２０２５年春　６年ぶりのドイツ＆オーストリア【４９】フランクフルトへの途中に寄り道♪大好きなヴュルツブルク＜後編＞

2025/05/25 - 2025/05/25

ミュンヘンからフランクフルトまでの間に、レーゲンスブルク、ヴュルツブルクと寄り道中です。
町の中心部を歩き美しい教会を訪ねて、マイン川まで来ました。
この町の一番の見所とも言える、「マリエンベルク要塞」の見えるスポット。お天気はもうひとつでしたが、やはり素晴らしい眺望でした。
そして、お楽しみのあれも・・・♪

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　５月１３日（火）　自宅より福岡～羽田～フランクフルトに向けて機内泊
　５月１４日（水）　フランクフルト～ハンブルク～マインツ
　５月１５日（木）　マインツ～エッシュホーフェン～ルンケル
　　　　　　　　　　　　～リンブルク～マインツ
　５月１６日（金）　マインツ～メーアスブルク
　５月１７日（土）　メーアスブルク～シュタイン・アム・ライン
　　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月１８日（日）　メーアスブルク～フェルトキルヒ～インスブルック
　５月１９日（月）　終日インスブルック
　５月２０日（火）　インスブルック～ザルツブルク
　５月２１日（水）　ザルツブルク～ベルヒテスガーデン～ザルツブルク
　５月２２日（木）　ザルツブルク～ハルシュタット～バート・イシュル
　　　　　　　　　　　　～ザルツブルク
　５月２３日（金）　ザルツブルク～ミュンヘン～エルディング
　　　　　　　　　　　　～ランツベルク・アム・レヒ～ミュンヘン
　５月２４日（土）　終日ミュンヘン
☆５月２５日（日）　ミュンヘン～レーゲンスブルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月２６日（月）　フランクフルト～ディーツ～ホーフハイム
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月２７日（火）　フランクフルト～ヘルボルン～ヴェツラー
　　　　　　　　　　　　～クロンベルク～フランクフルト
　５月２８日（水）　フランクフルト～羽田へ向けて機内泊
　５月２９日（木）　羽田～福岡～自宅

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴュルツブルク中央駅から町の中心部を歩いて、ここまでやって来ました。
マイン川にかかるアルテマイン橋（Alte Mainbrücke）から見えるのは「マリエンベルク要塞（Festung Marienberg）」。
何度来ても素敵な眺めです。

マイン川（Main）。
バイエルン州を水源に、フランケン地方を抜けて西へ。ちょうどこのヴュルツブルクの辺りですね。フランクフルトなどのヘッセン州を更に西へ流れ、マインツでライン川に合流する全長524kmの河川です。
こちらが上流の方向です。

こちらが下流。

川沿いには家並みと、川べりのテントのようなものは何だったのか？
何か催しがあったのでしょうか。

橋の上には12体の聖人像が設置されていますが、中でも最も有名なのがこの聖キリアン像。ヴュルツブルクの守護聖人ですものね。

日曜日ということもあって、橋にはたくさんの人！
家族連れも多いですね。

「マリエンベルク要塞（Festung Marienberg）」。
川から100ｍほどの丘の上にあり、かなり古い時代から要塞として機能していたとのこと。
16世紀に火災で一部を焼失したけれども、先程町なかで像を拝見したユリウス・エヒター司教が再建を推進したのだそう。
この町を初めて訪ねた2010年に、あの付近まで丘を上りました。
高台からの旧市街の眺めはそれはそれは素晴らしいものでした。
その後は、時間がないのもですが、坂を上る体力・気力のない根性なしゆえ、ここから見上げるのみになっております。（汗）

橋のたもとにあるレストラン「アルテマインミューレ（Gasthaus Alte Mainmühle）」。初めてこの町に来た時に、あのテラスで食事をしました。

その後の訪問時は、この店頭でグラスワインをいただくのが恒例となりました。

そして、この１杯を♪
今回はミュラー＝トゥルガウ（Müller-Thurgau）をいただきました。
スイスで生まれた、リースリングとマドレーヌ・ロイヤルをの交配種らしく、ドイツで3番めに多く作られているぶどう品種だそう。
香りがよくフレッシュな味わいで、この旅でもよくいただきました。
まずは「マリエンベルク要塞」を眺めながら。

この時、空はうっすら明るい程度。欲を言えば青空の下でいただきたかったですが、雨が降っていなかっただけありがたいと思わねば！ですね。

次はお店の前のテーブルに移動して。「大聖堂」の塔とコラボ♪
以前はお店のロゴの入ったグラスで提供されていましたが、変わってしまったのか、この日はお客さんが多くてロゴ入りが出払っていたのか、無地グラスでした、残念。

今年も美味しくいただきました。
ワインは6ユーロ（この時のレートで1,012円）。グラスのデポジットは5ユーロもしたので、もちろん飲んだら即返却しました。（笑）

さて、ではそろそろ次の場所へ。
ドーム通りを戻って、左手に見えているあちらへ。

ラーツケラー（Ratskeller）です。
時刻は15:15頃。ランチには遅くディナーには早いですが、10:00過ぎにレーゲンスブルクでヴルストをいただいた切りなので、食べちゃいましょう。
ドイツの主要都市の市庁舎には元々地下食堂があったそうで、それを改築しレストランとして営業されているのがラーツケラー。 昔から、遠くからきた旅人は市庁舎に行けばその土地の美味しい料理が食べられるので、「迷ったらラーツケラーへ」と言われていたそうですが、その通り、お料理も美味しいし、建物や内装が素晴らしいので、私も大好きです。
今回の旅では、ラーツケラーに入ったのはこちらだけなので、貴重なディナーになりました。

入口からすぐ見える地下のフロア。
このラーツケラーで食事をするのは今回で4度めですが、過去3回ともこのフロアの席でいただきました。

フロアごとに異なる雰囲気なのですが、この地下フロアだけでもこのオープンな雰囲気のテーブル席に・・・

このような少し暗めの雰囲気の部屋・・・

洞窟のような個室、などなどバラエティーに富んでいます。
どこに座ろうかと迷っていたら、上のフロアにどうぞと呼ばれて・・・

１階入口から少し階段を上がったフロアに案内されました。
更にその奥にもフロアが広がっています。

先程飲んだばかりですが、またこちらを。
これはジルヴァナー（Silvaner）だったと思います。

ラーツケラーのロゴ入りの素敵なグラス。
美味しいフランケンワインでした。

素朴な感じのコースター。

お料理はこちらを。
私のドイツ料理の大好きな組み合わせ、シュパーゲル＆シュニッツェルです。
シュパーゲルはオランデーズソースで。ポテトも付いてうれしい！

最高のメニュー♪
大変美味しくいただきました。
チップ込みで40ユーロ少し。7,000円弱というちょっと贅沢ディナーでしたが、大好きな町の大好きなラーツケラーでいただけたのでよしとします。

ごちそうさまでした。

ラーツケラーの素敵な看板。

では、そろそろ駅へ向かいます。

マルクト広場の「マリエン教会」。

マイバウムが！
曇り空バックで残念ですが、風にそよぐマイバウムはこの季節ならでは。
見ることができてよかった。

シェーンボルン通りをのんびり。
この日はじめてトラムに出会いました！

バルバロッサ広場まで戻りました。
右奥の塔は「ハウク教会（St John in Stift Haug）」。
今回は訪ねませんでしたが、とても美しい白亜の教会です。

カイザー通り。ここにもかわいいお花が。

そしてヴュルツブルク中央駅に戻りました。
駅舎のうしろにはブドウ畑！

駅ロビーで列車時刻を確認。
上から2番め、16:54発のドルトムント行きICEに乗ります。
この時、16:36。ちょうどいい時刻です。

無事にロッカーからトランクも取り出して、エレベーターでホームへ。
本当に助かります、エレベーター♪

ホームへ出ました。
ブドウ畑の見える大好きなこの駅とももうじきお別れです。

16:54発のICEでフランクフルトへ。

名残惜しいな～・・・。

ICEが到着しました。

車内はとても空いていて、のんびり座れました。

このような経路で。アシャッフェンブルク（Aschaffenburg）経由です。

さよなら～、ヴュルツブルク。きっとまたいつかね～！！

あの立派な建物は何だったのかしら？？

かわいらしい集落。どこにでも教会の塔があるのがドイツですね。

鉄道沿線は本当に素敵な風景がたくさん。目が離せません。
お天気も回復してきたようで少し青空が。

ミュンヘンからドルトムントまで行くICEでした。
懐かしい町をたくさん通っていきます。
また訪ねたい町ばかりです。

かわいいハートのクッキーが配られました。１等車の楽しみです。
ニュルンベルクからヴュルツブルクではもらっていない！と思ったら、1等車が遠くて移動が面倒で、2等車に座ったのでした。

すっかり青空に！
ヴュルツブルクで見たかった～！

40分ほどでこちらアシャッフェンブルクに到着。
以前1度だけ立ち寄ったことがありますが、大雨で泣きそうでした。（笑）

またゆっくり来ることができるといいですが。

そしてこちらに到着。
フランクフルト中央駅です。

乗ってきたICE。遅延もなく無事に運んでくれてありがとう。

ドルトムントまでも安全にね～！

時刻は18:00過ぎ。

今日はもうホテルにチェックインしてゆっくり休みましょう。

駅の南へ出るとこのホテル。
「ホテルエクセルシオール（Hotel Excelsior）」です。
過去に何度も泊まったことのある、そろそろフランクフルトの定宿と呼んでいいかな？というホテルですが、今回ホテル予約サイトに全く出てこず、廃業したのかと思っていました。
ですが建物はしっかりありますね。リニューアル工事中というわけでもなさそう。
でも、人気（ひとけ）はないのです。
これから何か工事が始まるのか・・・？
いずれにせよ、今回こちらには泊まることはできませんでした。
場所といい、リーズナブルな価格といい、冷蔵庫のドリンクがフリーなとことか、朝食が朝早くから提供されることとか、とにかくいいこと尽くしのホテルだったのですが。復活を祈ります！

ということで、今回はこちらに。「東横イン フランクフルト中央駅（Toyoko Inn Frankfurt am Main Hauptbahnhof）」です。
「エクセルシオール」から歩いてすぐでした。
ここができたのは空港に広告が出ていたり、ネットでも目にしたりで知ってはいたのですが、宿泊するのは初めて。
料金は朝食付きでびっくりするほどリーズナブルでした。

お部屋はまさに日本のビジネスホテル。

バストイレもこの通り。ドイツのホテルによくあるオイルヒーターはありません。
洗濯したかったんだけどな～。
でも、バスタブ上に洗濯ロープが引き出せるようになっていたので、少しだけ洗ってずっと換気扇をかけていたら、翌朝には乾いていました。

デスク周りや小さな冷蔵庫もまさに日本のまま！

このロゴ、異国において安心感あります。（笑）

エアコンがあるのも、もう日本でしょ！

テレビにはNHKチャンネルがあったので、久しぶりに日本の放送を楽しみました。
ちょうどこれを書いている2025年11月23日、九州場所で優勝しましたね！
関脇・安青錦関！
このタイミングで投稿ができて、うれしいです。

決まり手まで表記されていました。

この時は、この方が5月場所を優勝し横綱に昇進したのでした。

この日からここフランクフルトに3泊し、近郊の町を巡ります。
そうしたらもう帰国・・・。
残り2日を存分に楽しみます！