2020/01/05 - 2020/01/07
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miharashiさん
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二人とも72才となった今年(2020年)は、安全を考えてまだ滑っていない国内のスキー場に行ってみようと思い、何カ所か心当たりのスキー場の積雪状況をネットで調べていたが、今年はどこも雪不足のようだ。調べているうちに、万座温泉のプリンスホテルが、車でのアクセスが簡単な軽井沢まで無料で送迎をしてくれることがわかり、積雪状況も一部を除いて滑走可のようなので、初滑りは万座温泉スキー場に決定。正月休み明けでホテル値段も安く、天気予報で晴れが期待できる6日に滑ることを、三日前になってようやく決めた。あいにく去年新車に買い替えたばかりで、スタッドレスタイヤもはいていなかったので、出発前日の4日に急遽スタッドレスタイヤを購入&交換。同日にホテルと送迎の予約も済ませて、5日から2泊3日の予定であわただしく出かけることになった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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万座温泉は軽井沢の奥座敷として知られ、標高1800mのところにある温泉地だ。アクセスはJR吾妻線の万座鹿沢口駅から万座ハイウェイ経由でバスで40分。車だと、軽井沢まで行き、浅間白根火山ルート経由で鬼押し出しを通ってアクセスできるが、途中かなりの山道を走らなければいけない。東京から軽井沢駅まではマイカーで楽に来ることができ、駅前駐車場に2日間駐車しても1400円。軽井沢からは、万座プリンスと高原ホテル宿泊者のみ利用できる軽井沢駅南口からの無料送迎バスを利用するのが、安全面でも経済面でもベストと考えた。
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1月5日。朝8時に東京の自宅を出発。今日は天気が良さそうなので、軽井沢へは中央道と八ヶ岳の東側山麓を北上する141号経由で向かうことにした。中央道に入ると、早速前方に富士山。
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初狩パーキング付近からの富士山。中央道を数えきれないほど往復している私達だが、中央道から富士山の姿をきれいに撮影できるポイントが意外と少ないことにあらためて気付いた。
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笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入ると、前方には南アルプスの山々。今日は山に少し雲がかかっているのが惜しい。
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こちらは八ヶ岳の方角だが、残念ながら雲の中だった。雲は雪雲のようだ。須玉ICで中央道を下り、141号を北へ。清里を経て長野県に入り、野辺山の先で急なヘヤピンを下り佐久へ。さらに小諸で18号線に出て東へ走り軽井沢駅へと向かう。なお、野辺山の北のヘヤピンカーブの山道は、141号線最大の難所だが、この日は幸い雪はほとんど残っていなくて、スムーズに通過できた。
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出発から途中休憩も入れて4時間半で、軽井沢駅の北口近くの町営駐車場に到着。日曜日の昼間(12時半)とあって、ほぼ満車に近かったが、運よくまだ空きがあり、中で少し待って駅にできるだけ近くに駐車することができた。万座プリンスホテルの無料送迎バスは、出発10分前には軽井沢駅南口のエレベータを降りたところのすぐ横に待機していた。出発は午後1時45分。電話で送迎予約をした時は、補助席しか空いていないと言われたが、早めに行ったので、普通の座席に座ることができた。バスは軽井沢を後にして、146号から浅間白根火山ルートに入り、浅間山の肩を越えて群馬県に入っていく。峠に近ずくと次第に雪道に変わっていった。
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鬼押しハイウェイの手前では、完全に雪道になっていた。
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鬼押しハイウェイを通る。ここはだいぶ昔家族で訪れて以来久しぶりの訪問だ。
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鬼押しハイウェイを過ぎると、一旦万座鹿沢口駅まで下り、再び万座温泉目指して万座ハイウェイを上って行く。上りが急なため途中でチェーンを装着。ここに簡易トイレあり。バスの運転手は雪が舞う中、一人でチェーンの取り付け。本当にご苦労様だ。スキー場が近づくと外は地吹雪。バスは予定より少し遅れて3時半過ぎにホテルに到着した。バスを下りた時は寒くて震えた。チェックインは非常にスムーズだった。とりあえず指定されたスキー用のロッカーにスキーと靴を保管。
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万座プリンスホテルの部屋。本館3階でスキー場が見える部屋だった。一番安いお任せの部屋で予約したため、ビジネスホテルに毛が生えたような部屋だ。一泊2食付きで二人で税込み21420円(じゃらんで予約したので、ポイントを使い19320円)だからこれで満足。早速温泉に入りに行ってみた。内湯から露天風呂に行ってみたら、雪が舞っていたので、あまりの寒さに早々に内風呂にもどってしまった。
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夕食はビュッフェスタイル。最初冷たい料理をとりすぎてしまい、後でステーキやてんぷらのコーナーに気付き、あわてて並んで、なんとか食べることができた。ビュッフエの場合は何があるか、ひととおり見て周ってから、お皿にとったほうがいいことがわかった。食後も温泉へ。今度は女性専用の露天風呂に入ってみた。空いていて3人しか入っていなかった。屋根付きの大きな露天風呂だったことと、洗い場から歩かずにすぐに湯船があったので、冷えずに入れてよかった。私的にはここが気にいった。
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1月6日。朝食は6時半から。7時半ごろからは混みあうということを聞いたので、6時半の5分前に朝食会場へ。朝食会場からはゲレンデが見えた。この時間外はまだ暗かった。
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朝食ビュッフェ。和洋両方あったがほぼ洋で統一。
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天気予報では、今日は昼までは曇り、12時から快晴という予報だったので、しばらく部屋で待機し、他の人達がゲレンデに出始めたのを部屋から確認してから、荷物を持ってフロントへ。チェックアウト時に4時間有効リフト券(シニアは通常3500円のところ3000円にしてもらえた)を購入し、スキー保管場所へ。バックはロッカーに入れ(デポジット100円は取り出すときに戻ってきた)、スキーを保管ロッカーから取り出し、ゲレンデへ出た。
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上記ロッカーの隣にはレンタルコーナーも。私達はレンタルスキーは使ったことがなくいつも持参。宿泊者には割引値段で貸し出しされていると思われる。
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レンタルコーナーの横の扉を出たところ(スキーの後戻った時に撮影)。つららがすごい。
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プリンスホテルからは、そのままプリンスゲレンデへと滑り出すことが出来る。初級者用だが滑り出しはやや急な斜面だった。
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上記斜面を下りた左側の建物。ここでもリフト券が買える。ネットでドリンク付きのクーポン券を印刷して持ってきたが、私達は4時間券を買ったので、使えなかった。クーポン券は1日券にだけ有効だった。4時間券は発券した時刻から4時間有効と聞いたので、プリンスホテルのフロントからいただいた引換券を提示して、実際のリフト券を手にした。リフト券には13時53分までと印刷されていた。
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最初はリフトで再びプリンスゲレンデの頂上へ。
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滑り下りたプリンスゲレンデの様子。雪質はやや硬かったがさらさらしていて思ったより良かった。写真右上の建物が万座プリンスホテル。
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プリンスゲレンデの先には、上部のパノラマゲレンデに上がるリフト乗り場があり、今度はそのリフトに乗って上まで上がる(撮影は最後に下ってきたとき)。
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上記のリフトを降りたところ。ここまでのリフトはカバーが付いていたので寒くなかった。
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上記の場所の向かいには、さらに上に上るリフト乗り場。右側に広がるのが初級者用のパノラマゲレンデ。
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上記リフトに乗り、頂上駅で下りて撮影。ガスは晴れていたが、空はまだ曇っていた。
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リフト頂上からのパノラマゲレンデ。下のプリンスゲレンデよりはゆるやかな斜面が広がっていた。雪質は、下のゲレンデよりさらにさらさらしていて、ほとんどパウダースノー状態で、非常に滑りやすいゲレンデだった。なお、パノラマゲレンデの隣には、もうひとつ中級者用の万座山ゲレンデがあるが、今年は全体的に雪が少ないようなので、今回は安全のためパスすることにした。
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斜面横の霧氷が美しかった。青空が出てきてほしかった。
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上記撮影場所から見たゲレンデ。左の建物がレストハウス。右奥がリフト乗り場。太陽が顔を見え隠れしていたので、明るく成ってきた。
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パノラマゲレンデを数回滑った後、昼食休憩にホテルまでもどることに。途中は初級者用の迂回コースを滑り下りる。写真はコース入り口。このコースは動物の森コースと名づけられ、途中いろいろな動物が隠れていた。なお、この他に、中級者用のしゃくなげコースでも下りれるが、この日は閉鎖されていた。やはり例年よりは雪が少ないのだろう。
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キジの親子?とイノシシの親子。
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コース途中の開けたところには美しい霧氷。
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途中緩やか過ぎて歩かなければならないところもあった。もう少し斜度が欲しいところだ。
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やがてホテル前のプリンスゲレンデに出て来れた。このころには青空が顔を出し始めていた。
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一旦下まで滑り下り、リフトで上がった後、横滑りでホテル入り口へ。昼食休憩を30分ほどとった。朝作っておいたコーヒーとパンで軽い昼食。持参したミカンがおいしかった。
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昼食後再び上のゲレンデへ移動のため、いったんホテル前からプリンスゲレンデを滑り下り、リフトを二本乗り継いで再びパノラマゲレンデへ。途中の霧氷がきれいだったので、危険を承知でカメラを取り出して撮影。
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拡大でもう一枚。
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今度はお互いビデオで滑りを取りあう。何本か滑ったが、いっこうに青空にならないので、まだ時間が余っていたが、スキーは切り上げてホテルにもどって温泉でゆっくりすることにした。
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2度目の動物の森コースはのんびり動物を撮影しながら下った。何匹か撮り損ねた。
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このコースは車道のためか途中いくつかカーブミラーがあった。
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1時頃には下のゲレンデは青空が広がっていた。天気予報が2時間ちかくずれていたことになる。
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プリンスゲレンデのパノラマ写真(画像をクリックしてください)。これから最後にプリンスゲレンデを滑り下りる。
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滑走を終え、リフトでゲレンデ頂上へ。
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ホテルに戻る前に、プリンスゲレンデを上から撮影。写真左の建物が今朝立ち寄ったスキーセンター。この時間になると、コースが荒れ始めていた。
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スキー用具をかたずけてから、ホテルのフロントで小さなタオルを無料でお借りして、温泉へ向かった。昼間は空いていて、雪景色もすばらしく、露天風呂も湯加減がちょうどよく堪能できた。体を隠すタオルがなかったので、混浴露天風呂には入れなかったが、内湯から女性用の露天風呂をたどっていくと混浴露天風呂に入れるようになっていたので、女性だけだったら入ってみようと思って覗いてみたが、男性もいたので退散。女性は皆大きい水色のタオルか入浴用のウェアを着用していた(写真は主人が撮影禁止を知らずに撮影したもの。すみません)。
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のんびり入浴してもバスの時間(3時45分)まで1時間ほど時間があったので、ソファに座って、備え付けの雑誌を読んで時間をつぶした。出発間際に外に出てゲレンデを撮影。滑っている人はかなり少なくなっていた。
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玄関でバスを待っている間に、ホテルの軒先のつららを撮影。寒そうだ。
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バスは定刻3時45分に出発。一番乗りだったので、一番前の席を確保。途中の道はだいぶ雪解けしていた。
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浅間山も見えていた。
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軽井沢駅には5時過ぎに到着。周りはもう暗く成っていた。駅の中には食べるところもないので、すぐに駐車場から出て今夜のホテル(チサンイン軽井沢)へと向かう。碓氷バイパスの手前で、ネットで位置を確認しておいた有名なそば屋(冴紗)が目に入ったので入ってみることに。蕎麦付きの二通りの定食を注文したが、どちらもおいしく満足。
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チサンイン軽井沢は、碓氷バイパスを東京方面に走ってすぐのところにあった。部屋は少々狭いがベットが広めで、朝食も付いて二人で7200円なのでお得なホテルだった。受付も感じが良く、新しく、きれいで、バスルームも広めで、よかった。評価が高いのも納得だ。
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1月7日。今日の天気は下り坂のようなので、朝6時半に朝食を食べに行った。値段が安いのに、ちゃんとした朝食だった。
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7時半前にはホテルを出て、碓氷軽井沢ICで上信越道に乗り、東京方面に走る。高速に入ると、目の前にイタリアのドロミテに似た岩山が聳えていた。
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上信越道から圏央道と中央道を経由し、11時前には帰宅。途中渋滞もなく、帰りは3時間半で済んでしまった。自宅から軽井沢までの往復走行距離は405キロ。今回は、スキー自体はわずか3時間ほどしか滑らなかったが、雪質はほぼパウダースノー状態、天気もまあまあ、温泉も堪能できたので、全体としてはほぼ満足の初滑りになった(終)。
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