the Farm UNIVERSALから一等水準点へ

2021/04/11 - 2021/04/11

　茨木市の北部にはユニバーサル園芸社が運営しているthe Farm UNIVERSALがある。いちご狩りをしたり、ヤギと触れ合える。また、ハーブ、かんきつ類、観葉植物、花の苗木などを展示販売している。自転車で通りかかったのでちょっと立ち寄ってみた。好天の休日ということで人が多かったが平日はすいているらしい。コロナのご時世なので平日にじっくり回った方がいいと思う。
　ここから彩都のほうへ自転車で走ったが、直線でぐんぐんと登る楽しい道がある。その先には開放感があふれる公園がある。さらにここから下ると一等水準点がある。大阪市の堤防の高さを決める基準となっている水準点だ。

エリア 茨木・摂津(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

　茨木市の北部へ自転車で行く。福井から上音羽への道を進む。山に入りほんの少しで左手に「ユニバーサル園芸」という苗を販売している会社が開いている「the Farm UNIVERSAL」がある。なにがあるのかよくわからないが何か楽しそうである。
10時過ぎに行ったら車が駐車場へ入るのにちょっと並んでいた。期待感が高まる。係の兄ちゃんに聞いたら好天の休日はこんな感じらしい。

　 駐車場の奥に自転車置き場がある。そこに停める。ロード用のスタンドもあるが昔落とされたことがあるのでやめておく。

　まずは、ヤギさんを見に行く。こんな細い道だがちゃんとした通路だ。

通路を進むと景色が開けて緩い登りになる。

登った左手がヤギさんのいるところである。
中に入ることができるがなかなか大きなヤギなので小さな子供は入らない。

　ここのヤギは比較的穏やかだったが、別の場所ではヤギ同士けんかしていた。こんなのに巻き込まれたらちょっと恐ろしい。自己責任がすごく強調されている場所だ。

　この奥にはいちご狩りができる温室がある。予約制で当日は行列ができていた。出てきた人は大きなイチゴを持っていた。なかなか美味しそうだった。

　ここのイチゴの間引きした株はヤギの餌として売っている。なかなか商魂たくましい。大阪の会社らしい。

　いちご狩りはまた今度にすることにして下に降りる。降りたところの「くらしのもり」と書いてある温室に入るとフクロウがいる。本物だ。「触るな」とは書いてあるが手を出しにくい大きさである。

　いろいろな植物が並んでいる。ほとんどの物に名前が書いてあるのがうれしい。ついでに値段も書いてあるのが植物園と違うところだ。これはこれで「へーーー。こんなに高いんだ。」とか、「思ったより安いな」などという楽しみもできる。

こんな感じでいろいろな植物が展示してある。

「おにわのみどり」にいくと、ハーブの苗が販売されている。かなりの種類がある。

　かんきつ類もいろいろと販売している。常連らしい人がここの苗はなかなか丈夫でよく育つと教えてくれた。でも、今日は自転車なのでこれを担いで帰ることはできない。

「おはなのもり」に入ると花だらけである。これは手まりかんぼくと言って3000円だ。一寸した日本酒一升の値段である。私なら迷わず日本酒にする。

これはなかなか美しい。

これはなかなか珍しい花である。

　花を楽しんでから、彩都の方への進む。直線の登り路を楽しんで左折するとすぐに公園に出る。近くには大きな倉庫があるだけで人の気配はない。

　地図の左手の展望台に行く。展望台というほどの眺めはないが解放感は抜群である。

　ここからぐーーんと下ると一等水準点があるはずだ。行きに探したが見つからなかった。今回はじっくりと探すことにする。だいたい水準点は道路の端に設置されている。この辺りの道路は狭いので設置しにくそうだ。と思っていたら「もしや・・・」という階段を見つけた。

神社への道みたいだがとりあえず上る。水準点のあるような場所ではない。しかし、・・・・



ありました。常識にとらわれていたら見えるものも見えなくなる。

これが一等水準点である。なかなか歴史感がある。

説明版だ。

下の方に詳しく書いてある。大阪湾の平均海水面の高さの基準がここになっているそうだ。ここの高さをもとに大阪市の堤防の高さが決められている。