2022年12月　3年ぶりのクリスマスマーケット　厳寒のクレフェルドと雨のデュッセルドルフ　Krefeld, Duesseldorf

2022/12/28 - 2022/12/28

2022年のWeihnachtsmarkt　ヴァイナハツマルクト　クリスマスマーケットにはコロナの規制は何もなくでかけられるようになりました。
マーケットに行った人たちが、グリューワインが超高かったとかブラートブルストが4ユーロもしたと言っていました。じゃあ、行ってみようと12月15日と12月28日にクリスマスマーケットに行ってきました。
15日は最低気温零下8度の寒さ、28日はでかける直前に雨が降り出すという天気でした。

エリア デュッセルドルフ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月15日（木）

ここ何日か大変な寒さが続いています。この日も最低気温マイナス8度。
寒いほうがクリスマスマーケットの気分が出るという夫。
この日はデュッセルドルフのマーケットではなくデュッセルドルフ近郊の町クレフェルドにやってきました。
ここはクレフェルド市の中心、クリスマスマーケットの立つKatholische Kirche St. Dionysius　聖ディオニシウス教会です。

クレフェルド市は人口が227050人と割と大きな町ですが、主な産業だったテキスタイル関係が落ち込んでいるため残念ながら活気があまりありません。

このクリスマスマーケットも前に来たときよりもかなり小さくなっていました。
買おうと思っていたあめ屋さんはお店を出していなくて買えず。

キリスト降誕のモチーフの顔出しパネルです。

一応自分でもやってみました。（このパネルがあると必ずやってみるので）

わたしが顔を出したのは東方の三博士の一人です。

教会の周りにスタンドが出ています。

地面にカンナくずのようなものが敷いてあって少し寒さが和らぎます。

記念写真。

このマーケット赤いライトを使っていて周りはすべて赤く見えます。

今晩の目的。
Bratwurst mit Broechen　ブラートブルスト・ミット・ブレ―チェン。焼いたソーセージをパンで挟んだもの。Senf　ゼンフというからしをつけて食べます。
やはり4ユーロ。高いなぁ。

その他に　Curry Wurst　カレー・ブルストとPommes　ポンメス。

カレーブルストは焼いたソーセージを切ってカレーソースをかけたもの。
ポンメスはフレンチフライです。マヨネーズつき。
だいたいマイナス4度の中、冷凍庫に熱い食べ物をいれたような状況で、食べているうちにどんどん冷めていきます。

あまり寒いので食べてすぐに帰りました。f^_^;

12月28日（水）

デュッセルドルフのクリスマスマーケットはクリスマスのあと12月30日までやっています。
よし、今日行ってみようと家を出たところで雨が降り出しました。

雨のせいか人通りが少ないです。
ここはSchadowstrasse　シャドウシュトラーセという通りです。
デュッセルドルフはKoenigsallee　ケーニヒスアレー略称ケーという通りが高級ブランドショップが並ぶ通りで有名ですが、このシャドウシュトラーセは庶民派のお店が並ぶ買い物通りです。

スタンドは開いているところと閉まっているところがあります。

今晩の目的。
ブラートブルスト。

やはり一つ4ユーロ。
普通の立ち食いスタンドなどでは3.5ユーロかな？

ドレッドヘアーのお兄さんが焼いています。

Karstadt　カーシュタットというデパートの軒先で雨宿りしながら食べます。

ブラートブルストのお店。
屋根にいっぱい明かりをつけています。

今年は電気代を節約しているところが多いような気がします。

Gustaf Gruendgens Platz 　グスタフ・グリュントゲンス・プラッツに来ました。

Flammkuchen　フラムクーヘンのお店があったので一つ買います。
でも、このフラムクーヘンはアルザスのではなく、ライン川を挟んでドイツ側バーデン地方のもの。Badischer Flammkuchenと書いてあります。

半分に切ってもらいました。
じゃがいもとベーコンのトッピングにチーズです。カロリー高い。

また雨を避けて、Schauspielhaus　という劇場の前で食べました。

グリューワインのスタンドもたくさんありますが、雨が降っているので飲みにくいしどうしよう。だんだんブーツが濡れてきました。

梨が入っているグリューワインがあるというのでそれを見てみたかったんですが。

Baumstriezel　バウムシュトリーツェルという看板のお店があります。

一瞬、バウムクーヘンなのかと思いましたが、棒にグルグルとらせん状に細長い生地を巻いていく作り方でした。

こういうスタンドは作り方が見られるので楽しいです。

とはいうものの、すっかりブーツが濡れてしまって気持ちが悪いので、帰ることにしました。

いつもの場所Schadowplatz　シャドウプラッツに立つKaethe Wohlfahrt　ケーテ・ヴォールファールトのお店。
クリスマスといえばここのクリスマスグッズです。

クリスマスツリーのこと。

クリスマスツリーを買ったらこのように機械で包んでくれます。
左の丸いものはツリースタンド。

飾ったところ。

このツリーは24日に飾りつけをしてだいたい1月の初め（6日）まで飾っています。
2月2日まで飾ってもいいそうですが、たいていは1月初めのツリー回収日に合わせて片付けます。ツリー回収日というのはごみの日（植物のごみ）のことで、ごみ収集カレンダーに載っています。
集められたツリーの一部は動物園の象などのえさになっているそうです。

これでクリスマスマーケットの旅行記はおしまいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

皆様よいお年をお迎えください。2023年すばらしい年になりますように♪

この旅行記へのコメント （2）

• Eiji Haitaさん 2023/01/02 14:34:18

  明けましておめでとうございます。

  Xmasシーズンに欧州に行ったことがなく、Xmasマーケットも経験がありません。今回、nekochanさんの数々の写真でその雰囲気を味わさせて頂きました。
  
  今年もお互いあちこちをウロウロして楽しみましょう。

  nekochanさん からの返信 2023/01/03 02:17:23

  Re: 明けましておめでとうございます。

  明けましておめでとうございます。Haita　さん
  
  ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
  
  みなさんのクリスマスマーケットはきらきらした旅行記ですが、わたしの今回のは寒さと雨のダークな（！）クリスマスマーケットでした。へへへ。
  ドイツの昭和（というのがぴったりなイメージ）の人は、グリューワインが９ドイツマルクもするなんて！なんて言ってました。まだ頭の中でマルクを使ってるんですね。（4.5ユーロでしたが）
  
  今年も健康で楽しいご旅行を。