チェコの世界遺産12か所、すべてを巡るbaba友の旅【19】8 日目（プラハ１）

2019/10/14 - 2019/10/14

　昨年9月の「独仏とベネルクス3か国の小さな美しい村を巡る旅」
（https://4travel.jp/travelogue/11418174#travelogue_groupArea）
に引き続いてのbaba友の旅。
2019年秋はチェコ一か国を集中的に回ることに。
チェコの世界遺産12か所をすべて見て回れるというツアーを見つけて
参加を決定！

　アッと言う間に今回のツアー観光最終日になってしまいました。
この日は晴天に恵まれ、1日かけてプラハの街を観光します。
午前中は、ストラホフ修道院の素晴らしい図書館を皮切りに
聖ヴィート大聖堂、プラハ城を見学しました。
まずは朝イチで訪れたストラホフ修道院をまとめてみました。


日程は以下のとおり。

10月 7日（月・1日目）出発　成田発～ワルシャワ経由～プラハ着
　　　　　　　　　　（プラハ泊）
10月 8日（火・2日目）カルロヴィヴァリ（温泉地）、プルゼニュ（ビール工場）
　　　　　　　　　　（チェスキークルムロフ泊　2連泊）
10月 9日（水・3日目）【世界遺産①】チェスキークルムロフ、
　　　　　　　　　　フルボカー・ナド・ヴルタヴォヴ城
　　　　　　　　　　 【世界遺産②】ホラショヴィツェ
　　　　　　　　　　（チェスキークルムロフ泊　2連泊）
10月10日（木・4日目）【世界遺産③】テルチ、
　　　　　　　　　　 【世界遺産④】聖プロコピウス聖堂とユダヤ人街（トゥシェビーチ）
　　　　　　　　　　　ヴァルチツェ城
　　　　　　　　 　　【世界遺産⑤】レドニツェ城観光
　　　　　　　　　　（ブルノ泊　2連泊）
10月11日（金・5日目）プンクヴァ洞窟
　　　　　　　　　　 【世界遺産⑥】リトミシュル城
　　　　　　　 　　　【世界遺産⑦】ブルノ
　　　　　　　　　　（ブルノ泊　2連泊）
10月12日（土・6日目）モラヴィア平原ドライブ
　　　　　　　　　　 【世界遺産⑧】クロムニェジージュ城と庭園
　　　　　　　　　　 オロモウツ(【世界遺産⑨】聖三位一体柱
　　　　　　　　　 （ブルノ泊　2連泊）
10月13日（日・7日目）ゼレナーホラ（【世界遺産⑩】聖ネポムツキー巡礼教会)
　　　　　　　　　　 【世界遺産⑪】クトナーホラ
　　　　　　　　　　（プラハ泊　2連泊）
10月14日（月・8日目）【世界遺産⑫】プラハ
　　　　　　　　　　（プラハ泊　2連泊）
10月15日、16日（火、水・9、10日目）帰国　プラハ発～ワルシャワ経由～成田着

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　相変わらずの朝食を食べて、このツアー最後の観光、
12個目の世界遺産「プラハ歴史地区」の観光に出かけます。

この日最初に訪れたのはストラホフ修道院。
世界で最も美しい歴史的図書館の 1 つを見学します。
前回は訪れていないところなので、ワクワク。(^o^)

あれ？？
この門、なんだか見覚えが・・

修道院の創設に関わる司教様ですかね。
古そうです。

ここって、前日の夕食で訪れたところじゃないの？
暗くて、どこに連れてこられたのか分からなかったけど、
建物にも見覚えがあります。

確認すると昨夜来たのは
修道院の自家醸造所が併設されたビアホールレストランだったとか。
ちゃんとお話を聞いてないから・・<(_ _)>
屋根の上には羊？？

図書館のオープンは9時からとのことで、まだ時間が
あります。周辺を散策して開館を待ちます。

とても良いお天気なのですが、明るすぎて、
逆光だと空の青さがとんでしまいます。

プラハは「百塔の街」と呼ばれるほど塔の多い街ですが、
本当に・・ここだけでもいくつの塔があるのか・・

真ん中はマリア様かな。

黄金があしらわれた優雅な門扉。

先の方まで進んでいくと、一気に視界が開け
プラハの旧市街が一望できる場所がありました。

畏怖堂々とした聖ヴィート大聖堂をアップ。

プラハの街は朝もやの中に沈んでいますが、
それでも塔が沢山確認できます。

振り向けば青空に修道院の塔が輝いています。

時間になったので、図書館に入ります。
図書館はこの建物の中にあります。

中に入ると、売店のようになっていて、
チケットもここで購入します。
入場チケットはツアー代金に含まれていますが、
写真を撮りたい場合は別料金を払って、写真撮影の
許可シールをもらいます。

こんなシールです。
（見学終了後に撮影）

売店にあったグッズ。
複製品でしょうかね。

これは地図・・？

強そう・・

ここからは展示品です。
廊下のガラスケースに保管されています。
図書館は17世紀頃から建設が始まったそうですが、
約840年前の時代の本や骨董品も保存されているそうです。

この本も古そうですね～。
「1489」という数字が読めます。

1483年頃のものだそうですが、
美しい色彩が残っています。

これは新しいもののようですが・・聖書なの？
めちゃくちゃ分厚くて大きなものですよ。
持ち運びは無理ですね(;'∀')

すごい表紙・・
宝石があしらわれています。

こちらは、なんと860年～865年頃のものですって。
持ち上げたら崩れ落ちそう。
良く残っていてくれました。

これも図書ですか？？
宝石箱・・いえいえ、宝石箱の中身の間違いじゃ・・

これは、ストラホフ写本（1180年作成。オリジナルは
860年頃に書かれものとのこと。）と呼ばれていて、
赤いベルベット張りの上にはロマネスク様式の
ミニチュア彫刻やルネッサンスのメダル、
クリスタルなどの宝石が散りばめられています。

この本も美しいですね～。

「神学の間」と「哲学の間」、二つの図書室を
結ぶ廊下の天井も美しい！

こちらは「神学の間」、17世紀に作られた
図書室だそうです。
ここには、様々な言語で書かれたり、版の違う聖書や
神学文学などが収められているそうです。

半円形の白を基調とした天井は、

漆喰の繊細な装飾と素晴らしいフレスコ画で
覆われています。

この方、歯が痛いのかしらん（不謹慎な感想で
すみませんm(__)m）。
本当はヨハネ像らしいです。

17～18世紀頃に制作された地球儀や天球儀も
ずらりと並んでいます。

神学の間全体を・・と思いますが、
なかなかフレームに入りきりません。
この素晴らしい図書室は、「007カジノ・ロワイヤル」、
「アマデウス」はじめ、様々な映画の撮影場所としても
使われたそうです。

こちらは「哲学の間」。
「神学の間」とは全く違った雰囲気です。
天井画は「人類の精神史」が描かれているそうです。

天井画のアップ。

天井画のアップ。

高い天井までぎっしりある蔵書は、哲学や天文学、
数学関係などの図書だそうです。
ここで大問題が発生！！
なんと、デジカメのSDカードが一杯！との表示が・・(+o+)
まだまだこの先、聖ヴィート大聖堂はじめ見どころは
たくさん残っているのに・・・
写真をたくさん撮ろうと、使ってないカードを入れてきたつもりが、
過去のツアーの写真が入っているカードを入れてきてしまった
ようです・・。
慌てて、余分な写真データを削除しますが、ちょっと写真を撮るのを
セーブしないと・・。
本当に、気をつけないといけません。反省、反省。
この後、王宮と聖ヴィート協会へ向かいます。