武庫川から尼ロック

2020/04/17 - 2020/04/17

武庫川から自転車で海沿いに走り、尼崎の運河を巡った。運河と海の間には尼ロック(尼崎閘門)がある。船が通過するところを見たかったが今回は無理だった。自転車でのんびりと行くのにいいコースであった。

エリア 尼崎(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

　17日は日中はいい天気。今日も午前中は自由に動ける。武庫川まで自転車で出かける。河川敷は散歩している人がパラパラといる。散歩ぐらいしなくては体が腐ってしまう。

　久しぶりに来たので東鳴尾の畑に行く。ここではとれたての作物を販売している。文句なしの新鮮野菜である。今日はスナップエンドウとニラがあったので買うことにする。安くはないが味はいい。もう少ししたらもっといろいろな野菜が収穫できるらしい。楽しみである。

東鳴尾駅 駅

　ここから河川敷にいき河口まで走る。風が気持ちよい。あまり人がいないと思ったが、今日は平日であった。外出を自粛している人もいるのだろう。

武庫川河川敷緑地 公園・植物園

河口に着く。風が気持ちよい。のんびりと海や空を眺める。

　すっきりとしてから尼崎市に入る。尼崎市の海側には運河があり、今でも船が行きかっている。運河沿いに散策できる道が整備されている。まずは、であい橋に行く。三方向に渡れるようになっている。

元浜緑地 公園・植物園

　ここを渡って中堀運河を海に向かう。板を張った道でガタガタと板のきしむ音がする。底が抜けないかとちょっと不安になる。穴が開いたと思われるところがたくさんあり、板が打ち付けられている。この道は大丈夫なのだろうか。

異臭がするので運河を見ると何やら排水を流している。環境にはあまり影響なくしているのだろう。働くのに必要なのだろう。でも、散歩しているものにとってはあまりよろしくない景色である。

ここから運河をぐるっと回る。左奥から運河に沿って左へ進む。この道は直進する。板張りの道から舗装した道に変わる。休憩できるように階段状になっている。

奥のところから左へ進んでいる。まっすぐ行くと先ほどの排水を流していた工場が見える。よく見ると何やら黄色い煙が上がっている。硫化物の煙かもしれない。先ほどの異臭はこれかもしれない。

この道はところどころにベンチが置かれて休憩できるようになっている。でも、周りが工場なので眺めや雰囲気はいまいちである。

この辺りから道は公園風に変わる。ただ、工場の景色も目に入る。なんか不思議な世界である。そして行き着いた先が尼ロックこと尼崎閘門である。尼崎の工場のある所は海面より低い。船を入れるために閘門で水位を調整しているらしい。

尼ロック(尼崎閘門) 名所・史跡

尼崎閘門の仕組みが書いてある。

尼ロック(尼崎閘門) 名所・史跡

閘門はなかなか面白いつくりである。船が通るところを見たかったが船が見当たらないのであきらめた。いつか見てみたいものだ。

尼ロック(尼崎閘門) 名所・史跡

　ここから引き返してであい橋に戻り、運河沿いに国道43号線に向かう。引き返してすぐの公園に赤い木があった。何かの花かと思ったら葉っぱであった。面白い木があるものだ。うるしの仲間かもしれないがよくわからない。

この葉っぱはこんな感じである。

であい橋に戻り、運河を陸のほうに進む。この道も舗装されていて走りやすい。名残の桜が咲いていた。

運河沿いに走ると中州橋と交わる。道路の手前で道は工場の中に入っていく。

なんと工場の中に道が続いている。苦労してこのコースを作ったものだ。

前に見えている高架道路の下が国道43号線である。ここが今回のゴールである。

出屋敷駅 駅

この運河沿いの道には、所々地図があるので迷うことはない。今回は黄色い道を楽しんだ。

阪神間の海辺にはこのように散策コースが作られている。いろいろと行ってみたいものだ。

東鳴尾の畑で買ったスナップエンドウである。まさに摘みたてである。味が濃くておいしい。