2020/03/20 - 2020/03/22
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miharashiさん
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二人とも72才となった今年(2020年)は、安全を考えてもっぱら国内のスキー場で滑ることに。1月には万座温泉スキー場と安比高原スキー場で滑り、2月には白馬八方尾根スキー場と蔵王温泉スキー場で3&4度目のスキー。これで終わりかと思いきや、3月にはいるとまたスキーに行くことを考え始めた。ちょうど彼岸時に、両親の墓参りのため長野の善光寺に行くことになり、そのついでに志賀高原で今シーズン最後のスキーを滑ることになった。さらに、長野市内に入ったついでに、東山魁夷館も訪れることにした。(表紙写真は、奥志賀高原スキー場)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新型コロナ蔓延の影響で、家にとどまり、休校や休園になって暇を持て余した孫たちの世話にあけくれていたが、彼岸前の春の嵐で長野県から北の山岳地帯に新雪が降るという天気予報。志賀高原スキー場は春分の日の次の日の土曜日一日だけ快晴であることを確認してから、急遽出かけることに決定。志賀高原に行く途中で長野市内に入って、両親の墓参りを済ませ、さらに、昨年10月リニューアルオープンされた東山魁夷館も訪れることにした。(写真は、焼額山スキー場)
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3月20日(金)、三連休の初日。東京多摩地区は快晴。朝6時38分に出発。中央道へ向かう途中は早くも早咲きの桜?(桃?)が満開だった。
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中央道に入ったのが7時04分。入ってすぐに日野橋バス停までの渋滞に会ったが、車は流れてはいた。その後、圏央道が合流する八王子JCTの近くでも渋滞。途中山の斜面の桜がきれいだった。
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渋滞する車越しに富士山。
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山の上は強風のため、雪煙がたっていた。
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笹子トンネルを抜け、釈迦堂SAで運転交代。近くの斜面にもピンクの桃?が満開だった。
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甲府盆地へ。山の天気は荒れているようだ。
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後方には富士山がくっきり。後ろの窓から撮影。
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諏訪JCTで中央道から長野道へ。天気は下り坂。かすかにみぞれのような雨が降り始めた。須坂長野東ICで高速を降りた(11時31分)。ここまで昼食休憩も入れて5時間かかったことになる。
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長野市内に入り、エムウェーブの横を通過。
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善光寺の西横を走る。
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主人の両親が眠る雲上殿が山の上に見えてきた。3年前に納骨のために訪れてから久しぶりのお参りだ。
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今日はお彼岸のためか、お参り客が多かった。
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雲上殿の庭から見えた善光寺方面。雨模様の天気で残念な眺め。
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雲上殿下のさくらも開花。
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東山魁夷館は、善光寺裏手の長野県信濃美術館の一画にある。美術館本館は2018年から改装中で駐車場が使えないので、善光寺の北側にある有料駐車場に駐車し、5分ほど歩いて東山魁夷館に着くことができた。東山魁夷館は2017年5月から改装工事に入り、休館していたが、2019年10月にリニューアルオープンされたという。建物は谷口吉生氏による設計。
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入口で手をアルコールで消毒し、チケット(一人500円)を購入して入館。展示室内部は撮影禁止。さっそく二階の展示室へ。若いころからの作品から晩年の作品まで展示されていた。色、特にグリーンと青と白の色使いがすばらしかった。
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一番有名な「緑響く」という絵のレプリカ。実物はリニューアルオープン記念展では展示されていたようで、今回は見れなかったのが残念だ。友人は記念展に合わせて訪問していた。別室にあったレプリカを撮影したら、ここも撮影禁止だという。すみません。
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作品ばかりでなく美術館の建物もすばらしかった。設計者谷口氏は美術館や博物館の設計で有名な方だそうだ。
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最後にビデオルームに立ち寄り、じっくり作品を鑑賞。実物の撮影がかなわなかったので、ビデオ画像を撮影した。写真下のは唐招提寺壁画で水墨画。
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魁夷の作品。
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冬を描いた作品。
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美術館を出たころには青空が広がっていて、雨が上がっていた。写真は善光寺裏。見学者は皆マスク着用。
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長野市内から出て、須坂・小布施の街中を通って、志賀高原へ。一般道は思いのほか時間がかかってしまった。スキー場への山道は雪がなく、快調に走ることができた。
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坂を登り切ると、あたりは雪景色に変わり、道路も完全な雪道になっていた。昨日から今日にかけてかなりの積雪があったようだ。トンネル内も凍っていた。
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3時半ごろようやく予約したホテルのある高天ヶ原スキー場に到着。3時からのチェックインだったので、ちょうどいい時間についた。駐車してある車のボンネットには真っ白に雪が積もっていた。予約したのは志賀パークホテルで、写真の中央部分から左に入ったところにあった。
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志賀パークホテルの部屋。新型コロナの影響か、前日でも空室がかなりあった。全山共通のスキーリフト1日券(シニア)付きの2食で一人14000円とお得な値段なので予約した。スキーにはロケーションがよく、駐車しやすそうだったので、ここに決めたのだった。ただ、かなり古いホテルのようで、中のトイレ等の設備もかなり古いものだった。
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夕食は食堂で。感染防止のため、時間差を設け、食事の席は互いにかなり距離をおいて用意されていた。
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夕食はバイキングではなく、お膳で用意されていた。量も十分でお腹いっぱいになった。本日の走行距離334.9キロ。
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3月21日(土)朝、部屋の窓から外を見ると、雲一つない素晴らしい天気だった。
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朝食は7時から。朝食もバイキングでなくて楽ちん。お味噌汁も一人一人個別で温められ、コロナ対策がなされてあり、安心。朝も食べきれないほどで、お腹いっぱい。
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リフト一日券付きでホテルを予約してあったので、まずは高天ヶ原スキー場のチケット売り場でリフト券に交換。宿のフロントの女性から8時半にオープンするといわれていたが、実際は8時15分からオープンしていた。少し遅かったので、駐車場は空きがなく、大変だった。皆さん出足が早い。コロナの影響もないかのようだった。リフト券をゲットしてから雪道を焼額山スキー場へ急いだ。第2ゴンドラ駅の駐車場はけっこういっぱいになっていたが、なんとか空きを見つけて、無事駐車。すぐにスキー靴に履き替えてゴンドラ駅へ。ほとんど並ばずにテレキャビンに乗ることができほっとした。
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第2ゴンドラの頂上駅。このあたりはまだパウダースノーだ。最初は、パノラマコースを第2ゴンドラ下駅まで滑り下りることにした。出だしはかなり緩やかだった。
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しばらく滑り下りると、やや急な斜面になった。
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パノラマで(画像をクリックしてください)。ここからの眺めが一番すばらしかった。
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スロープの先が二手に分かれていた。右は一ノ瀬方面へ下ってしまうので、左方向へ。下の写真は、左方向へ滑った後に現れたやや急な斜面。
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急斜面を下った後は、再びなだらかな斜面が続く。
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幼い子供のボーダーの親子づれ。私達と同じコースを滑ってきたようだ。
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第2ゴンドラ下駅に到着。2度目に並んだ時は最初より長い列ができていた。
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二度目は途中まで同じパノラマコースを滑走し、中間地点から唐松コースへ入ってみた。写真は滑走中の主人(上)と私(下)。こちらの方が空いていて、快調に滑ることが出来た。
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唐松コースの終点からリフトで上がり、再び中間地点へ(上)。そこから第2ゴンドラ下駅まで滑走(下)。
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ゲレンデがかなり混んできたので、焼額山の滑走はこれで終わりにして、奥志賀高原スキー場へ移動することにした。
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スキーと靴を車に入れて、さらに奥の奥志賀高原へ出発。プリンスホテル前の駐車場は満杯状態だった。
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途中、焼額山に上がる第1ゴンドラ駅の前を通過(上)。ここにも長蛇の列が出来ていた。スキー場の放送によると30分の待ちだそうだ。焼額山スキー場から奥志賀への道は雪がとけていて、楽に移動できた(下)。
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奥志賀高原スキー場の駐車場に到着。駐車場はほぼ満杯だったが、駐車スペースは残っていた。すぐにスキー靴に履き替えて、奥志賀ゴンドラへ乗り込む。
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テレキャビンの中から撮影。こちらのキャビンの方がガラスがきれいだった。
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テレキャビンの下に広がる奥志賀スキー場のゲレンデ。
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天気がいいので、遠くの山々がきれいに見える。草津・白根の山々か?
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ゴンドラ頂上駅。
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頂上駅のさらに上には、焼額山方面から続くゲレンデがあったので、最初そこまでリフトで上がってみた(上はリフトを降りたところ、下はそのゲレンデを見下ろす)。実際に滑ってみると、意外に短くて物足りなかったので、2回滑ったあと、そのまま下までに下ることに。上の写真に写っている人たちは歩いて焼額山スキー場へのスロープへ移動している。かなりきつそうだ。
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頂上駅からしばらく下った後で、奥志賀のゲレンデを振り返る。なかなか快適なコースだった。
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最初は適度な斜度で滑りやすかったが(上)、途中からかなりの急斜面が待ち構えていた(下)。
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急斜面を避けて、迂回コースへ入っていく。出だしがかなり狭い(上)。下は、迂回コースを出てきたところ。この迂回コースは狭くてお勧めできない。奥志賀のメインコースは、途中に中級者用と考えてもいいくらいの急斜面があるので、初心者や子供連れは要注意だ。ゴンドラ乗り場には中、上級者用のコースと表示されていたのも納得だ。
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コース後半は、適度な斜面が続いていたが、気温が高いせいか雪質がべちゃべちゃしてきたので、奥志賀の滑走は1回で終了とすることに。時間はまだお昼直前で、結局滑走時間は4時間にも満たなかった。私達のスキーは、いつもこの程度だ。
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上記の斜面を拡大。志賀高原の一番奥にあるスキー場だが、その割には賑わっていた。天気が良く、シーズン最後の3連休なので、新型コロナウィルスの影響もここまでは及ばなかったようだ。
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スキーを終えて、車の中で昼食を食べてから、帰路へ。高原内の道路は、雪はほとんど解けていたが、一部日当たりが悪いところは、まだ雪面が残っていた。
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渋温泉の横を通り過ぎて、長野道の信州中野ICへと下りて行く。昨日は見えなかった美しい山並みが見えていた。
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長野道に入ってすぐの小布施SAで、お菓子のお土産を買い、栗のソフトクリームを食べる。小布施は、栗のお菓子で有名なところだ。
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暗くなってから高速を運転するのは嫌なので、この日は、諏訪湖畔の温泉で泊まることに。宿は、前日に紅やホテルを格安料金で予約することができた(朝食込で一人6600円)。
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最上階14階にある男女浴場の間には展望ラウンジがあり、ここからの眺めがすばらしかった。夏の花火をここから眺めたらすばらしいに違いない。
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夕食はホテルでは食べずに車で近くのラーメンまるなかへ。煮干しだしで季節限定ラーメンを注文。すごくおいしかった。
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3月22日(日)、朝食は7時からビュッフェ。充実のメニューで食べきれないほどだった。この朝食が付いて一人6000円(税ぬき)は超お得だ。新型コロナの影響で外人客が少ないためだろうか?
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ホテルを8時50分にチェックアウトして、中央道へ。下り線はかなりこんでいたが、上り線はスムーズに流れ、東京の自宅には11時半ごろ到着。今回の総走行距離657.3キロ。これで我が家のスキーシーズンは本当に終わりだ。
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我が家の近くの枝垂桜はほぼ満開。コロナ騒ぎもうそであるかのように日本の美しい春は確実にやってきていた。早く心から春を満喫できる日がやってくることを願う。(終)
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2020/05/10 15:48:49
- 初めまして
- miharashiさん
他人のことはいえませんが(笑)、この時期に滑りにお出かけとは相当のスキー好きと拝見しました。志賀高原は晴天に恵まれ快適だったようで羨ましいです。
私は田沢湖にいましたが、3連休ずっと悪天候(><) 滑ったのはたった2時間! テレビで天気予報をみると、日本中ほぼ好天だったようで、なんで東北の日本海側だけ……
23日に安比高原に行ったら、晴天のうえに空いていて滑り放題、多少は鬱憤が晴れました(^_^)
今季は空前絶後の雪不足に加えて、3月以降は例のウイルス騒動で散々なシーズンでした。来季は普通の冬を願っています。
- miharashiさん からの返信 2020/05/11 09:20:47
- Re: 初めまして
- ねもさんへ
コメントありがとうございます。前日に大雪で翌日は快晴との天気予報を見て、
急遽墓参りを兼ねての旅行となったしだいです。(あとで考えると不謹慎でしたが。)今年は虫が知らせたのか海外スキーはやめて、国内スキーにしようと考え、ねもさんの旅行記を熟読させていただき、おおいに参考にさせていただきました。スキーは中の下ぐらいのレベルですが、山の景色を撮影する目的ですべっているようなものです。早くコロナ騒ぎが収束し、好きな旅行を再開できればいいなと願っています。
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