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ヨーロッパを訪れて、目にしたものをお土産に購入される方も多いことでしょう。それらは高価な金・銀器や陶磁器、食器類、ガラス製品、銘醸ワイン、革製品、衣装、ゴブラン織り、テーブルクロス、文具、木工品、精密な機械製品など、ピンからキリまでヨーロッパには、さまざまな魅力的な品物がある。<br /><br />写真はシュヴァルツヴァルト(黒い森)の伝統的な家具:居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」

ドイツの黒い森:「お百姓さんの家具」と称する樫の家具はまだ健在だ。

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1982/07/18 - 1982/07/18

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旅行記グループ ドイツの魅力

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25

jijidaruma

jijidarumaさん

ヨーロッパを訪れて、目にしたものをお土産に購入される方も多いことでしょう。それらは高価な金・銀器や陶磁器、食器類、ガラス製品、銘醸ワイン、革製品、衣装、ゴブラン織り、テーブルクロス、文具、木工品、精密な機械製品など、ピンからキリまでヨーロッパには、さまざまな魅力的な品物がある。

写真はシュヴァルツヴァルト(黒い森)の伝統的な家具:居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
旅行の手配内容
個別手配

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  • 高価な品物は日本に持ち帰るのも大変だが、持ちかえっても故障し、修理するとなるとこれまた費用や時間もかかり、大変です。<br /><br />知人でイタリアのベネチアングラス(ムラノ)を現地業者経由で日本に送り、一部壊れた品が届いたと言う。保険求償やらなにやらと、ごたごたしたようだったが、気に入っていたものだったから、とてもがっかりしていた。<br /><br />写真は居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上部・・・ビール製造ブランドの樽飾り(レストラン用)、Westerwaelder Steinzeugヴェスターヴァルト・シュタインツォイク焼き物(陶器)を飾った。<br /><br />参考:<br />Westerwaelder Steinzeugヴェスターヴァルト・シュタインツォイク焼き物(陶器)<br />https://4travel.jp/travelogue/11463998

    高価な品物は日本に持ち帰るのも大変だが、持ちかえっても故障し、修理するとなるとこれまた費用や時間もかかり、大変です。

    知人でイタリアのベネチアングラス(ムラノ)を現地業者経由で日本に送り、一部壊れた品が届いたと言う。保険求償やらなにやらと、ごたごたしたようだったが、気に入っていたものだったから、とてもがっかりしていた。

    写真は居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上部・・・ビール製造ブランドの樽飾り(レストラン用)、Westerwaelder Steinzeugヴェスターヴァルト・シュタインツォイク焼き物(陶器)を飾った。

    参考:
    Westerwaelder Steinzeugヴェスターヴァルト・シュタインツォイク焼き物(陶器)
    https://4travel.jp/travelogue/11463998

  • さて、私共の大事な、ドイツのお土産の一つに、Eiche樫の家具(ドイツの南西部にあるSchwarzwaldシュヴァルツヴァルト・黒い森の伝統的な家具)がある。<br /><br />ドイツでは「Bauernmoebelバウエルンメーベル」つまり「お百姓さんの家具(農民の家具)」と称していた。<br />1985年の春、二度目のドイツ駐在から帰国した際に、日本に持ちかえった。<br /><br />写真はシュヴァルツヴァルト黒い森の伝統的な家具:居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」・・・家具(樫)の上部にビール製造ブランドの樽飾り(レストラン用)、ヴェスターヴァルト焼き物など陶磁器類、真ん中のガラス内に錫のグラス、ワイン用グラス、下にVilleroy&amp;Bochヴィレロイ・ボッホの食器皿を飾った。

    イチオシ

    さて、私共の大事な、ドイツのお土産の一つに、Eiche樫の家具(ドイツの南西部にあるSchwarzwaldシュヴァルツヴァルト・黒い森の伝統的な家具)がある。

    ドイツでは「Bauernmoebelバウエルンメーベル」つまり「お百姓さんの家具(農民の家具)」と称していた。
    1985年の春、二度目のドイツ駐在から帰国した際に、日本に持ちかえった。

    写真はシュヴァルツヴァルト黒い森の伝統的な家具:居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」・・・家具(樫)の上部にビール製造ブランドの樽飾り(レストラン用)、ヴェスターヴァルト焼き物など陶磁器類、真ん中のガラス内に錫のグラス、ワイン用グラス、下にVilleroy&Bochヴィレロイ・ボッホの食器皿を飾った。

  • 本来ドイツでは台所や、食卓の間用の家具として使用するもののようですが、我が家ではドイツ土産の思い入れのある、珍しい家具として、狭い我が家の中で一番広い居間に家具として置いて使用している。<br /><br />2011年3月11日、東日本大震災では、千葉の地は震度6弱、ドイツの家具はどっしりとしていて、中のガラス食器や洋食器は一つも壊れずに、それに耐えた。<br /><br />写真は飾りに置いたVilleroy&amp;Bochヴィレロイ・ボッホ<br /><br />参考:<br />Villeroy&amp;Bochヴィレロイ・ボッホはMettlachメットラッファという人口3500人、フランスやルクセンブルグの国境にも近い小さな町にある。<br />フランソワ・ボッホにより、マイセンに遅れること39年後の1748年に現在のフランス・ロレーヌ地方に創業した。その後、ルクセンブルク王国にも工場を設立し、ハプスブルク家の援助を受け、王室御用達の窯として発展する。<br />1836年、同業者であり、ライバルでもあるヴィレロイ家と合併し、「ヴィレロイ&ボッホ」となり、ドイツ・メットラッファに本社を構える。<br />いち早く機械化と量産体制を進め、グラス・リネン類までトータルコーディネートする世界三大陶磁器メーカーの一つとなる。<br />日常使用に耐える堅牢さで人気を得ている窯である。

    本来ドイツでは台所や、食卓の間用の家具として使用するもののようですが、我が家ではドイツ土産の思い入れのある、珍しい家具として、狭い我が家の中で一番広い居間に家具として置いて使用している。

    2011年3月11日、東日本大震災では、千葉の地は震度6弱、ドイツの家具はどっしりとしていて、中のガラス食器や洋食器は一つも壊れずに、それに耐えた。

    写真は飾りに置いたVilleroy&Bochヴィレロイ・ボッホ

    参考:
    Villeroy&Bochヴィレロイ・ボッホはMettlachメットラッファという人口3500人、フランスやルクセンブルグの国境にも近い小さな町にある。
    フランソワ・ボッホにより、マイセンに遅れること39年後の1748年に現在のフランス・ロレーヌ地方に創業した。その後、ルクセンブルク王国にも工場を設立し、ハプスブルク家の援助を受け、王室御用達の窯として発展する。
    1836年、同業者であり、ライバルでもあるヴィレロイ家と合併し、「ヴィレロイ&ボッホ」となり、ドイツ・メットラッファに本社を構える。
    いち早く機械化と量産体制を進め、グラス・リネン類までトータルコーディネートする世界三大陶磁器メーカーの一つとなる。
    日常使用に耐える堅牢さで人気を得ている窯である。

  • 5年7ケ月の最初のDuesseldorfデュッセルドルフ駐在を終え、1979年8月に帰国し、翌年12月に千葉に家を購入し、社宅から転居したのです。<br /><br />が、商社にはよくある話なのですが、1年も経たない内に、ドイツ経験者ということで御指名がかかり、二度目のドイツ駐在が内示された。内示の半年後、1982年2月末に再びデュッセルドルフへ出発と、折角の新居を楽しむこともなかった。<br /><br />写真は居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上段内部・ワイングラスなど

    5年7ケ月の最初のDuesseldorfデュッセルドルフ駐在を終え、1979年8月に帰国し、翌年12月に千葉に家を購入し、社宅から転居したのです。

    が、商社にはよくある話なのですが、1年も経たない内に、ドイツ経験者ということで御指名がかかり、二度目のドイツ駐在が内示された。内示の半年後、1982年2月末に再びデュッセルドルフへ出発と、折角の新居を楽しむこともなかった。

    写真は居間に鎮座する「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上段内部・ワイングラスなど

  • 子供たちは転居にともなう転校続きで気の毒でしたが、家内も漸く引っ越し荷物をほどいて整理が終わったのに、またまた引っ越し荷物を作る事になり、嘆いている暇もなく、作業に忙殺されていた。<br /><br />(因みに私の会社生活では、数えてみると家族で引越しを11回、単身で9回ですから、私自身は合計20回も引っ越し作業している。また、この家を購入してからの会社生活で、単身生活が合計8年程ありますから、現役時代は家でじっくり生活していた期間は少ない)<br /><br />写真は「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上段内部・ワイングラス、錫製など

    子供たちは転居にともなう転校続きで気の毒でしたが、家内も漸く引っ越し荷物をほどいて整理が終わったのに、またまた引っ越し荷物を作る事になり、嘆いている暇もなく、作業に忙殺されていた。

    (因みに私の会社生活では、数えてみると家族で引越しを11回、単身で9回ですから、私自身は合計20回も引っ越し作業している。また、この家を購入してからの会社生活で、単身生活が合計8年程ありますから、現役時代は家でじっくり生活していた期間は少ない)

    写真は「お百姓さんの家具(農民の家具)」の上段内部・ワイングラス、錫製など

  • 今度、駐在から帰る時にはあの家具を買ってこようと、家内と決めていた。<br />居間に納まり良く置けるサイズのものを購入したいと思っていたのだ。<br /><br />写真は家具の下部の中:食器が重いため、中敷きが真中で下がってしまうので、突っ支い棒を入れた。<br /><br />

    今度、駐在から帰る時にはあの家具を買ってこようと、家内と決めていた。
    居間に納まり良く置けるサイズのものを購入したいと思っていたのだ。

    写真は家具の下部の中:食器が重いため、中敷きが真中で下がってしまうので、突っ支い棒を入れた。

  • 現地の住居近く(この時はデュッセルドルフ飛行場近いUnterrathウンターラート地区に居を構えた)に「黒い森の伝統的な家具」のお店を見つけた。<br /><br />その店はウンターラート111番地にあったMoebel Doerendahlデーレンダール家具店で、創業は1956年、25周年が経っていました。<br />本店と少し離れた場所に展示用のスペースがあり、こちらにお目当ての家具が展示されていた。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレット

    現地の住居近く(この時はデュッセルドルフ飛行場近いUnterrathウンターラート地区に居を構えた)に「黒い森の伝統的な家具」のお店を見つけた。

    その店はウンターラート111番地にあったMoebel Doerendahlデーレンダール家具店で、創業は1956年、25周年が経っていました。
    本店と少し離れた場所に展示用のスペースがあり、こちらにお目当ての家具が展示されていた。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレット

  • 駐在生活も徐々に落ち着いた頃、休日に家内と何度か出かけて行き、気に入った写真の家具をEuro2,150で買ったのです。<br /><br />高地・黒い森のGutachtalグータッハ谷の製品はWoessnerヴェスナーという会社のものでした。今も存続しているか?!<br /><br />写真の色合いや、明るい黄みがかったものがありましたが、上部のガラスの色合いが気に入り、ごてごてとした彫り物のないシンプルな、写真の家具を選んだ。<br /><br />Gutachグータッハという名前の付いたタイプは、高さ183cm、幅182cm、奥行き49cm、上下三つずつの扉がある。<br /><br />ウンターラートに設営した住居(ほとんど家具付き)は居間も広く、大家の家具に混じっても違和感もなく、駐在中、この家具は重宝した。<br /><br />写真は1982年7月、届いた「お百姓さんの家具(農民の家具)

    イチオシ

    駐在生活も徐々に落ち着いた頃、休日に家内と何度か出かけて行き、気に入った写真の家具をEuro2,150で買ったのです。

    高地・黒い森のGutachtalグータッハ谷の製品はWoessnerヴェスナーという会社のものでした。今も存続しているか?!

    写真の色合いや、明るい黄みがかったものがありましたが、上部のガラスの色合いが気に入り、ごてごてとした彫り物のないシンプルな、写真の家具を選んだ。

    Gutachグータッハという名前の付いたタイプは、高さ183cm、幅182cm、奥行き49cm、上下三つずつの扉がある。

    ウンターラートに設営した住居(ほとんど家具付き)は居間も広く、大家の家具に混じっても違和感もなく、駐在中、この家具は重宝した。

    写真は1982年7月、届いた「お百姓さんの家具(農民の家具)

  • 写真はこちらのパンフレットにあるGutachグータッハは、少し小さめの家具で、上下二つずつの扉つき、高さ・奥行きは同じで、幅が130cmと小さい。

    写真はこちらのパンフレットにあるGutachグータッハは、少し小さめの家具で、上下二つずつの扉つき、高さ・奥行きは同じで、幅が130cmと小さい。

  • 駐在期間明示書(私はこれを手形と呼んでいた)の予定通り1985年5月末に東京本社に帰任し、「お百姓さんの家具(農民の家具)」(上下が分離できる)も引っ越し荷物と共に日本に運ばれてきた。<br /><br />幸い、トラブルもなく、我が家の狭い居間に大きな顔をして鎮座することになった。<br /><br />写真はMoebel Doerendahlデーレンダール家具店でもらったGutachグータッハのパンフレット。

    駐在期間明示書(私はこれを手形と呼んでいた)の予定通り1985年5月末に東京本社に帰任し、「お百姓さんの家具(農民の家具)」(上下が分離できる)も引っ越し荷物と共に日本に運ばれてきた。

    幸い、トラブルもなく、我が家の狭い居間に大きな顔をして鎮座することになった。

    写真はMoebel Doerendahlデーレンダール家具店でもらったGutachグータッハのパンフレット。

  • 2003年(購入後20年ほど経っていた)に、扉を開閉する鍵(写真)が1つ壊れてしまった。<br /><br />仕方なく、購入したデュッセルドルフの家具屋さんに手紙を書き、壊れた鍵を同封して送ったところ、折り返し返事がきた。<br /><br />それには、<br />「もう三年前の2000年に家具店を閉めて、引退してしまいました。残念ながら、お申し出の鍵の在庫も手元にないのです。もし、少し時間をもらえるならば、何処かにお宅の鍵があるか?調べてみましょう」とのことだった。<br />これはもう無理かな!と、その時は思ったのです。<br /><br />仕方なく、手持ちしている別の鍵(この家具は4ヶ所に鍵が付けられ、鍵穴は同じ)で開き閉めしていた。<br /><br />写真は「黒い森の伝統的な家具」の鍵・・・クヌギの実を付けた。

    イチオシ

    2003年(購入後20年ほど経っていた)に、扉を開閉する鍵(写真)が1つ壊れてしまった。

    仕方なく、購入したデュッセルドルフの家具屋さんに手紙を書き、壊れた鍵を同封して送ったところ、折り返し返事がきた。

    それには、
    「もう三年前の2000年に家具店を閉めて、引退してしまいました。残念ながら、お申し出の鍵の在庫も手元にないのです。もし、少し時間をもらえるならば、何処かにお宅の鍵があるか?調べてみましょう」とのことだった。
    これはもう無理かな!と、その時は思ったのです。

    仕方なく、手持ちしている別の鍵(この家具は4ヶ所に鍵が付けられ、鍵穴は同じ)で開き閉めしていた。

    写真は「黒い森の伝統的な家具」の鍵・・・クヌギの実を付けた。

  • すると、1ヶ月もしないうちに手紙が2通、そして5つの鍵が届いた。嬉しいことに5つの鍵は皆、鍵穴にぴったりと合い、開閉に問題ありません。<br /><br />壊れた鍵の代替え分、1つの鍵が送られてくると思っていたが、5つが届き、これなら将来のリスクは全く無くなったに等しいと、大変ありがたかった。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    すると、1ヶ月もしないうちに手紙が2通、そして5つの鍵が届いた。嬉しいことに5つの鍵は皆、鍵穴にぴったりと合い、開閉に問題ありません。

    壊れた鍵の代替え分、1つの鍵が送られてくると思っていたが、5つが届き、これなら将来のリスクは全く無くなったに等しいと、大変ありがたかった。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • 勿論、鍵代・郵送代の各明細と領収書を添付した請求額は郵便代Euro8を含むEuro43.55でした。<br />あれ!思っていたより安いなと感じた費用は”実費の請求”でした。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    勿論、鍵代・郵送代の各明細と領収書を添付した請求額は郵便代Euro8を含むEuro43.55でした。
    あれ!思っていたより安いなと感じた費用は”実費の請求”でした。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • 送金口座も書かれていたのですが、少額の送金では銀行の手数料が馬鹿にならないので、国際郵便を利用して、切りの良い額の手持ちのEuro50紙幣を送った。<br /><br />そして感謝の気持ちに、日本の郵便記念切手を同封しておいた。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    送金口座も書かれていたのですが、少額の送金では銀行の手数料が馬鹿にならないので、国際郵便を利用して、切りの良い額の手持ちのEuro50紙幣を送った。

    そして感謝の気持ちに、日本の郵便記念切手を同封しておいた。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • この事はドイツ人の親切さと、ドイツの商業道徳の健全さを感じたものです。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    この事はドイツ人の親切さと、ドイツの商業道徳の健全さを感じたものです。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • こうした事もあって、毎日居間で見る「Bauernmoebelバウエルンメーベル」つまり「お百姓さんの家具(農民の家具)」に、益々愛着を感じている。<br /><br />・・・・・<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    こうした事もあって、毎日居間で見る「Bauernmoebelバウエルンメーベル」つまり「お百姓さんの家具(農民の家具)」に、益々愛着を感じている。

    ・・・・・

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • さて、愛着のある黒い森の家具「お百姓さんの家具(農民の家具)」も会社生活に匹敵するような期間が過ぎてしまった。<br /><br />娘たちがどう引き取ってくれるのか、こればかりは分割するのも難しい。<br />孫の世代で気に入ってくれて、私が欲しいと言ってくれれば嬉しいのだが。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    さて、愛着のある黒い森の家具「お百姓さんの家具(農民の家具)」も会社生活に匹敵するような期間が過ぎてしまった。

    娘たちがどう引き取ってくれるのか、こればかりは分割するのも難しい。
    孫の世代で気に入ってくれて、私が欲しいと言ってくれれば嬉しいのだが。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • ドイツ駐在を終えた家族四人の引っ越しでは、船便の許容量が幸いなことに多くなる。この家具の上下は外せるようになっていて、別々に梱包して送られた。<br /><br />日本に来てから、元のようにしたのですが、結構重いので日通も苦労していた。<br /><br />2002年~03年にやったリフォームの際も動かすのに中身を全て出してから動かした。その時、大工さんに頼んで、居間の床下の根太などもしっかり補強した。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

    ドイツ駐在を終えた家族四人の引っ越しでは、船便の許容量が幸いなことに多くなる。この家具の上下は外せるようになっていて、別々に梱包して送られた。

    日本に来てから、元のようにしたのですが、結構重いので日通も苦労していた。

    2002年~03年にやったリフォームの際も動かすのに中身を全て出してから動かした。その時、大工さんに頼んで、居間の床下の根太などもしっかり補強した。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具

  • 買う時は高いと思っても、こうして40年近くも、そしてこれからも使用に堪えることを思うと、決して高い買い物にならない。<br />良いものは飽きませんし、永年使ううちに一層愛着も出てきて、居間の景色の中にぴったり入りこんでしまった。結局、お得なものになったわけだ。<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具・・・こちらの家具はドイツの宗教性も高く、色合いも日本の家には合わないのだが、旅先でこのような部屋に泊まるのは嬉しい。

    買う時は高いと思っても、こうして40年近くも、そしてこれからも使用に堪えることを思うと、決して高い買い物にならない。
    良いものは飽きませんし、永年使ううちに一層愛着も出てきて、居間の景色の中にぴったり入りこんでしまった。結局、お得なものになったわけだ。

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具・・・こちらの家具はドイツの宗教性も高く、色合いも日本の家には合わないのだが、旅先でこのような部屋に泊まるのは嬉しい。

  • それにしても、家具屋を廃業していたのに、わざわざ鍵を探して送ってくださるなんて嬉しい限りだ。<br />異国のかつての客に対応してくれた、かつてのドイツ商人の親切さと、ドイツの商業道徳の健全さにあらためて感謝するものだ。<br /><br />日本は機械製品も短期間で次々にモデルチェンジがあり、部品が無くなって修理が不可となるケースを体験した。<br />ヨーロッパ(特にドイツは国民性もあって!)の品は長く使用することを念頭にして、品物を作っているように思える。<br /><br />それはドイツの魅力でもある。<br /><br />・・・・・・・・・・・・・・<br /><br />写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具(左下の枠内に、家具屋さんの住所が記載されていた)

    それにしても、家具屋を廃業していたのに、わざわざ鍵を探して送ってくださるなんて嬉しい限りだ。
    異国のかつての客に対応してくれた、かつてのドイツ商人の親切さと、ドイツの商業道徳の健全さにあらためて感謝するものだ。

    日本は機械製品も短期間で次々にモデルチェンジがあり、部品が無くなって修理が不可となるケースを体験した。
    ヨーロッパ(特にドイツは国民性もあって!)の品は長く使用することを念頭にして、品物を作っているように思える。

    それはドイツの魅力でもある。

    ・・・・・・・・・・・・・・

    写真はデーレンダール家具店のパンフレットにある家具(左下の枠内に、家具屋さんの住所が記載されていた)

  • おまけ:<br />「お百姓さんの家具(農民の家具)」、食器棚に入っている品を<br />掲載してみました。<br /><br />写真はドイツのワイングラス・・・彩色された緑色の感じも好みだ。

    おまけ:
    「お百姓さんの家具(農民の家具)」、食器棚に入っている品を
    掲載してみました。

    写真はドイツのワイングラス・・・彩色された緑色の感じも好みだ。

  • 写真はイタリアのベネチアングラス(ムラノ)・・・知人が購入したイタリアのベネチアングラスとは違う。

    写真はイタリアのベネチアングラス(ムラノ)・・・知人が購入したイタリアのベネチアングラスとは違う。

  • <ドイツの錫(すず)製品について><br /><br />ドイツの伝統工芸品のひとつに、錫細工があります。<br />錫は柔らかい金属で、約300℃で溶け出します。溶けた錫を鋳型に流し込み、冷めたら型から取り出し、彩色と研磨を繰返して仕上げていきます。<br />Rein Zinn純錫の刻印のあるドイツ製錫デザインカップ 、錫グラスは好ましく、時に応じて買い足した。<br />錫人形、錫の兵隊、錫スプーンなど錫製品は多い。<br /><br />写真は錫のグラスにはビールやワイン用グラスがある。<br />左端のビール用は冷えた味が良く保たれる。<br />最近、家ではビールを飲まなくなったので、利用しなくなったが。<br />上司にドイツ土産でこのビール用セットを贈った。<br />後々まで、顔を合わせる度に話題となり、お礼を言われた。<br />余程気に入ってくれたのだろう。<br />

    <ドイツの錫(すず)製品について>

    ドイツの伝統工芸品のひとつに、錫細工があります。
    錫は柔らかい金属で、約300℃で溶け出します。溶けた錫を鋳型に流し込み、冷めたら型から取り出し、彩色と研磨を繰返して仕上げていきます。
    Rein Zinn純錫の刻印のあるドイツ製錫デザインカップ 、錫グラスは好ましく、時に応じて買い足した。
    錫人形、錫の兵隊、錫スプーンなど錫製品は多い。

    写真は錫のグラスにはビールやワイン用グラスがある。
    左端のビール用は冷えた味が良く保たれる。
    最近、家ではビールを飲まなくなったので、利用しなくなったが。
    上司にドイツ土産でこのビール用セットを贈った。
    後々まで、顔を合わせる度に話題となり、お礼を言われた。
    余程気に入ってくれたのだろう。

  • 写真は錫のグラスには錫ワイン・ビール用カップ、ショットグラスがある。

    写真は錫のグラスには錫ワイン・ビール用カップ、ショットグラスがある。

  • 昨年、メルヘン街道を巡ったので、懐かしくアルバムを見ていたら、こんな写真が見つかった。<br /><br />・・・・・<br />1982年7月11日(日)、ちょっと気分転換にと、メルヘン街道を巡った。<br />Duesseldorfを朝8時に出発。<br />10時Kassel(グリム兄弟博物館)、<br />11時半Hann・Muenden(木組みの家並み、鉄ヒゲ博士の野外劇)、<br />Schloss Sababurg(いばら姫の城)、<br />Burg Trendelburg(古城ホテル トレンデルブルク城のテラスでお茶)、<br />16時半Bodenverder(ほら吹き男爵)、<br />Hameln(ネズミ捕り男の仕掛け時計)、17時50分出発し、<br />Duesseldorfには20時に帰宅。総走行距離約700km。<br /><br />写真は<br />左上:メルヘン街道:木組みの家並みで知られたハン・ミュンデンで鉄ヒゲ博士の野外劇を見る。<br /><br />左下:ハーメルンで愛車のメルセデス・ベンツ2300㏄(中古を購入)と。<br /><br />右上:古城ホテル トレンデルブルク城のテラスでお茶を頂いた。<br /><br />右下:1982年7月、ウンターラートの自宅に届いた「お百姓さんの家具」。<br />家具の右の暖炉は当時でも珍しいもので、後部の内部の重油を燃やして、暖炉のタイル温め、同時に暖かい空気を部屋に供給する暖炉システム。<br /><br />・・・・・・・・・<br /><br />皆様へ、<br />本編もお読みいただきありがとうございました。<br /><br />暑い夏、武漢ウイルス禍の世情、なんとも大変ですが、<br />ご健康にお過ごしください。<br /><br />jijidaruma<br />          (2010年07月05日記、2020年08月16日追記)<br />

    昨年、メルヘン街道を巡ったので、懐かしくアルバムを見ていたら、こんな写真が見つかった。

    ・・・・・
    1982年7月11日(日)、ちょっと気分転換にと、メルヘン街道を巡った。
    Duesseldorfを朝8時に出発。
    10時Kassel(グリム兄弟博物館)、
    11時半Hann・Muenden(木組みの家並み、鉄ヒゲ博士の野外劇)、
    Schloss Sababurg(いばら姫の城)、
    Burg Trendelburg(古城ホテル トレンデルブルク城のテラスでお茶)、
    16時半Bodenverder(ほら吹き男爵)、
    Hameln(ネズミ捕り男の仕掛け時計)、17時50分出発し、
    Duesseldorfには20時に帰宅。総走行距離約700km。

    写真は
    左上:メルヘン街道:木組みの家並みで知られたハン・ミュンデンで鉄ヒゲ博士の野外劇を見る。

    左下:ハーメルンで愛車のメルセデス・ベンツ2300㏄(中古を購入)と。

    右上:古城ホテル トレンデルブルク城のテラスでお茶を頂いた。

    右下:1982年7月、ウンターラートの自宅に届いた「お百姓さんの家具」。
    家具の右の暖炉は当時でも珍しいもので、後部の内部の重油を燃やして、暖炉のタイル温め、同時に暖かい空気を部屋に供給する暖炉システム。

    ・・・・・・・・・

    皆様へ、
    本編もお読みいただきありがとうございました。

    暑い夏、武漢ウイルス禍の世情、なんとも大変ですが、
    ご健康にお過ごしください。

    jijidaruma
              (2010年07月05日記、2020年08月16日追記)

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この旅行記へのコメント (10)

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  • mom Kさん 2021/05/02 10:16:09
    ”物語り”拝読
     はじめまして jijidarumaさん。旅行年を拝見して、我が当時をも想起。まだヨーロッパは未踏のころ。商社躍進、開拓のころと勝手に想像させていただきました。お仕事ご苦労様でした。あの頃のヨーロッパを見てみたかった。ポルトガルの辛うじてその時代の残り香だけ味わっています。1980年代から90年代にかけての変貌は、私には悲しいものでした。ですから、知らないドイツのそのころを貴旅行記で味わえている気分です。ありがとうございます。

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/05/02 19:46:08
    Re: ”物語り”拝読
    mom Kazuko さん、
    初めまして、今晩は。

    「ドイツの魅力」シリーズの「黒い森の伝統家具」の章にお立ち寄り、
    コメントも頂きありがとうございました。

    <いつも心にあるカフェ 北ドイツ>が目につき、立ち寄らせて
    頂きました。シュターデを訪れる日本の方は珍しく、拝見した
    次第です。
    北ドイツらしい風情のあるハンザ都市シュターデ、なかなか良い
    感じの町、カフェ、のんびりとする旅には最適!でしょうね。

    ブレーメン観光記にこの旅行記と、私の2019年の旅最初の章が
    続いて並んでおりました。

    2019年の旅でここも候補地でしたが、友人夫妻の勧めで
    一緒にブレーマーハーフェンに行ってしまいました。
    この年のメルヘン街道の旅では、ブレーマーハーフェンが2010年
    から「クラバウターマンの伝説(船の損傷や沈没を予言する船の精)
    によって、従来ブレーメンがメルヘン街道の終点でしたが、
    ブレーマーハーフェンとなった・・・と知り、気になっていた所為
    もありました(それでいて、この像を見るのを忘れてしまった)。

    それではまた。ありがとうございました。
    jijidaruma
  • あまいみかんさん 2021/04/26 19:57:58
    独逸の質実剛健な田舎の家具のお話。
    jijidarumaさん、こんにちは。

    初めまして。
    先日は、私の拙い旅行記にお訪ね下さり、また「いいね!」も
    ありがとうございました。
    jijidarumaさんは、ドイツに2回もご家族で駐在され、
    また毎年のようにドイツに旅なさっておられるのですね。
    沢山の旅行記、どれから読ませて頂こうかしらと迷ったけど、
    まずはネルトリンゲンから拝見しました。
    丁寧な説明とお写真で、街の歴史がよくわかりました。
    ツアーで訪れたことはあるのですが、時間もなくゲオルグ教会の
    尖塔に心を残しつつ・・・でしたので、番人の逸話、塔からの眺めに
    多いに満足させて頂きました。
    これからドイツの案内書として読ませて頂きたいです。
    ドイツでは賑やかにイースターをお祝いする様子に驚きました。
    イースターエッグや泉の華やかな彩り卵の飾りつけ写真など、
    楽しいものが満載で、こちらまでワクワクします。
    そして、ドイツで求められた田舎風家具、とっても素敵ですね。
    独ガラスや、錫のワインカップやビアグラス、飾り皿など
    思い出のお品に囲まれていつでもドイツ。
    私も娘とドイツ旅行した時にローテンブルグで錫のビアマグ(小)を
    一個、お土産としました。その1年後、今度は友人とツアーで
    ローテンブルグ再訪。同じ柄の、も少し大きめの錫のマグを見つけ、
    求めました。もうそれだけで嬉しく思って居る位です。
    陶器のイースターエッグや、飾り物も、それだけで充分に
    かわいいのに、奥様の細工物やスズランのお花を添えてさらに
    可愛さが増してますね。アイデア、ばっちり。
    独逸のお方、製造中止になった家具の鍵を、捜し出して来てくれた上、
    ひとつだけでなく、鍵穴の数だけ送ってくれた・・・
    なんて美しいお話でしょう。
    ドイツファン度がいや増すのも当然というもの。
    2020年春には、主人の希望でドイツに行こうと計画して
    いましたが、コロナの為お流れになりました。
    後がない年齢なので、いつ行けることになるかわからないのが残念。
    でも、こんな中、とても話題豊富なドイツ旅行記作者に出会って
    嬉しい限りです。
    もうお話の世界だけで満足で~す。
    今後ともよろしくお願いいたします

    あまいみかん

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/04/27 00:18:59
    Re: 独逸の質実剛健な田舎の家具のお話。
    あまいみかん、
    今晩は。以心伝心でしたね。
    相互にコメントをしあったのは大変珍しく、ありがとうございました。
    旅行記にお立ち寄り頂くと共にフォローして頂き、私もフォローさせて頂きました。どうぞ宜しくお願いします。

    さて、ネルトリンゲンか等の旅行記、2012年はもう9年前で、昨年、今年とドイツの旅を止めたので、前に遡って掲載したものですが、ドイツ観光の王道ともいえるRomantische Strasseロマンチック街道、Schwaebische Alb Strasseシュヴェービッシュ・アルプ街道、Burgenstrasse古城街道の旅は多岐にわたり、けっこう好奇心を満足させてもらいました。旅の概括からコピーすると、
    ・・・
    いろいろと計画で調べていると、グリム童話(今年は初版発行から200年の記念すべき年)の白雪姫の城、皇妃エリザベートが幼少期を過ごした”シシーの城”、トム・クルーズが主演した”Claus Schenk Graf von Stauffenbergクラウス・シェンケ・シュタウフェンベルク伯爵(1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件のリーダー)の城などを見つけた。
    もちろん、1500万年前に隕石の衝突によって形成されたと言われるリース盆地に、珠玉のような中世都市を訪ねる事にしています。
    また、ゲーテが処女戯曲で描いた“鉄腕ゲッツ” ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの古城ホテルDie Goetzenburgゲッツェンブルク城、ノイマンの建築作品、リーメンシュナイダーの彫刻作品も、フランケン(Franken)やヴュルテンベルグ(Wuerttemberg)のワインも楽しみの一つです。

    今まで泊った事が無い古城ホテルを中心に十数の古城ホテルを候補にピックアップし、それから旅の行程・場所と内容でホテルもあわせ決定した。
    古城ホテルに13泊、その内、こんな所にミシュランの星付きレストランがあるのかと、いつも驚かせるロマンチック・ホテル加盟のホテルに2泊となります。
    ・・・

    この麗しの5月の旅日記を、ドイツの旅を体験されたあまいみかんさん、お嬢さんにも楽しんで頂ければと思っております。
    そして、機会あれば御主人さまとの旅が実現できますように、祈ります。
    役立ちそうなものがあれば、コピーされてもOKです。これらの旅行記が少しでも役立つことがあれば、当方も嬉しいです。

    盛りだくさんのコメントありがとうございました。
    それではまた。
    jijidaruma

    追伸:
    伝説・民話は行程が決まると、その町の伝説を調べて訳すようにしています。
    ドイツのイースター、黒い森の伝統家具とドイツ人商人の話、お土産の錫のワインカップ、ビアグラス、飾り皿など、お目に留まって良かったです。
    尚、Westerwaelder Steinzeugヴェスターヴァルト・シュタインツォイク焼き物(陶器)の御紹介を番外編で掲載しています。ご参考までに。

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/04/27 00:24:42
    Re: 独逸の質実剛健な田舎の家具のお話。
    あまいみかん、=>あまいみかんさん、と訂正です。スミマセン。

    あまいみかん

    あまいみかんさん からの返信 2021/04/27 07:26:07
    Re: 独逸の質実剛健な田舎の家具のお話。
    jijidarumaさん、おはようございます!

    ご丁寧にどうも。お気になさらないで下さい。
    今日は、良い天気。
    元気に行きましょう。

    今の季節は夏みかん


  • M-koku1さん 2020/08/18 00:38:05
    重厚な家具ですね
    jijidarumaさん

    番外編もなかなか面白いですね! 
    こんなお百姓さんの食器棚が お家のリビングにあったら 毎日ヨーロッパにいるみたいで 素敵でしょう。
    我が家の場合イギリス土産になるので 食器はほとんどウェッジウッドですが ヴィレロイボッホの図柄は好きで 一~二枚持ち帰りました。ボンチャイナでもこのメーカーのものは 特に固くて割れにくいと説明され 目の前で机に叩きつけて デモンストレーションされた時は驚きました。ドイツのメーカーだと 今回初めて知りました。(^^ゞ
    (何故かオランダと勘違いしてました)

    あのものすごい東北大震災にもビクともしなかった家具を作っていた家具屋さんが閉店は 残念ですが 40年経っているなら 代替わりしたとしても しょうが無いですね。
    中島みゆきの「時代」の歌の歌詞が しみじみと思い出される旅行記でした。

    今日もアドベンチャーワールドのパンダのドキュメンタリーをNHKで見て 数ヶ月前を懐かしんでいる Mより

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2020/08/18 01:43:15
    Re: 重厚な家具ですね
    M-koku1さん 、
    今晩は。いつもありがとうございます。

    番外編、セピア色の思い出、あるいは伝説・民話も、旅行記の
    無い時に写真も少ない編集で、読みやすいかなと思っています。

    「お百姓さんの家具」は黒い森の伝統家具、ドイツの田舎好きでも
    ありますので、我が家には向いているかもしれません。
    友人、知人を家に招くと、びっくりして、最初に質問されます(笑)。

    ウェッジウッドも良いですね。我が家には頂き物しかないのですよ。
    英国の紅茶の世界(文化)は独特の感じもあって、紅茶セット用の
    食器は楽しいもの、それに銀器も素晴らしく魅力的です。
    ヴィレロイボッホの図柄もお好きとは嬉しいですね。
    オランダと言えば、デルフト焼き、マイセン、ロイヤル・コペンハーゲン、
    ウェッジウッド、リヤドロ、ヘレンド、其々の国を代表するものは良い
    食器も飾り皿も多く、それだけ高価でした。
    ドイツにはマイセン、ローゼンタール、フッチェンロイターなどを巡る
    陶磁器街道があるから面白いですよ。

    当時、お招きするのにも紅茶・コーヒーの食器に皆さん気を使って
    おられたのを思い出します(田舎者だった私共は大変困った)。

    それではまた。ありがとうございました。
    jijidaruma 
  • sanaboさん 2020/08/17 15:22:39
    シュヴァルツヴァルトの伝統家具☆彡
    jijidarumaさん、こんにちは

    残暑お見舞い申し上げます。

    実は私は陶磁器やグラスウェアが大好きで沢山集めており、食器棚などの
    家具類にもとても興味があるのです。
    jijidarumaさんがドイツから持ち帰られたシュヴァルツヴァルトの伝統家具には
    家具職人さんとjijidarumaさんの思い入れが沢山詰まっており、jijidaruma家の
    居間に鎮座するに相応しい家宝のように感じられました。
    東日本大震災の時にもびくともせず、食器類がご無事だったのは何よりです。
    我が家では海外で買い集めたりオーダーメイドしたバカラやベネツィアングラスの
    脚の長いワイングラスやシャンパングラス類が40脚ほど、食器棚の扉と棚との
    隙間から下に落ちて割れてしまいました。
    残念でしたが、当時は震災で家族や家を失われた方々が大勢いらしたため
    割れたグラスを悔やむ気持ちにもなれませんでした。
    すでに閉店されていたにもかかわらず、壊れた鍵を探して送って下さった
    家具屋さんとのエピソードを心温まる思いで拝読いたしました。
    いかにも実直で堅実なドイツ人らしい対応でしたが、遠く離れた異国の地で
    自分のお店の商品を大切に使って下さっていることを知り、嬉しく
    思われたことでしょう。
    飾ってらしたVilleroy&Bochのお皿、とても素敵ですね!
    MettlachのVilleroy&Bochの博物館に行ったことがあります^^

    連日猛暑が続いておりますので、くれぐれもご自愛くださいませ。

    sanabo

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2020/08/17 17:05:28
    Re: シュヴァルツヴァルトの伝統家具☆彡
    sanaboさん、
    今日は。いつもありがとうございます。

    酷暑続きの日々で、筆を執る、イエイエ、パソコンのキーを
    たたくのも面倒になっていますね。
    あいかわらず、お元気な様子が感じられ、何よりです。

    さて、シュヴァルツヴァルトの伝統家具や陶磁器、グラスなどが
    お目がとまったのも、やはりお好きだから。
    東日本大震災の時に折角の収集品が壊れてしまった由、残念!
    (ドイツ的な錫の製品は丈夫ですから、お勧めです)
    オーダーメイドしたバカラやベネツィアングラスの脚の長いワイン
    グラスも写真が残っていれば、拝見したいものです。
    Villeroy&Bochのお皿もメットラッハの博物館で見られた由、
    とてもモダンなものに変化していましたね。

    手元の品は、この色合いがすごく気にいった(値段もセールで
    購入したので安価!)から、気軽に一番利用しているのです。
    後の旅で購入した飾り皿も、何となく色が似てしまうから面白い。

    さて「ドイツ大好き」もこうしたエピソードを体験すると、
    ますます高じてしまいます。

    8月も半ば、もうすぐ秋ですよ。いろいろと好転してくれる
    事を期待しています。
    それではまた。
    jijidaruma

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