとナンバーとってあるんですね。そりゃあそうか。

そしてこちらが

谷汲山華厳寺の入口、仁王門。

で、その前には名鉄カラーに塗られた先程のトゥクトゥクに、こちらも名鉄カラーのマイクロバス・宝くじ号。

なんか仁王門の前に並べていました。今日はイベントかなにかあるんですかね？　これは残念ながら乗るのは無理かなあ。

いや、名鉄カラーの車両が並んだ景色撮れたので、これはこれでいいか。

人が入らないタイミングを見計らってパシャリ。

角度を変えつつ

それでは華厳寺の中へ。

私は仏教徒ではないのでお参りってわけではないのですが

とりあえず奥の方まで行ってみましょう。

立派な気が並ぶ参道を歩いていきます。

山からの湧き水とかあるのかなあ

さてと、あそこが本堂かな？

谷汲山 華厳寺 寺・神社・教会

せっせと

登ってきましたよ～

いやあ、高いなあ。

谷汲山

なんか本堂の脇からさらに上まで登れそうなので…

まだお盆休みなのですが、この楓の木、もう色づいてる？

いつから使われているものかなあ。

本堂を裏から見下ろす形で。

このへんにも幾つかお堂があるようです。

そしてお寺の裏側には溜池。

緑ケ池(大正新田)とグーグルマップに書かれていました。

奉納三十三庭石

三匹揃った狸

そしてこちらの山道（東海自然歩道）を歩いていくと奥の院まで行けるようですが……

ここから一時間弱ほどかかるようなのでやめておきましょう。なんか軽装で行ったら駄目よみたいなことが書いてあったし。

満願堂ってお堂を眺めて

付近に一杯いる狸を眺めて

おお、いいお腹。いい腹鼓が響きそう。

そしたら下に下りましょうか。おお、いい眺め。

満願堂からの階段を降りて

本堂の付近まで戻ってきました。

西国え～っと、なんだっけ？三十三番満願霊場（先程もらった自然公園カードを眺めながら）？

要は昔から参拝されていたお寺ってことですね（適当
満願を果たした巡礼者が着物を脱いで収めるおいづる堂などがある、ってさっきのカードに書いてありました。ここのことですかね。

798年開創の天台宗の名刹でありました。

コロナ禍の中ですが（だからこそ？）ぼちぼちお参りされている方がおられました。

さて、それでは戻りましょうか。

長い階段を降りてきました。

蝉が鳴いてて、陽が燦々と照っていて

そして木漏れ日で。
日本の夏って感じです。

特に今年はお盆休みひたすら家にこもってクーラー漬けだったからな。お陽さまが眩しいぜ。

おや、なんか石碑があるな。

紀元2600年云々。どうやら戦前のもののよう。

ああ、境内案内図が。本堂そして満願堂まで行ってきたのかな。蓮池とかあったんだ。あ、緑が池の向こうに滝があったんだなあ。知らなかった。

それでは仁王門から出ましょうか。

おや、バスはいますけどトゥクトゥクがいないですね。イベントでもあるのかなと思ってたんだけど。

では華厳寺を出て

次はバスやトゥクトゥクが名鉄カラーになっている理由。かつてこの谷汲まで走っていた名鉄の遺構を見に行きましょう。