東欧７ヶ国周遊個人旅行㉙

2016/05/05 - 2016/05/05

中・東欧ばかりひたすら旅行し続け約20ヶ国。ここまで来たらもういわゆる「東欧」を全て訪れて回ろう、と思い立ち、今回の旅の計画を立てました。
今回が人生で一番長期の渡航になります。2016年はGWが長く、そこに夏休みをぶつけて16連休くらいにしました。
夜行列車２連泊、丸半日間走り続ける夜行バス、未承認国家への入国など、かなりハードな旅となります。
20代も終わりかけ、ちょっと体力的にも厳しく、シビアな旅行となりましたが、また一つ世界が広がった気がします。

2016/4/23
　　成田空港発
　→シェレメチェヴォ国際空港経由
　→ミンスク国際空港
　→ミンスク
2016/4/24
　　ミンスク
　→ミール
　→ミンスク
2016/4/25
　　ミンスク
　→キエフ
2016/4/26
　　キエフ
　→オデッサ
　→キシナウ
2016/4/27
　　キシナウ
　→ティラスポリ
　→キシナウ
2016/4/28
　　キシナウ
　→ブラショフ
　→シギショアラ
　→ブラショフ
2016/4/29
　　ブラショフ
　→シナイア
　→ブカレスト
2016/4/30
　　ブカレスト
　→ジュルジュ
　→ルセ
2016/5/1
　　ルセ
　→ヴェリコ・タルノヴォ
2016/5/2
　　ヴェリコ・タルノヴォ
　→ソフィア
2016/5/3
　　ソフィア
　→ブラゴエフグラッド
　→リラ
　→ブラゴエフグラッド
2016/5/4
　　ブラゴエフグラッド
　→テッサロニキ
2016/5/5
　　テッサロニキ
　→テッサロニキ・マケドニア国際空港発
　→アテネ国際空港着
　→アテネ
2016/5/6
　　アテネ
　→アテネ国際空港発
　→シェレメチェヴォ国際空港着
2016/5/7
　　シェレメチェヴォ国際空港経由
　→成田空港着

エリア アテネ(ギリシャ)

いよいよアクロポリスミュージアムに入場・・・

巨大な人工物が見えてきました。

プロピュライア、アクロポリスの入り口です。
アオリの画には凄みがあります。

右側にはアテナ・ニケ神殿があります。

とても太い柱です。
雨曝しの中でここまできれいに残っていることに驚きです。

いよいよ中に入ります。

さっそく出ました、パルテノン神殿。
なんと改装中です。

反対側にはエレクティオンがあります。

エレクティオンの手前にはアテナ古神殿跡。瓦礫が散乱しています。

パルテノン神殿の列柱。修復跡が見えますが、それでもかなり損傷が激しいです。

まずはエレクティオンを見ていきます。

中は空洞で少し低くなっています。

エレクティオンで最も特徴的なのは、この６人の少女像です。
柱が人の形をしています。

再びパルテノン神殿を見ていきます。

プロピュライアから見て反対側の方に回ります。

こちら側は足場も組まれておらず、比較的きれいに修復されています。

奥にある展望台に登ります。

アテネの街を一望できます。奥にあるのはリカヴィトスの丘。

周辺は日陰に覆われているのに、リカヴィトスの丘にだけ光が差しています。

遠くにゼウス神殿。後で行きます。

旧アクロポリス博物館。
19世紀に建てられた歴史のある博物館ですが、出土品が増え過ぎて展示できるスペースがなくなり、閉館してしまったそうです。

丘の下にディオニソス劇場が見えます。

猫が遺跡で休んでいます。

三毛猫もいました。

丘を降ります。

！？

ブーレ門です。

ディオニソス劇場の方までぐるっと回っていきます。

舞台まで降りてみます。

劇場の座席は比較的緩やかな段差になっていて歩きやすいです。

ステージまで降りることができます。

広い松林がありました。遊歩道になっています。
ちょっとトイレに行きたくなってきました・・・

イロド・アティコス音楽堂

ここにも出土品が雑に置かれた場所がありました。

こんな場所でも犬がうろうろしています。

アクロポリスの丘を抜け、市街地に出てきました。
トイレを探します。

近くにあったツーリストインフォのトイレを覗いてみるも、既に閉まっていました。
お腹も痛くなってきました。もうかなり我慢の限界です。

どうしようもないので、ホテルに戻って用を足そうと思います。
駅に向かおうとすると、すれ違い様におじさんに話しかけられました。
自分はスペインから来た旅行者だ。どうだ、あそこで一緒にコーラでも飲まないか、と。
これは完全に睡眠薬強盗です。ですが、今はそれどころではありません。
ちょっとトイレ行きたいからごめん！と振り切って先を急ぎます。

冷静に考えれば、そこらへんのレストランでトイレを借りればよかったのですが…
もはや地下鉄に乗った時点で既に限界は超えています。
電車に揺られながら何度も諦めかけましたが、かろうじてホテルに戻ってきました。
ホテルのエレベーターに乗っている間も、あと少しと自分に言い聞かせ、ギリギリ部屋に戻ることができました・・・
旅行先でお腹を壊すことは割とよくありますが、これが人生最大のピンチになりました。

気を取り直して、再び観光に出かけます。
地下鉄の駅の中にも出土品が所狭しと展示されています。

先ほどのアクロポリ駅に戻ってきました。

次はゼウス神殿です。
入り口にはハドリアヌスの凱旋門が建っています。

かなり日が暮れてきました。
門から夕陽の光が溢れています。

神殿跡は敷地のど真ん中にあります。

ゼウス神殿はそのほとんどが倒壊してしまっていて、わずかな柱と礎石だけが残されています。

神殿跡の隅っこに、最も残存している部分があります。
柱の上の梁部分も少し残されています。

DO NO ENTER

夕日と神殿。
今と神殿の姿は違えど、紀元前の人々も同じ夕日を見ていたのでしょうね。

輪切りになった柱が横たわっています。
当時の人々はこの状態のものをいくつも積み重ねて柱を作っていたと昔教科書で見ました。

ゼウス神殿の敷地内は割と無造作に植物が植えられています。

さながら植物園のよう、ヤシも生えています。

バイロン像。
イギリスの詩人ですが、ギリシャ独立戦争に参加したことでも有名です。

ローマ式浴場。
これも街中で突然現れます。

ザッペイオン、国際展示場です。
ソフィアで見たNDKのような場所です。

手前には広大な庭が広がっています。

イオアニス・アンドレウ・ヴァルヴァキスの像。
多くの海戦で活躍した船乗りだそうです。

街の中心へ向けて歩き、教会巡りをします。
これは英国国教会。

こちらはソテラ・リコデモス三位一体教会、ロシア正教会です。

この教会には立派な鐘楼が建っています。