東欧７ヶ国周遊個人旅行①

2016/04/23 - 2016/04/24

中・東欧ばかりひたすら旅行し続け約20ヶ国。ここまで来たらもういわゆる「東欧」を全て訪れて回ろう、と思い立ち、今回の旅の計画を立てました。
今回が人生で一番長期の渡航になります。2016年はGWが長く、そこに夏休みをぶつけて16連休くらいにしました。
夜行列車２連泊、丸半日間走り続ける夜行バス、未承認国家への入国など、かなりハードな旅となります。
20代も終わりかけ、ちょっと体力的にも厳しく、シビアな旅行となりましたが、また一つ世界が広がった気がします。

2016/4/23
　　成田空港発
　→シェレメチェヴォ国際空港経由
　→ミンスク国際空港
　→ミンスク
2016/4/24
　　ミンスク
　→ミール
　→ミンスク
2016/4/25
　　ミンスク
　→キエフ
2016/4/26
　　キエフ
　→オデッサ
　→キシナウ
2016/4/27
　　キシナウ
　→ティラスポリ
　→キシナウ
2016/4/28
　　キシナウ
　→ブラショフ
　→シギショアラ
　→ブラショフ
2016/4/29
　　ブラショフ
　→シナイア
　→ブカレスト
2016/4/30
　　ブカレスト
　→ジュルジュ
　→ルセ
2016/5/1
　　ルセ
　→ヴェリコ・タルノヴォ
2016/5/2
　　ヴェリコ・タルノヴォ
　→ソフィア
2016/5/3
　　ソフィア
　→ブラゴエフグラッド
　→リラ
　→ブラゴエフグラッド
2016/5/4
　　ブラゴエフグラッド
　→テッサロニキ
2016/5/5
　　テッサロニキ
　→テッサロニキ・マケドニア国際空港発
　→アテネ国際空港着
　→アテネ
2016/5/6
　　アテネ
　→アテネ国際空港発
　→シェレメチェヴォ国際空港着
2016/5/7
　　シェレメチェヴォ国際空港経由
　→成田空港着

エリア ミンスク(ベラルーシ)

今回も成田空港から出発です！

お得意様のアエロフロートです。
海苔巻き寿司と肉、野菜、パン、ケーキ・・・成田ーシェレメチェヴォ間の一発目はいつもこんな感じです。とにかくボリューム満点。

シェレメチェヴォ国際空港に到着。だいぶ見慣れた風景になってきました。
ベラルーシ行きの飛行機はロシアとの通商協定により国内線から出ることになっています。わざわざその為だけに麻布へ二回訪れてロシアの観光ビザを取り、それとは別にベラルーシビザを取りに五反田へ二度訪れました。
ロシア大使館の職員ですら「乗り継ぎだけならビザいらないですよ」と言われてしまうくらい、モスクワ経由のミンスク行きはハードルが高いんです。

ロシアへの入国を無事済ませ、初の国内線ターミナルへ。
エレベーターに乗ると、居合わせたロシア人のビジネスマン二人組の片方から「日本人ですか？」と流暢な日本語で聞かれました。もう片方の人が「なんで分かったの？」と訊くと「いや見ればわかるじゃん」と、ずっと日本語で会話していて、なんだかとても不思議な感じ。

一応外にも出てみます。
これが空港の出入り口か…と。Dターミナルでじっとしているとあまり見ない景色なので、なかなか感慨深いです。

ミンスク行きの国内線に乗ります。軽食が出ました。

ミンスク国際空港に到着です。

空港のロビーはなんだか薄暗くて、ちょっとナイトクラブみたいな雰囲気・・・

空港のATMで20万ベラルーシ・ルーブルをお引き出し。当時の日本円で1,000円ちょっとです。
私が旅行した直後に1/10000のデノミが行われ、現在はだいぶ相場が変わっているようです。

空港の外に出て、タクシーの勧誘を避けながらバスを待ちます。

程なくしてバスが出発。
途中、栄光の丘を見ることが出来ました。対独戦争の解放記念で作られたそうです。

ミンスク駅に到着しました。すっかり真っ暗です。

ちょっとだけ中を見ていきます。すごく立派な駅舎です。

駅前も明るく賑わっています。

地下鉄に乗り、ホテルの最寄ニャミーガ駅にやってきました。かなり都会感があります。

お腹も空いたので、ベラルーシらしい料理を求めて旧市庁舎前のガンブリヌスというお店へ。ホテルに近くてほんと良かった。

お店の中はこんな感じ。とても賑わいのあるバーみたいな感じです。

料理は結構本格的なものが出てきます。
ベリーソースをかけた肉料理。とても美味しかったです。

黒ビール。なんとかたどり着けた安心感で一気に飲んじゃいました。

ホテルに到着。
本日の宿泊先はガルニ・ホテルです。なかなか立派な内装。

ベッドはシングルでした。

バスタブがあります。素晴らしい。
本日はこれで終了です。

翌朝。朝食前に街をうろうろします。
写真はホテルの階段。ステンドグラスみたいになっていておしゃれです。

ホテルの外観はこんな感じ。

ホテルの真向かいにピンクの立派な建物。キナテアトルと書いてあるので、どうやら映画館のようです。

映画館のお隣にも立派な建物。こちらは検察庁らしいです。

リエニナ通りを南東へ進んでいきます。

道のど真ん中に大振りのオブジェやら噴水やらが沢山あります。

ミンスクは社会主義テーマパークと呼ばれているほど、計画的に作られた無機質な街並みが延々と続いています。

労働組合文化宮殿です。

公衆電話。ミンスクのはこんな感じらしいです。

南西に進み、ネザレージナスツィ広場にやってきました。
地下道への入り口があります。

東欧諸国では割とよく見られるのですが、ミンスクにはあまり横断歩道がなく、道路横断などは地下道を使います。なのであらゆる場所に地下への入り口があります。

地下道はとても広いです。地下鉄の入り口にもつながっています。

再び地上に出てきました。

丸い蓋のようなものが沢山あります。

中心の噴水。躍動感のある像が建てられています。

広場の周りは立派な建造物に囲まれています。
これは大型商業施設のようです。

聖シモン・聖エレーナ教会です。赤い。

横手にキリスト像も置かれていました。

天使の像。
旧共産圏の首都でよく見られる、像だらけの風景。

植木鉢に赤と白の砂利が溜められていました。なかなかいいアイディアですね。