2008/04/17 - 2008/05/01
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jijidarumaさん
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ドイツ バイエルン州;バイエルン王国の周遊
:アルペン街道・キーム湖・ドナウ、イザール、イン川を巡る:
期間 : 2008年4月17日(木)〜5月1日(木)15日間の旅
目的地: 今春の旅はドイツ南部、バイエルン州のOberbayern高地バイエルンと呼ばれるアルプス地方とOstbayern東バイエルン地方を巡る旅である。
今回の旅は“古来のバイエルン王国”を巡ることになるので、≪バイエルン王国の周遊≫と称した。
写真はディルンドルクライドの店
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
≪ドイツの民族衣装:Dirndlkleidディルンドルクライド≫
Mittenwald ミッテンヴァルト:2008年4月20日(日)
Zugspitzeツーグシュピッツエ(高さ2,962mで、ドイツの最高峰)に登り、麓の町Garmisch-Partenkirchenガルミッシュ・パルテンキルヒェンを観光してから、15:50にガルミッシュ・パルテンキルヒェンをスタート。次の町は近い。29km でMittenwald ミッテンヴァルトに至る。
この町を訪れると、日曜日は町中が歩行者天国になっていて、さらに一方通行の道が多いため、教会前の一番分かりやすいホテルなのに、なかなか目的のHotel Alpenroseホテル・アルペンローゼに着くことができない。
ぐるぐる回るばかりなので、車に家内を残し、ホテル近くまで徒歩で、ホテルに聞きに行った。
聞けば、ホテルの裏手に入る道も簡単なものです。
ホテルのガレージに車を停め、ホテル・アルペンローゼにチェックインしたのは16:20でした。
写真はホテル・アルペンローゼ -
Mittenwaldミッテンヴァルト市内観光;
人口8千人の町はローマ時代からイタリアと結ぶ街道の宿場町であり、要衝として栄えたと云う。ホテル・アルペンローゼの前はObermarktオーバーマルクトの中心街だ。
ホテル傍の教会前に立つ銅像はこの地にバイオリン製作の技術を伝えたKlotzクロツ像である。その裏手にあるバイオリン博物館はすでに閉館していた(〜13時まで)。どうも巡りあわせが悪いようで、26年前も閉館していた。
イム・グリース地域のフレスコ画を眺めて歩きながら、Hochホッホ通りを行くと、その先に市庁舎や町一番のHotel Postホテルポストがあった。
このあたりから雪をかぶったKarwendelカーヴェンンデル山(2385m)が美しく見える。町を一回りして、オーバーマルクト通りに戻る。
通りの店は殆ど閉まっている。
5月まで休暇中だと掲示されていたが、やはりまだここは冬、春はまだ遠いようだ。
写真はカーヴェンンデル山 -
オーバーマルクト通りの中ほどに、バイエルン独特の民族衣装“Trachtenトラヒテン”のお店があり、素敵な色合いの衣装が飾られているのが見えた。
Dirndlkleidディルンドルクライドと呼ばれる、白い提灯袖のブラウスと可愛いジャンバースカート、カラフルなエプロン、そして好みのスカーフを組み合わせた姿はとても品よく、実に美しい。
バイエルンの人たちが祭りや結婚式といったハレの日に、これを着て出る気持ちはよくわかる。
その昔、家内や娘たちが着ていたディルンドルクライドは何処にしまったのか?!
写真はオーバーマルクト通り -
アルプス地方の伝統的民家にはDurchlaufender Balkonデュルヒファーレンダー・バルコンという形式のバルコニーがついている。
直訳的には“間仕切りなしのバルコニー”で端から端まで木造つくりで、夏にはどの家にも花々で飾られたバルコニーを見ることができる。
この町にもこのバルコニーが見られたが、花にはまだ早い。
写真は“間仕切りなしのバルコニー” -
<Hotel Alpenroseホテル・アルペンローゼ(アルプスのバラ>
D-82481 Mittenwald 、Obermarkt 1 、
1号室(2階) Euro 66+kurtax3.6 ;全?室・?星
TEL:49(0)8823-92700 FAX:−3720
http://www.hotel-alpenrose-mittenwald.de
:Parkはガレージの指定場所No.2に。
ホテル・アルペンローゼは町の中心、オーバーマルクトの一番地にある。
教会・バイオリン博物館も近い。13世紀の頃より、旅人の休息所、旅籠として営まれたと云う。
この古きバイエルンスタイルのホテルは美しいバロック様式のファザードを持ち、フレスコ画で飾られた建物となっている。
写真は美しいファザード -
他にお客がいなかったのか?!二階の一号室・ホテル一番の部屋に泊まれた。
この地方の色濃い飾り付けや家具。独特の天井や電燈、ベッドと大変興味深く、満足の部屋でした。
レストランも由緒あるホテルに相応しいものでしたし、スタッフは親切でしたが、年老いたホテルの女主人が今一つ、愛想にかけたのが惜しまれるところだ。
明日はアルペン街道を東に走る予定だ。
写真は二階の一号室 -
≪Deutsche Alpenstrasseドイツアルペン街道≫
ドイツアルプスの麓を縫うようにしてたどる観光街道(1927年に制定)は1昨年85周年を迎えたドイツでも歴史ある観光街道である。
西はBodenseeボーデン湖のLindauリンダウを起点にし、Fuessenフュッセンまで265km。東はLinderhofリンダーホフ城からKoenigsseeケーニヒス湖のあるBerchtesgadenベルヒテスガーデンに至るもので、東ルートは240km。
東西ルートの合計が505kmの街道(450kmとも言う)。
バイエルン地方の壮大な、険しい山々(Zugspitzeツーグシュピッツエやカーヴェンデル山系、ヴァッツマン山塊など)、緑多い草原、ゆったりとした丘陵、緑濃い深い森、九十九折の山路、谷間の魅力あふれる村々、そして氷河の造った湖の景観は訪れる人々を魅了し、楽しませる。
この街道の連れずれには25もの古城、Kloster僧院や、20を数える大小様々の湖を訪れることができる。
写真はホテル・アルペンローゼの私どもの部屋の窓 -
写真は二階の一号室と古めかしいシャンデリア、寝台
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写真はイム・グリース地域のフレスコ画
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写真はZugspitzeツーグシュピッツエ(高さ2,962mで、ドイツの最高峰)
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写真は雪原の5月柱
登山電車のSchneefernerhaus氷河駅(2645m)は終着点、ここからさらにロープウエイで頂上に向かう。
まだ317mも上の頂がある。雪原より相当高い所にケーブルが張られて、高所恐怖症の私にはロープウエイは見るからにこわい。 -
写真は展望台からアイプ湖を真下にのぞくと、左右に広がった湖の色が神秘的な青さを見せていた。
-
写真はグライナウに向かう途中
Garmisch-Partenkirchenガルミッシュ・パルテンキリヒェンの町にある登山鉄道駅は出発点であり、終着点でもある。
海抜720mの駅のプラットフォームから、9:45発・登山鉄道に乗車する。途中のGrainauグライナウまでは電車も普通の走りで、山裾を縫うように走る。右手に広々と平原が開け、所々に冬場の飼料小屋?が建っている。遠くに見える山はKramer山1982m。その裾野に小さな町々の赤い屋根の家並みが見える。Grainauでアプト式の電車に乗り換える。
海抜973mにEibseeアイプ湖があり、そこの駅からさらにお客さんが乗ってきて、満席になってきた。 -
写真はアルペン街道を進みKochelコッヘル(海抜605m)という小さな町でみたもの。
4階建ての農家は典型的なDurchlaufender Balkon“間仕切りなしのバルコニー”をもち、家の白壁にバルコニーや緑の色彩が鮮やかな窓の戸袋が調和して、大変美しい建物となっている。 -
写真はミッテンヴァルトの祭
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写真はKoenigssee王の湖近くのRamsauラムザウの巡礼教会をバックに、着飾ったご婦人・たまたま結婚披露宴に出席されたご婦人にお願して撮らせていただいた。
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